金曜日, 10月 30, 2020
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つくばエキスポセンター -検索結果

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「あそび大集合」も休館続く 春休みのつくばエキスポセンター

【相澤冬樹】春休みの子供たちに用意したメニューが日の目を見るか、つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、中原徹館長)が新型コロナウイルス感染症をめぐる動静に気を揉んでいる。同センターは20日、従来24日までとしていた休館期間を4月7日まで延長すると発表した。これにより、企画展「かわったあそびが大集合!-つくって・ためして・かんがえる」の開催も宙に浮いている。 企画展は当初、20日から6月7日までの会期を予定していた。ねじやストローなど身近な素材やタブレット端末を触ったり操作したりして、遊びのなかに興味を見つける体験型のイベント。「キッチンオーケストラ」「ストローの森」など6つのテーマ、9つのコーナーを用意した。19日には報道機関向けの内覧会まで開き、休館明けの25日にスタートできる態勢を整えていた。 20日になって、政府が一斉休校の延長をしない方針を打ち出たが、県内で感染患者が確認された状況を踏まえ、休館の再延長を決めた。再開は早くても4月8日以降となる。 同館運営部は「子供たちが室内で、ものや道具に触って遊ぶ企画だけに、換気や除菌には十分に配慮して開催しようと準備していた。こういう時期だからこそやりたかった」と残念がる。6月7日までの会期が残っている限り、中止ではなく延期で開催のタイミングをうかがっていくという。 同センターの「休館期間の延長について」は随時更新される。電話: 029-858-1100 ➡新型コロナウイルスの関連記事はこちら

プラネタリウムが新世代に つくばエキスポセンター

【相澤冬樹】つくばエキスポセンター(つくば市吾妻、中原徹館長)のプラネタリウムが1日、改修工事を終えリニューアルオープンした。1月31日に内覧会が開かれ、新システムの紹介と新番組「地球発、宇宙の彼方へ~未体験スペースツアーへの招待~」の試写会が行われた。 プラネタリウムは、直径25.6メートルのドーム天井に満天の星空を映し出す光学系の装置に、プロジェクターで投影する全天周デジタルシステムを組み合わせるもので、今回は2012年以来8年ぶりにデジタル系を入れ替えた。6台構成の4Kレーザープロジェクターを使用し、マルチプロダクションシステムによりつなぎ目のないスムーズな動きで、明るく鮮やかな映像をわん曲したドームスクリーンに映し出す。 同センター運営部、瀬戸口啓一部長は「明るさは従来に比べ数値的には1.4倍だが、更新前に比べ5倍近くなっている」と胸を張った。 光と影の動き リアルに再現 搭載される映像技術「メディア・グローブ・シグマ(Σ)SE」により、地球や宇宙の姿をダイナミックに再現する。コンピューターグラフィックスの画像処理と異なり、恒星や星団などデータベース化した膨大な銀河モデルを元にシミュレーションした映像。光と影の動きまでリアルに再現する。 データには地球の地形モデルも含まれ、1日から公開の「地球発…」は冒頭、筑波山を出発し、富士山を経て、エベレストから宇宙に近づくシーンなどが用意された。火星から木星、土星を旅し、途中、小惑星探査機「はやぶさ」がサンプル採集を試みたイトカワなどに立ち寄る40分の番組だ。 ドームスクリーンでの映像展開について、中原徹館長は「科学や芸術など多様な表現に役立たせてほしい。スポーツ中継にも新たな可能性を開くかもしれない」と期待を寄せる。 同センターのプラネタリウムは1985年の科学万博開催に合わせて設置されたのが初代で、光学系は2006年に現在の2代目に更新された。見る場所に応じて、位置の変化する星や星座を映し出す。昨年秋から急速に明るさが低下して関心が持たれているオリオン座の赤色超巨星、ベテルギウスの減光も今回のプログラムに反映されているそうだ。 ◆「地球発、宇宙の彼方へ~未体験スペースツアーへの招待~」は2月1日公開、上映期間は5月31日まで。上映は毎日2回。入館料を含むプラネタリウム料金は大人1000円、4歳~高校生500円(税込み)。問い合わせ電話029-858-1100。 ➡つくばエキスポセンターの過去記事はこちら

授業に役立つ学習資源紹介 26日「教員の日」、つくばエキスポセンター

【田中めぐみ】つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)の展示物やイベントを地域の教員などに紹介し、効果的な活用法を提案しようと26日、「教員のための博物館の日」イベントが同センターで開かれる。学校での活動や体験型授業などに役立つ学習資源を知ることができる。学校や幼稚園などの教員、旅行代理店、教員を目指す学生などは入館無料。 見どころは、つくば市内の研究機関が行っている学校向けの活動を一堂に紹介するコーナーだ。宇宙航空研究開発機構や国立環境研究所など全部で9機関が協力出展する予定で、研究機関からの講師派遣や見学の団体受け入れなどの取り組みを知ることができる。 ほかに同センター内の展示フロアを見学できるほか、プラネタリウムや科学教室、サイエンスショー、3Dシアターなど催事も体験可能だという。団体で利用する際にどのようなプログラムがあるか、どのように申し込めばいいかについて相談できるブースも出展される予定だ。 同センター学芸員の小林弘幸さんは「数多くの研究機関が集まるつくば市の特色を生かし、エキスポセンターが研究機関と教育機関、相互への情報提供のハブ的役割を担えれば」と話す。博物館と地域の教育機関、研究機関とのつながりを深めていきたい考えだ。 多くの子どもに体験をさせたいという教員からの要望に応じ、同センターでは3Dシアターの場所を移して以前より収容人数を増やした。また、団体受け入れの際には、学習効果を高めるためのワークシートを用意したり、天候に応じた予約を可能にしたりして、利用しやすくなる工夫をしているという。 「教員のための博物館の日」イベントは、国立科学博物館が中心となり、学校と博物館の連携促進を目的として2008年より始まった。イベントは全国約30の施設で開催されている。エキスポセンターでは去年から開催しており、去年の来場者数は約170人、うち小中高校の教職員や幼稚園関係者は約150人だった。 ▼各研究機関の学校など向け教育活動例(詳細は各機関に問い合わせが必要) 【宇宙航空研究開発機構】「宇宙教育指導者セミナー」を実施し指導者を養成するほか、「コズミックカレッジ」活動などを実施。 【国立環境研究所】指定された見学日に施設見学ができるほか、研究紹介、自転車の発電体験など目的に応じたツアーコースを設けている。 【産業技術総合研究所】サイエンス・スクエアつくばで最新研究の紹介、アザラシ型セラピーロボットパロなどの展示物の見学ができる。 【農業・食品産業技術総合研究機構】食と農の科学館での展示物紹介、作物見本園での植物の観察などができる。 【防災科学技術研究所】講師派遣のほか、地震ザブトン体験や施設見学ができる。Dr.ナダレンジャーによる自然災害科学実験教室なども実施。 【サイバーダイン(CYBERDYNE)】イーアスつくば内サイバーダインスタジオでの団体見学ツアー、ロボットスーツHALの装着体験などを実施。 【高エネルギー加速研究機構】研究者や職員を、学校などの団体に講師として派遣する「KEKキャラバン」プログラムを実施。

