月曜日, 7月 6, 2026
ホームスポーツ応援されるチーム、人の心動かす野球目指して 土浦日大 小菅監督【高校野球展望’25】㊥

応援されるチーム、人の心動かす野球目指して 土浦日大 小菅監督【高校野球展望’25】㊥

第107回⾼校野球選⼿権茨城⼤会開幕まであと2日。大会を前に、強豪校の名監督インタビュー2回目は、土浦日大の小菅勲監督にお聞きした。

団子状態

ーチームの状況を教えてください。

小菅 正直に言えば、今の時点で完成度は高くありません。欠けている部分も多く、まだまだ課題の多いチームです。

ただ、高校野球は「発展途上人」の集まりです。大会に入ってから成長してくれればという期待がありますし、「これでいけるぞ」という手応えも少しずつ感じています。優勝には足りないピースもありますが、それを大会中に埋めていきたいと思っています。

──茨城全体のレベルについて、今年は突出したチームがいないと思いますが。

小菅 その通りで、まさに「団子状態」です。だからこそどのチームにもチャンスがあるとも言えます。

完璧に抑えられた

ー春に準々決勝で常総学院に3対7で敗れました。反省点や手応え、対策など教えてください。

小菅 まず良かった点は、前半が競り合いになったことです。打撃では事前に分析したデータに基づいて狙い打ちができていました。

一方で、守備は機動力を使われた際に対応できなかったことが反省点です。データに出ないような「余白の部分」への対応力も足りませんでした。ここをどうアプローチしていくかが課題ですね。

ー相手ピッチャーの小澤頼人投手は、対戦してみてどうでしたか?

小菅 手強いピッチャーでした。ゾーンにしっかり投げ込む力があり、変化球でもカウントが取れるタイプです。うちの打線も前半はよく対応していましたが、7回以降は完璧に抑えられてしまいました。そこをどう攻略するかが、今後の課題だと感じています。

戦況を見つめる小菅監督(右端)

素材的に差はない

─打撃陣の調子はいかがでしょうか。甲子園4強入りした2年前の世代と比べてどうでしょう。

小菅 素材的にそれほど差はありません。ただ2年前の世代は課題に向き合う姿勢や思考、行動が非常に優れていました。今年の選手たちはその点でややアプローチ不足があると感じています。

理想は「波状攻撃」ができる打線です。1、2番がダメでも3、4番が、そこがダメでも5、6番がカバーする。春の時点ではそこまでできていませんでしたが、今は徐々にその形に近づいてきています。

─投手について教えてください。

小菅 エースは右腕の永井です。際立ったボールを投げるタイプではありませんが、「打たせて取る」ことを理解し、自分の投球スタイルを確立しつつあります。守備との信頼関係も生まれ、テンポ良く投げられるようになってきました。非常に頼もしい存在になりましたね。

エース右腕の永井柊帆

徐々に自覚芽生え

─1年生は甲子園4強を見て進路を決めた世代ですね。入部希望者は増えましたか?

小菅 ありがたいことに問い合わせは例年の2倍ほどありました。やはり甲子園効果は大きいです。

─甲子園4強世代はダブルキャプテン制でしたが、今年は?

小菅 今年は梶野悠仁がキャプテンです。新チーム発足時は別の選手に任せていたのですが、徐々に梶野の自覚が芽生えて言動がリーダーらしくなり、キャプテンを交代しました。年によって適した体制を選ぶようにしています。

キャプテンで中軸を務める梶野悠仁

負ける要因つぶすこと再認識

─春の敗戦から、チームはどう変わりましたか?

