第106回全国高校野球茨城大会初日の6日、開会式直後のノーブルスタジアム水戸で1回戦第1試合が行われた。土浦二高が下妻二高と対戦したが、投打で圧倒され6回コールド0-10で敗れた。試合前には土浦二高女子部員の小林こと(2年)がノッカーとしてベンチ入りし、茨城大会で初となるシートノックを務めた。
1 2 3 4 5 6
土浦二 0 0 0 0 0 0 0
下妻二 0 3 0 3 3 1× 10
(6回コールド)

試合は、土浦二高エースの鈴木晴人が先発したが、2回2死から四球を挟み4連打で3失点。4回にも3連打で3点追加され6点をリードされた。5回からは橋本真直、佐藤剛志が登板したが、押し出しを含み4つの四球でさらに3点を追加された。
打線は1年生で4番の竹内新世が2安打を放ち、一人気を吐くが、下妻二高先発の佐藤天馬に抑えられた。

土浦二高の相良真博監督は「9回までやりたかったが、5回で終わらなかったのは5回途中から再びマウンドに上がった鈴木のお陰」と鈴木の健闘をたたえた。
今大会、3年生部員は鈴木を含め3人のみ。エースで主将の鈴木晴人は「アウトコース中心でたまにインコースを使った。甘い球はいかなかったし自分の出せる力を出し、やれることはやった。相手の実力が上だった。自分はチームで一番頑張ったし自信を持ってやってきた。力を出し切ったので悔いはない」と話した。

「終わってから実感」
一方、茨城大会で女子部員として初めてシートノックを務めた小林は「緊張はなかったが終わってから実感が湧いた。9回までやりたかったが打たれて負けたのだから仕方ない。けが人も多かったができることはやれた。来年は9回まで戦えるのが目標」と語った。
小林は土浦二中に入り中学から野球を始めた。高校で辞めるつもりだったが相良監督から誘われ、野球を続ける決心をした。硬式球の難しさを感じながら野球を楽しんでいるという。地元の高校が参加しているPCリーグの試合に選手として出場している。(高橋浩一)
