月曜日, 2月 17, 2025
ホームスポーツスタジアムを満員に つくばFCレディース 29日ホーム開幕戦

スタジアムを満員に つくばFCレディース 29日ホーム開幕戦

朝早く通勤・通学客らに優待券とPRチラシを配布する、つくばFCレディースの藤井志保選手(中央)=24日つくば駅前

【崎山勝功】女子サッカー3部のチャレンジリーグで戦う「つくばFCレディース」のホーム開幕戦が、29日午後1時、本拠地のセキショウチャレンジスタジアム(つくば市山木)で行われ、ノルディーア北海道(北海道)と対戦する。ホームゲームをサポーターで埋めようと選手らが24日、つくばエクスプレス(TX)つくば駅入口周辺で優待券を配布した。

選手2人と職員ら計9人が午前7時から約1時間、通勤・通学客らに優待券を手渡し来場を呼び掛けた。優待券は、ホームゲーム入場料(当日1000円)を定価から300円割り引く。

参加したつくばFCレディースDFの藤井志保選手は「社会人の人たちが結構、優待券を受け取ってくれた。反応は良かったと思う」と手応えを感じていた。

同チームの今季の成績は1勝1敗で現在4位。FWの亀井祐美選手は、3月21日のプレシーズンマッチでの取材に対し「より多くの勝利を残して(上位リーグの)昇格争いに行ければいいと思う。今年はより上の順位でいきたい」と意気込みを語っていた。

応援マスコット決定

サッカーチーム、つくばFCは、茨城を応援する活動の一環として、地域の人々がアイデアを出し合ってキャラクターをつくる「プルプルたまごプロジェクト」を展開している。3候補による投票の結果、「茨城を愛するワンダフルボーイ」がマスコットキャラクターに決定した。今後、キャラクターの正式名称を募集する予定という。

「いばらき応援マスコット」案を手にする(左から)つくばFCの藤井志保選手、デザイナー古山菜摘さん、同FCの菅原明香選手。中央がマスコットキャラクターに選ばれた「茨城を愛するワンダフルボーイ」(つくばFC提供)

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「にゃん・にゃん・にゃん」の猫の日に特別イベント つくばわんわんランド

オリジナルトレーディングカード製作 2月22日は猫の日―。「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで制定された記念日だ。日本最大級の犬のテーマパーク「つくばわんわんランド」(つくば市沼田、東郷治久代表)は猫の日の特別イベントとして、園内にある「ねこハウス」(24年3月29日付)で暮らす猫たちのオリジナルトレーディングカードを製作、猫の日の22日から24日までの3日間、ねこハウス来場者に1人1枚、カードを無料配布する。 カードは表面に、かわいい猫たちの写真と猫の種類、名前のほか、「おとなしく、抱っこされるのが大好き」など性格や特徴などのデータが記載されている。さらにゲーム用に、上部にジャンケンのイラストとポイント数が書かれている。 カードの種類は、通常のノーマルカードが10枚、まれにしか入手できないレアカードが9枚用意されている。1枚の大きさは横6.3センチ、縦8.8センチで、トレーディングカードとして収集して楽しめるほか、猫の生態についても学ぶことができる。 猫の日イベントとして来場者に無料配布するほか、すぐに遊びたい人向けに10枚セット500円で販売も予定している。 「ねこハウス」は昨年4月にリニューアルオープンした。40種70匹の猫と触れ合うことができる施設で、今回リニューアルオープン後初めて、猫の日に合わせてイベントを開催する。 同園支配人の酒井真希人さんは「猫の日にちなんでいろいろなイベントを考え、トレーディングカードの配布ということになった。トレーディングカードはいろいろなジャンルで行われており、人気があると聞く。今回の結果を踏まえて、この施設の主力である犬のカードも検討している」と話す。 「大きな玉ねぎの下で」とコラボ つくばわんわんランドは犬や猫と触れ合えるテーマパークで、90種1000頭の犬猫が暮らす。筑波山麓に1996年4月に開園し、今年で開園29年となる。高さ11メートルの世界最大級の木造犬「モックン」がシンボルで、昨年12月にリニューアルされたばかり(24年12月14日付)。 2月7日から公開中の東映映画「大きな玉ねぎの下で」とコラボキャンペーンが展開中で、園内には同園のシンボル「モックン」の下で談笑する同映画の登場人物、丈流と美優のポスターが掲示されている。映画タイトルにちなんだの「大きな〇〇下で」の全国キャンペーンの一つで、茨城県からは同園のモックンが選ばれた。同園は「ポスターと同じ構図で記念撮影はいかがでしょうか」と呼び掛けている。 園内では2月3日~3月31日まで、犬のショーなどが開催される「わんわんステージ」のリニューアル工事が実施され、工事期間中のイベントは内容を変更して実施する。 工事期間やイベント内容は変更に なることがあるので、公式ホームページ(HP)で確認してほしいとしている。(榎田智司) ◆つくばわんわんランドはつくば市沼田579。問い合わせは電話029-866-1001。公式ホームぺ時はこちら。

