日曜日, 2月 8, 2026
ホーム土浦実際にどう対応? 「合理的配慮」義務化スタート 土浦

実際にどう対応? 「合理的配慮」義務化スタート 土浦

情報不足に戸惑いも

改正障害者差別解消法の施行に伴い、段差があればスロープをつけるなど障害の特性に応じた配慮をする「合理的配慮」が1日から民間事業者にも義務化された。実際にどう対応すべきなのか、現場では情報不足からくる戸惑いの声も聞こえてくる。実際の現場で事業者や当事者はどのように課題に向き合っているのか、土浦で話を聞いた。

一部でも助成があれば

「絶対にやりたくないのは入店拒否」だと話すのは、昨年、土浦市川口にオープンした古書店「生存書房」の店主・藤田康元さん(57)だ。

同店は、歩道に面した入り口に15センチほどの段差が2段あり車椅子の人が一人で入店するのは難しい。大幅なバリアフリー改修は費用面から現実的ではない。そこで藤田さんが最初にとった「配慮」が、入り口前に「ハンドベル」を置くことだ。玄関にチャイムをつけても歩道からは手が届かない。車椅子でも店主を呼び出せると考えた。

手に取りやすい場所に置かれた古書店のハンドベル

「入り口にスロープがないことでバリアを感じる人はいるはず。入店を諦めさせているかもしれないと思った。諦めないで店主を呼んで欲しいという意味を込めた」と話す。後に折りたたみ式の簡易スロープを購入し、必要な時だけ設置できるようにした。費用は約4万円。ネットで購入したものだ。「これが個人店でできる範囲。出費は厳しい」とこぼす。「大規模な改修費用とまでは言わないが、せめて一部でも助成があれば」と希望を話す。

障害者以外のためにもなる

土浦市乙戸で料理店「ママのごはん」を営む高橋理恵さん(62)は、2017年のオープン時から入り口にスロープを設置しトイレに手すりをつけてきた。障害のある夫の助言からだった。高橋さんは、スロープや手すりのおかげで「車椅子のお客さんが増えた」と言い、喜んでくれるのは障害者だけではないとも話す。

「ママのごはん」入り口に設置されたスロープ=同市乙戸

「つえをついていたり歩幅が小さかったりする高齢者や、ベビーカーで来るお客さんも『入りやすい』と言ってくれる」。何より自分も歩きやすい。「大きな荷物を抱えて段差を上がるのは大変ですから」。

様々な人が出入りする中で必要な「配慮」が身についた。車椅子に限らず、ベビーカーに子どもを乗せたままテーブル席に着きたい人にも、さっと椅子をどかして対応する。

大切なことは、当事者との接点を持つことだと指摘する。「私は身内に障害があることで気づいたことはたくさんある。うちの店には車椅子のお客さんが来るのを他のお客さんもわかってくれているから来店時に手伝ってくれる」と言う。

「ママのごはん」を営む高橋理恵さん

一方で「個人の飲食店だと対応が難しい事情もわかる」と、合理的配慮の実践を躊躇する個人店にも思いを寄せる。実際に家族で外出して入店できないこともあった。「行く前に『車椅子でも入れます』と聞いても混んでいて入れないこともある。車椅子や障害のある人が来ることが前提になっていないお店は多い。私も家族に障害があるなど身近でなければ、必要な配慮への気づきはなかったかもしれない」

4月からの義務化については「(行政などから)手紙での通知などはなく、商工会に入っているわけではないので情報を得る機会が限られていた」といい、周知の不足を指摘する。実際に街で話を聞くと「義務化は知らなかった」と言う人は少なくない。

特性の理解を

同市で障害者福祉の課題に取り組む目黒英一市議(54)は、合理的配慮で大事なことは「特性を理解すること」だと言い、そのためにも「当事者の生の声」に触れることが欠かせないと話す。目黒市議は知的障害を伴う自閉症のある子の父としても活動している。

「知的障害のある方は、性格と同様に個々の特性がある。大きい音が苦手だったり、飛び跳ねたり声を出してしまったりすることもある」。周囲が障害の特性への理解があれば、大きな音が苦手な人と大声を出しがちな人を隣り合わないよう配慮することで、互いに心地よく過ごすことができると指摘する。

