【橋立多美】つくば市松代の手代木児童公園で夏休み恒例のラジオ体操が始まった。
早朝6時30分「あたらしい朝がきた」で始まる歌がラジカセから流れ、子どもとその父兄たちが第1、第2の体操で体をほぐした。
同公園に隣接する、手代木南小学校の北地区4丁目子ども会の地区委員と有志が「子どもは夏休みになると暑さも手伝ってダラダラと過ごしがち。早起きして規則正しく過ごしてほしい」と始めた。土日祝と雨天日を除き、8月28日まで続けたいという。
かつて学童の夏季休暇中には、全国で早朝に町内会や自治会が主催するラジオ体操の会が催された。今は子ども会が運営するケースが多い。少子化や他のスポーツ活動の早朝練習などの影響からラジオ体操は夏休みを通して行われることはなくなり、平日の2週間ほどに期間を留めたり、実施しない子ども会もある。
ラジオ体操の世話役を買って出た地区委員は「小学生対象ですが、どなたでも気軽においで下さい」と参加を呼び掛けている。