土曜日, 10月 25, 2025
ホームつくば【夏休み特報】㊦ 最新のアウトドアグルメも つくば・土浦BBQ

【夏休み特報】㊦ 最新のアウトドアグルメも つくば・土浦BBQ

きょうから夏休み。「夏休み特報」第2弾は、家族や友人で楽しめるつくば、土浦のバーベキュー(BBQ)施設5カ所を紹介する。最新のバーベキュースタイルで多様なアウトドアグルメを楽しめる民間施設や、お手頃価格の市営施設など様々な楽しみ方ができる。食材の配達から器材のレンタル、準備から片付けまですべてお任せできる業者もあり、今や手ぶらもOKだ。お盆のころには、帰省した子供や孫たちと、実家近くで楽しむ3世代バーベキューも定着しつつあるという。いずれの施設も早めの予約が必要だ。【構成・鈴木宏子】

最新スタイルで味わう野趣 フォンテーヌの森

つくば市吉瀬の里山に作られた老舗のオートキャンプ場「フォンテーヌの森」内にあるバーベキュー場、ダイニングガーデンは、ウッドデッキに150席が設けられている。アメリカンスタイルのいかついコンロで焼く野性味あふれた極厚の肉など、新しいアウトドアグルメが味わえる。

夏休み期間中、無休。午前10時~午後3時のデータイムと、午後4時~9時のサンセットタイムの2つ時間帯があり、食材の持ち込みの有無で「持ち込み」か「手ぶら」かを選べる。ともにコンロや燃料など道具類はレンタルOK。持ち帰りのごみ以外の後片付けはほとんどお任せできる。

参考価格(税別、かっこ内の子供は3歳がら小学生)は、持ち込みの場合で大人1000円~(子供650円~)、手ぶらは大人2400円~(子供1000円~)=2日前までに要予約。飲み物類は併設の売店で購入できる。

▽つくば市吉瀬1247-1 電話:029-857-2468 URL:www.rural.gr.jp

霞ケ浦を満喫 ラクスマリーナ

霞ケ浦に面した土浦駅から徒歩10分の場所にあるラクスマリーナ(土浦市川口)のバーベキュー場は、併せて、カヌーやヨット、サイクリングなどが体験でき霞ケ浦を満喫できるのが特徴だ。温泉が湧き出るため足湯につかることもできる。

ラクスマリーナ

オートキャンプ場やテントで宿泊したり、クルーザーでぜいたくな宿泊体験ができるグランピングボートなどもあり、宿泊しながらバーベキューとマリンスポーツを体験することもできる。

バーベキュー施設は計100人ほどが利用でき、食材「持ち込み」と「手ぶら」いずれも可。利用時間は午前10時~午後5時。入場料は1人300円、駐車料金は普通車が日帰り500円。バーベキュー器材レンタル料は2~4人用が3時間1000円など(いずれも税込み)。

▽土浦市川口2-13-6 電話:029-822-2437 URL:http://www.lacusmarina.com/introduce/campbbql.html

おススメ№.1 豊里ゆかりの森

県内どこにでもバーベキューの食材や機材を配達し、準備から後片付けまですべてやってくれるバーベキュー宅配出張サービス会社「出張BBQ満福茨城」がランク付けする県内の薦めバーベキュースポットのナンバー1が、つくば市遠東、市営の豊里ゆかりの森のバーベキュー施設だ。

豊里ゆかりの森

約12ヘクタールのアカマツとクヌギの平地林の一角にある。木立の中に26基の野外炉があり、最大260人が利用できる。平地林にはカブトムシやクワガタもいて採取し持ち帰ることもできる。

出張-の澤村圭太事業部長によると、ナンバー1の理由は、①研究学園駅から車で10分の立地にあり街中で楽しめる②屋根付きサイトがあるため雨天でも可③駐車場からすぐのため荷物の持ち運びが楽④最大260人収容でき団体にもお薦め⑤近くに大型商業施設があり食材調達が安心⑥料金が安い⑦アスレチックが充実⑧受け付け対応が親切でフレンドリー―と、8つの理由を挙げる。

