金曜日, 6月 26, 2026
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収穫最盛期のハス田に結氷 レンコン今年は豊作 霞ケ浦湖畔

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氷を除けたハス田で胸まで水に浸かってのレンコン掘り=土浦市田村

正月料理に欠かせないレンコンの収穫が霞ケ浦湖畔で最盛期を迎えている。土浦市田村の湖岸では、ハス田に結氷が見られた19日も朝から、ゴム長を履いた生産者が胸まで水に浸かり、丸まると太ったレンコンを掘り出す作業に追われていた。

輪切りにすると丸い穴の向こうが良く見通せることから、レンコンは正月の縁起ものとして、需要が高まる。茨城県は全国一の生産量を誇り、なかでも土浦市は約500ヘクタール(市外の農地を含む)規模で展開する最大の生産地。同市木田余から手野、田村、沖宿にかけての霞ケ浦北岸には一面のハス田が広がる。

師走の書き入れ時とはいえ、水に浸かっての作業は寒さがこたえる。19日朝の最低気温は土浦でマイナス2度(日本気象協会)、ハス田には氷が張った。作業中の生産者に話を聞くと、「12月に氷が張った記憶はあまりない。暖冬気味だったのに、ここ1日、2日、氷が張るほど急に冷え込んだ」という。

ころころ丸く太ったレンコン「ぐりぐり」と呼ばれる「幸祝」種の収穫

ここ数年、霞ケ浦周辺のハス田は、年内掘りでは「パワー」と「ひたちたから」が主力の品種になっている。県農業総合センターなどが選抜をした優良系統で、白さとシャキシャキ感で売っていた「金澄」種の系統から、コロコロと丸く太った品種への転換が進む。嵩(かさ)が稼げ、贈答用の箱詰めに見栄えがする。

県の土浦地域農業改良普及センターなどによれば、今年の作況は「豊作」。ただし、その分「価格的には苦戦している」そう。肥料や梱包資材などの値上げの影響も大きく、農家にはやりくりが大変な年の瀬になっている。

JA水郷つくばレンコン課の山口崇一課長は「昨年はひどい不作だったが、今季は天候にも恵まれおいしいレンコンができた。ぜひお正月の食卓に載せてほしい」と語っている。(相澤冬樹)

2039人でギネス達成 学園の森義務教育学校 つくば 

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全員で一斉に「だるまさんが転んだ」をする児童生徒2039人=19日、つくば市学園の森、市立学園の森義務教育学校

だるまさんが転んだ

日本一児童生徒数が多い、つくば市学園の森、市立学園の森義務教育学校(石黒正美校長、児童生徒数2229人)の1年生(小1)から9年生(中3)まで2039人が19日、鬼ごっこの一種「だるまさんが転んだ」でギネスの世界記録に挑み、見事、達成した。2015年に横浜市内で達成された740人の記録を大幅に塗り替えた。

児童生徒数の増加に伴い来年4月、学校が分離し、近くに研究学園小中学校が開校すること、コロナ禍で通常の学校行事がほとんど開催できなかったことなどから、ギネスに挑戦して、児童生徒同士の団結力を高めようと取り組んだ。

この日、児童生徒は、全員が番号が記されたゼッケンを付けて、午前8時30分から1時間半以上かけて校庭に放射線状に並んだ。生徒会長で9年生の横江晴満(はるま)さん(14)が鬼を務め、朝礼台からマイクを使って「だるまさんが転んだ」と大きな声で言うと、児童生徒たちは全員で一斉に鬼に向かって進むなどした。3回目で生徒が鬼にタッチし終了した。

記録達成に向け、ギネスワールドレコーズ公式認定員の藤渕文香さんが来校したほか、地域住民や筑波大生ら約50人が監視員や証人となり見守った。

審査後、公式認定員の藤渕さんから記録達成が伝えられると、校庭に集まった2039人の児童生徒から大きな歓声と拍手が沸き起こり、生徒会長の横江さんに認定証が手渡された。

世界記録達成の認定証を掲げる生徒会長の横江晴満さん(中央)とプロジェクトリーダーの沓沢夏粋楽さん(右)

横江さんは「本当にたくさんの人が記録達成を手伝ってくれたことにまず感謝したい。2000人の仲間とギネスをとれたことに価値を感じている。(学校が)分離する前に皆で一緒に遊ぶことができた。思い出として残したい。世界一の経験をすることができ、ギネスをとったことが自信となり、モチベーションの一つとなれば」などと話した。

今年4月、委員会活動の中で、9年の沓沢夏粋楽(くつさわ・かいら)さんが、ギネス世界記録を目指そうと発案したことが始まりという。その後、児童生徒約100人で実行委員会を立ち上げ、PTAの協力を得て費用をねん出した。1カ月ほど前からは昼休みなどに学年ごとに練習を重ね、15日に全校児童生徒が集まってリハーサルをして臨んだ。

公式認定員の藤渕さんは「生徒会長から話を聞いた時から、心打たれていた。しっかりと公平に審査し、認定員として立ち会えたことは光栄。世界に発信していきたい」と話した。(鈴木宏子)

ギネス世界記録達成の横断幕を掲げる児童生徒ら

TX茨城県内延伸 実現へのシナリオ 《吾妻カガミ》147

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つくばエクスプレス

【コラム・坂本栄】つくば市が終点始発になっているTXの延伸に関心が集まっています。茨城県が今年度中に延伸先を絞り込む作業を進めていることもあり、延伸先4候補(茨城空港、水戸市、土浦市、筑波山)の関係地域では、つくば市を除き、誘致活動が活発になっています。今年最後の本欄はTX延伸問題のあれこれです。

県内延伸と東京駅延伸はセットで

なぜ県は年度内に延伸先を決めたいのでしょうか? 県政通によると、来年度か再来年度、国土交通省の関係審議会で、TXの東京駅延伸が決まるそうです。県は、東京駅延伸とセットで県内延伸を決めてもらう作戦を立て、それには今年度中に延伸先を絞っておく必要があると考えたわけです。

なぜセット決定を狙っているのでしょうか? 現TX(秋葉原つくば)計画が策定された際、当時の竹内知事(故人)は、つくばより先に延ばす場合、その費用は茨城県が負担すると、東京都、埼玉県、千葉県に約束しています。単独負担を避けるため、東京駅延伸と県内延伸をセットで決めてもらい、県内延伸費用を他自治体にも分担してもらう、それには延伸先を国の審議会前に決めておく必要がある―これが絞り込みを急ぐ理由のようです。

つまり、県の絞り込み作業は、国の鉄道建設手順を踏まえ、工事費負担の分散・軽減を図るという、知事の深慮遠謀によるものだそうです。ということは、県内延伸先現TX区間東京駅がパッケージで決定されないと、県内延伸は難しくなるでしょう。この両方向延長に、都が策定中の臨海地下鉄(東京駅東京湾岸)がリンクすれば、壮大な計画になります。

国際空港と学園都市を結ぶ鉄道?

