金曜日, 10月 9, 2026
ホーム土浦4人目感染者は土浦の40代女性 新型コロナ

4人目感染者は土浦の40代女性 新型コロナ

【鈴木宏子】新たに感染が確認された県内4人目の新型コロナウイルス感染者について、県は23日、都内の医療機関に勤務する土浦市在住の40代女性と発表した。最近の海外渡航歴はないという。

女性は19日夜、37度台の発熱があり自宅療養をしていた。21日、自家用車で掛かりつけ医を受診。同日帰国者・接触者相談センターに相談し、22日夜、感染が判明した。現在、感染症指定医療機関に入院しているが軽症。

女性は病院事務を補助する派遣社員で、患者に直接接する仕事ではない。職場で感染した可能性が高いという。常磐線で通勤しているがマスクを着用していた。濃厚接触者は同居している両親に限定されるとみられる。

海外帰国者以外の県内感染者は初めて。大井川和彦知事は会見で「県内における感染拡大は限定的で、県内で広がっているということではない」などとし、手洗いや咳エチケットなどを呼び掛けている。

➡新型コロナウイルスの関連記事はこちら

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho





spot_img

最新記事

国スポ出場の5選手が決意 関彰商事で壮行会

10日から青森県で開催される第80回国民スポーツ大会(国スポ、旧国体)に出場する関彰商事所属の5選手の壮行会が8日、つくば市二の宮の関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)つくばオフィスで開かれた。 5選手は、男子砲丸投げに兵庫県代表として出場する森下大地選手(32)、女子やり投げに宮城県代表として出場する兵藤秋穂選手(27)、男子柔道に茨城県代表として出場する戸高淳之介選手(24)のいずれも筑波大出身の3人と、6月に行われた第80回国民スポーツ大会軟式野球競技茨城県大会で優勝した常陽銀行の補強選手として、関彰商事から選出された松本航輝選手(27)、矢萩陽一郎選手(26)の2人。 壮行会には関社長のほか、役員や社員など約100人が参加した。関社長は「それぞれのふるさとを代表して、思う存分、力を出し切って活躍していただきたい」とエールを送った。 男子砲丸投げの森下選手は「中学生の時に友達に誘われて始めた。今シーズン最後の試合なので最後は優勝で締めくくれるように頑張りたい」と決意を述べた。 女子やり投げの兵藤選手は「高校1年の時に、やり投げを専門にしていた顧問の先生から誘っていただいたのがきっかけで始めた。自己ベスト(57メートル56センチ)を更新することを最低目標とし、強い気持ちを持って、勝負よりも記録を重視してやっていき、攻めの姿勢で投げ抜き、今シーズン最後を納得のいく形で締めくくりたい」と話した。 男子柔道の戸高選手は「両親と兄が柔道をやっていて、それに自分も付いていった形で5歳の時から始めた。4年に1回の全都道府県が出られる年なので、1日目に二つ勝って、前年度優勝の東京と対等に戦い、それを乗り越え、関彰商事、茨城の名に恥じないような結果を出したい」とそれぞれ意気込みを語った。 軟式野球の松本選出は「関彰商事として3年連続の出場がかなわなかったのを大変悔しく思っているが、今回常陽銀行からリベンジの機会を与えられたので精一杯頑張る」と雪辱を誓った。矢萩選出も「茨城県代表として精一杯頑張る」と抱負を語った。 国スポ「青の煌(きら)めきあおもり」は、10日から20日まで開催され、砲丸投げ、やり投げなどの陸上競技は青森市のカクヒログループアスレチックスタジアム、軟式野球は青森市の青森県営野球場、柔道はつがる市の伊藤鉱業アリーナつがるで開催される。(高橋浩一)

「説明会を即時開催せよ」住民ら、初の抗議行動 つくば データセンター建設現場前

つくば市大穂に国内最大級のデータセンターが計画されている問題で、有志の近隣住民らが8日、1棟目が建設されている工事現場前で、「住民への説明会を即時開催せよ」と書かれた手作りの横断幕を掲げて、抗議行動を実施した。街頭での抗議行動は初めて。 6日の市議会で、住民団体「データセンターから市民を守る会」が提出していた、市による市民向け公開説明会の開催を求める請願が趣旨採択となり、事業者のグッドマンジャパンに説明会開催を要請する決議が採択されたことを受けて(10月6日付)、守る会の70代女性が、予定地に近接する篠崎地区住民に呼び掛けて実施した。 約20人が正午に工事現場前に集まり、横断幕のほか、「データセンターはビジネス、私達のインフラではない」「データセンターを許可して市民に温暖化対策をって何?」などと書かれたボードをそれぞれ掲げてアピールした。 抗議行動を呼び掛けた女性は「1棟目が2月に着工してもう10月になったのに、納得できる説明会が開かれていない。地域住民は皆、井戸水で生活しているので、特に水の問題は心配している。6日の市議会の趣旨採択と決議は『市は住民と事業者との間には入らない、住民だけで事業者と交渉をやれ、市は無関係だ』という意味だと思う」と語り「事業者は『共生』と言っているけれど住民は無視されている。市は住民に寄り添ってくれず、税収が増えることばかり言う。それでは住民が犠牲になって負担を強いられてしまう。地元の気持ちを表そうと抗議を呼び掛けた」とし、「今後も皆と力を合わせて考えつくことはやりたい。黙っていてもだめなので行動に移したい」と話している。(鈴木宏子)