利用時間は午前10時~午後3時と、午後4時~9時の時間帯がある。バーベキュー場の使用料は1人210円(税込み、小学生以上)。鉄板、網、調理器具などのレンタルも可。木炭なども販売している。

▽つくば市遠東676 電話:029-847-5061 URL:http://www.tsukubaykr.jp/index.html

自然体験施設に併設 筑波ふれあいの里

筑波山麓にある市営の自然体験施設。実習館やコテージ、キャンプ場で宿泊もでき、そば打ちや染色体験などもできる。長さ100メートルのローラースライダーもある。

筑波ふれあいの里

バーベキュー施設は11卓ある。利用時間は午前9時~午後4時30分。夜間は宿泊者のみ利用可。110人が利用可能。使用料は1人210円(税込み)。利用時間は午前9時~午後4時30分。夜間は宿泊者のみ利用可。

▽つくば市臼井2090-20 電話:029-866-1519 URL:http://www.tsukubafri.jp/

近くには大型プール 霞ケ浦総合公園レストハウス水郷

霞ケ浦に面した土浦市霞ケ浦総合公園内のレストラン「レストハウス水郷」脇にバーベキュー施設がある。園内には自然観察施設、水生植物園、プール、体育館、テニスコート、日帰り入浴施設があり、一日中楽しめる。80メートルの直線スライダーやチューブスライダー、流れるプールがある「ヒューナックアクアパーク水郷(水郷プール)」は子どもたちに人気だ。

霞ケ浦総合公園

バーベキュー台は6台すべてが東屋付きの全天候型。最大70人まで利用できる。利用時間は午前11時~午後4時。月曜定休。利用料金は「手ぶらでバーベキュープラン(2時間12人まで)」が食材1人1000円、炉貸し出し1台3000円。「食材持ち込みプラン(2時間12人まで)」が炉貸し出し1台6000円。料金はいずれも税込み。

▽土浦市大岩田622-1 電話:029-824-9403 URL:http://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page001059.html

➡【夏休み特報】㊤はこちら

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho




spot_img

最近のコメント

最新記事

つくば市職員2人を失職及び懲戒処分

つくば市は24日までに、同市職員2人をそれぞれ失職及び停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。 スマホ見ながら運転し歩行者にけが 失職となったのは、こども部の30代一般職員。市人事課によると同職員は、今年1月31日、勤務時間外に土浦市内で、自家用車で買い物をし、帰宅途中、スマートフォンを見ながら運転し、赤信号で交差点に進入。横断歩道を渡っていた歩行者に衝突し、けがを負わせる交通事故を起こし、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕された。 その後7月30日、水戸地検土浦支部から過失運転致傷罪で起訴され、10月8日に水戸地裁土浦支部で禁固1年4カ月執行猶予3年の判決が言い渡され、同22日、刑が確定した。 禁固以上の刑に処せられた場合、地方公務員法により自動的に公務員の職を失うことになり、22日付で失職となった。同課によると本人は、事故を起こしけがを負わせたことに対し真摯(しんし)に反省しているという。 無断欠勤含め37回理由なく欠勤 一方懲戒処分となったのは、市民部地域交流センターの50代一般職員。市人事課によると同職員は、今年2月から10月の間、体調不良を理由に休暇を取得する中で、与えられた年次休暇20日と夏季休暇5日の計25日をすべて取得した上で、無断欠勤を含め計37回にわたり正当な理由なく欠勤したとしている。 職員には療養休暇などの制度があり、所属部署などから「医療機関を受診し適正な休暇手続きをすること」「勤務できない場合は所属部署への連絡を入れること」について繰り返し指摘を受けていたにもかかわらず、適正な手続きをとらなかった。 市職員分限懲戒審査委員会が23日開かれ、同職員に対し、24日から停職2カ月の懲戒処分が決まった。市人事課によると、本人は申し訳ありませんと述べているという。 職員2人の処分について五十嵐立青市長は同日「自動車の運転については公私問わず交通法規を遵守し細心の注意を払うよう再三にわたり注意喚起していたにもかかわらず、このような事故が起きてしまったことは誠に遺憾であり、事故の被害者に対して心から深くお詫びし、体調の回復を強く祈念します」とし、「職員の欠勤については、職員として必要な手続きを怠っただけでなく全体の奉仕者たる公務員として市民の信頼を損ねる行為であり、深くお詫びします。今後、市民の不信を招くことが無いよう、職員に対し改めて安全運転や服務規律を徹底させ綱紀粛正に努めます」などとするコメントを発表した。