小菅 春は「取れるアウトをしっかり取る」という基本が徹底できていませんでした。今はまずそれを完璧にしようと取り組んでいます。負けない野球をするには、まず「負ける要因」をつぶすことが大事だと再認識できました。守備への意識が大きく変わったと思います。また、常総に負けたことで「夏こそは」という雰囲気がより一層強くなりました。

OBの自己分析を共有

──大学野球でOBが活躍していますね。

小菅 亜細亜大の芹澤優仁(4年)は東都大学リーグで首位打者とベストナイン。國學院大の藤本士生(2年)は防御率4位。法政大の小森勇凛(2年)は慶応大から初勝利。

そのほか、明治学院大の太刀川幸輝(2年)、常磐大の川井康晟(3年)もそれぞれのリーグで結果を残してくれています。芹澤と太刀川には、なぜ活躍できたか自己分析を5つずつ出してもらい、チームと共有しました。選手たちにも好評でした。

脚本家のように

─夏の大会の土浦日大の組み合わせゾーンは「死のゾーン」とも言われています。

小菅 まさに「一戦必勝」。厳しいゾーンですが、戦いながらチームは強くなっていくもの。決勝戦の頃にはまったく別のチームになっているはずです。

本番までに「負けにくい材料」をさらに整備し、仕上げていく。そして大会中も進化していく選手を見守っていく。監督として脚本家のように準備を進めていきます。

心ひきつける存在に

─最後に、応援してくれるファンや地域の方々、OBの皆さんにメッセージをお願いします。

小菅 選手たちには常に「人気のある選手であれ」と伝えています。ここで言う「人気」とは、人の心をひきつける存在であること。

ガッツあるプレー、笑顔、明るさ─選手それぞれの「自分らしさ」が人の気を引き寄せるのだと思います。感謝の念を持ちつつ、自分を押し殺さず、のびのびと自然体でプレーしてほしい。その姿が、きっと見る人の心を動かすはずです。

全力プレーで心を動かす試合を届けられるよう、「応援されるチーム」を目指していきます。高校野球ファンの皆さま、ぜひ球場に足を運んでいただき、熱い声援をよろしくお願いいたします。

【取材後記】春の敗戦を経て、どこか張りつめたような、それでいて希望に満ちた空気がチーム全体に漂っていたのが印象的だった。小菅監督の言葉は一つひとつに実感がこもっており、単なる反省ではなく、「何を得て、どう変わるか」にフォーカスが当たっていたことが、特に心に残った。「取れるアウトを確実に取る」─言葉にすれば当たり前のようだが、春にできなかったことを素直に認め、そこから逃げずに積み上げ直していく姿勢に、このチームの芯の強さを感じた。夏は“いける”、そう語る監督の眼差しはどこまでも冷静で、それでいてどこか楽しそうでもあった。

そして、今年のチームを語る上で欠かせないのが、キャプテン・梶野の存在だ。新チーム発足当初は目立たなかったという彼が、今では自然と声を上げ、チームを導く姿に変わったというエピソードは、まさに今のチームの成長そのものだろう。与えられた立場ではなく、自らの意思でリーダーシップを育ててきたその過程に、大きな可能性を感じた。

取材を終えて強く思ったのは、「このチームはまだ完成していない」ことこそが、最大の魅力なのだということ。大会を通してどのように進化していくのか──まさに“成長の物語”が始まろうとしている。その主役たちがどんな姿を見せてくれるのか、夏の開幕が今から楽しみでならない。(伊達康)

