【谷島英里子】つくば駅前のつくばクレオスクエアMOG1階にある「プラザ・パフォーマンス・ギャラリー」で、筑波学院大学とつくば都市交通センターが主催する「空間デザインコンペティション」のタペストリー展が開かれている。夏の暑さを忘れさせる「涼しさ」がテーマで、市民投票で選ばれた優秀賞2作品が壁面を飾っている。

同大学はグラフィックデザイン制作、映像コンテンツ制作などクリエイティブな自己表現力を高めるデザイン教育の一環として、2015年からデザインコンペを行っている。コンペはパネル展示20作品から一般市民が投票。票数は全体で160票あり、メディアデザインコース3年藤崎栞夏(かんな)さんの「ナイトサファリ」、同年滝澤果奈さんの「そよ風」が優秀賞に決まり、タペストリーとなって展示された。

ナイトサファリはジャングルの熱帯夜をイメージして2頭のヒョウをピンクと青で描き迫力をつけた。そよ風は窓から入るそよ風を再現し、夏は木々の緑、花のピンクや黄色を取り入れシンプルに仕上げたという。

プラザ・パフォーマンス・ギャラリーの吹き抜け空間には、テーブルといすが設置され、ゆっくりと鑑賞することができる。9月7日まで。

コンペを担当した同大学経営情報学部ビジネスデザイン学科、准教授の髙嶋啓さんは「学生は作品が人の目や手に触れるとステップアップにつながる。多くの人に見ていただけたら」と話していた。

藤崎栞夏(かんな)さん作「ナイトサファリ」=同(筑波学院大提供)