「コスモ星丸」35年ぶり再起動 つくばミニメイカーフェアで人気

【相澤冬樹】つくばでは初開催となる「ものづくりの祭典」、つくばミニメイカーフェア(TMMF)が15、16の両日、つくばカピオ・アリーナ(つくば市竹園)で開かれた。ビジネスシーンや趣味の世界で活躍する数々の成果が披露されたなか、主役になったのは各種のロボットたち。なかでもつくば生まれのレトロなロボットが、子供から大人まで来場者の幅広い関心を集めた。 科学万博のマスコットロボット フェアは、「つくる場=つくば」がキャッチフレーズ。企業や研究機関、大学から町の科学者、技術者まで全国から151組も集まり、実演展示やセミナー・シンポジウムなどで丹精込めた日ごろの成果を披露した。五十嵐立青つくば市長も姿を見せ、バスケットボールのシュートロボットを脳波で動かす実演に取り組んだ。つくばの産総研の開発した技術だ。 https://youtu.be/LGxlpyzSeUk そんななか、子供たちには「かわいい」、大人たちには「懐かしい」と注目を集めたのは、1985年に開催された科学万博のマスコットロボット「コスモ星丸」。つくば市のAI企業、LIGHTz(ライツ、乙部信吾社長)が目を付けて、TMMFへの参加企画として「復活プロジェクト」を立ち上げた。 乙部社長は85年当時小学生、岩手から万博見物に来て、今も鮮やかな思い出になっているという。「温故知新」の姿勢で、新しい技術との融合を図る同社の企業戦略にも合致するプロジェクトとして、保管先のつくばエキスポセンターから借り受けた。 科学万博から35年、まったく動かず、1週間前まで同センターの展示ブースに飾られていた。当時の最先端と思いきや、足もとの底部はベニアの板張りだったそうで、補強して、動力部などをチューンアップ。動作の電源は蓄電池からモバイルバッテリーに変え、コントローラーもスマホ仕様に変えたという。 科学万博で見られたじゃんけんをしたり、おじぎをしたりの動作はまだ不安定なため、電子音を立てて前進や後退、回転をするのにとどまった。それでもご愛敬なのは健在で、来場者の人気を集めた。同社が会場で呼び掛けた100万円のクラウドファンディングにも早速の応募が集まっていた。 今回ひとまず動く形になってステージに登場した星丸だが、やっと再起動を果たした状態。これから1年をかけ、新しい要素も加えてバージョンアップを目指すそうだ。

「まつりつくばには3日目がある」祭りの後の清掃活動に意義

【崎山勝功】24、25日に開催の「まつりつくば2019」から一夜明けた26日、まつり会場の一つとなったつくばセンター広場(つくば市吾妻)に市民の有志ら約60人が集まって、広場の歩道やベンチなどの清掃に汗を流した。 参加者たちはそれぞれデッキブラシを持ち、タイル舗装された歩道に水や洗剤をかけて、歩道にこびりついた油脂や泥などの汚れを磨き落としていた。歩道には捨てたガムも点在してこびりついており、除去するのに苦心していた。 「大人が汚した街を子どもたちがきれいにするのダサくない?」 清掃活動は、2016年3月から市内で清掃活動に取り組む市民団体「グリーンバードつくば」が中心となって行った。フェイスブック上などで「まつりつくばには3日目がある」とのキャッチフレーズで市民に参加を呼び掛けた。まつりつくば会場の清掃活動は17年から始まり今年で3回目。同団体代表で会社経営者の堀下恭平さん(28)は「大人が楽しんで汚した街を子どもたちがきれいにするのダサくない?」と訴える。 この日は、広場の街路樹に設置のベンチなども清掃。ベンチのすき間には食品の食べこぼしなど汚れが目立ち、参加者たちはブラシなどで食べかすや汚れをていねいに取り除いていた。清掃活動に参加した、同市の中学生、辻野夏海さん(13)は「ベンチはコケがたくさんあってきつかったので大変だった。来年もやってみたい」と話した。 グリーンバードの堀下代表と「同じ大学の出身」という縁で参加した、つくば観光大使の吉田さやかさん(28)は「清掃をやってくださる方がいるから、よりつくばを好きになるんだなと感じた」と語った。ラヂオつくばパーソナリティでフリーアナウンサーの小村悦子さんも清掃活動に参加し、自らデッキブラシを手に歩道やベンチを磨いた。「散らかっている街や汚れた街を見ると、何でポイ捨てするのとイライラする。1人で清掃活動はしづらいが、みんなで楽しんでできるので良かった」と振り返った。 清掃活動には市議や県議らも参加し、歩道清掃に当たった星田弘司県議は「祭りを盛り上げるだけでなく、街をきれいに盛り上げていくことも大切な事」と説いた。 同団体は、普段は毎月第1~第3日曜日と第2土曜日、第3水曜日の計5回、TXつくば駅や研究学園駅、みどりの駅の3駅周辺の清掃活動に取り組んでいる。ごみ拾いは子どもから高齢者まで幅広い層が参加できるため「自分たちの街を好きになるため、ごみ拾いをきっかけに人が集まってしゃべるなどの交流が目的」という。 ――まつりつくば当日のスナップです――      

【つくば市長会見】高齢者、生活困窮者、若者に重点 自殺対策

【鈴木宏子】つくば市、五十嵐立青市長の定例会見が1日、同市役所で開かれた。市自殺対策計画を策定し、同市の自殺ハイリスク群である高齢者、生活困窮者、若者に重点を絞った取り組みをしていくことを明らかにした。 2016年に自殺対策基本法が改正され、すべての市町村に策定が義務付けられた。同市は、全国平均と比べて20歳代、70歳代男性、80歳代以上の女性の自殺死亡率が高いなどが特徴という。 現在、人口10万人当たり16.8人(全国平均は18.9人)の自殺者を2025年に11.8人に減らすことを目標に、自殺対策を考える人材(ゲートキーパー)の育成、相談先があることを知ってもらう住民啓発と周知、小中学校などで「SOSの出し方教育」の授業実施―などを基本施策とする。 重点的な対策をする高齢者、生活困窮者、若者に対しては、早期に発見し支援につなげられるよう関係機関との連携の強化、相談窓口の周知などに取り組む。 ほかに、24、25日開催の「まつりつくば2019」について、今年は茨城国体開催記念として実施し、つくばセンター広場特設ステージで24日午後5時50分から、オリンピックの聖火にあたる「つくば市の炬火(きょか)」をつくるイベントを開催することを明らかにした。11日に筑波山山頂の御幸ケ原で火おこしによって採火する「筑波山の火」と、24日につくばエキスポセンターで、ニクロム線発電発火などさまざまな方法で採火した「科学の火」をひとつにする集火式を行う。

【夏休み特報】㊤ お勉強モード全開のつくば 初日から研究機関へGo!