「子どものうちから合理的配慮を学ぶべき。(今の社会は)障害のある人が世の中に適応していかなければいけない状況にあるが、障害のある人の目線で物事を考えられれば」とし、「当事者との接点を持つことで『スロープつけなきゃだめだよな』という気持ちになる。合理的配慮は、スロープをつけておしまいではない。大切なのはそこから先。どうすれば車椅子でも通りやすくなるか、接客にはどう気を遣えばいいか。相手のことを考えられることが大事」だと語る。

当事者の声を聞いてほしい

「障害の当事者は、こんな時はどうすればいいのかというアイディアを十分持っているので、まずは当事者に聞いて欲しい」と話すのは、当事者として障害の理解啓発活動をする「茨城県に障害のある人の権利条例をつくる会」共同代表の生井祐介さん(46)だ。同会は、2015年に施行された障害者への差別を禁止する県障害者権利条例を作るために発足した。生井さんは合理的配慮についてこう思いを話す。

「当事者の声を聞いてほしい」と語る、生井祐介さん(中央)

「『過重な負担』というのがあるが、初めから断るのではなくその場で当事者に相談して欲しい。例えば商店の入り口に段差があって車椅子で店内に入れなければ、当事者の希望を聞いて商品を入り口まで持ってきて選んでもらうこともできるし、車椅子を何人かで持ち上げてあげることもできるかもしれない。私たちはそのやり方を説明できる」

「『うちは無理なんです』と断らずに相談してほしい。解決策が見つかれば僕たちも行けるお店が増える。よりいい関係が作れるはず」と語る。

店舗入り口に置かれる取り外し可能な簡易スロープ

7市村に助成制度

県内には現在、合理的配慮への助成制度がある自治体が7市村(つくば、水戸、ひたちなか、取手、つくばみらい、那珂市、東海村)ある。生井さんは「制度を使えばスロープの設置などもしやすくなる」とし、「茨城には『障害者権利条例』があり、全ての差別を禁止すると言っていることも忘れないでほしい」と思いを述べる。

合理的配慮の義務化に関して土浦市は、周辺自治体などで実施されている助成制度については「制度を実施する予定はない」とする。また、合理的配慮は「障害者との建設的対話を通じて事業者が提供できることを考え、実施に伴う負担が過重であれば、過重でない代替方法を対話を通じて見つけていくことが法の趣旨」であるとし、「合理的配慮の具体的な取り組み例を紹介していくことはできる」と述べ、県障害者差別相談室や市障害福祉課への問い合わせを求めている。周知活動については今後も継続していくとしている。(柴田大輔)

【メモ】合理的配慮とは、段差があればスロープをつけたり、声や音が聞き取りにくい人に対して手話や筆談ボードを用意するなど障害の特性に応じた配慮をすること。時間を調整するなどルール・慣行の柔軟な変更も合理的配慮に当たる。障害がある人もない人も平等に社会に参加できることを目的としている。

障害を理由に来店を拒否したり、サービスを提供する時間や場所を限定するなど条件をつけることは「差別」にあたり、「障害があるからと特別扱いはできない」「前例がない」と、求められた配慮を無碍(むげ)に拒むことは認められていない。一方で、事業者にとって過度の費用負担や物理的に実現不可能な場合など、「提供に伴う負担が過重でない」ことが提供範囲とされている。