県内延伸先はどこになるのでしょうか? 私は茨城空港と予想しています。136「TX延伸論議…つくば市の狭い視野」(7月4日掲載)で指摘したように、関係地域(水戸市、土浦市、石岡市、小美玉市など)は、自分の市を経由して(水戸は空港から自市まで延伸してもらおうと)空港まで延ばせと主張しているからです。県内延伸=つくば駅茨城空港の政治的な包囲網が出来上がっています。

TX沿線市(守谷、つくばみらい、つくば)の人たちは、このプロジェクトにあまり関心がありません。延伸=東京駅延伸であり、県内延伸はピンと来ないようです。これら地域は東京通勤圏(茨城都民)ですから、県内延伸に想像力が働かないのは仕方ありません。

茨城空港まで延ばす必要性は何でしょうか? 先のコラム136では、▽10~20年先、首都圏の羽田空港と成田空港が満杯になり、茨城空港を第3国際空港として使わざるを得ない、▽それには、空港にアクセスできる鉄道が必須になる、▽つくばを世界レベルの研究学園都市に育てるには、茨城国際空港と学園都市を鉄道で結ぶ必要がある―と述べました。県内延伸は、学園都市の広域化を実現するテコにもなります。

高度な分担比率政治工作が必要

県内延伸にはいくらかかるのでしょうか? 1兆円に近い数千億円は必要でしょう。知事が県内延伸と東京駅延伸(東京湾岸延伸?)をセット決定に持ち込もうとしているのは、茨城単独ではこの額は無理と思っているからでしょう。

先に、首都圏第3空港化に触れたのは、そうすれば延伸費用を国から引き出せると考えるからです。単なる茨城空港延伸でなく、第3国際空港延伸とし、国=3分の1、茨城=3分の1、東京・埼玉・千葉=各9分の1といった分担比率ができれば、延伸は現実性を持ちます。こういった理屈付けと分担比率決定には高度な政治工作が必要です。(経済ジャーナリスト)

紛争に直面した難民の故郷たどる つくばで柴田大輔写真展

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写真展会場の柴田大輔さん

土浦市出身のフォトジャーナリストでNEWSつくば記者の柴田大輔さん(42)の写真展「あの山の記憶」が17日、つくば市天久保の「ギャラリーY」で始まった。柴田さんは南米コロンビアの山岳地帯に滞在を繰り返しながら現地の人々を取材。紛争に直面し難民となった人々の暮らしや、人々が捨てざるを得なかった故郷の風景を撮影した写真20点を展示している。会期は25日まで。

柴田さんがコロンビアで出会った難民は、故郷の山を懐かしがり、「あそこは豊かでなんでもあった」と話したという。紛争が落ち着いても高齢で足が悪くなり帰れなかった人、最期まで故郷を思いながら亡くなった人もいた。

難民たちの言う故郷の山とはどのような場所だったのか。柴田さんは2013年に初めて「あの山」を訪ね、以後毎年通い続けた。今年5月から6月にも渡航し取材を重ねた。生命力にあふれた山とその山に包まれて生活する人々はまるで一つの生き物のようだったと語る。

今回展示した写真は、コロンビアの様子を撮影した2500枚以上の中から選んだ20枚。死や暴力、薬物などセンセーショナルな写真というよりも、日常の写真だ。「ニュース的な見せ方をする写真ではなく、そこに暮らす人々の普通の日常を展示したかった」と柴田さん。

「ワールドカップの前回大会で日本と熱戦を繰り広げたコロンビアですが、様々な問題を抱えながらも、本当にたくさんの人々が国を良くしようと課題解決に立ち上がっている。距離的に日本から遠いところにあるが、より多くの方が関心を持つきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。今後も現地の人々と親交を続けていくという。

柴田さんは2004年にラテンアメリカ13カ国を旅したことがきっかけで現地の風土や人々の生活にひかれ、2006年からコロンビアの山岳地帯を中心とした取材を始めた。コロンビアでは1959年のキューバ革命をきっかけに、社会格差の是正を求めて複数のゲリラ組織が生まれた。政府とゲリラが敵対し、50年以上にわたって内戦が勃発。暴力や麻薬が横行し、約740万人が難民となったとされる。2016年には政府とゲリラとの間で和平合意が成立。今年8月には史上初の左派政権が誕生した。(田中めぐみ)

◆「あの山の記憶」展は25日(日)まで。開館時間は午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)。入場料300円。

ブラボーな花火2022から新しい景色が見えた《見上げてごらん!》9

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第91回全国花火競技大会ワイドスターマイン「土浦花火づくし」(土浦市提供)

【コラム・小泉裕司】「花火サーフィン」にうつつを抜かしていたら、2022年もいつの間にか、あと2週間。居間の「花火カレンダー」は、最後の1枚が間もなく役目を終える。

今シーズンの「花火初め」は、1、2月に開催された「土浦の花火~後世に伝える匠の技」。毎週末に花火が上がるという、これまで経験したことのないワクワク感いっぱいの花火企画に始まった。その後は、コロナ禍で悪化した慢性煙分依存症の欲求のおもむくまま、GWに秋田県大仙市で開催された「SPRING FESTA大曲の花火」(5月14日掲載)、長岡や大曲、片貝などのリピート観戦、柏崎や亘理町、新常総花火などの初見参を含めて、県内外22の大会を鑑賞。

12月3日、山﨑煙火製造所が担当した「牛久沼花火大会」を間近で堪能し、今年の「花火納め」とした。

結果、1月から12月まで、毎月、花火を鑑賞することができ、画期的でブラボーな1年となった。同時に、夏の風物詩と言われてきた花火大会だが、四季折々の季節感が醸し出す花火の魅力にもまた趣があることを知った。花火大会のオールシーズン化など、新しい時代のあり方を垣間見ることができたのかも知れない。

いずれにしても、進化した高品質な「日本の花火」をあらためて確認し、格別の余韻で年が暮れていく。ちなみに、花火好きが集まるSNS上の「花火観覧数アンケート」によると、50回以上の猛者を「依存症」と言うらしい。9回以下が「一般人」、筆者の22回は「花火マニア」に該当するとのこと。病状は比較的軽症のようで、家族も一安心だろう。

花火鑑賞講座=アルカス土浦4階

花火鑑賞士in土浦の新たな花火企画

ある全国紙記者が、土浦支局から大仙市の大曲支局に転勤したのを機に、当地で花火鑑賞士の資格を取得した。17年に大曲で再会した際、鑑賞士仲間として、「土浦の花火」をさらに盛り上げるための3つの提案を授かった。

その一つが、花火への「市民の誇り」の醸成だ。彼は両市での取材を通して、市民の花火に対する思い、熱量の違いを目の当たりにしたようだ。この点は、筆者も「土浦の花火」は、市民の誇りにつながる土浦の宝であるとの思いから、かねてより新聞・ラジオ、ネットテレビ局、本コラムなど、様々なメディアへの露出機会をいただきながら、情報発信への取り組みを進めてきた。

特に今年は、3年ぶりの大会開催を機に、長年したためてきた市民参加の企画として、「花火鑑賞講座/土浦の花火の魅力を知ろう!」を実行委員会に提案し、日本花火鑑賞士会や土浦市職員有志のサポートのもと、実現することができた。

