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KEK未来基金
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KEK未来基金
つくば
骨董機器売ります つくばの研究機関が創立50周年を前にオークション
2020年9月15日
【相澤冬樹】筑波研究学園都市最古の移転研究機関の1つで、来年創立50周年を迎える高エネルギー加速器研究機構(KEK、つくば市大穂)が、使われなくなった機器類を一般に有償譲渡する骨董(こっとう)市を企画した。しかし15日開催の現物確認イベントに訪れた買い手は皆無。ミリタリーファンや鉄道ファン並みのマニア出現を期待したものの、「加速器愛好家」の存在はなお、理論上の仮説にとどまっている。 理論の枠組みはディープだ。担当するのは研究支援戦略推進部未来基金事業推進チーム(竹内大二チームリーダー)といい、50周年を機にこれまでの歩みを振り返るとともに、次の50年に向けて各種の記念事業を実施するため編成された。先に寄付金事業をスタートさせており、「KEK未来基金~いっしょに未来を創ろう」プログラムに取り組んでいる。 骨董市も、未来に向け多様な財源を考えていくなかの一環という。竹内チームリーダーによれば、機器類は従来廃棄処分、または鉄くずとして業者に売り払っていたもので、一般向けに有償譲渡するのは初めて。「当初は9月初旬の一般公開のイベントとして、オークション会場を設けて大々的にやろうとしたが、コロナ禍で一般公開自体がオンライン開催になってしまった」ことから、規模を縮小してのトライアル開催となった。 25日まで入札受け付け まずは9月6日のオンライン一般公開に際し特設サイトを設け、12GeV(120億電子ボルト)陽子シンクロトロンのコントロールルームなどで使用していた機器類のなかから、電磁ホーンや制御盤銘板(プレート)、イオン源発生用金属片など14点を選び、出品した。同シンクロトロンは1976年から2005年末まで、約30年に渡り運転を続けていたKEKで一番長い歴史を持つ加速器だ。 出品物は動作保証するものではないが、加速器施設特有の放射化した装置などは出品対象から除外している。目玉に予定していたオシロスコープもPCB(ポリ塩化ビフェニル)の使用が否定できないことから出品を取りやめ、電子基板が11枚差し込まれた解析用ユニットに差し替えられるなどしている。
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「キーパーソン」 《続・気軽にSOS》112
コラム
2022年7月2日
【コラム・浅井和幸】「キーパーソン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。病院への入院や介護施設に入所するときの手続きや連絡先などの協力をする人を指すことがあります。家族などが担うことが多いですが、身寄りがない方の場合は弁護士や施設の職員などが担うこともあるようです。 それ以外に、地域福祉でも支援時に課題解決のカギを握っている人という意味で使われることがあります。例えば、コミュニケーションの取れないひきこもりの方への支援としてのキーパーソンとして、接する機会が多い家族や友人、すでに支援をしているワーカーなどが挙げられるでしょう。 「悪いのは自分ではない、社会の方だ」という信念から、支援者とは会いたくない、何をされるのか分からずに怖いと感じている方は多いものです。支援を受けるなんて迷惑をおかけして申し訳ないと考えて、かたくなに支援を拒む方もいます。 良い悪いではなく人は支え合い、その多様性の中で生きていくものです。生活上で何か支障があれば、頼れるところを頼ることは大切なことです。 しかし、頼ることに慣れていない人が、そうそう簡単に支援者を利用することを選択できないことは当たり前のことです。心身にある程度の余裕がなければ、新しいことを始めることがさらなるストレスになり、避けたくなるのは不思議なことではありません。 そのようなときに、新しいことを取り入れることができる、周りの少しでも余裕のある方に関わってもらうことは、事態を変化させることにポジティブな影響を与えます。いろいろな関わり方のできる人が周りにいることは、複数の選択肢を得ることになります。
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あまり話さない息子と、あまり話さない私《ことばのおはなし》47
コラム
2022年7月1日
