バレーボールV2リーグ開幕 つくばサンガイア 1勝1敗で発進

富士通戦の第3セット、ブロックアウトを取る小針幸選手(左コート)=土浦市大岩田の霞ケ浦文化体育会館

【池田充雄】10日に開幕したバレーボールVリーグ2部(V2)男子のつくばユナイテッドサンガイア(SunGAIA)は、土浦市大岩田の霞ケ浦文化体育会館でホームゲーム2連戦を行った。10日の東京ヴェルディ戦では尻上がりに調子を上げ3-1で勝利したが、11日の富士通カワサキレッドスピリッツ戦では昨季王者に0-3のストレート負けを喫し、1勝1敗という結果で開幕節を終えた。

昨季のサンガイアは、開幕直後のスタートダッシュに成功し台風の目になったものの、中盤以降は失速し9勝12敗の7位でシーズンを終えた。新リーグとなった今季は、V2初代チャンピオンの座を目指し選手のモチベーションも高い。

富士通戦で、浜崎勇矢主将を先頭に入場するサンガイアの各選手=同

「去年は攻めのチームだったが今年は守りも強化している。また『結束』をチームスローガンに掲げ、何があっても求心力を失わないことを目指している。どのチームも僅差(きんさ)で、勝ちを積み上げたところが上位に行くと思う。取りこぼしなく戦っていきたい」と都澤みどり監督は意気込む。

キャプテンを務めるのは、大分三好から今季再加入した浜崎勇矢選手。若いチームの中で周りに声掛けでき、リーダーシップを取れる選手として期待されている。浜崎自身も「コミュニケーションは意識的に多くしている。自分自身の経験などこのチームになかったものを若い選手に伝えたい」と思いを語る。

富士通戦の第2セット、ブロックに飛ぶ奥村航選手と瀧澤陽紀選手=同

「去年までは攻撃の仕方が単調だった。サーブの緩急や前後の揺さぶり、ブロックのタイミングなど練習してきたことを徹底して出しながら、多彩な攻撃を展開していきたい」と語るのは、昨季に続いて攻撃の主軸を担う瀧澤陽紀選手と小針幸選手。今後の試合の注目ポイントもこの辺りにあると言えそうだ。

敗れた富士通戦について都澤監督は「攻撃のリズムはあったが工夫が足りなかった。離される展開ではなく手応えを感じていたが、点を取りきれなかった」と振り返った。第1セットは一進一退の展開から逃げ切られ、第2セットは序盤リードするものの引き離せず、終盤の軟攻失敗やブロックミスなどで逆転され流れを失った。また要所要所でのサーブミスやスパイクミスも痛かった。「ホームでストレート負けと悔しい敗戦になったが、課題をクリアにし、さらにチーム力を高めていきたい」と、都澤監督は今後を見据えていた。