【鈴木宏子】10日26日実施される第88回土浦全国花火競技大会を前に、恒例の土浦名物花火弁当の予約が始まった。市観光協会土浦名物弁当事業者部会の8店1組合が、地元土浦の特産品を生かし、工夫を凝らした三段筒の豪華な弁当やオードブルなど16品を販売する。
販売店は▽うなぎ・佃煮の「小松屋」(電話029-821-0373、ファックス029-822-8075)
▽霞月楼グループの日本料理店「茶寮かげつ」(電話029-869-8416、ファックス029-869-8418)
▽和洋レストラン「さくらガーデン」(電話0120-396-014、ファックス029-896-8255)
▽すし・和食店「蓮の庭 にぎりや松」(電話029-842-4481、ファックス029-842-4432)
▽土浦中華組合 福来軒(電話029-821-1162、ファックス029-821-1162)
▽フランス料理店の「ル・タブリエ」(電話029-857-8110、ファックス029-857-8110)
▽明治22年創業の料亭「霞月楼」(電話029-822-2516、ファックス029-822-2518)
▽ふぐ・あんこうの「喜作」(電話029-831-7472、ファックス029-831-7657)
▽レストラン「つくし」(電話029-821-2195.ファックス029-823-1728)
三段花火筒弁当の価格は1800円~3000円(消費税込み)。
花火弁当は、戦後直後まで花火大会の日に、土浦の芸者衆が馴染みの旦那衆を招いてお重を振る舞いながら花火を見物した歴史を、「土浦食のまちづくり検討委員会」委員長の堀越雄二さん(75)がひもとき、例年80万人が集まる花火大会で土浦を全国に発信しようと15年ほど前にスタートした。昨年は計約3000個、約700万円の売り上げがあり、毎年販売額は1割ほど伸びているという。
予約方法は、販売数量限定の弁当もあるため、各店に電話して在庫を確認の上、所定の用紙に必要事項を記載してファックスなどで申し込む。料金は前払い。弁当は当日午後2時から7時の間、桟敷席近くの引き渡し所で受け取る。
詳しくは市観光協会のホームページ。

➡土浦全国花火競技大会の過去記事はこちら