【高校野球茨城’18】土浦二、3回戦進出の夢かなわず

5回裏無死一・二塁、飛び出した一塁走者を挟殺。一塁手・大森㊨

【池田充雄】第100回全国高校野球選手権茨城大会7日目の14日、土浦市川口のJ:COMスタジアム土浦には土浦二が2回目の登場。チームの歴史を塗り替える3回戦進出に挑んだが、下妻一を相手に0-7の7回コールド負けを喫し、夢の実現はかなわなかった。

土浦二は10日の1回戦、八千代に12-1の6回コールド勝ちを収めて勢いに乗り、翌日から下妻一に照準を合わせた練習を積んできた。「トーナメント表を見たときから意識していた。2年前の夏も2回戦で敗れた相手。ここに勝ってこそ目標の3回戦進出を達成できる」と大森航主将。

坂本武司監督は、先発投手に2年の庄司大翼を起用した。多彩な変化球で相手にゴロを打たせて取るタイプで、特に球速85㎞ほどの大きく曲がるカーブが得意だ。「今日の相手にはこのカーブが有効だと思うので、どんどん使って流れを引き寄せよう」と、庄司自身も意識していた。

持ち味のスローカーブで粘投した先発・庄司投手

ところが誤算があった。打ち取った当たりでも細かいミスやエラーが出てアウトを取りきれない。相手は機動力を使い、スリーバントや連続バントもからめてしつこくランナーを進めてくる。「相手のエースから得点できる雰囲気がなく、失点できないプレッシャーで硬くなった面もある」と大森主将。

相手の加藤孝太郎投手に対しては、得意の変化球への対策をしてきたが、ふたを開けてみたらストレートがよく来ていた。2年ながら四番を任された中山越も「打ちたい気持ちが先に立って力んでしまい、落ち着いて自分のスイングができなかった」と振り返る。

この経験をバネに来年こそは、3回戦進出の夢を果たしたい。「庄司・中山らが中心になり、1年間練習を積んでいってほしい」と、大森主将もエールを送る。

3回裏、1死満塁のピンチをホームゲッツーでしのぐ。捕手・木村魁虎

第100回全国高校野球選手権茨城大会 2回戦(7月14日、J:COMスタジアム土浦)

1 2 3 4 5 6 7 8 9
土浦二 0 0 0 0 0 0 0 0
下妻一 1 0 0 1 1 0 4× 7

※7回コールド

バッテリー
土浦二:庄司、入野-木村
下妻一:加藤-大竹

長打(すべて下妻一)
二塁打:磯貝、秋葉