さあ、夏休み。宿題の心配をするには早すぎるが、さすがつくばは頭脳都市。頭っから、お勉強モード全開だ。20日いきなり2つの研究機関が夏の一般公開を行えば、県科学技術振興財団のつくばサイエンスツアーでは「夏バス」運行が始まり、つくば市が事務局となる「つくばちびっ子博士」企画も39施設を結んでスタートする。【構成・相澤冬樹】 開発から25年、アザラシ型ロボット「パロ」特集 【産総研つくばセンター一般公開】20日午前9時30分から午後4時まで。今年の特集は、開発から25年を経て世界中で愛されるアザラシ型ロボット「パロ」が主役。病気やケガに苦しむ子供たちや一人暮らしのお年寄を癒して、今や世界中で5000体をこえるパロが活躍中とか。開発者の柴田崇徳さんによる特別講演(午後1時から、定員400人)と特別展示が開催される。 科学技術を身近にするチャレンジコーナーでは、結晶のお勉強と実験、地質図ライブラリー特別公開など。科学工作コーナー、スタンプラリーもある。 ▼産業技術総合研究所はTXつくば駅から無料シャトルバスを運行。電話:029-862-6214(広報サービス室)  https://www.aist.go.jp/tsukuba/ja/pr/2019/ 全員に「適応」エコバッグプレゼント 【国立環境研究所「夏の大公開」】20日午前9時30分から午後4時まで。子供から大人まで、楽しみながら環境問題や環境研究について学べる機会。今回は特に気候変動への「適応」をテーマにしており、来場者全員に「適応」ロゴ入りのエコバッグプレゼント。 サメやタコのタッチプール、安全機能が付いた未来の乗り物(G5)、簡単ヒアリDNA検出キットなど体験型イベントはじめ、研究者と話す環境サイエンスカフェ「プラスチック 何が問題?」、最先端実験施設潜入ツアーなど、合わせて60を超える展示、講演会、体験イベントが予定されている。(一部雨天の場合中止) ▼TXつくば駅と常磐線ひたち野うしく駅から無料シャトルバスを運行。電話:029-850-2453(広報室) http://www.nies.go.jp/event/kokai/2019/index.html 路線バスを乗り継いで6つの研究施設を回る 【つくばサイエンスツアーバス「夏バス」運行】路線バスを乗り継いで国土地理院、つくば実験植物園、つくばエキスポセンター、産業技術総合研究所(地質標本館、サイエンス・スクエア)、筑波宇宙センター、6つの研究施設を回る。大人500円、小学生250円、幼児無料(税込み運賃、保護者同伴)で、終日乗り降り自由の循環バスが運行される。 ツアーバスじたいは土・日・祝日に通年実施されているが、20日から9月1日までは毎週月曜日を除く毎日開催となり11便を運行。7月26日(砂を学び、砂絵と恐竜ジオラマづくり)、8月6日(極低温・液体窒素実験)、8日(太陽・風・鉄~私たちのまわりの地球環境)、21日(草木染めで色の変化を楽しもう)の4日間は特別イベント(各回定員40人、要予約)がある。第1・3土曜日と平日の5日間限定で、スタッフガイドが同乗して解説を聞かせてくれる同行コースも設定されている。こちらもWEBからの予約が必要になる。 ▼乗車場所はつくばバスターミナル8番乗り場、ターミナル隣接の関東鉄道つくば学園サービスセンターに券売所がある。電話:029-863-6868(県科学技術振興財団つくばサイエンスツアーオフィス) https://www.i-step.org/tour/tsukuba-science-tour-bus.html パスポートに5カ所以上のスタンプを集めて 【つくばちびっ子博士2019】20日から8月31日まで、「ちびっ子博士パスポート」を持って、指定された39の見学施設の展示やイベントを見学・体験しながら、ちびっ子博士スタンプを集める企画。5カ所以上のスタンプを集めてパスポートを提出すれば、「つくばちびっ子博士」に認定され、記念品がもらえる。18カ所以上の見学スタンプと400字程度の感想を書いて提出すれば「最優秀つくばちびっ子博士」の認定証、夏休みの勲章だ。 見学施設は研究機関のほか、筑波学院大学や東京ガスつくば支社を会場にした学習イベント、小田城跡歴史広場などの文化施設も含まれる。国立公文書館つくば分館では22日から8月31日まで、企画展「平家物語 変わりゆく時代を学ぼう」を開催。パスポート・チラシの配布場所はつくば市役所1階総合案内所ほか各窓口センター、つくば総合インフォメーションセンターなど。 ▼電話:029-883-1111(つくば市教育局教育指導課) https://www.city.tsukuba.lg.jp/kankobunka/event/1004810.html 各施設で多彩なイベント・プログラム 【科学捜査展 科学の力で真実を解き明かせ!】20日から9月1日まで、つくばエキスポセンター。科学技術を使って事件や事故の現場に残された見えない証拠を分析する科学捜査。実際の捜査で使われる鑑定技術を体験装置や映像、パネル展示で紹介。車とバイクの接触事故、放火の可能性ある火災事件など4つの捜査体験シミュレーションで犯人を推理する。 ▼当日配布の整理券方式で1回12組。参加は無料だが、入館料が必要。電話:029-858-1100(つくばエキスポセンター)http://www.expocenter.or.jp/?post_type=event&p=41107 【森林総合研究所「夏の一般公開」】27日午前9時30分から午後4時まで。最新の研究成果を解説するパネル展示や、体験型イベント(サイエンス体験、見学ツアー、ウッドクラフト、クイズラリー、昆虫のコーナーなど)を実施する。森林浴のリラックス効果体験、大人限定の木を発酵したアルコールの香りを試すコーナーなど体験会。講演は「茨城にシカがやってきた」岡輝樹(野生動物研究領域長)ほか。 ▼電話:029-829-8372(広報係)https://www.ffpri.affrc.go.jp/news/2019/20190727natsukoukai/index.html  

水遊び場2施設で開放 つくば市 チビっ子ら大はしゃぎ

【橋立多美】梅雨寒から解放されて蒸し暑くなった18日、つくば駅に近い中央公園(つくば市吾妻)の一角に設けられた水遊び場に子どもたちの元気な声が響いた。 つくばエキスポセンター前の水遊び場は広さ約680平方メートルで深さ約10センチ。周囲がコンクリートのため、けが防止策として人工芝が敷かれて噴水を備えている。 水と戯れる5歳と2歳の兄弟を見守っていた学園の森在住の母親(32)は、「水はきれいだし、こうした場所があってうれしい。梅雨が明けたら毎日のように通ってくるかも。今夜は疲れて良く寝てくれると思う」と笑顔だった。 中心市街地の魅力向上や、にぎわい創出を進める市の「プレイスメーキング事業」の一環として昨年、整備して市民に開放した。約2200人が利用して好評だったことから、今夏は松代公園のくまさん池も開放されている。 ショッピングセンターのララガーデンに近い松代公園は、1000本近い自然のアカマツ林を生かした住宅地の中の静かな公園。園内には水とふれ合うくまさん池を始め、遊具や芝生広場がある。くまが小型の噴水を抱える池は、広さ約400平方メートルで深さ20センチほど。 市は、わずか数10センチの水深でも子どもが溺れる危険性があるとして、保護者に子どもから目を離さないよう呼びかけている。 水遊び場開放日時 ▽中央公園は9月16日までの午前9時30分から午後4時まで。休みは7月25日、8月8日、23日~26日、9月9日。 ▽松代公園は8月31日までの午前10時から午後4時まで。休みは7月23日、8月6日、20日、27日。 いずれの水遊び場も天候等によって中止になる場合がある。

【10連休直前行楽ガイド】後編 連日のイベントでおもてなし ファミリー向けテーマパーク系

家族連れだと連休中のレジャーは、テーマパーク系の行楽施設に目が向かいがち。各施設ともあの手この手の企画やイベントでもてなしてくれるが、10連休ともなるとネタ切れにならないか心配になる。近場でリストアップすると、それぞれががんばってくれているのが分かる。(アクセス、入場料金などは各施設のサイトで確認を) つくばわんわんランド(つくば市沼田) 筑波山の麓、大型犬から小型犬までの犬と猫、90種500頭以上を飼育するテーマパーク。園のシンボルは高さ11メートル、世界最大級の木造犬「モックン」で、展望台にもなっている。そのモックンの胸元に、今回大きく掲示されるのは新元号「令和」の文字。モックンを背景に写真を撮れば格好の改元記念になるはずだ。 5月1、2日には新元号スタート記念として、入園料が無料になるルーレット抽選を実施する。GW限定で、柴犬だけを集めた「柴犬ふれあい広場」、1歳未満の子犬たちとふれあえる「わんわん幼稚園」を開設、隣接のつくば国際ペット専門学校の現役講師によるしつけ相談会、お手入れ教室なども開催する。「わんわんドリームショー」などのパフォーマンスも行われる。 ➡https://wanwan-land.co.jp/ こもれび森のイバライド(稲敷市上君山) 1999年にオープンの「ポティロンの森」をリニューアル。ことしは通算で開園20周年を迎える。四季折々の自然が楽しめる農業公園で、園内ではヤギやアルパカ、フクロウ、ウサギなどの動物に間近で接することができる。手ぶらでOKというバーベキューやチーズソフトクリームなどのグルメ系も充実、連休中は日替わりでキャラクターショーや体験型イベントが組まれている。 昨年シルバニアパーク(別途入場料)が開設され、シルバニアファミリーが勢ぞろい。27日からはアニバーサリーフェスタが始まる。10連休中は午前9時30分開園(通常10時)となり、1日4便、牛久駅から無料の送迎バスを運行する。 ➡https://www.ibaraido.co.jp/ 霞ケ浦ふれあいランド(行方市玉造甲) 霞ケ浦畔で行方市開発公社が運営する施設で、霞ケ浦などについて学ぶ水の科学館、高さ約60メートルの虹の塔、水遊びのできる親水公園などからなる。道の駅たまつくり観光物産館「こいこい」と一体になっており、連休中は「Waku!Waku!フェスタ2019」を開催する。 28日は「なめがた湖(かわ)と大地の春まつり」で、水産物生産者や農産物生産者による直売はじめ、なめがたマルシェ、フリーマーケットなど。5月1日の「鯉の日」に向けコイのあら汁、ポタポタ焼きの無料試食や漁師直売会もある。ボルダリングやカヌー体験(予約制)といったスポーツ系も企画した。29、30日は「平成最初で最後」と銘打った「なめがた肉フェス」の開催。美明豚ステーキからなめがたバーガーまで食べまくる機会だそう。 ➡http://www.city.namegata.ibaraki.jp/page/page000684.html つくばエキスポセンター(つくば市吾妻) 5月24日まで企画展「とびだす絵本」開催中。プラネタリウムでは「宇宙の中のオウムガイ~自然にかくされたさまざまなカタチ~」。10連休中はGW科学教室として、見えない光をみつけよう!「UVチェックストラップ」を作る。(別途参加料あり) ➡http://www.expocenter.or.jp/ 地質標本館(つくば市東) 産業技術総合研究所にある施設だが、7月7日まで特別展「宇宙(そら)から地質(ジオ)―衛星でみる地質―」開催中で、連休中も開館する。国際宇宙ステーションに搭載予定のHISUIの紹介など。 ➡https://www.gsj.jp/Muse/ ミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市大崎) 6月9日まで企画展「体験!発見!恐竜研究所~ようこそ未来の研究者」開催中。ティラノサウルスの全身骨格3体の展示など。29日はサイエンスデー「生物・科学の日」イベント、5月4日は無料入館日。 ➡https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/ 【構成・相澤冬樹】      