筑波大 岡城選手 阪神がドラフト3位指名

「ファンに負けない熱い選手に」と目標 今年度のプロ野球ドラフト会議が23日開かれ、筑波大学硬式野球部の岡城快生選手が、阪神タイガースから3位指名を受けた。大学構内の野球・ソフトボール室内練習施設「Invictus athlete Performance Center」(インヴィクタス・アスリート・パフォーマンス・センター)で吉報を聞いた岡城選手は、野球部の同期の仲間らに胴上げされるなどして喜びに浸り、「筑波大を背負ってプロの世界で戦うので応援よろしくお願いします」とあいさつした。 指名を受けての感想は「こんなに早く選ばれるとは思ってなく、正直ほっとした。指名を待つ間は緊張が抜けなかったが、後ろに同期の仲間がいたので気持ちが楽になった」と岡城選手。阪神についての印象は「ファンと球団の心理的距離が近く、一体感があるチーム。ファンも熱い人が多いので、自分も負けずに熱い選手になりたい」。プロ野球選手としての目標は「具体的な目標や理想の選手像などはないが唯一無二の選手になりたい。強みである走力を生かして走攻守オールラウンダーなバランスとれた選手になり、けがなく長く選手を続けたい」と話した。 岡城選手は岡山県出身。進学校の岡山一宮高校へ進み、ショート兼投手としてプレー。最高成績は県大会2回戦止まりだった。進路は「将来が広がるよう野球が強い国公立へ」と考え、筑波大学に進学。「ストレスがない環境で、心も体もゼロから積み上げることができた」と成長を実感できたという。 同部監督の川村卓教授は「肩と足は入学時から良かったが、特に目立った選手ではなかった。課題を一つ一つ克服でき、積み上げによってここまで伸びることができた。特に打撃が伸び、課題としていたインコースを打てるようになった」と評価するほか、練習中の様子や試合中のベンチからの声掛けなど、人柄の部分でもスカウトの目に止まったようだと話した。 俊足強肩を生かして大学1年時に外野手として抜擢され、2年春からベンチ入り、3年春から中堅手のレギュラーとして定着。3年冬には大学日本代表候補にも選出された。身長183センチ、体重83キロ、右打ちで右方向へも放つことができ、走力では1塁到達タイム約4.2秒と高い能力を誇る。(池田充雄)

