【谷島英里子】地図を手掛かりに商店や銀行、病院などの事業所を巡りキーワードを探す「神立トレジャーハンティング(宝探し)」が1日から土浦市神立地区周辺で開かれている。主催する神立商工振興会に加盟する105事業所(NEWSつくば含む)が参加している。
同トレジャーハンティングは各事業所を巡って、その場所や事業内容を知ってもらうほか、キーワードを掲示している商店などに立ち寄ってもらうことで地域の活性化につなげたいと始まった。同会が地図とキーワードを書き込む台紙を作成し、参加事業所で配布している。
参加者は地図を持ちながら、各事業所の入り口ドアに貼られたキーワードを台紙に記入する。キーワードを集めるとクイズが出来上がる。その答えの頭文字を並べると、ある言葉が完成する。ホームページ「神立手帖」で応募すると、正解者の中から抽選で5人に5000円相当の常陸牛すき焼き用肉など、豪華賞品が当たる。
実行委員長の今井康宏さん(44)=ミート今井社長=によると、これまでは、住民が気軽に参加できるよう飲食店メーンのスタンプラリーを開催してきた。しかし、飲食店以外の電気店や、不動産、建設会社、病院、銀行など、さまざまな業種も参加できる内容に変更した。昨年までのただスタンプを押すだけではなく、今回はどのようなキーワードが完成するのか、楽しくワクワクしながらゲーム感覚で楽しめる内容にしたそうだ。今井さんは「特に子どもたちに参加してもらい、地域のお店や会社に親しみを持っていただけたらうれしい」と話している。
開催は4月30日まで。問い合わせは今井さん(電話090-1733-8748)。
▽ホームページ「神立手帖」:https://kandatsu.org/