還暦の科学技術週間 青少年向けにシフト つくばで一般公開

【相沢冬樹】「発明の日」の18日がめぐってくるとつくばは「科学技術週間」に入り、教育・研究機関はこの週末に一般公開のピークを迎える。今年は60回目の節目の年。つくば地区ではかつて、民間研究所を含め50以上の機関が一斉参加し、意匠を凝らした展示で華やかさを競ったが、平成の間に研究所の統合や規模の縮小などあって、今回の公開機関数は28となった。内容的にも企業向けに研究成果を発表する形式は姿を消し、青少年向けのプログラムを用意して研究者と交流するスタイルが目立ってきた。 「元素のチカラ」見せる黒い炎…物材機構 はっきり「若者向け」を打ち出したのは、物質・材料研究機構(NIMS)。「材料科学」はわが国の科学・経済のけん引役ながら、少子化や若者の理科離れの中、優秀な人材確保が難しくなっており、危機感を募らせている事情が背景にある。21日の一般公開では、子供たち向けの体験プログラムとは別に、高校生や大学生向けのプログラムを用意した。 折から2019年は元素周期表ができて150周年を迎えることから、「元素のチカラ」をテーマに講演や講座を開設する。特別講演は花火師の山崎茂男さんによる「花火“奇跡の3秒”を生む元素の力」、体験講座では食塩とメチルアルコールから「黒い炎」を作り出して、その元素の謎解きをする。公開は21日午前10時~午後4時、NIMS千現・並木・桜地区同時開催となる。 →https://www.nims.go.jp/openhouse/ 高校生・大学生限定で…国立環境研 今回から対象を高校生・大学生に限定し、一般公開を取りやめたのは国立環境研究所。20日午後1時から開催の「春の環境講座-地球のおくのほうまで見てみよう」は、環境問題について少人数で研究者と語り合う3つのイベントに、高校生・大学生を 50 人限定で募集した。職員採用に関する相談コーナーまで設けた。 →http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190326/20190326.html キッズ・ユニバーシティ…筑波大学 筑波大学は、その名も「キッズ・ユニバーシティ」(子供大学)と銘打って、児童・生徒向けのプログラムを組んだ。20日午前9時~午後5時、最新のスーパーコンピューターの見学会やホタル飼育、科学遊びラボなどを設けるほか、高校生以上対象に知能機能システム専攻公開、地上ロケットエンジン燃焼試験などを行う。限定公開の大学地底探検ツアーも各回25人で4回行われる。 →http://www.tsukuba.ac.jp/event/e201903181000.html このほかの主な公開は次のとおり。 ▽国立公文書館つくば分館=20日までの午前9時15分~午後5時、企画展「明治を支えた情報通信」 新旧憲法、終戦の詔書(しょうしょ)などの展示。 ▽高エネルギー加速器研究機構=20日午前9時30分~午後4時30分、施設見学ツアー Belle II(ベルツー)測定器&フォトンファクトリー、サイエンスカフェなど。 →https://www.kek.jp/ja/newsroom/2019/04/02/1600/ ▽建築研究所=21日午前9時~午後4時、実大構造物実験棟など研究施設のツアー見学(予約制、電話029-864-2151)ほかドローンシミュレーターによる操縦体験など。 ▽国土技術政策総合研究所・土木研究所=19日午前9時~午後4時、試験走路、京都・桂川の河川模型などの実験施設見学、VRで建築現場体験など。 ▽NTTアクセスサービスシステム研究所=17日午前9時50分・11時50分・午後2時20分・4時20分の4回に分け光ファイバーを使った通信技術をツアー形式で紹介。 ▽防災科学技術研究所=21日午前10時~午後4時、「生きる、を支える科学技術」をテーマに地震ザブトンによる揺れ体験、ゲリラ豪雨体験、ペットボトルで地震計を作るコーナーなど「ぼうさいミュージアム2019」の開催。 →http://www.bosai.go.jp/event/2019/openhouse/index.html ▽国立科学博物館筑波研究施設・筑波実験植物園=21日午前10時~午後4時、「科博オープンラボ2019」。ツアー形式で標本室をめぐる見学会。動物研究部、植物研究部で参加型の特別企画など。21日は筑波実験植物園入園料が無料。 →http://www.kahaku.go.jp/event/2019/04open_labo/ ▽筑波技術大学=19日午後1時~、視覚障害に配慮した学習環境と支援機器の体験。 ▽つくばエキスポセンター=21日まで入館料200円(子供100円)割引。20日と21日にサインスショー、宇宙アサガオの種プレゼントなど。21日は江戸川学園取手小、塚原佳那子さんの一日館長。 ▽日本自動車研究所=20日午前10時~午後4時、「のぞいてみよう! クルマの研究所」。真冬の試験環境体験や水素・電気で走るクルマに同乗体験。 ▽JAXA筑波宇宙センター=19日まで午前9時30分~午後5時、筑波宇宙センタークロスワードパズル(プレゼント付き)、超小型三軸姿勢制御モジュール紹介(実演付き)など。 ▽産総研・地質標本館=16日~7月7日開催の特別展「宇宙(そら)から地質(ジオ)―衛星でみる地質」関連特別講演会=20日午後2時~4時 2講演を予定。入場無料。 ▽産業技術総合研究所つくばセンター=20日午前9時30分~午後5時、ミニトーク「トンボの不思議」、研究室見学「両生類ふれあいツアー」ほか、いずれも予約制。 →https://www.aist.go.jp/sst/ja/event/sq20190420/index.html ▽気象研究所・高層気象台・気象測器検定試験センター=17日午前10時~午後4時、気象研では講演会「異常気象と地球温暖化」など、高層気象台ではジェット気流の発見に関わる展示など、試験センターでは気象測器の展示・説明。 ▽国土地理院・地図と測量の科学館=18日午前10時~と午後4時~、測量用航空機「くにかぜ」内部公開。 ▽国際協力機構JICAつくば=20日午前10時~午後4時、展示「アフリカを知ろう!」、高校生国際協力実体験プログラム成果発表など。 ▽農研機構=19日午前9時~午後4時、⾷と農の科学館でもみすり体験や植物⼯場で栽培されたトマトの試⾷など、農業環境インベントリー展示館でミニ農村⾒学ツアーなど。 ▽森林総合研究所=18日午前10時~午後4時、企画展示「サクラを観る・守る・利用する」、樹木園の案内(研究者のガイド付き)など。 ▽国際農林水産業研究センター=19、20日の午前10時~午後4時、講演「地球温暖化に負けないトマトを作る~遺伝資源を用いた耐暑性研究」(19日)、ハイビスカスなどの苗木の配布(先着順)など。 詳しくは、2019年度イベント総合ガイドのダウンロードページへ。