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

1コメント

1 Comment
フィードバック
すべてのコメントを見る
スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho




spot_img

最近のコメント

最新記事

稲葉英樹氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

つくば駅の皆様、そしてご通行中の皆様、私はただいま紹介にあずかりました、茨城6区から立候補いたしました日本共産党の稲葉英樹、稲葉英樹と申します。いよいよ声が出せる時間まであと1時間となりました。最後まで訴えますのでよろしくお願い致します。 皆さん、私が今こうして連日マイクを握りながら思いを馳せるのは、毎日深夜まで働くしかないシングルマザーや、草ぼうぼうの田んぼを見つめる年老いた農業の方、そして、インボイスで会社をたたんだ町工場の社長さん。皆さん、今度の選挙、どの政党が国民目線で働く政党かを見極める、とても大切な選挙になっています。 日本共産党は暮らし、平和、人権、あらゆる分野で、党を作って104年、国民のために1ミリもぶれずに働いてきた政党です。政党を選ぶ比例は日本共産党、そしてここ小選挙区茨城6区はこの私、稲葉英樹に、皆さんの願いを託した一票をお寄せください。よろしくお願い致します。 私は土浦で生まれ育ちました。私にとってその日常というのは決して平坦な道でありませんでした。小学校2年の時、忘れもしない運動会のときに父を亡くし、それ以来、母一人子一人の家庭になりました。母は泣き事一つ言わず、文字通り身を粉にして私を支えるために働いてくれました。朝早くから仕事へ行き、夜、遅くに疲れ果てて帰ってくる母の背中、私はその背中を見て、生きるということはこんなに大変なことなのかと幼な心ながらに思っていました。私が今回の総選挙に立候補した理由の一つに、母のような苦労を他の誰にもさせたくないという思いがあったからです。 皆さん、今の政治は一体誰の方を向いているんでしょうか。あるシングルマザーの方から相談で、最近、お米も値段が下がらないし、野菜とかも高くなりっぱなし、子どもたちにはちゃんとした美味しいもの食べさせたいから無理して買うけど、私はその代わりお昼を食べてない。そういう切ない話をお聞きしました。それは茨城の中でも、日本にもそこら中にある話だと思います。しかし、そんな家庭も増えています。 社会に正直に言ったらボロボロにされ、自己責任が押し付けられています。しかし、自民党の政治家たちはどうでしょうか。裏金問題にまみれ、特権階級の椅子に踏んぞり返り、一杯のカップラーメンの値段さえ知らない。そんな人たちに私たちの生活の痛みがわかるはずがありません。国民を向かない、庶民の苦労を知らない、自民党政治はもう終わりにしようではありませんか。 また、立憲民主党と公明党が手を組んで作った中道改革連合、中道という言葉を使ってますが、中身は安保法制を容認し、原発廃炉の看板も投げ捨ててしまいました。結局、右の中の中道、所詮、自民党の補完勢力にしかなりません。県民の願い、東海第2原発の廃炉、その願いを、比例は日本共産党、小選挙区はこの私、稲葉英樹にお寄せください。 さらには皆さん、今政府が進めている、5年間で43兆円というとてつもない大軍拡。私は問いたい。そんな莫大な税金があるなら、なぜ今、困っている人たち、明日の生活に怯えている親子、そういう方々になぜ手を差し伸べられない。軍備に回す金があるなら福祉に回せ、これは私の魂からの叫びになります。 消費税を5%に下げ、将来的に廃止する。今日のご飯をおいしく食べられるようにする。子どもたちが笑って過ごせる日本にしたい。子どもたちが笑って暮らせるなら、その親も、そして、今まで日本を支えてくれた高齢者の方々も、みんな笑って暮らせる社会になるはずです。 私には、エリートのような経歴はありません。でも、生活の痛みをよく知っています。自民党がどれだけ強かろうと、諦めるわけにいかないんです。私、稲葉英樹、そして日本共産党が大きく強くなることが、あなたの暮らしが大切にされる社会の第一歩です。どうか皆さんの手で、この茨城6区から新しい政治の扉を開かせてください。皆さんの暮らしの声をまっすぐに国会に届けてまいります。比例は日本共産党。小選挙区は、私、稲葉英樹に一票を、周りの方に大きく広げてください。共に誰もが笑って暮らせる日本を作っていきましょう。最後まで、残り時間は短いですが、最後まで頑張っていきます。よろしくお願い致します。ご清聴ありがとうございました。

