31日のハロウィンを前に、「つちうらハロウィン2024」が26日、土浦駅周辺で開催される。約150人の子供たちが仮装して、駅前のアルカス広場から川口町バス停前広場まで中心市街地約350メートルを行進する。
街中ににぎわいをつくろうと、コミュニティバス「キララちゃんバス」を運行するNPOまちづくり活性化土浦(同市中央、横山恭教理事長)が2015年から開催している。
子供たちは仮装行列の後、スタンプラリーを行い、各自自由に店舗を回ってお菓子をもらう。参加者150人はすでに定員に達している。つちうらハロウィンに協賛する店舗や施設は、国道125号沿い、中城通り、本町通り、モール505内など49カ所となっている。
同NPOの金澤敦子さんは「募集後、2日で定員に達した。2015年から始めたつちうらハロウィンが地元に定着してきてうれしい」とし「思い思いの仮装を楽しんでいただくことはもちろん、スタンプラリーで土浦にたくさん素敵なお店があるという発見もしてほしい」と語った。
高校生がイラスト、ラッピングバス運行
つちうらハロウィンを前に、同市内では9月11日から、市内の高校生3人が描いたハロウィンのイラスト3点をそれぞれラッピングしたバスが3コースで運行している。同NPOが今年7月、市内の高校生に向けて初めてポスターデザインコンテストを開催し、最優秀賞に選ばれた土浦三高1年の赤見美和さんと、入賞した同校1年の飯塚杏奈さん、土浦一高の3年の青木淑香さんが描いたイラストをラッピングした。
赤見さんのイラストは同法人のキャラクター、キララちゃんがドーナツを食べているところを見つかって慌てているシーンを描いた。赤見さんは「とにかくかわいいキララちゃんを描きたかった。構図をパッと思いついて、タブレットを使って7時間くらいで描いた」と話す。赤見さんのイラストはバスのラッピングのほか、今年のつちうらハロウィンのポスターにも使用されている。(伊藤悦子)
◆つちうらハロウィン2024 26日(土)午後1時30分~午後4時30分開催。小雨決行。開会式と全体記念撮影のあと、仮装行列とスタンプラリーを行う。終了後アルカス広場に再集合し、仮装の表彰式と閉会式を行う。参加者は事前登録済。詳しくは電話029-826-1771(まちづくり活性化土浦)へ。