【クレオ再生問題】170人が参加 抵当権の指摘も 市役所で説明会

【鈴木宏子】つくば駅前の商業施設クレオ(筑波都市整備所有)再生問題で、市による市民説明会が14日午前、つくば市役所で開かれ、約170人が参加した。幼い子ども連れの姿も見られた。9日の大穂交流センター、11日の茎崎交流センターに続いて3回目の説明会となる。 五十嵐立青市長は「今、何も関与しないとクレオはマンションになる。一等地がマンションになると周りの公務員宿舎が売れなくなる」と危機感を強調し、新たに、テナントの入居交渉について、ディスプレイデザイン会社大手の乃村工藝社(東京都港区)が行っており「(入居交渉の手応えは)ひじょうにいい反応だったということだった」と話した。 主なやり取りは以下の通り。 参加者 同じ子ども向け施設のつくばエキスポセンターとの関係はどう考えていくのか。うまくいかないときのプランBは考えているか。 市長 エキスポセンターは30年前につくられた。今の最先端の科学技術を紹介したり、子どもたちを引き付けるかというとちょっと方向性が違う。質が違うものになる。(テナント)の入居率を95%で設定している。リスクは広くみてプランを組んでいる。 参加者 市が出資するまちづくり会社への市の関与が強くなりすぎることを懸念している。(青森市が第3セクターで運営した駅前再開発ビル「アウガ」が失敗したのは)早く失敗を認めて何らかの対応をとればよかったが、政争の具になってしまってずるずる引っ張ったからだ。市の関与が強くなり過ぎることがないようにきちんとしていただきたい。 市長 ずるずるいくようなことはしないことをしっかり決めていきたい。 参加者 きょうの説明を聞いて安心した。乃村工藝社だとか(市が出資者を打診している)ミント機構(民間都市開発推進機構)とか実績のあるところと連携していて安心した。 市長 マンションに固定化されると手も足も出ない。時代のニーズに合った経営をしていくためにもまちづくり会社である必要がある。 参加者 マンションで賛成だ。TXのすばらしい駅があり、つくば駅前のマンションは価値が違う。 市長 私はマンション廃止論者ではない。この場所はマンションがだめだということだ。 参加者 個人的には(再生案に)消極的な立場だ。西武、イオンが撤退したのは(立体駐車場なので)平置きの駐車場ではないからだ。アクセスの対策が行われなければ家賃を安く見積もっても大丈夫とはいえない。(まちづくり会社の)出資割合が大きいサイバーダイン社に家賃を安くして貸すのであれば間接的な助成になるのではないか。つくば市は(まちづくり会社の出資金50億円のうちの)20億円で過半数ではない。市がイニシアチブをどうとるのか。民間企業の意向が(まちづくり会社の運営に)反映されてしまう。 市長 立体駐車場は1台当たりの駐車スペースを広げる工事をしている。(購買者が無料駐車できる時間は)3時間から5時間程度無料になっていく。(再生後の施設の)賃料は適正な金額で貸し出していく。つくば市の出資は4割だが筆頭株主になる。4割は単独で否決権をもつ。 参加者 (1階に置く予定の)食品スーパーは周辺にマンションをつくって人口を増やさないと採算が合わない。一定の条件でマンションを作る必要ある。(隣接の)ライトオンつくば本店ビルはタカラレーベンに売却された。ここをマンションにしない方策は考えているのか。(市長は)財務内容がいいとおっしゃるがサイバーダインは(損益が)赤字会社だ。クレオに抵当権が150億円ついている。整理の見通しは立っているのか。 市長 ライトオンに今入っている企業はオフィスとして入っている。ライトオンの社長とも話をして、マンションにはしないという話はいただいているが何が起こるか分からない。サイバーダインは研究開発を先行させているので赤字だが、中堅企業の中では一番お金を持っている。状況によって、いかようにもなっていく見通しをサイバーダインはもっている。(所有者の)筑波都市整備がクレオとモグ、キュートの三つを売りたい話がある。(三つが)共同担保になっている。クレオの担保をはずすことは十分に可能だろうという話になっている。 参加者 TXを使った集客が大事。電車をつかって県外から来てもらう魅力を発信することが重要。 市長 つくばに行ってみようと思われるようなシティプロモーションはこれまでなかなかされてこなかった。今、一から見直している。 参加者 きょうの話でいろいろなことが分かってすっきりした。市長は2階部分がつくば市の1丁目1番地と言ったが、電車で来たとき1階の角のところが1丁目1番地になる。そこに温浴施設があるのはもったいない。インフォメーション施設をつくってはどうか。 市長 駅からの動線を含めて案内機能を考えていきたい。 参加者 (つくば駅周辺の)建築の用途制限をすべき。クレオは減価償却をやると価格はどのくらいあるのか。5年先、10年先に事業計画が困難になるのであれば、イオン棟側だけセットバックしてマンションとして建てるのはやむを得ないのではないか。 市長 どういう規制の可能性があるのか検討している。減価償却と保証金は民間企業の経営に関わることなので開示は難しい。イオン棟を既存のまま使っていくことが必要。マンションが建ってない街区は4街区しかない。 参加者 基本的には賛成だがいくつか心配している。センタービルとの関係はどうなるのか。筑波都市整備はまちづくり会社だが、(新たにつくる)まちづくり会社との違いは何か。 市長 センタービルは中心市街地のビジョンに紐付けて戦略をつくっているところ。クレオと役割分担しながら。エリア全体として再生させることに力を入れている。筑波都市整備は本来まちづくり会社だが、建物の管理が中心になった。今度のまちづくり会社は主体的に動いていく。 参加者 方向性は共感するが、具体論に入っていくと、まちづくり会社の出資会社にサイバーダインが入っていることが疑問。本業とは違うところに出資することになる。市民から出資を募ってはどうか。エキスポセンターがあるのになぜ子供の施設をつくるのか。既存の施設をもっと活用するようなハブの役割をすべき。(1階に予定している)温浴施設も周辺にある施設を活用すべき。 市長 出資はこの形で限定ではなく増資もある。市民が主体的に関わっていく仕掛けを作っていくことも必要。エキスポセンターと食い合うことはない。温浴施設は、つくば駅から筑波山の登山に行く人がある。周りのものを食うのではない。 参加者 概ね賛成。モグ、キュートがマンションになってしまうと再生案が瓦解してしまう。将来の取得を含めて何とかできないか。 市長 規制を具体的に検討しているので、そういう中で、(民間が)買ってもマンションにできない方向性をつくっていきたい。 参加者 市の中心のクレオに、市民活動総合センターをつくるという話があった。それが消えてしまった。 市長 市民活動センターは箱としてはずかしい。移転をさせないといけないと思っている。移転先だが、すべての機能をクレオに盛り込むのは難しい。市民活動センターは重要なので私の意志として必ず移転させたい。 参加者 まちづくり会社の情報を十分な開示していく必要がある。 市長 当然開示しないといけない。 参加者 (市が5階にテナントとして入居させる)子ども科学図書館は市が家賃を払うが、ほかはきちんと家賃をとれるのか。 市長 当然、黒字にしていくことが重要。利益を出すバランスと公共性とのぎりぎりでパズルを組み合わせてつくった。すべてのテナントから家賃をとる想定で考えている。 参加者 家賃を安く設置できるのは、古くなった建物を安く買うからか。あまり安く借りられると周りのモグとかに入っている企業が不満に思う。 市長 先を見据えた形でできることを誘導していく。 参加者 中高大学生にアンケートとったらどうか。 市長 先週の金曜日に小中学校に(再生案について説明した広報紙の臨時号を)配った。若い世代の声をたくさん出してもらえればいい。 参加者 ほとんど賛成だが、気になるのは温浴施設の水。地震とかあったときにクレオの耐久性は大丈夫か。 市長 大規模改修の必要なく動かしていける判断している。対応可能だと思っている

入院中の小児 科学を楽しむ エキスポセンターが出前教室

【橋立多美】科学を体感できる、つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)の科学出前教室が同市天久保の筑波大学附属病院エントランスホールで6日行われ、同病院に入院している9人の子どもたちが星空体験と科学工作を楽しんだ。 同センターのプラネタリウムドームの大きさは直径25.6㍍あるが、その5分の1にあたる5㍍のドームスクリーンが設営され、秋の星座が映し出された。ドームは遮光性フィルムを用いたもので、職員らが手作りで完成させた。またペットボトルの中の魚が浮いたり沈んだりする不思議な浮沈子(ふちんし)の工作が行われ、科学の面白さに触れた。 保護者や看護師に付き添われ、点滴を受けながら参加した子どももいたが、解説付きで約20分、秋の星空を鑑賞した。かすみがうら市の5歳の男児は「きらきら光って面白かった」と、付き添った父親を見上げて顔を紅潮させた。筑西市の小3年男児の父親(40)は「プラネタリウムを見せたことはなかったし、入院生活に楽しさを届けてくれて有り難い」と笑顔だった。 同センターは、青少年への科学技術の普及啓発のための科学出前教室(アウトリーチ活動)を続けており、昨年度は128団体に出向いている。広報担当の小堀安奈さんは「これまでは幼稚園や小中学校への出前が主流を占め、病院での教室は今回が初めて。保護者や医療者の皆さんにも喜んでいただけた。つくば市吾妻のセンターから日帰りで往復できるエリアなら出前します」と話す。