青山大人氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

こんばんは。本日はこのようなお寒い中、こんなにもたくさんの皆様に集まっていただきまして本当にありがとうございます。衆議院候補、青山大人でございます。 今回の急な衆議院総選挙、青山大人、その当初から大きな判断を迫られました。それは、私の一番やりたい政治というのは、このお世話になった土浦はじめ、皆様の様々な声を、政治へ届け、そして一つ一つ目に見える成果を出していくこと、正論ではなくて、まさに皆様の声を形にする政治をやりたいからでございます。 正直、最初は私も不安なことはありました。ただ1月20日の事務所開き「無所属で出ます」と言った途端に、もちろん今まで応援してた皆さんたちも、そしてそれ以上にたくさんの皆さんから、事務所に駆けつけてくださったり、電話やメールで「大人、何か協力できないか」「青山君、私も駆けつけるよ」、そういった声が日に日に増えました。 選挙期間中も、私の知らないところでたくさんの皆様が「無所属の青山大人、あいつを一人にしちゃいかん」「青山大人を何としても国会に送り戻すんだ」と。 そして、この寒い中も、朝も、夜も、そして茨城6区の街の隅々で、私の知らないところでも、たくさんの仲間たちが立ってくれて、青山大人を、青山大人を応援しようということで、たくさんの声を掛けてくれました。本当にありがとうございました。 そして私、本当にうれしかったのが、選挙中、この選挙カーに乗って、いろんなところを回っていると、子どもたちからたくさん声を掛けられました。 この8年間、国会見学に来た子どもたちの数、1万人を超えました。初当選時に6年生だった子どもも、今では立派な選挙権を持っている。その子どもたちがもう、8年前のこともちゃんと覚えているんです。青山大人さんが忙しい国会の合い間をぬって僕たちのことを丁寧に案内してくれた。そんな大人さんがまさか一人だけ無所属で出るって聞いて、いても立ってもいられなくなって、応援したく、選挙権を持った友達に、応援したく、声を掛けてくれた、そんな子どもたちも1人や2人じゃありません。何十人もの子どもたちがそういう声を掛けてくれます。 私はいつも言っています。信頼される政治、そのためには政治家自身が、いや、まずは有権者の皆様、国民の皆様から信頼されなければいけないんだ。いくら選挙の時に、耳ざわりのいい政策を言おうが、何を言おうが、その根本には、その政治家が人として信頼されていることが重要なんだ、こんなことを私はずっと20年間訴えてきました。 そしたら今日も、私、もう一回、夜寝る前に家の引き出しを探したら出てきましたよ。20年前に私が27歳で初めて茨城の県会議員に出た時の、その時の茨城新聞の記事、青山大人はこう言ってたんです。信頼される政治。青山大人はすでに「信頼される政治家として取り組みます」。20年間、私は言うことは変わっていません。これは原点なんです。 そして今日も本当に寒い中、毎回、国政選挙の時はこの場所で最後の街頭演説を行います。青山大人を支えてくれる皆さんは組織の動員ではありません。本当に一人一人がこの青山大人の政治姿勢を見てくれて、共に、共に歩んでくれ、闘ってくれる仲間です。本当にありがとうございます。 先輩、わかってますよ。もちろん私はこうやって、地元の先輩たちのいろんな声を聞きながら形に残していくんです。もちろんこの数年間は、このつくばや土浦にとっては、あのエクスプレス、つくばエクスプレスをまさに土浦駅まで延伸できるかどうか、とても大切な時間なんです。その仕事も青山大人にやらせてください。 いつも私は教育のことを言います。教育で、日本の予算の中では教育費にかける割合が本当に低いんです。それは子育て支援もそうですし、現役世帯を、そうやって出生数が65万人に落ち込んでしまったのを、少しでも反転させたいんです。 このまま少子化が続いていけば、本当に今の医療や年金や介護の、社会保障制度を維持できなくなってしまうんですよ。 だから私はその改革を先送りにしないで、与党、野党含めて同じ問題意識を持っている議員を集めて、それを早くして、と言ってきたんですよ、先輩。その仕事を青山大人にやらせていただきたいです。 皆さん、今回の選挙戦、本当に私もね、なかなかつかみきれてないんですよ。たくさんの方から、本当に電話やメールをもらいます。たくさん手を振ってくれますが、やはり今は相手候補と横一線、横一線なんですよ。先ほど(かすみがうら市の)宮嶋市長がおっしゃってました。相手候補、必死です。ただ相手候補は政党の公認候補。比例復活があるんです。 そう、今回青山大人は無所属。小選挙区一本勝負なんですよ。 なので皆さん、改めてお願いです。おそらくこの場所に約300人の皆さんがいます。皆さん、改めて1人、10人、いや20人、もう皆さん、これまで30人、40人に声を掛けてもらっているとは思いますが、今までと違う闘いです。 おそらくこの雪で投票率は50%近くに私は下がると思います。すなわち6区の有権者40万人いる中で、20万人、20万人も投票いただけないんですよ。行かないという方に、皆さんもう一度、今日明日で声をかけていただけないでしょうか。皆さんが、あと10人、20人、30人に、そして確実に、その方たちに投票に行ってもらってください。 明日は選挙活動はできませんが、投票に行ってもらうことは可能です。今日お集まりの皆さんたちは、青山大人を応援しているということは、他の皆さんは絶対に分かるはずです。その皆さんから連絡があれば、青山大人に投票するんだ、そういうことを絶対に皆分かってくれます。 ここまで共に歩んでくれた皆さん、朝早くから夜を遠くまで、そして仕事の合い間をぬってポスティングをずっとやってくれた皆さん。何人かの方に言われましたよ。青山大人を応援するボランティアの皆さんって、なんであんなに気合いが入ってるんですかって。 散歩をしていたら、青山さんのビラを配っている方から声をかけられて、とても熱かった。そんなボランティアの方に支えられているから、青山さんに期日前投票をしましたよってことをさっき言われました、ありがとうございます。 そんな熱い皆さんに支えられて、青山大人はもう幸せです。 今回無所属っていう選択をしたこと、本当に皆さん、それを結果に残してください。ぜひ後は当選、小選挙区当選という結果、皆さんともに明日、一緒にその結果を一緒にお祝いしようでありませんか。 すみません、選挙戦、もう、本当に足もくじきました。もう、振り絞っているもので。皆さん、繰り返します。今も厳しいんです、あとは皆さんたちにこの思いを託します。 まさに横一線、あとは、私と一緒に皆さんたちが、投票箱が閉まるまで、たくさんの方に声をかけてくれたと。改めてお願いです。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

