火曜日, 12月 2, 2025
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【GW】まだ間に合う! お出掛け情報㊦ 県内巡るスタンプラリー

【富永みくに】ゴールデンウイーク(GW)も中間地点を迎えた。今夜から明日3日に掛けて雨の予報となっているが、GWは待ったなしだ。「GWまだ間に合う! 県内お出掛け情報㊦」では、「まだまだ遊び足りない!」「もっとGWを楽しみたい!」という人にお薦めのスタンプラリーを二つ紹介する。

県内最大級 236施設

県観光物産課が「漫遊いばらきスタンプラリー」(冊子、全26㌻)を実施している。県内の美術館や博物館などの文化施設をはじめ、動物園や公園、温泉施設などのレジャー施設まで幅広い施設が対象だ。スタンプラリーとしては県内最大級の236施設(県北53、県央71、県南52、県西34、鹿行26)に及ぶ。

スタンプラリーの参加方法は、冊子で紹介されているスタンプ設置施設の中から好きなレジャースポットに出掛け、施設の受付などに設置されたスタンプを応募用紙に押印。236施設のほかに、常磐道のサービスエリア6カ所(上り3・下り3)も対象となっている。

集めたスタンプの個数によって、県内ホテルのペア宿泊券などが当たる懸賞(総計800名)に応募できる。主な賞品は▽黄門さまコース(スタンプ9個)=「北海道往復フェーリー乗車券」「筑波山江戸屋宿泊券」(各1組2名)▽助さんコース(同6個)=「5000円相当の県産品」(10名)▽格さんコース(同3個)=「国営ひたち海浜公園・乗り物券」(40組)など。

冊子はスタンプラリーの参加施設でもらえる(先着順)。各施設で入場券の割引やプレゼントなど特典が受けられるクーポン券も付いている。実施期間は11月30日まで、応募は12月7日の消印まで有効。

県担当者によると、同スタンプラリーは2002年に開始。東日本大震災で被害を受けた施設もあった中、継続された。17年度の応募者は1万3639件あり「毎回楽しみにしている」「出かけるきっかけになった」「知らないところに行けた」などの声が寄せられているという。

問い合わせ先は電話029・301・3614(漫遊いばらき観光キャンペーン推進協議会)。イベントの詳細は「観光いばらき」ホームページ(http://www.ibarakiguide.jp/stamp_rally.html)。

スタンプラリー対象施設の一つ、つくば市沼田の「わんわんランド」では同冊子のクーポン利用で、入園料大人1,500円が1,200円、小人700円が500円になる。GW中は犬の障害物競技アジリティショー、ドッグパフォーマンスなどを開催している

スマホでゲットして! 阿見町

阿見町では、今年度から「阿見町スマホスタンプラリー」がスタートした。台紙にスタンプを押して集めるのではなく、QRコードをスマートフォン(スマホ)で読み取る最新のシステムを採用。あみ観光協会の会員店舗や施設など全56カ所にQRコード付きのポスターを設置した。

スタンプラリーは、対象施設に貼られたポスターからQRコードを読み取るだけで始められ、アプリのダウンロードは不要。読み取ったデータは「スタンプ取得一覧」に保存される。スタンプは6つのカテゴリーに区分されており、A「公共施設等」(あみプレミアムアウトレットなど10カ所)、B「体験・直売所」(JA茨城かすみ直売所など9カ所)、C「お土産・その他」(7カ所)、D・E「飲食店1・2」(各12カ所)、F「カフェ・スイーツ」(6カ所)と、さまざまなポイントでスタンプがためられる。

各カテゴリーの中から1カ所ずつスタンプを集め、3つまたは6つたまるとスマホ上から応募が可能。主な賞品は、阿見町出身のイラストレーター諏訪原寛幸氏の「戦国武将マグカップ」(50名)、阿見町特産農産物「メロン」(10名)など。スタンプ6つを集めた人全員に「阿見将軍クリアファイル」がプレゼントされる。応募締め切りは9月30日。

阿見町商工観光課によると、スタンプラリーにスマホを活用することで若い世代の来訪が期待できる。さらに、スタンプを獲得した施設の前後に寄った施設を知ることで、参加者がどのような地点を移動したかが把握できるようになるとのこと。周遊や移動特性などの分析結果は、個人情報に配慮した上で、観光モデルの構築や交通支援などに役立てることができる。

問い合わせ先は「阿見スタンプラリー」ホームページ(https://www.ami-stamp.com/)。

「阿見町スマホスタンプラリー」のチラシ

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「来年はもっとバージョンアップ」 関彰商事とハノイ工科大 スポンサー契約を更新

日本商工会議所が関心 関彰商事(本社 筑西市・つくば市、関正樹社長)つくば本社で28日、同社が包括連携協定を結ぶベトナム・ハノイ工科大学とのスポンサー契約更新の調印式が催された。関社長は「ハノイ工科大学とは10年の付き合いがあるが、来年はもっとバージョンアップいきたい。今回、日本商工会議所が関心をもってくれたことが成果。日本とベトナムの架け橋になれるようがんばっていきたい」と話した。 調印式には同大からヴー・ヴァン・イエム副学長ら3人が出席し、同社社員らがベトナムの国旗を持って一行を出迎えた。関社長は「壁は日本語、さらに多くの学生が日本企業で活躍できることと、この事業が持続していくことを期待している」と述べた。 同大からは、優秀な学生に奨学金を出し最終的に日本企業に貢献してもらうことや、高校生の交換留学を進めることなど二つの提案があった。 同社は2016年にハノイ市に事務所を開設し、ベトナムでの事業をスタートした。グループの人材派遣会社である「セキショウキャリアプラス」が、今年第12回目の合同企業説明会「セキショウ ジョブ フェア」をハノイ工科大学で開催。日系企業によるベトナム人大卒エンジニアなど高度外国人材採用や、ベトナム人求職者の就労をサポートしている。18年にはハノイ工科大学を支援するスポンサー契約を結び、継続している。 同大は1956年に設立されたベトナム初の技術系総合国立大学で、同国の理科系大学では最難関とされる。学生数は4万人以上を超え、1学年600人余りが日本語を学ぶ。11月2日と3日に同大で開催されたジョブフェアには2000人以上が参加している。日本では東京工業大学、慶応大学などが姉妹校となっている。 同社の寄付金により同大に建設中の日本とベトナムの文化交流施設「越日スペース」は、来年8月に完成が予定されている。施設は2階建てで、日本語学習や関連セミナー、文化交流などのイベントが開催されることになっている。(榎田智司)