第106回全国高校野球茨城大会11日目の18日、4会場で3回戦8試合が行われた。J:COMスタジアム土浦の第2試合では霞ケ浦が鉾田二と対戦した。1回戦で海洋に37-1と大差をつけた鉾田二に対し、霞ケ浦は7回コールドで8-1という貫禄勝ちを収めた。


先の試合では得点不足に悩んだ霞ケ浦打線が、この日は序盤から順調に得点を積み上げた。初回、口火を切ったのは2番・谷田貝優。右越えの三塁打でいきなり好機を作り、3番・羽成朔太郎の右犠飛で生還。その後、四球と暴投で2死2塁となり、5番・雲井脩斗の中前適時打と6番・眞仲唯歩の左前適時打で2点を追加した。

2回は1安打と3四球で押し出しの1点を奪い、その後も1死満塁の場面から雲井の三ゴロと眞仲の遊ゴロで2点を追加。7番・鹿又嵩翔の打球は三遊間を抜く2点適時打となった。「打ったのは外のスライダー。2死二・三塁の場面だったので2人とも返したかった。自分の役割はつなぐバッティング。長打より率を上げることを心掛けている」と鹿又のコメント。

先発のマウンドには、初戦ではリリーフで好投した眞仲が登板。「球種が多くどんな球でもストライクを取れる投手。自滅することがないので1、2戦目は彼で行こうと考えた」と高橋祐二監督。
初回は立ち上がりから四球とエンドランで無死一・三塁のピンチを作り、次打者をダブルプレーに打ち取る間に1点を失ったが、その後は調子を取り戻し、2回以降5回までは2安打4三振に抑えている。
「初回は体が前へ突っ込み、ボールが浮いたり荒れたりした。コーチから低め低めで行くようアドバイスされ、その後はストライク先行で、いいテンポで投げることができた」と眞仲。彼はバッティングも得意だそうで、この日は1安打2打点の活躍。

1、2回で8点を荒稼ぎした霞ケ浦打線だが、3回以降は得点が止まってしまう。3~5回はスコアリングポジションに走者を進めながらあと1本が出ず、6回は三者凡退。「立ち上がりはいい感じで、初球からどんどん振っていき、走塁など細かいところでも点が取れた。その後はリードして安心した部分もあったと思う。投手が代わった後はもう一度工夫が必要。次に向けて修正したい」と市川晟太主将の反省の弁。

ただし点差が開いたことを利用して、投手陣に経験を積ませることもできた。6回は乾健斗が無安打2三振、7回は市村才樹が2四死球を出したが無安打1三振。この2人が霞ケ浦の左右のダブルエースだ。高橋監督は「次の水戸商戦もしっかり準備をして、いいゲームをしたい」と意気込んだ。

霞ケ浦の次戦は21日、J:COMスタジアム土浦の第2試合で水戸商と対戦する。(池田充雄)
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