まちの進化が分かる「けんがくトレカ」《けんがくひろば》17

【コラム・島田由美子】25日(土)に開催される「けんがくハロウィン2025」で、ちょっとワクワクする新企画が登場します。 その名も「けんがくトレーディングカード」。このカードは、研究学園(略してけんがく)地域が生まれてから今の姿になるまでの“まちの進化”を写真でたどる、全16種類のカードです。その写真には、研究学園駅、市役所、駅周辺マンション群、イーアスつくばなど、おなじみの場所がいっぱい。 まっさらな土地から建物が建ち、そこに人が集まり、にぎやかなまちになっていく様子が、1枚1枚のカードにギュッとつまっています。 カードの名前もユニークです。「まっ平らな更地」を表す“タイラー”、「役所」をもじった“ヤクショー”など、思わず笑ってしまう工夫が盛り込まれています。攻撃力は駅の乗降者数や「けんがく」の人口でポイント化されていて、家族で見比べながら「このころはまだ何もなかったんだね」なんて、話が弾みそうです。 みんなでカードを交換しよう! ハロウィン会場では、来場者全員にカードが4枚配られます。 カードにはアルファベットと数字が書かれていて、他の人と交換して集めるゲームになっています。同じアルファベットのカードを4種類そろえたり、同じ数字を4種類そろえると、景品がもらえます。さらに、4人でチームを作って16種類すべてそろえたら、研究学園地域のお店や会社から豪華賞品がチーム全員にプレゼントされます。 カードをきっかけに、「これと交換しよう!」「この写真すごいね!」と、初めて会った人とも仲良くなれるかもしれません。遊びながら、地域のことを理解できる、少し特別なハロウィンになるでしょう。 カードに使われている写真は、20年近くの間、研究学園のまちを見つめ続けてきた一住民が撮影したものです。その写真をもとに、地域住民がアイデアを出し合い、デザインを考え、心をこめて作り上げました。このカードは住民が力を合わせて作った“地域の宝物”です。 ぜひ「けんがくハロウィン」へ! 「けんがくハロウィン2025」は、学園の杜公園と研究学園駅周辺で開催します。トリックオアトリートやハロウィンクラフト、ごみ拾いなど家族で楽しめるイベントがいっぱいです。カードを集めながらぜひ、まちの思い出をたどる秋の1日を楽しんでください。(けんがくまちづくり実行委員) <けんがくハロウィン2025>・日時:10月25日(土)正午〜午後4時30分(荒天中止)・会場:学園の杜公園&研究学園駅周辺(受付は公園)

170企業・団体が技術や商品PR 筑波銀行ビジネス交流商談会

地域産業の販路拡大を応援 地域企業の情報発信と販路拡大を応援する筑波銀行(本店土浦市、生田雅彦頭取)の「2025ビジネス交流商談会」が22日、つくば市竹園、つくばカピオで開催された。県内のほか栃木、群馬県など北関東の約170の企業や団体が参加し、「食」「ものづくり」「ベンチャー」などの各ブースで自社の技術や商品をPRした。約2500人が来場し、各ブースでは担当者の話に熱心に聞き入ったり、名刺を交換する姿が見られた。約400件の商談が行われた。 同時に食のPRイベントとして「つくばマルシェ」が会場前広場と隣接の大清水公園で開催され、つくば市の「銀座惣菜店」など15店が出店した。 ワクワクするビジネスの出会いを 商談会は地域産業の販路を拡大しようと、同行が北関東の栃木銀行(宇都宮市)、東和銀行(前橋市)などと共催して毎年開催している。 生田雅彦頭取はオープニングセレモニーで「国内外の経済情勢は、原材料コストの上昇や人手不足など厳しい環境に置かれており、地域金融機関としてはこれまで以上に地元中小企業に継続した支援が必要不可欠と考えている」とし、今年の交流商談会について「同業種だけでなく異業種も含め、ワクワクするようなビジネスの出会いに貢献し、サステナブルな未来に向けたビジネスモデル構築の機会となり、地域社会の発展の一助になれば」などとあいさつした。 「食」のブースでは、筑波山麓でオリジナルブランドの常陸小田米を生産しているつくば市の筑波農場や土浦市の焼き芋専門店芋やす土浦本店など48社が出展し、商品をPRした。「ものづくり」ブースに出展した東茨城郡大洗町のワークショップステップインターナショナルは、体幹機能が低下した人や犬の体幹機能を安定させる特殊繊維のEQT繊維素材で作ったリストバンドなどを展示した。 商談会には高校生も参加した。県立常陸大宮高校(工藤博幸校長)は授業の一環として、同市の友好都市である秋田県大館市の高校生とともにブレンドコーヒーのドリップパックを開発し、参加者に無料配布した。 行政機関のブースには茨城県のほか石岡市や牛久市などの自治体、県開発公社などが出展した。つくば市は同市認定物産品の日本酒や菓子などを集めた「つくばコレクション」と、筑波山麓サイクリングなど市内周遊観光モデルコースを紹介した。同市産業振興課の本田茜さんは「つくば市は面積が広く、知られていない観光スポットも多い。市に移住している人も増えているので、県外の人はもちろん市内の人にも今日の機会に市の良さを周知したい」と話していた。(伊藤悦子)