【コラム・山口絹記】あなたは、生まれてはじめて自分が発したことばを覚えているだろうか。 まぁ、覚えていないだろう。でも、親であれば自分のこどもが初めて発した意味のある(と思われる)ことばは覚えているのではないだろうか。我が家の上の娘も、最初は「まんまんま」とか「わんわん」とか、おそらく統計的にもよくあることばから話し始めていた。 しかし、下の1歳になる息子があまり話さない。 今年から保育園に通い始めたのだが、ついに保育園の先生に「あまり話さない」ということで心配されてしまっていた。普通はそろそろ「ママ」とか「わんわん」とかいうんですけど、ということらしい。かわいそうに、2人目のこどもということで、だいぶ適当に育てられている彼。母子手帳に書かれているような発育具合のチェックも適当になっていて気が付かなかった。 とはいえ、特に心配していなかったのには一応理由があった。保育園の先生にはなんとなく言えなかったのだが、すでにいろいろボキャブラリーがあったのだ。 一つは「でてって?(出ていけの意)」。何か気に食わないことが起きたり、私の帰宅時に飛び出すひとこと。これは姉のマネである。
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日本はプーチンのロシアになるのか 《ひょうたんの眼》50
コラム
2022年6月30日
【コラム・高橋恵一】プーチンのロシアの理不尽なウクライナ侵攻を見て、日本の危機と防衛力の強化が叫ばれている。よくメディアに登場する「専門家」は、防衛省関係者・自衛隊幹部OB、あるいは旧大日本帝国の残影が残る関係者が大半だ。 「専門家」の解決策は、ロシアを押し返して、妥協できるところで停戦するシナリオだろうが、それまでにどれだけのウクライナ人が死ななければならないのだろう。ロシアの兵士は何万人死ぬのだろうか。世界の穀倉地帯の混乱で飢餓に陥る人々は16億人を超すとも予測されている。 プーチン大統領は、核兵器使用もいとわないという、無茶ぶりだ。NATO欧州加盟国は、防衛費をGDPの2%に増額するという。長期戦略として効果的かどうかも疑わしいが、少なくとも今のウクライナには間に合わない。 現在の日本の防衛予算は世界第8位。取りざたされているGDPの2%になれば、米国、中国に次いで、世界3番目の軍事費大国になる。 プーチンの侵略行為が、先の大戦のナチスドイツや大日本帝国軍の行動によく似ていることを考えれば、日本の防衛力強化は軍国日本の復活ともとられ、世界や日本国民が受け入れるとは思えない。世界は、そう見るのだ。 当然、中国もロシアも北朝鮮も、対抗して防衛力を強化する。それどころか、日本を警戒する意味で、韓国、台湾、フィリピンなどとの緊張も高めてしまうかもしれない。米国も、軍事産業部門以外からは、歓迎されないのではないか。
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安売りカメラ店 《写真だいすき》9
オダギ秀
2022年6月29日
【コラム・オダギ秀】また昔の話で、ゴメン。でも、店への愛を込めて書きたいのだ。とても若いころ、写真家仲間が頼りにしていた安売りカメラ店のことだ。 新宿の裏通りのその店は、間口が2、3間ほどだったろうか、住宅のような、お店とは思えないようなところだった。ガラスの引き戸を開けて入るとカウンターがあり、商品は並んでいない、カメラや写真の材料を売る店だった。近所にかつて浄水場があったので、その名前が付けてあった。 カウンターで「トライ、長巻き、2缶」のように言うと、無口な細っこいアンチャンが奥の棚から品物を持って来てくれた。貧しいカメラマンたちには、ありがたい安売り店だった。品物は並んでいないから、何というどんな商品か、価格はいくらならいいのか、わかる者だけが出入りする店だった。プロ機材ならまず手に入ったし、価格に不満なこともなかった。安かったのだ。 1年ぐらいしてからか、天井に穴を開け、2階の倉庫から品物をひもで吊り下げるようになって、品ぞろえとスピードが少し増し、店員も2人から5人くらいに増えたと思う。 昔、写真は、フィルムという感光シートか、それを細く巻いたロールで撮影していた。フィルムはパトローネという小さな金属ケースに巻き込まれていて、パトローネには36枚撮影分のフィルム入り、というのが普通だった。 プロやそのタマゴたちはパトローネ入りではなく、ずっと長くてコスパのいい100フィート入りの缶を買い、適当な長さにフィルムを切って、使用済みのパトローネに詰め、フィルム代を安くあげるようにしていた。
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