【コラム・川浪せつ子】今回はつくば市の西大通りに面したおそば屋さん2店です。創業45年の「かしわや」さん(つくば市春日)と創業50年の「増田屋」さん(同)。私はつくば市(旧谷田部町)在住42年なのに、今年7月初めて入りました。大通りからどうやって入店したらよいのか? いつか行ってみよう~ と思って40年も過ぎたわけです。
どちらのお店にも、丼ものとおそばかうどん付き定食があります。おいしそうだし、お手軽価格で2つの味が楽しめる。でも残念なことが…。太ってしまったのです。ラーメンライスみたいなメニューですから。
そして思ったこと。40~50年前、この周辺には建設現場がたくさんありました。そこで働いてくれた方々は体力勝負で、ご飯をたくさん食べたのだろうなぁ、と。私がこの地で初めてラーメンを食べたとき、あのしょっぱさはショックでした。汗をたくさんかいて働く方には必要だったのでしょう。最近はそんなにしょっぱくないのよね。
具が8つのおかめうどん
「かしわや」さんのメニュー見ていたら、「おかめうどん」見つけました。家の近くにもおそば屋さんあるけど、コレはない。グルメの息子も知らないと。私が高校生時代の学校帰り、おなかが空いてよく食べました。それ以来食べていないかも。もう懐かしくて。でも、なんで「おかめ」?
調べてみると、江戸時代、うどんやそばの上に「おかめ」(女性の顔)のように、具をトッピングしたのが始まり?とか。今回食べたのには、「だて巻、なると、おふ、白かまぼこ、ピンクかまぼこ、わかめ、かにかまぼこ、絹さや」の8種類。将棋での「おかめ八目」とか?
よく分かりませんが、うどん以外にいろいろなトッピング、これはアリ!(イラストレーター)