災害復興祈り新作大ねぶた登場 移動支援ロボのパレードも 25、26日「まつりつくば」

【鈴木宏子】つくば市最大の夏祭り「まつりつくば」が今年も25、26日の2日間、つくば駅周辺で催される。恒例のねぶたや日本最大級の万灯みこし、1985年のつくば科学万博を記念して製作された万博山車、竿燈(かんとう)などが勢ぞろいしパレードを繰り広げる。 ねぶたは、今年新たに大ねぶた1基が加わり、凱旋太鼓と合わせて計10基が両日夕方から、土浦学園線をパレードする。新たに登場するのは日本神話のヤマタノオロチを退治するスサノオノミコトを題材にした、まつりつくばオリジナルのねぶた。2015年鬼怒川水害が発生したことを受け、自然災害からの復興を祈願して製作したという。つくば青年会議所ねぶたパレード実行委員会の猪瀬尚平委員長(31)は「見応えある壮大なパレードをぜひご覧ください」と来場を呼び掛ける。 25日のオープニングパレードでは、搭乗型移動支援ロボットが消防音楽隊などと共にパレードする。電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」、産業技術総合研究所の「マイクロモビリティ」、日立製作所の「ROPITS」、宇都宮大学の「NENA(ニーナ)」などがお目見えする予定だ。これまで歩道以外の公道走行は認められてなかったが、今年3月の警察庁通達で通行止め規制が行われている車道で走行できるようになった。車道走行は国内初という。 ほかに26日は、来年つくば市で開かれる茨城国体自転車競技を応援しようと、自転車ロードレースの「Jプロツアー」選手30人が、サイクルレースのエキシビション(特別実演)を実施する。 パレードのほか、つくばセンター広場、つくば公園通り、中央公園、つくばエキスポセンターなどでも様々な催しが繰り広げられる。 ▼つくばセンター広場=ステージやバザー広場が設けられ、ライブコンサートやヒーローショーが開催されるほか、飲食店が多数出店する。 ▼つくば公園通り、中央公園、エキスポセンター=文化会館アルスと中央公園にはさまれたつくば公園通りでは、プロの大道芸人らがパフォーマンスを披露する。つくばエキスポセンター正面ゲート広場にはロボットパークが設けられ、ロボット操縦体験やセグウェイ試乗などができる。二足歩行ロボットによるステージショーなども催される。中央公園は「ふれあい広場」が設けられ、ポニーの体験乗馬などができる。 ▼竹園公園=つくば国際会議場隣りの竹園公園には「スポーツパーク」が設けられ、グラスバレー大会やダンスパフォーマンスバトルが催されるほか、いろいろなスポーツを体験できるブースが設けられる。 今年のまつりつくばは例年とほぼ同規模。昨年話題を呼んだディズニーパレードは行われないが、例年同様、40万人の人出があると見込まれている。 市役所に無料臨時駐車場 25、26日の2日間、研究学園駅近くの市役所駐車場を無料臨時駐車場として開放する。無料臨時駐車場から会場のつくば駅周辺に出掛けられるよう、つくばエクスプレス(TX)下り快速列車の一部が両日とも研究学園駅に臨時停車する。 まつりの問い合わせは電話029-883-1111(まつりつくば大会本部・事務局つくば市観光推進課内)。

まだ間に合う!夏休み自由研究 つくば市文化財課が相談室開設 22日も

【橋立多美】夏休みもあと12日。つくば市文化財課が同市役所4階会議室で、21、22日の2日間、職員による夏休み自由研究(歴史・文化財)相談室を開いている。 毎年夏休みになると歴史や文化財についての問い合わせがあることから、その声に応えて今夏初の試みという。同課の石川太郎さんは「つくば市はかすみがうら市に次いで古墳や遺跡、出土した石器などが多く、子どもたちに郷土の歴史を知ってほしい」と話してくれた。 相談に訪れた桜南小5年の女子児童は、自由研究のテーマを同小付近の歴史に決めたが、どうまとめたらいいか分からなくなってやって来た。相談に乗ってもらいながら仕上がると緊張がほぐれ、「うまくできた。来て良かった」と笑顔を見せた。同伴した母親は「今年つくばに引越して来たばかりで土地勘もないし、ほんとに助かりました」と安堵の表情を見せた。 同相談室は22日も開かれる。「つくば市の歴史や文化財」を自由研究のテーマにしている、もしくはこれからしようという児童生徒の相談や、「調べてみたけれどわからない」「調べ方がわからない」「なにをテーマにしたらいいか迷っている」などの困りごとにも応じてくれる。 ▼時間は午前9時~午後4時30分。事前申込不要、無料。 研究機関も相談に対応 夏休みが終盤に入り、後回しにしてきた自由研究に悩んでいる児童生徒や保護者は多いのでは。次の研究機関でも夏休みの宿題や自由研究の相談に無料で応じている。 【地図と測量の科学館】夏休み測量相談コーナーを開設。地図と測量に関する質問に応じる。日時は31日までの火曜と金曜の午前9時30分~午後4時30分。つくば市北郷。問い合わせは(029-864-1872) 【地質標本館】岩石や鉱物、化石、地質全般に関する相談の他、夏休み中に野外で採集した石で分からないことや詳しいことを知りたいなどにも専門の研究者が応じる。日時は25日(土)午前9時30分~午後4時。つくば市東。問い合わせは(029-861-3750) 【つくばエキスポセンター】楽しい科学の相談コーナーで、科学や技術に関する展示物の質問や自由研究に役立つテーマなどの質問を受け付ける。開館時間は午前9時50分~午後5時、夏休み期間中は無休。入館料が必要(こども210円、大人410円)。つくば市吾妻。問い合わせは(029-858-1100)

科学・文化スポット紹介 つくば駅周辺まち歩きマップ

【橋立多美】つくばセンター地区活性化協議会(つくば市竹園)が、TXつくば駅を中心とするセンター地区の科学や文化施設が一目で分かる「つくば駅周辺まち歩きMAP」を5000部製作した。 センター地区は、東西の大通り線と南北の大通り線の中の南北2.4kmの細長い区域で、面積は約80ha。これまでのマップは細長い区域に沿ったタテ型だったが、見やすく横に配置したA3版で、手書きのイラストを交えた親しみやすいデザインになっている。 マップは、つくばエキスポセンターや江戸時代の古民家を移設した、さくら民家園、筑波研究学園都市のランドマーク・つくばセンタービルなどのスポットを紹介。フォトスポットや飲食店も盛り込まれている。 同協議会は、同地区のにぎわい創出を目的に、筑波都市整備(株)を中心に同地区に立地する企業など52団体が2009年に設立した。 協議会事務局長の稲葉祐樹さんは「つくば駅周辺は市外から学会や仕事で来訪する人が多いが、つくばらしい建築物を見ることなく帰ってしまう。駅周辺の魅力を知ってほしい」。事務局の神村典子さんは「マップを活用してセンター地区を回遊してもらえるとうれしい」と話している。 ◆「まち歩きマップ」は、つくば市総合インフォメーションセンター(BiViつくば内)、つくば駅自由通路の物産館前などで手に入る。