雨情とアジアの謎 新たなる旅立ち《映画探偵団》85

【コラム・冠木新市】1月25日、『雨情からのメッセージⅢ/空の真上のお天道さまへの旅』をつくば山水亭(つくば市小野崎)で開催した。参加者は84名(出演者20名を含む)。山水亭のオ一ナ一の東郷治久さんからは「もっと話(講演)が聞きたい。次もまたやりましょう」とうれしい言葉をいただいた。1週間過ぎても参加者から感想が届き、これもうれしく思っている。しかし、反省していることが多々ある。 実は『水戸歩兵第二連隊歌』には、2つの歌詞があるのだ。『皇国をまもり 満洲に』と『なほ満洲の 建設に』。『死なば護国の 鬼となり』と『死なば護国の 神となり』。『名は徒(いたづら)の ものなりや』と『名は天地に輝かむ』。どちらを取るかで印象が変わる。2つの歌と言っては言い過ぎだろうか。講演では前者、詩劇コンサ一トでは後者を採用した。この謎を話せなかったことが心残りだった。 また『土浦小学校校歌』(映画探偵団28)では、歌詞に土浦小学校のフレ一ズが一度も出てこない。このことを少ししか語れなかったのも悔いが残った。 さらに、詩劇コンサ一トで雨情三姉妹を登場させたが、全体で21曲唄うために時間が不足し、キャラクターの表現がおろそかになってしまった。 雨情に興味を持ち、『雨情からのメッセージ/筑波節と筑波小唄の世界』(2010年)を開催後、『Ⅱ/幻の茨城民謡復活コンサ一ト』(2013年)、『Ⅲ/水戸歩兵第二連隊歌への旅』、『Ⅳ/土浦小学校校歌への旅』、『Ⅴ/空の真上のお天道さまへの旅』の5部作を計画した。 今回の企画は、ⅢとⅣとⅤを一緒にしたものである。なぜこんな無理をしたのか。雨情没後80年と筑波節誕生95周年が重なり、一気に進めようとしたことが原因か。いや、そうではない。日本映画の影響を受け、5部作構成が性に合っているのに、3部作仕立てにしたのが原因である。 中村錦之助主演の『宮本武蔵』 日本映画の5部作シリーズは意外に少ない。1950年代の『紅孔雀』『里見八犬伝』、1960年代の『宮本武蔵』『陸軍中野学校』、1970年代の『仁義なき戦い』。中でも、1年1作で製作された吉川英治原作、内田吐夢監督、中村錦之助主演の『宮本武蔵』はよく知られている。 第2部『宮本武蔵/般若坂の決闘』(1962年)の冒頭で『孤剣。(略)これを魂とみて常に磨き、どこまで人間としておのれを高めうるか』と武蔵は独白し旅立つ。だが、第5部『宮本武蔵/巌流島の決闘』(1965年)完結篇のラスト、佐々木小次郎を倒し、小舟の中で血に染まったおのれの手を見つめ、激闘の人生を振り返り、『しょせん、剣は武器か』と、これまでの旅路を否定するつぶやきをもらす。 大どんでん返しの結末であった。観客としては微妙な違和感が残るのだが、やはりそれで終わりではなかった。 6年後、内田監督は遺作となる『真剣勝負』(1971年)を中村錦之助主演で公開する。これも吉川英治原作の宮本武蔵を主人公にした物語で、鎖鎌を使う宍戸梅軒との決闘を描いたものだ。宮本武蔵5部作に組み込んでもおかしくはない。この作品も不思議な終わり方をする。武蔵と梅軒の決闘の途中、『殺人剣 即 活人剣』と出て、炎の中に赤文字で『剣は 畢竟(ひっきょう) 暴力』と出て終わる。 曖昧模糊(あいまいもこ)としたラストだった。撮影現場で監督と出演者たちと剣の解釈で、もめたようである。  結局、雨情をアピールするため『雨情からのメッセージ』3本を1つにまとめてしまったが、やはり5部作でやるべきだった。いやそれでも、雨情とアジアの謎の話が残る。内田監督がもう1作つくった気持ちが分かる気がした。新たなる旅立ちが始まる。サイコドン ハ トコヤンサノセ。(脚本家) 「雨情からのメッセージⅢ」の記事と動画はこちら

