金曜日, 4月 23, 2021
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骨董機器売ります つくばの研究機関が創立50周年を前にオークション

【相澤冬樹】筑波研究学園都市最古の移転研究機関の1つで、来年創立50周年を迎える高エネルギー加速器研究機構(KEK、つくば市大穂)が、使われなくなった機器類を一般に有償譲渡する骨董(こっとう)市を企画した。しかし15日開催の現物確認イベントに訪れた買い手は皆無。ミリタリーファンや鉄道ファン並みのマニア出現を期待したものの、「加速器愛好家」の存在はなお、理論上の仮説にとどまっている。 理論の枠組みはディープだ。担当するのは研究支援戦略推進部未来基金事業推進チーム(竹内大二チームリーダー)といい、50周年を機にこれまでの歩みを振り返るとともに、次の50年に向けて各種の記念事業を実施するため編成された。先に寄付金事業をスタートさせており、「KEK未来基金~いっしょに未来を創ろう」プログラムに取り組んでいる。 骨董市も、未来に向け多様な財源を考えていくなかの一環という。竹内チームリーダーによれば、機器類は従来廃棄処分、または鉄くずとして業者に売り払っていたもので、一般向けに有償譲渡するのは初めて。「当初は9月初旬の一般公開のイベントとして、オークション会場を設けて大々的にやろうとしたが、コロナ禍で一般公開自体がオンライン開催になってしまった」ことから、規模を縮小してのトライアル開催となった。 25日まで入札受け付け まずは9月6日のオンライン一般公開に際し特設サイトを設け、12GeV(120億電子ボルト)陽子シンクロトロンのコントロールルームなどで使用していた機器類のなかから、電磁ホーンや制御盤銘板(プレート)、イオン源発生用金属片など14点を選び、出品した。同シンクロトロンは1976年から2005年末まで、約30年に渡り運転を続けていたKEKで一番長い歴史を持つ加速器だ。 出品物は動作保証するものではないが、加速器施設特有の放射化した装置などは出品対象から除外している。目玉に予定していたオシロスコープもPCB(ポリ塩化ビフェニル)の使用が否定できないことから出品を取りやめ、電子基板が11枚差し込まれた解析用ユニットに差し替えられるなどしている。

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日本の子どもは可哀そう 《ひょうたんの眼》36

【コラム・高橋恵一】青年海外協力隊員として東南アジアに派遣された青年の経験談である。優れた日本農業技術で作物を育てたところ、高温多湿の気候の効果もあって、半年でそれまでの1年分の収穫ができた。現地農民は、大喜びをした。次に、協力隊員は、後半の作付けに取り掛かろうとしたところ、農民は動かない。1年分の収穫ができたのだから、もう働く必要がないというのだった。30年前のことだ。 青年海外協力隊員は、苦笑しながら、現地農民の経済感覚を伝えてくれたが、今なら、ゆとりのできた時間や資金をどう使うかを考えたかも知れない。 日本では、高度成長期から、成果をひたすら企業資金力の強化に回し、労働時間の短縮やセーフティーネットの構築、地球環境の改善・保護に回すことはほとんどなかった。 それから30年。日本の幸福度ランキングは、世界で56位。韓国とピッタリ寄り添って、ロシア、中国の少し上位に位置しているが、OECD(経済協力開発機構)37カ国のうち最下位レベルだ。 我々の生活レベルを考える時、「昔」と比べると、格段に忙しさが変わって来ている。拘束された忙しさ、義務的な忙しさである。 日本の幸福度を改善するためには、就業時間を短縮し、最低賃金を思い切り上げればよい。毎日の労働時間を7時間、週35時間以内にすれば、全く違う世界が見えてくる。当然、フレックスタイムが導入され、満員電車も解消する。生産力を維持するためには、雇用を拡大しなくてはならない。女性の役割が大きくなり、より多様性が拡大する。変化への原動力は、格差社会の解消である。

高齢者施設にワクチン配送 65歳以上4万7000人に接種券郵送も つくば市

高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの配送が22日、つくば市で始まった。同日午前、第1便となるファイザー社製のワクチンが、市内の介護老人保健施設に1カ所に届けられた。併せて同日、市内の65歳以上の高齢者約4万7000人にワクチン接種券が郵送された。23日以降、各家庭に届く。 マイナス70度の超低温冷凍庫から取り出したワクチンを必要な数だけ素早く配送用の保冷箱に移す作業員=22日、つくば市役所 配送されたワクチンは、17日に国から届いた2箱(1950回接種分)のうちの一部で、市役所内に設置された超低温冷凍庫でマイナス75度で保管されていた。 4月26日から5月3日の週には5箱(4875回接種分)が国から届く予定で、医療機関のほか、特別養護老人ホーム10カ所とグループホーム18カ所にも届けられる予定だ。 接種開始は5月24日

開園25周年 つくばわんわんランド 「人とペットが共存する拠点に」

日本最大級の犬のテーマパーク「つくばわんわんランド」(つくば市沼田、東郷治久社長)が27日、開園25周年を迎える。1996年4月27日、現在の3分の1ほどの面積でスタートした。ペットは家族の一員であるという価値観が浸透すると共に、犬を見せる施設から犬と触れ合う施設へとコンセプトを変化させてきた。現在、約90種約500匹の犬がいる。 寺崎修司園長は「日本のペットに対する意識は、ペット先進国と比べまだまだ遅れているところがあるので、正しい知識をもって人と動物が共存する社会を目指す拠点になれれば」と話す。 珍しい大型犬、ナポリタンマスティフをなでる寺崎園長 25周年を記念して26~28日の3日間、25歳の人と小学生以下の入園料が100円になる特別イベントが開催されるほか、ゴールデンウイーク(GW)中の29日から5月5日まで、グループ法人のつくば国際ペット専門学校講師による犬のお手入れ教室やしつけ教室などが開催される。 園のシンボル 黄色い木造犬は4代目

別の学校も臨時休校 つくば市教員が新型コロナ

つくば市は21日、市立学校教員が新型コロナウイルスに感染していることが分かり、この教員が勤務する学校を22~23日の2日間、臨時休校にすると発表した。 市教育局学び推進課によると、20日に感染が確認された教員が勤務する学校とは別の学校という。 21日感染が分かった教員の濃厚接触者は現在、保健所が調査している。この教員の症状や、いつまで勤務していたかなどは公表しないとしている。 一方、20日に教員の感染が確認され、21~22日の2日間、臨時休校としていた学校は、23日から通常通り授業を開始する。