日本語学ぶ台湾の大学生 筑波学院大で短期研修

【鈴木萬里子】台湾の中華大学で日本語を専攻する学生13人が3日来日し、筑波学院大学(つくば市吾妻)で同大の学生と一緒に授業を受けたり、華道や茶道を体験するなど、10日まで約1週間の短期研修をしている。 大学間の協定に基づき海外の大学でも単位を取得できる国際交流プログラムで、中華大とは相互に学生が行き来し7日間前後の短期研修を実施している。台湾のほか中国、韓国、オーストラリア、インドネシアの6大学と協定を締結している。 13人は、つくばに到着した3日夕方、学院大の学生団体、学友会が主催した歓迎会で出迎えを受けた。中華大2年の江彦慧さんは「初めての人とたくさん話すことが出来て楽しい歓迎会だった。日本の文化と美しい景色が好きなので、日本語をもっと勉強して将来は日本で仕事をしたい」と話した。 2日目の4日午前は、学院大1年生と一緒に「日本語リテラシー」の授業を受講し、張喜茹さん、張媛卿さんの2人が映像を上映しながら日本語で中華大を紹介した。 その後グループに分かれて日本人学生の輪に加わり、学院大生の質問に答えた。3年の頼鵬羽さんは「両国の違いは、日本は交通ルールをしっかり守るが台湾は守らない人が多い。つくばで驚いたのは夜が暗いこと、怖いと思った」と流ちょうな日本で答えていた。 瀟安延さんと陳品妤さんは台湾の観光名所をスマートフォンを使って紹介した。日本との違いについて問われると「敬語はあまり使わない。先生には普段より少し丁寧な言葉で話す」との答えに、日本人学生らから驚きの声が上がった。 学院大1年の坂下達哉さんは「違う国の人と話せて楽しかった。みんな日本語が上手でびっくりした」と驚いた様子。駒田有紀さんは「前から台湾に旅行したいと思っていたので、中華大生の話を聞いて是非行ってみたくなった」と話した。 同行している中華大の王盈文助教授は「研修で交流したのがきっかけでプライベートでも台湾と日本を行き来している学生もいる。学院大の学生には日本語で話し掛けてもらいたい。中華大の学生と友達になってほしい」と呼び掛けていた。 中華大の学生らは9日まで、大島槇子学長の特別授業を受けたり、学院大生の案内で近隣のつくばエキスポセンターやJAXA筑波宇宙センターを見学して10日帰国する。ほかに学院大学生の案内で、東京・浅草で浴衣を体験したり、秋葉原のメイドカフェや六本木ヒルズを訪れる体験なども用意されているという。  

つくばの研究機関・大学28カ所が一般公開 16~22日 科学技術週間

【富永みくに】「科学技術週間」に合わせた一般公開イベントが16~22日までの期間中、つくば市内の研究機関、大学など28カ所で催され、施設公開、講演会、展覧会など工夫を凝らした企画が実施される。 産業技術総合研究所「サイエンス・スクエアつくば」(つくば市東)は21日午前9時30分~午後5時、災害調査ロボ「CRoSDI」のデモンストレーションとミニ講演を実施。人が入れないような狭い場所で活躍するロボットが見られる。他にもオリジナルのビーズストラップやはんこが作れる工作コーナーなどが設置される(予約制)。 物質・材料研究機構(NIMS、つくば市千現・並木・桜)は22日午前10時~午後4時、講演、実験、工作など70を超えるプログラムを用意。谷田部中学校とのコラボイベント「永久磁石を作ってみよう」、ナノ戦隊スマポレンジャーによるスマートポリマー実験ショーなども開催される。 21日(土)、22日(日)の2日間は、無料の「つくばサイエンスツアーバス」が1日6便運行され、北回りはTXつくば駅、国土地理院、国立科学博物館つくば植物園を、南回りはつくば駅、つくばエキスポセンター、産業技術総合研究所、筑波宇宙センターを巡回する。 その他、主な施設の公開日は次の通り。 ▽国立公文書館つくば分館=16~21日午前9時15分~午後5時、特別企画展「花さんぽ」植物図譜を中心に園芸書・名所図会などの展示。 ▽建築研究所=22日午前10時~午後4時、耐熱性に優れ強度がある新しい木材製品CLTの特徴を体感できるCLT実験棟、防耐火棟・強度試験棟の見学など(予約制)。 ▽国土技術政策総合研究所・土木研究所=20日午前10時~午後4時、道路に関する実験を行う試験走路の見学、土石流の発生の仕組みを学ぶコーナーなど。 ▽防災科学技術研究所=22日午前10時~午後4時、豪雨体験ができる施設見学(雨具・長靴持参)、ペットボトルで地震計を作るコーナーなど。 ▽国立科学博物館筑波研究施設・筑波実験植物園=21日午前10時~午後4時、植物園バックヤードツアー、「研究お宝大公開」など。※一般常設展示有(「さくらそう品種展」は14日~22日) ▽JAXA筑波宇宙センター=16~22日午前9時30分~午後5時、国際ステーションから見た地球の映像の上映、展示館クイズツアーなど。 ▽気象庁高層気象台=18日午前10時~午後4時、自由気球を使った高層大気の観測、古い気象測器の展示など。 ▽国土地理院=17、19日午前10時~午後4時、測量用航空機「くにかぜ」内部公開など。 ▽国際協力機構JICAつくば=21日午前10時~午後4時、トマトの接ぎ木教室(先着順)、世界の布でしおりを作る工作、ボランティア事業紹介など。 ▽森林総合研究所=20日午前10時~午後4時、樹木園・実験住宅を研究員による解説付きで見学。 ▽国際農林水産業研究センター=20、21日の午前時~午後4時、熱帯果樹・黒糖・さとうきびなどの試食会、ハイビスカス・パインなどの苗の配布(先着順)など。 ▽筑波大学=21日午前9時~午後5時、子どものための特別授業「キッズ・ユニバーシティ」面白くてためになる科学実験など。 ▽筑波技術大学=20日午後1~5時、視覚障がい者のために開発された触って理解する教材、触覚的な案内表示などを公開。 ▽日本自動車研究所=21日午前10時~午後4時、水素・電気で走る車の試乗、交通安全教室、消防・救急車両展示など。 詳しくは、2018年度筑波研究学園都市研究機関一般公開総合ガイド(http://stw.mext.go.jp/event/tsukuba.html)へ。

《学生インタビュー》7 人を引き込む職員の力に感銘 エキスポセンターで解説

筑波学院大学には社会参加型の教育プログラムOCP(オフ・キャンパス・プログラム)があり、地域と連携しながら社会力豊かな人材の育成を図っている。情報システムコースの中山優作さん、ビジネスマネジメントコースの鈴木光介さんと松川優馬さんの3人は2年生の夏休みに7回ほど、つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)の科学体験コーナー「おもしろサイエンスゾーン」で実験や解説を通して来場者に科学のおもしろさを伝える活動を行った。 経営情報学部経営情報学科3年 中山優作さん 鈴木光介さん 松川優馬さん 3人とも県立水海道二高出身   ―3人は同じ高校の出身ですが筑波学院大学に進学した決め手は何ですか。 中山 進路について迷っていましたが、学校説明会で多様な進路が選択できると知り、良いと思いました。 鈴木 授業の一環で地域の人と連携を深められるのは他の大学では見られないと思いました。 松川 最初はコンピュータ関係の仕事に就きたいと思って入学しましたが、2年生の時に経営経済学をやりたいと思うようになりました。進路変更の選択肢が多いこの学校にして良かったです。 ―OCPでつくばエキスポセンターを選んだ理由は。 中山 化学と物理が好きですが、卒業後は営業職に就きたいと思っています。お客さんに説明する訓練になると思いました。 鈴木 守谷の実家から電車通学なのでエキスポセンターは通いやすく接客の練習にもなると思いました。 松川 1年生の時のは、OCPでスーパーでの食育活動にかかわりましたが、コミュニケーションがうまく取れずに終わりました。今回コミュニケーション能力を深めたいと思い決めました。 ―実際にやってみていかがでしたか。 鈴木 ぶっつけ本番でした。子どもにどうやって興味を持ってもらえるように説明すればよいのか不安でした。 松川 まず子どもと目線を同じにすることから始めました。 中山 動きのあるおもちゃに食いついてくる子どもに、もっと興味をもってもらえるよう手助け出来るのが良かったです。おとなも興味深く見てくれて子どもに接するのと違う面白さがありました。 ―工夫したことがあれば教えて下さい。 中山 分からないことはエキスポセンターの職員に聞いて自分なりに勉強しました。話し方、身振り手振りなど見せ方を工夫しました。 鈴木 話し方一つ変えるだけで子どもの興味の現れ方が違います。おとなには原理を詳しく説明しましたが、子どもにはロマンある話し方を心がけました。子どもは見たものに興味を示すので、まず実験を見せてから説明するようにしました。相手の気持ちになることが大切だと学びました。 松川 職員に説明を聞いて、自分が理解した上で来場者に接しました。難しい言葉を使わず子どもに伝わりやすい言葉で説明することを心がけました。途中で興味がなくなってしまった子どもには実験をやらせてあげるなど工夫しました。 ―印象的だったことは何ですか。 松川 自作のロボットを動かして子どもに見せていたスタッフに驚きました。こんなすごい教え方をする人と出会えたのもこの活動の良いところだと思いました。 中山 エキスポセンターの職員やボランティアとの関わり合いが楽しかったです。特に元営業職だった人の子どもとの接し方や人を引き込む力に感銘を受けました。 ―この活動を通して良かったことは何ですか、またそれが将来にどう役立つと思いますか。 鈴木 子どもたちが実験に驚いて自分の説明をまじめに聞いてくれてうれしかったです。自分もアドリブが言えて言葉が次から次に出てきました。相手が大人でも子どもでも、その人の目線に立って考えることが大切だと思いました、将来に役立てたいです。 中山 もともと対人スキルがある方だと思いますが、この活動を通じてより磨かれたと思います。将来もっとの伸ばしていきたいと思います。 松川 子どもが説明を理解してくれ「ありがとう」と言ってもらえたことがうれしかった。この活動を通して表現力を伸ばしていきたいと思いました。将来は金融機関で働きたいので説明するスキルやコミュニケーション能力を伸ばしていきたいです。 (インタビュアー:鈴木萬里子)    