講座の幕開けは、石原之壽氏による紙芝居「土浦花火物語」。続いて、土浦市立博物館の野田学芸員による土浦花火の歴史、実行委員会OBである湯原氏の体験談、花火愛好家の穗戸田氏、花火鑑賞士の市川氏と筆者による花火の見方など。盛りだくさんの内容で予定時間をオーバーしたにもかかわらず、ほとんどの参加者から次回開催への希望が届くなど、高評価を頂戴した。今後については、あまり間隔を置かず開催できるよう準備を進めている。

新年まで10日あまり。大掃除やら年賀状書きやら、年末の恒例行事は山積みだが、まずは居間に掛ける花火カレンダーの後任を決めることが、最優先なのだ。本日はこの辺で「打ち止めー」。「ドン ドーン!」。(花火鑑賞士、元土浦市副市長)

つくば駅前彩る5000個の灯 3年ぶりランタンアート

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子供たちが思い思いに絵を描いたランタン=つくばセンター地区

つくばの冬の風物詩「ランタンアート2022」(つくばセンター地区活性化協議会など主催)が17日、つくばセンター広場などつくば駅周辺で3年ぶりに始まった。公募で参加した市内16校の小中学生が絵などを描いた約5000個のランタンに灯がともり、駅前の通りを温かく彩った。18日まで2日間催される。

同市吾妻のエキスポセンター前から竹園のデイズタウン前までの遊歩道約1.2キロにランタンが配置された。ランタンの装飾カバーには小中学生が、雪だるまやトナカイなど思い思いの絵を描いたり、色画用紙を切り抜いて複雑な模様の切り絵をつくった。

ランタンの温かな灯に浮かび上がる切り絵の作品=つくば駅前ペデストリアンデッキ

17日夕、会場には大勢の家族連れが訪れ、自分の作品を探したり、作品の前で記念写真を撮る姿が見られた。両親と訪れた市立九重小2年の佐野蒼真さん(8)は、冬をテーマに雪だるまとモミの木の絵を描いた。自分の作品が飾られてるのを見て「めっちゃうれしい」と話していた。

会場の一角には、次々と色が変化する81本のペットボトルが置かれ、子供たちの人気を集めていた。LEDの色が変化する「マイクロビット」と呼ばれるプログラミング教材の上に、水が入ったペットボトルを置いて様々な色に光らせた作品で、市内でプログラミングサークルを開催している「コーダー道場つくば」の高松基広さん(58)が、子供たちがプログラミングした作品を初めて展示した。

当初、2020年に参加する予定だったが、コロナで2年遅れの参加となった。高松さんは「3年越しでやっと出来た。来年はもっとたくさんの子供たちとやりたい」と話していた。

センター広場のステージでは、ゴスペルグループなどによるステージパフォーマンスも催された。

イベントを主催する活性化協議会事務局の貝塚厚さんによると、2019年までは、子どもたちが2リットルのペットボトルを加工してランタンを手作りし、イベントが終わった後はペットボトルを廃棄していた。今年からは子供たちの負担を減らし、さらにペットボトルの廃棄を止めようと、繰り返し利用できるLEDランタン3000個と、ろうそくを入れる容器2000個を購入した。

子供たちがプログラミングした、様々な色に変化するペットボトル

貝塚さんは「ランタンアートは2009年から開かれ、冬の風物詩として親しまれてきた。コロナで2年空いてしまったが、今年も春ぐらいから『今年はやるんですか』とか『楽しみにしてます』などの声が寄せられていた。3年ぶりに開催できてうれしい。来年以降も続けていきたい」と語った。

18日(日)も午後4時45分から7時15分まで点灯する。

18日は強風のため中止

【18日午後6時追加】つくばセンター地区活性化協議会は18日、強風のため2日目、18日のランタンアートと中止すると発表した。風により昼前から多くのランタンが倒れてしまったという。

無声映画に命吹き込む女性弁士 「つくば山水亭」創業35周年記念上映会

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時代劇「雄呂血」の上映の様子=つくば市小野崎、つくば山水亭

つくば市小野崎の料亭「つくば山水亭」で17日、創業35周年を記念して無声映画の上映会が行われた。活動写真弁士の第一人者で、今年デビュー50周年を迎える澤登翠(さわと・みどり)さんが、阪東妻三郎主演の時代劇「雄呂血(おろち)」の映像に、七色の声でセリフを当てて命を吹きこんだ。

上映は2部に分けて行われ、第1部と第2部合わせておよそ300人の予約があったという。「つくば山水亭」を運営するサンスイグループの東郷治久社長は、活動写真弁士の文化を保存したいと無声映画の上映を企画。上映前に「文化庁の支援がありこの公演を開催できた。我々の企画を選んでいただいてありがたい」とあいさつした。

あいさつする東郷さん

ホテルやレストラン、教育事業など運営するサンスイグループは1946年に映画館の経営を始め、水海道(常総市)の「宝来館」のほか県内16カ所で映画館を開いていた歴史がある。3代目社長である東郷さんは小学生のころ、父が運営する映画館の楽屋で生活していたと話す。「スクリーンの裏に住んでいて夏は暑くて大変だったが、冬は少し暖かかった」と振り返る。映画館に特別な思いがあるという。

活動写真弁士の澤登さんはスクリーン横でななめに構え、スクリーンと観客席を交互に見ながら巧みに声色を変えてナレーションと複数の役柄を演じ分けた。バックミュージックは湯浅ジョウイチさんがギターと三味線で、鈴木真紀子さんがフルートで演奏し、それぞれの場面を盛り上げた。

「雄呂血」に声を当てた澤登さんがあいさつ

第1部ではチャールズ・チャップリン主演の「チャップリンのスケート」(1916年公開)と「雄呂血」(1925年公開)、第2部では喜劇「ロイドの要心無用」(1923年公開)と小津安二郎監督、高田稔主演の「大学は出たけれど」(1929年公開)が上映された。「雄呂血」と「ロイドの要心無用」は澤登さんが、「チャップリンのスケート」と「大学は出たけれど」は山城秀之さんが声を当てた。

土浦市から来場し、第1部を鑑賞した男性は「新鮮だった。雄呂血は悪い者が残り、勧善懲悪の話ではない。矛盾を訴える力がある作品と感じた」と話した。同じく第1部を鑑賞したつくば市在住の女性は「今では録音して流すものを生で演じる弁士さんと演奏家の方の力が大きい。表現者の感性で解釈したものを鑑賞者が受け取っている。こういう表現の仕方はこの先もつなげないといけない」と話した。(田中めぐみ)

親友にアドバイスするつもりで 《続・気軽にSOS》123

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【コラム・浅井和幸】物事を怠けてしまったり、感情的になってしまったりと、うまく物事が前に進まないことがありますよね。分かってはいるけれど実行できないということもありますが、その場になると分かってもいない状況になります。なんでできないのだろう、自分はダメな人間だとネガティブになって、さらに前に進めないという悪循環になることもあるでしょう。

そのようなとき、冷静に自分を客観視することがなかなかできないないものです。自分が望む次の一歩を踏み出すために、いくつかの方法をお伝えします。真剣になればなるほど前に進めないときは、自分自身をちゃかしてしまうのも一つの方法です。