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

2 コメント

2 Comments
フィードバック
すべてのコメントを見る
スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho




spot_img

最近のコメント

最新記事

土浦一、コールド勝ちで2回戦へ【高校野球茨城’26】

第108回全国高校野球選手権茨城大会は3日目の6日、1回戦が行われた。ノーブルホームスタジアム水戸では土浦一が水戸三と対戦、土浦一は7回コールド13ー2で勝ち、2回戦進出を決めた。水戸三は創部3年目で初勝利を目指したが、かなわなかった。 6日第1試合 ノーブルホームスタジアム水戸土浦一 1102603   13水戸三 0001001 2 土浦一の荒木理行監督は「勝ち慣れてなく3日前の練習から緊張していたので、緊張をほぐすための声掛けを意識して『思い切り楽しんでやれ』と選手にアドバイスした」と話した。土浦一は投打で水戸三に圧勝した。 土浦一は初回2死1塁で岡田侑樹が、水戸三先発の永山遼から真ん中高めのストレートをとらえ、センター前にタイムリーを放ち先制する。岡田は「1打席目でヒットが出て安心した。投手を楽にすることが出来た」と振り返る。 2回には2死2塁で渡辺安道がレフト前にタイムリーを放ち、2点をリードした。4回にも2点を追加。5回には北原律の2点タイムリーなどで打者一巡し、大量6点を追加、試合を決めた。北原は「点差が開いていたが気を緩めることなく追加点が取れて良かった」と話した。 土浦一先発のエース白根大輝は5回を投げ、水戸三打線を3安打1失点に抑える好投を見せた。白根は「いつもの練習通りのような気持ちと、自分のピッチングをすることを意識してマウンドに上がった。ストレート、カットボールが調子よく決まった」と振り返り、その後は渡邉颯太、上崎大輝がランナーを出しながらも要所を締めた。 荒木監督は「先発の白根がしっかり落ち着いて投げられたので、打線も落ち着いて攻撃が出来た。水戸三先発の永山君が良い投球をしていたが、徐々に目が慣れて中盤で捕まえられたので楽に試合を進めることが出来た。次の境との対戦では、自分たちのベストを尽くしてしっかり勝ち切れるように頑張る」と意気込みを語った。 松橋隆太郎主将は「この日のためにチーム全体で調整、準備してきたことができて良かった。緊張感を持ちながら自分たちの力が発揮出来て良かった。次の境は格上なので厳しい試合になるけど、チャンスをものにして勝ちたい」と力を込めた。(高橋浩一)

かやぶき文化継承へ 保存会をNPO法人化 今後は交流の場づくりにも力

石岡・八郷で記念イベント 石岡市八郷地区で、かやぶき屋根の保存活動に取り組んできた市民団体「やさと茅葺き屋根保存会」が法人化し、「NPO法人 筑波山麓かやぶき文化保存会」(新田穂高代表理事)として新たな一歩を踏み出した。4日、法人設立を記念するイベントが同地区の廃校を活用した朝日里山学校で開かれ、団体関係者や地元住民ら約45人が節目を祝った。今後は保存活動に加え、里山文化を学ぶ講座や散策会、かやぶき民家の見学会などを企画し、地域と都市部を結ぶ交流の場づくりにも力を入れる考えだ。 同法人には現在、石岡市内や近隣地域のかやぶき家屋の所有者をはじめ、活動を支えるボランティア、かやぶき職人、研究者など約70人が参加する。会員は、毎年のかや刈りや、かやぶき作業の補助をしてきた。近年は東京や神奈川など県外の会員も増えているなど、地域を超えた関心が広がっている。 高エネ研のかや場が活動のきっかけ 前身の「やさと茅葺き屋根保存会」の発足は2004年、地域住民らがかや葺き屋根の保存を目的に設立した。管理されたかや場が減り、以前はあった、住民が協力し作業する習慣がなくなるなどし、かや集めに苦労していた。そんな中、つくば市大穂の高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の敷地内にかや場があると知った関係者らが集まり、かや刈りをしようと設立したのが同保存会の始まりだった。 この日の記念講演では、団体設立のきっかけをつくり、長年にわたり八郷地区のかやぶき民家を調査・研究してきた筑波大学名誉教授で日本茅葺き文化協会代表理事の安藤邦廣さんが記念講演した。八郷地区の人々が、かやの確保に苦慮していた際、高エネ研敷地内にかや場があることを紹介したのが安藤さんだった。今後も研究機関と調整し作業するには団体組織が望ましいとの安藤さんからの助言が、設立につながったという。高エネ研でのかや刈りは、現在も毎年続く中心的な活動となっている。 安藤さんは1980年代初めに筑波大学に赴任して以来、八郷地区のかやぶき家屋を調査。「八郷は気候が穏やかで首都圏にも近く、豊かな農家が多かった。そのため福島県会津地方などから多くのかやぶき職人が移り住み、職人の集住地となった」と説明し、地域の歴史や暮らしの中で育まれてきた、かや葺き文化の特徴を紹介した。 里山と都市結ぶ拠点目指す 代表理事の新田穂高さんは「かやぶき屋根を残していくには、これまで以上にしっかりした組織基盤が必要だと感じていた。法人化によって多くの人や団体の協力を得やすくなり、若い世代にも活動を継承していける体制を整えたかった」と法人化の経緯を説明した。 その上で「かやぶき屋根は農村文化の象徴。私たちが大切にしてきたのは建物そのものだけでなく、家主や職人、ボランティアのつながり」だとし、「石岡市でもかやぶき屋根は半数以下に減り、(かやの調達の難しさや経済的な負担から)世代交代の中で『負の遺産』と受け止められるケースもある。一方で若手職人が育つなど希望も生まれている」と話した。 さらに新田代表理事は「昨年は高エネ研をはじめ10カ所のかや場でかや刈りを行った。筑波山麓のかやぶき文化や里山を地域資源として生かし、地域住民や都市住民、子どもたちをつなぐプラットフォームを目指したい」と展望を語った。 理事で石岡市在住のかやぶき職人、渡辺大さん(43)は「かつては、ふき替えもかやの調達も地域住民が担っていたが、現在は家主が作業に関わることが難しく、職人が材料調達まで担うため負担が大きくなっている」と現状を説明。「会ではかやの確保を支援し、空き家となったかやぶき民家の紹介なども行っている。今後もかやぶき家屋を残す取り組みに力を入れたい」と話した。 県内出身で、居住していた東京都から八郷地区に地域活動協力隊員として移住し、同保存会の事務局を務める山藤香織さん(45)は「地域の暮らしや自然との関わり方を学べることは何にも代え難い経験。こうした営みを次世代へつないでいけるよう活動を続けたい」と話していた。(柴田大輔)

