県有施設の赤塚公園(つくば市稲荷前)と土浦港(土浦市川口)に1日から、ネーミングライツ(施設命名権)が導入された。赤塚公園は同日から通称名が「赤塚富士住建パーク」、土浦港の港湾施設は「サンヨーリアルティ 土浦港」になった。
赤塚公園は、市内にショールームがある不動産会社の富士住建(本社埼玉県上尾市)が年間100万円で、土浦港は県南地域で不動産事業を展開するサンヨーリアルティ(本社牛久市)が年間50万円でそれぞれ施設命名権を獲得した。命名期間は2027年3月までの3年4カ月間。
県は歳入を確保するため今年4月から、県内148施設を対象に随時、施設の命名権者を募集している。2施設について10月にそれぞれ1社から応募があり、選定委員会で審査の結果、いずれも施設命名権者に決定した。
今回の決定により、ネーミングライツを導入した県有施設は2施設増えて29施設になり、命名権料は150万円増えて6150万円になるという。