「はい、浅井選手、全く原稿を書く気になれません。たまっている仕事が気になったり、こたつの上のミカンが気になっております。おっと、手がキーボードに乗った~。いよいよ仕事に取りかかるかと思ったら、SNSからのYouTubeを見始めた~。浅井選手、いったい何を言い訳に原稿から逃げるでしょうか。それとも、無理やりでも手につけるか~~?」

なんて、自分で自分の実況中継をすると、ペースを変えたり、客観視したりすることができて、前に進むことができるかもしれません。自分の今の評価をリフレーミング(違う枠組みで見る)やリアプレイザル(物事の見方を変える)するとよいでしょう。

今は仕事が手につかないけれど、1時間前は頑張れていた。できるときはできる自分がいる。緊張しているのは、やる気が出てきたからだ。今仕事をしたくないのは、疲労がたまっているからだ。なので、休憩を取ろう。などなど、ダメだダメだと繰り返すのではなく、別の見方をするということです。

前に進めないときは少しだけ休憩をとる

別の見方をするときに、一つの枠組みとして使う価値があるのが、「自分の好きな人が今の自分と同じ状況になったら、どのような声掛けをするか?」という疑問に回答することです。例えば、部屋の掃除になかなか取りかかれず、自分はものぐさなダメな人間だと落ち込んでいたとします。そのような考え方に家族や親友が陥っていたら、どのような声掛けをするでしょうか。

できるだけ具体的な人を思い浮かべて考えるとよいでしょう。嫌いな人ではなく、好きな人や尊敬している人がよいです。

自分に対してだと、「なんてダメな奴なんだ」と考えてしまうけれど、自分が好きな人が同じ状況だったら、「掃除ができないぐらい疲れているのだから、休んだ方がよい」とか、「できるところだけ掃除をすればよいよ」とか、「今掃除をしないことだけで、あなたの評価が最悪になることは無いよ」などの優しい言葉が出てきやすいものです。

前に進めないときは、少しだけ休憩をとること。そして、他の人にかけられる優しい言葉を自分にもかけてみてください。厳しさと同じぐらい、自分に対する優しさも大切なものなのです。(精神保健福祉士)

人権はすべての人の問題 《電動車いすから見た景色》37

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【コラム・川端舞】12月は「人権月間」と呼ばれている。法務省のホームページには、「『誰か』のことじゃない」をテーマに、セクシュアルハラスメントやいじめ、感染症に起因する差別などを描いた短編動画が公開されている。「人権問題」というと、障害者や外国籍の人、LGBTQ当事者など特定の人たちの問題として扱われることも多いが、法務省の動画では、すべての人に関わる問題として描かれている。

「人権」は、この社会に生きるすべての人が平等に持っている、人が人らしく生きるためのものだ。「自分には人権がある」と分かってこそ、ハラスメントなど人権侵害を受けたとき、自分から周りに助けを求められ、自分で自分を守ることができる。

人権の主体になる

今年9月、障害者権利条約の対日審査の結果、国連から日本に「すべての障害者を他の者と同等に人権の主体と認める」ように、法律や政策を見直すことという勧告が出された。

国連は、日本ではいまだに父権主義的な考えが強いことを指摘している。父権主義とは、本人の意思に関係なく、本人の利益のためだとして、本人に代わって意思決定をすることだ。障害者を人権の主体と認める障害者権利条約とは相反する。

また、日本は、19年に「子どもの権利条約」の審査においても、国連から「子どもに関わるすべての事柄について自由に意見を表明する権利を保障し、子どもの意見が正当に重視されることを確保するよう」促されている。

日本は、障害者や子ども本人の意思を聞き、「人権の主体」として位置づけることが苦手なようだ。

「自分には他の人と同じように人らしく生活する権利があり、その権利が侵害された時は『おかしい』と主張していいのだ」と思えるのが「人権の主体」になることではないか。日本では自分の権利を主張すると、「わがままだ」と思われがちだが、自分の権利を侵害されていることに気づけない人が、他の人の権利を大切にできるはずがない。

障害者や子どもだけでなく、すべての人が「人権の主体」になれるように促すことが「人権啓発」なのかもしれない。(障害当事者)

宙からすずなり19万本のイチゴ 常総に大規模観光農園デビュー

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宙から下りてきた栽培棚のイチゴを摘む=常総市、グランベリー大地の内覧会

常総市の圏央道常総インターチェンジに隣接して、大規模いちご農園「グランベリー大地」が17日、グランドオープンする。食と農の融合による産業団地の形成を図る「アグリサイエンスバレー構想」の一翼を担う施設で、15日には現地でテープカットが行われ、内覧会で「日本最大級の空中いちご農園」という触れ込みの全容を明かした。

いちご園は大地(同市三坂新田町、吉原将成社長)が建設、運営する観光農園。3万7000平方メートルの敷地に、連棟で計1万7000平方メートルの大型ハウスを設置。オランダで開発されたという栽培システム「フェンロー型ハウス」では上下に動く可動式タイプの栽培棚を採用、これは関東では初導入、日本では最大規模という。とちおとめ、あまおとめなど7種、19万本のイチゴを栽培している。

栽培棚の上下動により、宙に浮かぶイチゴを立ったまま収穫するスタイル。床面はフラットで支柱など障害物が少ないことから、ベビーカーや車椅子でも安心していちご狩りを楽しむことができる。営業は午前9時30分~午後5時、40分食べ放題制で、大人(中学生以上)2200円(税込み)。

テープカットする神達常総市長(左手前から4人目)ら

大地の吉原社長は代々、同市で営農してきた認定農業者。栽培棚に用いる培地は独自開発による。オープニングセレモニーでは「小学校の卒業文集に『将来の夢は大農園の社長になる』と書いた。大農園は実現させたので事業として必ず成功させたい」と語った。

23日以降は、毎週金曜、土曜と祝日の前日限定の予約制で午後7時から「夜のいちご狩り」も開催。7200本のLEDでライトアップされたハウスの幻想的な雰囲気の中で、ひと味違ったいちご狩りが楽しめるそう。午後8時までで大人3000円(同)。

来春には「道の駅」が開業

「アグリサイエンスバレー」は、常総IC周辺約45ヘクタールに高生産性の「農地エリア」(約14ヘクタール)と加工・流通・販売が連動する「都市エリア」(約30.7ヘクタール)を集積をめざし、同市が中心になって進めている構想。生産(第1次産業)・加工(第2次産業)・流通・販売(第3次産業)が一体となった地域農業の核となる産業団地(6次産業)を形成し、地域の基幹産業である農業を活性化するためのまちづくりを目指している。

農地エリアは市街化区域に編入しない土地改良事業で整備が進められており、いちご園の敷地も整備前は水田だった。地元地権者からの借地で事業化されている。国道294号をはさんだ区画9.4ヘクタールは、大規模施設園芸ゾーンとしてソフトバンクのグループ企業によるミニトマトの栽培(植物工場)が始まっている。