「花火2025」を前に気象神社を参拝《見上げてごらん!》37

【コラム・小泉裕司】日本で唯一の天気にまつわる「気象神社」を参拝し、間もなく始まる2025年花火旅の好天を祈願した。JR中央線高円寺駅南口を出て徒歩2分、千年の歴史を有すると言われる氷川神社の鳥居前に到着。敷地内は、正面に重厚な拝殿、その左隣に末社の一つとして気象神社がある。 一礼し、大鳥居をくぐる。手水舎で身を清め、まずは、2年前に授かったお守りを社務所入口の納礼箱に返納。昨年鑑賞した花火大会がゲリラ雷雨や台風来襲に見舞われるなど御利益薄く、「敗戦」続きだったのは、お守りの賞味期限切れということなのだろうか。本来、お守りのお力は1年で期限切れとする説が多いようだ。 社務所に入ると、授与所に並んだ外国人男性が3種類のお守りを購入していた。ここにもインバウンド観光か、日によって鳥居の外まで行列ができることもあるという。私は、前回と同じ、桐箱入りの白地に「晴守(せいもり)」の金文字のお守りを授かり、気象神社に向かった。 ここでも一礼、鳥居(上の写真)をくぐる。お社(やしろ)は、8つの気象条件(晴・曇・雨・雪・雷・風・霜・霧)を司ることができる「八意思兼命(ヤゴコロオモイカネノミコト)」を祭っていることから、「気象の神様」とされているのだが、日本神話では智恵の神・学業成就の神とされており、奉納されたたくさんの「下駄絵馬」や「照照みくじ」には、「合格祈願」の文字も目立つ。 参道脇の由緒書によると、気象神社の始まりは1944年と新しい。最初に建てられたのは陸軍気象部の敷地内。戦略や作戦に必要な気象の研究者たちの心の拠り所として作られたそう。現在のお社は、老朽化によって2003年に再建されたとある。 社殿前に進み、掲示された「参拝の作法」に基づき、2礼2拍手1礼。2025年に鑑賞予定の花火大会が、好天に恵まれ、無事開催されることを祈願した。 百葉箱の気象観測機器と記録帳 参拝前から気にかかっていたお社右奥の真新しい百様箱。前面に表記された「記録おねがいします」にうながされ、参拝客の目を気にしつつ、恐る恐る扉を開けると、気象観測機器と記録帳が置かれていた。早速、日付、目測した気温9℃、湿度Lo%(測定下限値未満)、気圧1012hPa、天気は晴れ、記録者の住所地と氏名、そして自由記述蘭には、「2025花火 晴天祈願!」と記帳。 ちなみに、百葉箱や観測機器は、戦時中に気象神社が所在した杉並区立馬橋小学校の創立70周年を記念して、2022年11月に寄贈されたとのこと。気象観測班で、毎日黒板に気温を記録した小学生時代が懐かしい。 氷川神社本殿を参拝し、神社を後にした。振り返ると、一礼し、大鳥居をくぐる参拝客が、後を絶たない。 参拝後は「そば」に限るということで、高円寺駅北口の「名大 富士そば」で昼食。チェーン店にもかかわらず、出店地域ごとにメニューや味が異なることで知られるが、今回のだし汁は美味。ここでも来店客が後を絶たない。(花火鑑賞士、元土浦市副市長)

強風で停電 TX 一時運転見合わせ 乗客、線路上を徒歩で避難

13日午前10時36分ごろ、つくばエクスプレス(TX)みらい平駅ー守谷駅間のつくばみらい市陽光台の線路内に、強風によりトタン屋根が飛来し、万博記念公園駅ー守谷駅間で停電が発生、TXはつくば駅ー守谷駅間で一時運転を見合わせた。約5時間後の同日午後3時37分、復旧作業が終了し全線で運転を再開した。 TXを運行する首都圏新都市鉄道によると、停電の影響により、上り列車2本がみどりの駅ーみらい平駅―間に停車した。乗車していた乗客は線路上を徒歩で、それぞれみどりの駅とみらい平駅に避難し、午後1時17分、乗客全員の避難が完了した。午後3時55分時点で、徒歩で避難した乗客に体調不調の申し出はないという。 つくば駅ー守谷駅間の運転見合わせにより、同日午前10時56分から、守谷駅ー秋葉原駅間で一時、折り返し運転を実施した。つくば駅ー守谷駅間は午後0時30分からでバス代行輸送を実施した。 13日は冬型の気圧配置が強まり、各地で強い北風が吹いた。県内には強風注意報、波浪注意報、乾燥注意報が出された。つくば市の13日の最大風速は11.4メートル。県南では龍ケ崎市で2月では観測史上最大の風速14.9メートルを観測した。 【14日午前9時40分追加】停電の影響でTXは13日、上り24本、下り25本の上下線計49本が運休し、乗客約1万5000人が影響を受けた。