つくば市は10日、市内の義務教育学校で同日出された給食に、長さ18ミリのホチキスの針2本が混入していたと発表した。児童は針を口にしておらず、現時点で健康被害の報告はない。
市教育局健康教育課によると、同日12時30分ごろ、児童が給食のカボチャ汁を食べた後、おわんの底にホチキスの針2本があるのを見つけ、担任の教員に報告した。ほとんどの児童、生徒が給食を食べ終わっていたという。
同校の給食は、つくばすこやか給食センター豊里が、計3種類の献立を3グループに分けて調理し提供したうちの1つで、同じカボチャ汁は同日、市内の2校に計3010食が提供された。もう1校からの異物混入の報告はない。
異物の混入経緯について同課は、同給食センター及び学校で調査しているが、同日夕方時点で不明だとし、現在納入業者に対しても調査を実施しているという。