クレーンが林立、建設が急ピッチで進む「アグリサイエンスバレー」

一方の都市エリアでは運輸・倉庫業の企業が張り付き、一部が稼働開始。市と地権者と3者で官民連携事業(PPP協定)を結んで参画する戸田建設による土地区画整理事業が進められている。2023年4月には「道の駅常総(仮称)」が開業予定で、アグリサイエンスバレーのまちびらきを目指している。道の駅と並ぶ集客施設となる「TSUTAYAブックカフェ」は来年6月ごろ、温浴施設は24年春の開業と見込まれている。

神達岳志市長は「6年間、皆さんが苦難を乗り越え、ここまで来た。この先まだまだ大変だが、今回のグランドオープンでひと山越える。大勢のお客様が来ることを期待したい」と語った。

マライカBAZAARつくば店《ご飯は世界を救う》53

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【コラム・川浪せつ子】西大通りを筑波山に向かう途中、筑波大学病院の反対側にある「マライカBAZAAR(バザール)つくば店」(つくば市春日3丁目)。巨大な木でできた「ゾウさん」のオブジェがあります。かなり前は、ファミレスでした。数年前に出現した、ちょっと不思議なお店。「怪しい感じ~」と避けていましたが、気になって仕方ない。ネットで調べたら、なんと!私の好きなエスニックのお店だとわかりました。

店内には、アジア、アフリカ、南北アメリカと、世界各地の手仕事や天然素材のものが、小物から、洋服、バック、宝石まで。民族衣装は、見ているだけで、テンションが上がります。でも、ちょっと値が張るし、どこで着たらいいのかわからない。

でも何か買いたくて、小さなポシェットや帽子を購入。持っているだけで元気になります。どんな場所で、どんな方が作ったのかなぁ、どうやって日本まで、たどり着いたのかなぁ…。作った方々、品物を日本に輸出することで、少しは潤うことができたかしら。

ホンワカした甘さのワッフル

ここには、私の大好きなワッフルがあるのです。他のお店では、ほぼスイーツなのですが、こちらは食事でも提供。ワッフルのホンワカした甘さと、ベーコンの塩加減が絶妙です。付け合せのニンジンも、エスニックなお味。時々、食べたくなります。テーブル席は、温室がお勧めです。

ぷちエスニック旅行気分と、熱帯モードの空間を、どうぞお楽しみくださいね。(イラストレーター)

つくば駅前「トナリエ」の今 日本エスコンの庄司さん【キーパーソン】

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トナリエクレオと庄司元康マネージャー(円内写真)

つくばエクスプレス(TX)つくば駅前の一角、西武百貨店跡と周辺の商業施設を再開発した日本エスコン(東京本社・港区虎ノ門、東証プライム上場)。商業施設(トナリエクレオ1~3階、トナリエモグ、トナリエキュート)、オフィス(クレオ4~6階)、マンション(クレオ西隣接地)の現状はどうなっているのか? 再開発を統括する同社首都圏商業開発事業部の庄司元康マネージャーに聞いた。

マンション前にカフェレストラン

販売開始から短期間で完売したクレオ隣りの分譲マンション(18階、218室)は、11月下旬から入居が始まった。それに合わせ、12月16日、マンションのメーンエントランス(ペデストリアンデッキから駅直結)手前に、カフェレストラン「Cafe Apartment (カフェアパートメント)TSUKUBA」がオープンする。「先日、プレオープン時に利用したが、つくばにはない雰囲気と味を楽しめる」。年末年始には、マンションの新住民とトナリエに買物に来る人でにぎわいそうだ。

16日にオープンするカフェレストラン

日本エスコンは中部電力の連結子会社で、分譲マンションや商業施設などの開発を行う不動産の総合デベロッパー。

「不動産開発を通じそこに住む人たちの生活を豊かにする―というコンセプトを持ち、全国でまちづくりをしている。『トナリエ』という商業施設の総称は、いつもあなたの暮らしの『となりへ』という意味。つくばの場合、駅があり、住む人がいて、買物する人がいて、働く場所もあるところ。この区画を一体開発して、まちづくりに参加できることに魅力を感じた」

空室少し残るも着実に駅前再生

ところが、コロナ禍もあり、食品スーパーなどが入るクレオ1階は満床となっているが、家電量販店などが入るクレオ2階、インテリア雑貨店などが入るクレオ3階は、いずれもまだ1~2区画が空いており、入居を検討しているテナントがある。また、クリニック、教室、中華料理店などが入るモグ、書店、アウトドア店、飲食店などが入るキュートは、コロナ禍でも好調で、クレオ同様、入居検討中のところがあるという。

コロナ禍の影響が大きかったのはオフィス。大手損保会社などが入るクレオ4階は満床に近く、5階、6階は少し空室があるものの、500~1000坪(約1650~3300平方メートル)単位で入居を検討している会社があるという。「コロナ前は、家賃が高い東京からつくばに移る動きが何件かあった。コロナ禍でその動きは鈍くなったが、つくばに魅力を感じている企業は多い。元々、百貨店のフロアだったため、1フロア最大約1300坪(約4300平方メートル)の貸床は希少。クレオの強みだ」

日本エスコンが筑波都市整備(つくば市竹園)からクレオ+モグ+キュートを取得したのは2018年~19年。クレオ改修が終わり、1階に食品スーパーなどが入店、新装オープンしたのが21年5月。「商業施設の運営は終わることのない旅だ。西武の閉鎖で一度消えたクレオの灯を昨年、再びともした。コロナは収まりつつあり、商業施設とオフィスの空きを順次埋めていく」

つくば市内にもっと投資する?

駅周辺以外にも、市内に投資する計画があるかどうか聞いたところ、「今はないが、良いチャンスがあれば積極的に検討していきたい」と前向きな答えが返ってきた。

【しょうじ・もとやす】1987年、横浜国立大工学部土木学科卒。ダイエーなどを経て、2015年から、日本エスコン開発事業本部首都圏商業開発事業部マネージャー。商業施設の企画・開発・建設から運営までを各地で手掛ける。つくば駅前再生では、開発スタート段階から携わる。1964年、横浜市生まれ、同市在住。

【インタビュー後記】つくば市のセンター地区、筑波メディカルセンター病院から国際会議場区画の地下には水道管や電力ケーブルを通す共同溝が整備されている。この区画の建物に蒸気や冷気を送るための地域暖冷房も敷設される。人工都市研究学園らしい設備だが、知っている人は少ない。この設備も、都市整備から中部電力系の会社に運営が移管された。つくばでは中電グループの存在感が強くなっている。(経済ジャーナリスト・坂本栄)

この1年を振り返る時期に 《ハチドリ暮らし》20

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野菜の収穫がありました

【コラム・山口京子】1年を振り返る時期となりました。みなさんにとって、この1年はどのような年でしたでしょうか。自分としては、体力の低下を実感する年でした。

今まで普通に持てていた物を重いと感じ、今まで普通に歩けていた所までが遠くに感じられるのです。以前と変わらない音量の音が小さく聞こえ、以前と変わらない硬さの食品を硬いと感じるのは、しっかり老化が進んでいるということでしょう。