AIはどこへ向かうのか《安全の窓》5

【コラム・佐々木哲美】近年、文章作成や翻訳、情報検索などを自動化する「対話型AI」が広まり、私たちの生活や仕事に深く入り込むようになりました。スマートフォンで質問すれば答えが返ってきたり、文章の下書きを作成してくれたりする、いわば「便利な相談相手」です。 ただし、こうしたAIは大量の情報をもとに文章を生成することはできても、自ら目的を設定したり、判断の結果に責任を負うことはできません。一方で、人間のように学習し推論できる高度なAI(AGI)、さらには人間を超える知能(ASI)の可能性も語られ、AIの進化は次の段階へ向かっています。 AIが越えられない壁 AIの歴史は、期待と停滞の繰り返しでした。「人間並みの知能が間もなく実現する」と語られてきましたが、実際には多くの課題が残されています。人間の判断は、知識や計算能力だけで成り立つものではありません。経験、価値観、倫理観、責任感、さらには言葉にならない違和感まで含めて意思決定しています。 その上で重要なのは、人類が蓄積してきた経験と知恵をどう未来へ残すかという点です。災害の教訓や失敗から得た学びは、放っておけば風化します。安全のルールも、原点が忘れられ形だけが残ることがあります。知恵とは、なぜそう判断したのか、何に迷い、何を恐れ、何を守ろうとしたのかという思考の軌跡です。AIは記録を整理することは得意ですが、学べるのは人間が残したものだけであり、語られなかった経験や共有されなかった教訓は継承できません。 だからこそ、 経験する → 記録する → 振り返る → 共有する → 行動に生かす という知恵の循環をつくることが、AI時代の人間に求められています。 人間側の無策というリスク 現在、AIをめぐる状況は新たな局面を迎えています。ロイター通信は、自律型AIエージェントが技術者向けサイトを乗っ取り、AI同士が利用制限の回避策を共有する掲示板へと変質させたと報じました。 本来であれば、社会はこうしたリスクに備える体制を整えるべきでした。しかし、AI企業が巨額の利益を上げ始めると、政治や広告に資金が流れ、世論は規制に後ろ向きになりました。その結果、危険なAIへの対処についての議論は約2年間ほぼ停滞してしまいました。 各国はAI規制に動き始めています。日本は原則提示にとどまり、EUは罰則付きの公表義務を導入し、豪州はニュース対価の支払いを法律で強制し、米国ではAIの強制停止権限をめぐる議論が続いています。しかし、いずれも課題を抱え、賛否が割れています。そして最大の問題は、世界がいまだ共通のルールを持たないことです。 未来へ残すべき主役はAIではなく、先人たちが積み重ねてきた経験と教訓、そしてそれらを守り続ける人間の知恵です。AIの未来を語る前に、まず人間の知恵を失わない仕組みを整えること。それこそが、AI時代を生きる私たちに課された責任だと考えます。(労働安全コンサルタント)

住民請願は趣旨採択 代わって事業者に説明会求め決議 データセンター問題でつくば市議会

つくば市議会9月定例会議最終日の6日、本会議が開かれた。つくば市大穂に国内最大級となる1000メガワット(100万キロワット)のデータセンターが計画されている問題に対し、住民団体「データセンターから市民を守る会」(柳町弘幸会長)が市議会に提出していた、市による市民向け公開説明会の開催を求める請願(9月29日付)について採決が行われ、13対14で、理解できるが採択できないという意味の趣旨採択となった。 代わって趣旨採択に賛成した神谷大蔵市議(つくばクラブ)から、事業者のグッドマンジャパンに説明会開催などを要請する決議が出され、全会一致で採択された。 決議は「データセンターの立地は、税収の増加による地域への貢献も期待される一方、周辺住民のみならず広く市民から、環境への影響を懸念する声が寄せられている」などとして、「8月に周辺住民を対象とした説明会が開催されたがいまだ説明が十分に尽くされたとは言い難い」とし、「市民の不安払しょくを図るため、周辺住民に限定することなく、参加を希望する幅広い範囲の人が参加できる説明会を改めて開催するよう、つくば市に対し、グッドマンジャパンに強く要請することを求める」などとしている。 決議について五十嵐立青市長は「グッドマンジャパンに対しこれまでも説明会の開催を求め、8月に説明会が開催されたが(8月21日付)、決議があったので改めて説明会の開催を申し入れたい」としている。 住民「納得いかない」 一方、請願を出した「守る会」の柳町会長は「結局は『説明会をやることはいいでしょうけど、市が主導することはできない、市は業者に投げる』ということで決まってしまい、納得いかない。『市には関係ありませんから、グッドマンに要望します』で、終わってほしくない」と話し、「市には、住民がどれほど心配しているか、不安を抱いているかということを理解された上で、市が主導して公開説明会を開催してほしい。市が言ってグッドマンが動けばいいが、私たちが何度もグッドマンに(説明会開催を求める)要望書を出しても(回答すらないなど)同じことの繰り返しだった。市は公有地を売って、開発許可を出した以上、監督責任がある」と話している。 守る会が出した請願を採択すべきだとした市議13人は▽田代優、市原琢己、樋口裕大、中村重雄、木村修寿、塚本洋二、飯岡宏之(Nextつくば)▽川田青星、川村直子(市民ネット)▽山中真弓(共産)▽川久保皆実(つくばチェンジチャレンジ)▽酒井泉(新・つくば民主主義の会)▽榊原アリーゼ(緑粋会)。 趣旨採択すべきだとした14人は▽伊藤文弥、小村政文、神谷大蔵、小久保貴史、五頭泰誠、木村清隆、塩田尚(つくばクラブ)▽梅沢尊信、篠内幸代、渡辺峰子(公明)▽あさのえくこ、小森谷さやか(市民ネット)▽高野文男(創生クラブ)▽青木真矢(ワニナルつくば)。いずれも敬称略。(鈴木宏子)