【崎山勝功】土浦ロータリークラブ(RC)創立60周年記念式典が12日、土浦市城北町のホテルマロウド筑波で開かれた。つくばなど近隣のRC会員のほか、台湾のRC「台北陽明扶輪社」関係者など約140人が集まって創立60周年を祝った。
同RCは1958年2月に水戸RCをスポンサークラブとして創立会員33人で発足した。その後、龍ケ崎RC、水海道RC、土浦南RC、つくば学園RC、阿見RC、つくばサンライズRCのスポンサークラブとして県南地域のRC発足に尽力した。
小原芳道会長はあいさつで「青少年育成、留学生への援助、霞ケ浦総合公園や亀城公園の環境整備、清掃、各種ボランティア団体や障害者団体への援助、かすみがうらウォーキングへの協力など多くの活動を行ってきた」と、これまでの地域への奉仕活動を紹介した。その上で「創立会員世代を第1世代とすれば、現会員は第2世代となり、これから入会する世代は第3世代となる。我々第2、第3世代の会員はこの良き伝統を継承し、次の10年、20年へと発展させてまいりたい」と決意を示した。
60周年記念事業として、駅前に新築された市立図書館への電子案内板寄贈、1970年に設立されたが会員減少のため2014年6月末に解散した「土浦ローターアクトクラブ」(18歳から30歳まで対象)の活動再開、土浦RCのクラブソング「ともに歩もう」を制作したことなどが紹介された。
式典後の祝賀パーティーでは、作曲を担当した土浦市在住の作曲家・啼鵬さんの指揮のもと、土浦RC会員らが壇上でクラブソングを合唱し、交流を深めた。