「体力の低下」を実感した1年。体力はどこに消えてしまったのか…。元気なときは、体のことなど頓着していませんでした。これからは気にしなければと思いますが、自分の体なのに体の内部はブラックボックスで、本当に不思議です。

終活やエンディングのセミナーでは、いつも3つの寿命の話をします。平均寿命、健康寿命、平均余命です。日本人の65歳がこれからあと何年生きるかを予想すると、男性で約20年、女性で約25年です。75歳であれば、男性で約13年、女性で約16年ですので、長生きするほど、平均寿命の年齢を超えていきます。

ですが、一寸先は闇ですので、来年どうなるのかは誰もわかりません。理想は、来年逝くことになっても、百歳を迎えることになっても、それをよしとできる覚悟を持つことだと…。

働く・学ぶ・遊ぶ・関わりあう・介護する

時間は無限に続くとしても、私の時間は有限で、その時間で何をするのかを考えるには、今の年齢がちょうどいいのかもしれないと思うようになりました。そして、私の時間は大きな歴史の時間のなかのどこに生まれて、育っていったのかをわかりたい。改めて、この半世紀の社会がどういう社会だったのかを学び直したいと感じています。

物心ついたときに、目にしたものが何であったのか。どんなものに触れ、どのような感覚を抱いたのか。耳にした話がどんな話だったのか科学技術の輝かしい未来を素直に信じられた時代には、生産力が発展し、人が働かなくてもよい時代が来るかもしれないという話がありました。

現在は、大量生産、大量消費、大量廃棄のシステムが、地球の持続可能性を脅かして、そのシステム変更が待ったなしという話になっています。

それぞれの専門家が、様々なことを書いたり、話したりしています。それらの説明に耳を傾け、本に学びながら、自分なりに考えてみる作業が、これからの楽しみになりそうです。「働く・学ぶ・遊ぶ・関わりあう・介護する」の5つがつながりあい、バランスが取れたらいいなと願います。(消費生活アドバイザー)

大賞にGCEインスティチュートの熱電デバイス 第3回いばらきイノベーションアワード

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金属ナノ粒子を組み込んだ熱電デバイス=つくば市千現、GCE インスティチュート

いばらきイノベーションアワード(同アワード実行委員会制定)の第3回受賞者が決まり13日、実行委員会事務局の茨城県から発表された。賞金100万円の大賞には、つくば市内に研究所を置くGCEインスティチュート(GCEI、本社・東京都中央区 、後藤博史社長)の環境熱発電デバイスが選ばれた。授賞式は20日に県庁で行われる。

同アワードは先端技術を活用した新製品や新サービスを対象に募集し、表彰する顕彰事業。大賞に選ばれたのは、熱から電気に直接エネルギーを変換する発電デバイス(10月3日付既報)。熱電変換には温度差を利用するのが一般的だが、GCEIが特許化した技術は、温熱源さえあれば(温度差を用意できなくとも)発電が可能という新しい原理のテクノロジーだ。

2枚の金属電極の間に金属ナノ粒子を充てんした構造にすると、起こるのが「ホッピング電導」。電子が熱の励起エネルギーによりナノ粒子間のエネルギーの壁を飛び跳ねて移動する現象で、これから電流を取り出すという発電原理に基づく。構成が簡素なこと、温度差を用いない発電機構であることから、大面積化、積層化が可能なため、大出力の熱発電機器として適用可能とされる。

GCEインスティチュート 後藤博史社長

同社では、作製プロセスに改良を加え、ナノ粒子の生成量を増大化させ、使い勝手をよくして、各方面の開発企業に事業化を働きかけた。身の回りのIoT製品、電子機器から工場排熱まで幅広い熱源を利用した発電が可能という。

後藤社長は「これまでに多くの企業から引き合いをいただいており、まったく想定外のところからも話を頂戴するようになった。デバイスを提供して実証実験をしていこうという段階で、実用化までには多くの課題をクリアしていかなければならないが、受賞を励みにがんばりたい」と話している。

優秀賞には、いずれもつくば市所在の企業による次の3件が選ばれた。

▽ときわバイオ「SRV  iPSC Vector」線維芽細胞や末梢血細胞からiPS 細胞を高効率で作製▽マテリアルイノベーションつくば「グラフェン/カーボンナノチューブ複合材料(Gmit)」複合材料を電極として用いた新規蓄電デバイス▽エイゾス Web サービス「Multi-Sigma」複数の目的を同時に満たす条件をAI が自動的に探索するウェブアプリ

止血のためのアドレナリン 《くずかごの唄》120

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イラストは筆者

【コラム・奥井登美子】半分宇宙人に近くなってしまった夫は、自分の好きなものを見ると、我慢ができない。秋は栗。茨城は栗も名産地である。自分で作って、採りたての見事な栗を届けてくださる人がいる。生の栗を見ると、彼はうずうずしてくるらしい。

夫の学生時代、京都大学薬学教授の井上博之先生は植物生薬の権威。山や野原から木の実、草の実などを採集してきて、その成分分析をなさる。井上先生はドイツやオランダの生薬にもくわしいので、卒業後も先生のお供で、何回もドイツやオランダに連れて行っていだいた。

植物成分の分析というのは、全くの根気仕事だ。小さな種を何千粒も集め、皮と薄皮と実に分けて、検体をつくる。栗のような大きな実の厚皮と薄皮をはがす作業は 彼にとって、学生時代を思い出しながらの、実に楽しい作業なのだ。

彼は栗を見ると包丁を研ぎにかかる。我が家の名物「栗の渋皮煮」は、全自動栗剥(む)き機(私が彼につけたあだ名)がいてくれても、出来上がるのに1週間近くかかる。しかし、しかしである。彼が包丁を研ぎ始めると、私は、出血を止めるためのアドレナリンの0.1%液を用意しなければならない。

高峰譲吉氏が発見した外用薬

彼はワーファリン系の血液凝固を阻止する薬を飲んでいる。そういう種類の薬は血を固まりにくくする作用が強いので、出血したときの手当てが大変なのだ。特に、心臓から上の位置の出血は圧力があるから怖い。

夫が風邪を引いて鼻から出血したときも、洗面器を探している間に5~60ml.の血が飛び散って、居間が血だらけになってしまった。そういうときに、アドレナリン液を綿球に含ませて鼻に入れると、すぐに出血が止まる。こんなありがたい外用薬はないのである。

1900年、アドレナリンの発見者は高峰譲吉氏。高峰譲吉氏のめいの明子さんには、小学生のときにかわいがっていただいた。私が疎開して食べる物もないとき、明子さんが「小公女」など、少女向きの本を10冊も送ってくださったので、これらの本を読んで気を紛らわすことができた。明子さんにも「ありがとう」と言いたい気持ちである。(随筆家、薬剤師)

45年の歴史に幕「常陽リビング」 土浦本拠の生活情報紙

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常陽リビング社屋=土浦市桜ケ丘町

茨城県南地域を中心に毎週土曜日、新聞折り込みで届けられたフリーペーパー「常陽リビング」が17日付をもって休刊する。発行元の常陽リビング社(土浦市桜ケ丘町、米山典克社長)が3日付、10日付の紙面などで公表した。1977年4月8日の創刊以来、つくばや土浦など13市町村に地域の生活情報を伝えてきた。