つくばサイエンス、初勝利ならず【高校野球茨城‘26】

第108回全国高校野球選手権茨城大会は2日目の5日、1回戦が行われた。笠間市民球場ではつくばサイエンスが石岡一と対戦、5回コールド0-25で敗れ、つくばサイエンスとしての初勝利にはならなかった。 5日第2試合 笠間市民球場サイエンス 00000 0石 岡 一 9754× 25 サイエンスは5つの失策が全て相手の得点につながり、流れを引き寄せることができず17安打を許し、毎回失点した。打線は石岡一先発の左右田陽翔から3安打を放つが点に繋がらず、初戦で敗退した。  サイエンスは1回2死後、石ケ森勇璃がセンターにはじき返すヒットを放ち、続く前田泰輝も内野安打で出塁し1、2塁とした。「初球の真っすぐを狙っていた。自分のスイングが出来て良かった」と石ケ森。しかし、続く関龍大が三振に倒れ、チャンスを逃した。 その裏石岡一は、サイエンスの守備の乱れや四死球、連打で大量9得点を挙げる。サイエンスは先発石ケ森から2番手関がマウンドに上がるが、石岡一の勢いを止めることが出来ず、2回には7失点。石岡一は3回にもサイエンス3番手の栗原宙大から5点を追加した。 サイエンスの佐藤将光監督は「試合前に相手が強いのは分かっていたので、ミスをしても結果が出なくても下を向かずにやって行こうとアドバイスをした。選手は一生懸命、最後まで諦めずに頑張れるチームだった。よく戦った。石岡一は投手がいいので、3安打打てたのは良かったし、チャンスもつくれた。その少ないチャンスをものにすることがチームとしての次の課題」と話し「3年生は人数が少ない中で、昨年の秋以降は連合チームで、4月から単独チームに戻って苦労しているので、そういう状況でも諦めずによく頑張ってくれた」と選手達を讃えた。 先発した石ケ森投手は「立ち上がりからランナーを出してしまってバックには迷惑をかけてしまった。変化球も直球も思ったようにいかなくて、制球は出来ていたと思うが、甘い球になると簡単に打たれてしまい、石岡一の打線が上手だったしレベルが高かった。3年間やってきてサイエンスとして新しい学校になり校歌も代わった。人数が足りず練習も満足に出来ない状態だったけど、最後までやりきれたことは誇りに思う」と満足げに語った。 前田康輝主将は「このような結果になってしまったけど強豪石岡一相手にチーム全員で最後まで諦めずに戦えて良かった。自分の力は発揮出来た。今後は3年生が抜けるので、部員が入らない限り連合になるけど、連合でも最後まで貫いて頑張って欲しい」と後輩たちにエールを送った。(高橋浩一)