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11月の週末はアクティブに 筑波山・霞ケ浦周辺トライアルツアー募集中

茨城県は11月の週末を中心に、筑波山・霞ケ浦周辺エリアでの一般向けのトライアルツアー「Mount Tsukuba(マウント・ツクバ) PLAY2020」を特別開催する。地域の魅力を堪能しながらロングライドを楽しめるサイクリングツアーをはじめ、子供向けプログラムや親子コンサートなど、さまざまなアクティビティープログラムやガイドツアーを行う。オンラインで参加予約を受け付け中。 県は18年度から3カ年計画で「筑波山・霞ケ浦広域エリア観光連携促進事業」を実施し、周辺エリアの魅力発掘と発信に関する施策に取り組んでいる。その一環として行われる企画で、昨年度に続く開催となる。 イベントのラインアップは次のとおり(以下の表示料金は税込み)。申し込みの特設サイトはこちら。 筑西市のサイクリングロードから筑波山を望む(茨城県提供) ◆筑波山&霞ケ浦1泊2日スポーツ体験ツアー 11月7日(土)〜8日(日)1泊2日筑波山登山や桜川でのカヌー体験など、親元を離れて子供たちだけで過ごす秋の大冒険。専門ガイド同行の県内小学生対象のスポーツ体験ツアー。料金は子供(小学生限定)2万9000円、定員は15人。

覆面食通が食べ歩き 県代表 おいしい10店選定へ

【山崎実】茨城県が「食」に着目した新たな観光誘客事業に乗り出す。「食」に精通したプロに覆面で食べ歩いてもらい、観光客に積極的にPRできる美味しい飲食店や名物料理を選定してもらう。 茨城は首都圏の食料供給基地といわれ、野菜類のほか、全国的に有名なメロンなどの果物、常陸牛などの肉、ヒラメ、ハマグリなどの水産物を数多く生産する。しかし観光の目的ともなる県を代表する料理は、県外の人に認知されているとは言い難い。 第1弾として、飲食店の分野で約10人の食通のプロが覆面で食べ歩き、「特においしい」「観光客にお勧めしたい」飲食店10店程度を審査し選定してもらう。 選ばれた飲食店などを県がPRすることで、来店をきっかけとした観光周遊の新たな流れを創出したい考え。覆面での食べ歩きは10月から11月にかけて実施されている。 名物料理については、第2弾として一般ウェブ投票によるコンテストや、料理ブロガーによるアイデアコンペなどが予定されている。 「食」のプロによる、おいしい飲食店と名物料理に関する問い合わせは、県観光物産課(電話029-301-3622)へ。

コミュバス導入するなら中村南・西根南地域 公共交通活性化協議会で土浦市

【相澤冬樹】コミュニティーバスなど新たな地域公共交通導入の検討を進めている土浦市は28日、市地域公共交通活性化協議会(会長・岡本直久筑波大学教授)を開き、各種調査の分析評価を元に、市域南西部の中村南・西根南地域で導入を図りたい意向を示した。協議会では拙速を危ぶむ声も出たため、同地域をメーンとしながら周辺地区の意向も拾い、具体化に向かうことで了承された。 同市では17年度策定の「地域公共交通網形成計画」をベースに、地域公共交通の導入促進を図るため、今年度から都市計画課サイドで試験運行する地区の選定作業を行ってきた。これまでに公共交通不便地域として12地区を選び、7地域に再編して設定。既存計画や各種統計、アンケート調査などからコミュニティー交通を導入すべき地域の順位付けを行った。 交通の不便さなどを調べるばかりでなく、コミュニティーバスが運行された場合に利用するか、運賃はどの程度払えるかなども質問した。結果、中村南・西根南地域が11点でトップ、右籾地区9点、乙戸南地区8点と続いた。 この順位付けから、市は中村南・西根南地域を導入候補地区として選定したい意向で、28日の協議会に諮った。11月にも地元地区長らに説明し、地域に運営協議会を設立、バス・タクシー事業者らとの調整を図って、来年10月には試験運行に漕ぎつけたいロードマップを示した。 これに対して委員からは、利用率があがらず3年で試験運行が終了した新治地区での先行事例を踏まえ「中村南・西根南地域だけでなく2位、3位の地区を含め、ぜひうちでやりたいと手をあげるところがあれば優先したい。確認してからでもいいのではないか?」と拙速を危惧する意見や「コロナ禍の状況が織り込まれた調査とはいえない。バスでなくワンボックスカーにボランティアの運転手という組み合わせでの検討ならどうだろう」と運行方法への疑問などが出された。 協議会は、右籾地区、乙戸南地区も中村南・西根南地域に近接していることから、同地域をメーンに交渉し、周辺地区の意向を拾いながら進める形で委員間の了承を取り付けた。次回協議会には候補ルートや停留所などの評価をまとめた調査報告書が提出される予定だ。

土浦・ほっとONEにホットな足湯 月例で「マルシェ」開催へ

【伊藤悦子】土浦市川口・モール505のまちなか交流ステーション「ほっとOne(ワン)」で31日、月例イベントの「マルシェ」がスタートする。ハロウィン開催の今回は、仮装で来場するともれなくプレゼントがもらえるほか、毎回ホットな「足湯」がいただけるというお楽しみ付きだ。 ほっとOneマルシェは、JA水郷つくばによる朝採り野菜の移動販売はじめ、カレーやれんこんおろしそば、ポップコーンなど飲食店の出店がある。施設前の広場では紙芝居や音楽ライブも開かれ、Vチャンネルいばらきで配信される。入場は無料。 「足をのばしてほしい」 マルシェの目玉は「足湯」。ラクスマリーナ(同市川口)から移動式足湯を毎回持ってくる。ほっとOneの菅谷博樹さんによれば「モール505ができたのは、つくばで科学万博が開催された1985(昭和60)年のこと。35年がたち、店舗もテナントも減り、訪れる人も少なくなった。やっぱり魅力がないと人は来ない」と6人のスタッフとアイデアを出し合い、イベントでは珍しい足湯はどうかと考えたそうだ。 ラクスマリーナには地下700メートルから湧き出る「霞ケ浦温泉」があり、移動式足湯の設備があることから、協力を呼び掛けると快諾してもらえたという。“入浴”の前には検温のほか、足のアルコール消毒までして感染予防を徹底するそうだ。 11月以降の日取りと内容は未定だが、月例開催と足湯企画は決まっている。「サイクリングのお客様たなど観光客や市民の方がたに足をのばしていただき、楽しく触れ合ってもらえれば」とアピールしている。