常陽リビングは土浦市に拠点を置いた地方紙、常陽新聞(2013年廃刊)が創刊した「常陽リビングニュース」が始まり。1985年8月、常陽新聞社が常陽リビングを京葉ガス(千葉県市川市)に譲渡し、京葉ガスのグループ会社となった。

1980年代後半から2010年ごろの紙面構成は平均28ページと他のフリーペーパーの追従を許さないページ数と情報量を誇った。隆盛を極めた98年から08年までの11年間は、不動産広告や求人広告などの掲載申し込みが引きも切らず、従業員は平均36ページ、年に数回は40ページもの紙面作りに追われた。ピーク時の2007年ごろは約25万部を発行し、年間約10億円の売り上げがあった。

コロナ禍に紙媒体の活路見出せず

現在の発行部数は約22万部。広告媒体が紙からインターネットに移行し、コロナ禍で収入が減少、さらに円安などによる紙やインク代の高騰が見込まれることから休刊を決めたという。45年の歴史に幕を下ろす。

スマホとインターネットの普及が状況を変えた。2018年ごろから、大きな割合を占めていた不動産広告がインターネット広告にとって代わり、広告収入が落ち込み始めた。加えてコロナ禍により20年から飲食店や旅行関係の広告が減少した。

行動制限が緩和された秋以降も、職場などの飲み会や宴会が復活しないなどコロナ前と行動様式が変わり、飲食店などの広告収入は元に戻らなかった。広告の減少に伴って8~12ページの紙面となり収入の減少に歯止めがかからなかった。昨年度は数千万円の赤字だったという。

玄関入り口に置かれたフリーペーパー「常陽リビング」

同社は、リビング紙発行のほかに、就職支援サービス、不動産事業、結婚相談事業、カルチャー教室の主催・運営など経営を多角化し、さらに固定費を削減しようと2、3年前から希望退職者を募ってきたが、広告減少をカバーするのは難しかった。第三者への営業譲渡などで事業継続が望めないかと奔走したが「紙媒体だと黒字化できるイメージが付かない」など、見つからなかったという。広告主などには9月に、休刊を知らせた。

米山社長(60)は「苦渋の決断だった」と語る。「45年発行してきて知名度もあり、読者からもクライアントからも『毎週楽しみです』という声をいただいてきた。常陽リビングは地域に浸透した情報紙だと実感しているが、スマホを使いこなす若者にはあまり知られていない。コロナ禍でデジタル化はますます広がり、紙媒体は厳しい。この間、赤字が続き、何とか続けようと模索してきたが、いったん立ち止まろうとなった。今後、印刷用紙の大幅値上げが確実視されて経営改善策を見出すのは困難で、休刊し、従業員に退職金を支払うという結論を出した」

現在の従業員数は20人。一部は他事業や清算事業のため3月まで仕事を続けるが、他事業の従事者や経理担当者を除いて31日で退職となる。同社は今後1年間は再就職の支援を行うとしている。(橋立多美)

田中正造の研究会、50年で幕 《邑から日本を見る》125

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【コラム・先﨑千尋】今月3日、群馬県館林市の文化会館で「渡良瀬川研究会閉会記念鉱害シンポジウム」が開かれ、50年の活動にピリオドを打った。このシンポには約100人が参加し、50年の活動を振り返り、同研究会顧問の赤上剛さんの「田中正造はどのような人物か。今の時代に何を訴えているのか」と題する基調講演などがあった。

同研究会は、1973年に群馬県教組邑楽支部が主催した渡良瀬川鉱害シンポジウムが起源。渡良瀬川研究会として正造と鉱毒事件を研究し、正造の思想や運動を継承し、後世に伝えようと発足した。館林市を中心に、これまでに50回のシンポジウムと30回のフィールドワークを行い、会報や会誌を発行してきた。これまでに、宇井純さんや東海林吉郎さんら研究者や被害地の地元関係者などが、公害先進国日本をどうするか、学校での公害教育をどう進めるかについて議論、学習するなど、わが国の正造研究をけん引してきた。

しかし、会員や運営に当たる幹事の高齢化や後継者の不足、さらにコロナによる活動の停滞により、今回のシンポで幕を閉じることにした。36年の歴史を持つ栃木県佐野市の田中正造大学も先月閉学している。

私が田中正造に関心を持つようになったきっかけは、旧水海道市立図書館長の谷貝忍さんから「村で仕事をするなら、田中正造のことを勉強しろ」と言われたことだった。それから田中関係の本を読み、佐野市の生家や谷中村、松木村、足尾銅山の構内などを歩き、正造のような生き方をしたいと思ったこともあった。北海道の雪印乳業の創始者黒沢酉蔵は、すぐ近くの常陸太田市の出身だが、北海道に渡る前に、正造の手足となって谷中村などで活動したこともあとで知った。

目前の事件に真正面から向き合う

ここでは、同研究会の歩みとこの日のシンポの全体については書けないので、私がこの日に学んだことを記す。

「足尾鉱毒事件とは何か。煙害+毒水害であり、最上流の松木村と最下流の谷中村が廃村になった。この事件は近代日本で起きた最大の公害事件であり、この教訓が今まで生かされてこなかった。チッソ水俣病、三井金属鉱業イタイイタイ事件、東京電力福島第一原発事故などすべてで足尾銅山鉱毒事件の総括をせずに、問題を先送りしていることが原因だ」

「政府は国策の加害企業を一貫して擁護してきた。誰一人責任を取らない。謝罪しない。国は被害地域全体の健康・病理調査をせず、被害を隠蔽し、事件はなかったことにしようとしている。マスコミ、労組、司法も含めて、政・官・学・業が癒着・一体化している。生命よりも利益、経済優先の社会が続いている。被害者が立ち上がらない限り救済はされない」

「一般的な正造像は、近代日本の公害を告発した先駆者、命を賭けて天皇に直訴した偉い人、義人というもの。しかし、祭壇に祭られた偉人正造ではなく、欠点や失敗もあった普通の人正造が、目前の事件に真正面から向き合い、そこで学び、血肉化して死ぬまで成長し続け、民を裏切らなかった。その過程を学ぶことが大事」(元瓜連町長)

二所ノ関部屋初のもちつき つくばみらい市で親方率いる地域交流

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笑顔で記念撮影に応じる二所ノ関親方=つくばみらい市紫峰ケ丘、SEKISHO Mi・La・Pa

つくばみらい市紫峰ケ丘の商業施設「SEKISHO Mi・La・Pa(セキショウミラパ)」で11日開かれたもちつき会に、元横綱稀勢の里の二所ノ関親方と力士4人が登場、近隣の住民たちに特製のもち入りちゃんこ鍋が振る舞われた。