土浦三、8回コールド発進【高校野球茨城’26】

第108回全国高校野球選手権茨城県大会は2日目の5日、1回戦が行われ、J:COMスタジアム土浦の第1試合で土浦三が牛久栄進と対戦した。土浦三は8-0のスコアで8回コールド勝ちを収めた。 5日第1試合、J:COMスタジアム土浦土 浦 三 00001106 8牛久栄進 00000000 0 土浦三が落ち着いて初戦の難所を乗り切った。竹内達郎監督は「苦しい展開だったが野手陣がしぶとく我慢し、バッテリーが力を合わせて無失点に抑えることができた」と選手たちを称えた。 序盤は走者を出しながら、あと1本が出ない展開。初回は2死一・二塁から内野フライに倒れ、2回も2死一・二塁としたところで降雨により1時間21分の中断をはさみ、再開後にフライアウトになった。「相手の坂本くんは軟投派の投手。打ちあぐねることも考えられロースコアの展開を予想していた」と竹内監督。 土浦三の先発はエースの星加塁。「内野ゴロを打たせて取る自分のスタイルで最後まで押し切れた。今日は気合いが入って球威もあり、しっかり腕を振る意識で、過去最速の134キロを記録することができた」との振り返り。「昨年夏までは二遊間を守っていたが、肩の良さと器用さを買って秋から投手に抜擢。内野手ならではの体の横回転を使ったスローイングを生かし、サイドスローに挑戦させた」と竹内監督。 野手陣も好守備で盛り立てた。2回裏の牛久栄進の攻撃では、1ヒット1エラーで2死一・三塁とされた場面でダブルスチールを仕掛けられた。まず一走が二塁を狙い、塁間に挟まれたところで三走が本塁を狙うという作戦だ。だが三走がハーフウェーでタイミングをうかがっている間に、一塁手が突如三塁へ送球し、相手の裏をかいて三走の挟殺を成功させた。 流れが大きく変わったのは5回の攻撃から。「浮足立つと上半身から突っ込むような打ち方になる。下半身をしっかり溜めて打ち込みに行こう」と竹内監督の指示。これに応えて先頭の8番・蓮田暖人が中前打、9番・倉田琉生が送りバントを決め、1番・浅倉陽向の中前打で1死一・三塁。ここで2番・小林蓮司が左前打を放って1点を先制した。「打ったのはアウトハイのまっすぐ。前の2人がつないでくれ、いいところでいい仕事ができた」と小林。 続く6回は代打の武田蒼東が内野安打で出塁し、蓮田の左翼線への三塁打で1点を追加。「前の打席のヒットでいい感触をつかんだ。インコースの緩い球をしっかり引き付けて打てた」と蓮田。 8回、牛久栄進は先発の坂本をあきらめ救援投手3人を送り込むが、いずれもコントロールが定まらない。この回だけで満塁押し出しの4点と、倉田の適時2塁打による2点を加え、コールド勝ちが決まった。土浦三の2回戦は11日、ひたちなか市民球場の第2試合でBシードの鹿島学園と対戦する。(池田充雄)