参加したのは近隣住民のほかMi・La・PaのLINE会員ら250組500人。先着100人対象で親方のサイン会と写真撮影会も行われ、交流を楽しんだ。

力士にはもちつきがよく似合う

詰めかけた来場者の見守る中、蒸かしたもち米がうすに投入されると、まわし姿になった力士2人が交代で杵(きね)を振るい、次々ともちに仕上げていった。「もちつきは初めてだが楽しかった」「意外と大変だった」と担当した力士の花房(三段目)=と林龍(同)。この日用意されたもち米は、二所ノ関部屋のある阿見町荒川本郷の農家、大塚康夫さんが育てたマンゲツモチ90キロ。うすときねも大塚さんが提供した。

振る舞われた鍋は部屋自慢の鶏ガラ塩味。親方が15歳で角界入りしてから食べてきたさまざまなちゃんこの中で一番好きな味で、商品化もされており、理想に近付けるため何度も試作を繰り返したそうだ。「今日は豚肉と鶏肉に野菜など10種の具材を加え、オーソドックスに仕上げた。ニンニクを効かせることで旨みが増し、食欲もそそる」と、この日のちゃんこ番の足立(序二段)。

鍋はテイクアウトする人もいれば、その場で味わう人もいた。市内在住の橋口恭子さん(76)は「この味は自分では作れない。今日は寒いので特においしく感じる」との感想。岡崎誠さんの長男・日凪大さん(5)は「おいしい。おとうふが一番好き」と笑顔を見せた。

ちゃんこ鍋に舌鼓を打つ親子連れ

サイン会と写真撮影会には長蛇の列ができた。「親方と同じ牛久市出身だが、地元でもこういう催しはなかなかないので開催してくれてうれしい。コロナ禍で外へ出る機会が少なくなっていたが、久々に子どもと一緒に出かけることができた」と渡邉慎也さん(43)。「親方は相変わらず優しかった」と話すのは宮崎直人さん(43)。10年前、親方が大関だったときに出会ったことがあり、今日はそのときの写真を持参してサインしてもらったそうだ。

会場となったMi・La・Paは、セキショウグループのガソリンスタンド、カーディーラー、携帯電話ショップの3店舗による複合施設。地域の交流の場としても貢献したいと、折々にイベントを催している。今回のもちつき会は、親会社である関彰商事の関正夫会長が、二所ノ関親方の現役時代に「稀勢の里関郷土後援会」の会長を務めていた縁から実現した。

初の関取誕生へ精進

二所ノ関親方の話 部屋として初めてのもちつきで、力士にはいい経験になった。ファンの方々とふれ合うこのようなイベントは、コロナ禍以降かなり少なくなった。久しぶりに大勢の方に来ていただき、さまざまに声を掛けていただけてありがたい。今年は2月に尾車部屋と合併し、6月には阿見町に新施設が完成するなど、いろいろなことがあった年。力士もそれぞれ順調に成長し、番付を上げてきた。来年も稽古に精進し、さらに上を目指すとともに、念願である初の関取誕生も実現させたい。

5人の当選決まる 県議選’22つくば市区

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田村けい子県議とバンザイする山本美和氏=午後9時53分、つくば市天久保の選挙事務所

任期満了に伴う県議選は11日投票が行われ、つくば市区(定数5)は同日午後8時20分から即日開票され、午後10時5分、5人の当選が決まった。11日の有権者数は19万2794人。投票率は過去最低の37.72%で、4年前より4.08ポイント低かった。

いずれも市議経験者の公明、無所属、つくば市民ネットの3新人が自民3現職の一角を崩し、共産現職を次点に追いやり当選を果たした。

つくば市区(定数5)選管確定
当13460 星田  弘司氏 自民現④
当11355 山本  美和氏 公明① 
当10400 鈴木  将氏  自民現④ 
当 9515 ヘイズ ジョン氏 無所属①
当 8797 宇野  信子氏 つくば市民ネット①
  7727 山中  たい子氏 共産現
  7663 塚本  一也氏 自民現 
  3004 佐々木 里加氏 無所属 

公明の山本美和氏は田村けい子氏の議席を守った。午後9時30分過ぎ、2回目の開票速報により、報道番組で当選確定が伝えられると、同市天久保の選挙事務所では大きな歓声が起こり、開票状況を見守る山本氏に支持者が駆け寄る姿が見られた。

山本氏は「本当にご支援いただいて、皆さんの思いに支えられてここまで頑張ってこられた。一日一日、一瞬一瞬の出会いが原動力になり、感謝の思いでいっぱい。本当に多くの皆さんに出会い、いろいろな課題を知ることができた。皆さんの悲しみ、苦しみを少しでも取り除けるようにしていきたいという思いでいっぱい」と話した。

支持者らとバンザイする宇野信子氏=同市二の宮の選挙事務所

つくば市民ネットは県議会初議席

つくば市民ネットの宇野信子氏が県議会初議席を獲得した。同市二の宮の選挙事務所では、支持者が開票状況を見守った。

宇野氏は、「政治を諦めないという市民の思いが私を押し上げてくれた。市民ネットの普段の活動が認められたと思う。たくさんのボランティアの皆さんの活動で勝利が得られた」と喜びを語った。

当選者は以下の通り

星田弘司(ほしだ・こうじ)48 会社員 自民 現④
【略歴】つくば市出身、明治大学大学院ガバナンス研究科修了、市議2期。現在、星田建設社員、県パワーリフティング協会会長

山本美和(やまもと・みわ)53 政党役員 公明①
【略歴】東京都出身、創価大学教育学部卒。同大職員を経て、市議4期。元土浦一高PTA会長、子ども食堂共同代表。松代

鈴木将(すずき・まさし)50 県議 自民 現④
【略歴】つくば市出身、米サフォーク大中退。県議・市長秘書を経て、現在、いばらき自民党政務調査会副会長、県バレーボール協会理事、寺具

ヘイズ・ジョン(へいず・じょん)59 会社経営 無所属①
【略歴】カナダ出身、リジャイナ大学教育学部卒。1991年来日、英会話教師を経て、現在、外国人研究者をサポートする会社経営。市議4期。二の宮

宇野信子(うの・のぶこ)57 団体事務 つくば市民ネット①
【略歴】高知市出身、広島大学総合科学部卒。広島県立総合精神保健センター職員、つくば市議2期を歴任。現在つくば市民ネット運営委員。竹園

開票進む 県議選’22つくば市区

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つくば市金田、桜総合体育館

任期満了に伴う県議選は11日投票が行われ、つくば市区(定数5)は同日午後8時20分から即日開票が始まった。11日の有権者数は19万2794人。投票率は過去最低の37.72%で、4年前より4.08ポイント低かった。

公明の山本美和氏は田村けい子氏の議席を守った。午後9時30分過ぎ、2回目の開票速報により、報道番組で当選確定が伝えられると、同市天久保の選挙事務所では大きな歓声が起こり、開票状況を見守る山本氏に支持者が駆け寄る姿が見られた。

支持者と抱き合う山本美和氏、9時40分。つくば市天久保の選挙事務所

午後9時30分現在の開票状況は以下の通り(届け出順)。開票率は89.91%。

  佐々木 里加氏   3004
当 宇野  信子氏   8797
当 ヘイズ ジョン氏 9515
  塚本  一也氏   7663
当 山本  美和氏  11355
当 鈴木  将氏   10400
  山中  たい子氏 7727
当 星田  弘司氏  13460