堀越麻紀氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

こんばんは。寒い中お集まりをいただきましてありがとうございます。茨城6区、衆議院選挙に立候補しました堀越麻紀と申します。よろしくお願い致します。私は、政治の道に進むなどとは、1ミリたりとも思っていませんでしたが、この日本の姿を前にして、どうにかしなければ、どんどんどんどん日本が壊れていってしまうと思いこの場に立っています。そしてこの選挙が始まるときにですね、選挙カー、選挙カーは借りられなかったんですよ。選挙カーを借りられなかったから、小さい車で闘っています。そして、Xのアカウントまで一時は凍結されました。この時に本当に大きな勢力と戦っているんだなと思いました。 失われた日本経済、30年と言いますが、もうすぐ35年経とうとしています。私は生まれも育ちも、つくばみらい市です。つくばみらい市は、かつては、5月になると田植えが始まって、カエルの鳴き声が聞こえる町でした。そして夏になれば青い空に白い雲、そして、緑の絨毯のような稲が風になびく美しい田園風景の景色だったんです。そんな町でした。ですが今は、減反、減反と言われ、荒野が広がりつつあります。そして、いつの間にかメガソーラーが広がってきています。失われた日本経済30年と言われますが、こうした美しい日本の景色までも壊れてきてしまったんです。私はこの美しい日本をどうしても今の子どもたち、守ってきたい、子どもたちに残したいと思い、参政党に入ってこの選挙を闘っています。 そして皆さん覚えていますか。日本は戦争に敗れましたが、たった20年、たった20年で日本経済はアジアでトップ、世界でトップクラスの日本になれたのに、35年間も、35年間もですよ、日本経済が停滞して、35年間も給料が上がっていないって、明らかに間違った政治が行われてきた結果なんです。日本人は真面目で辛抱強いですよね。いつか良くなる、いつか良くなると、毎日コツコツコツコツ働いて待ってたと思うんです。 私はこの選挙活動をして、農家のおじいさんにも会いました。息子に農業を継がせたが、本当に悪いことをしてしまったと。政府は減反、減反政策をしたから収入が減ってしまったと。息子に農家を継がせなければよかったと、本当につらそうな、悲しそうな顔をしていたおじいさんでした。そしてまた88歳のおばあさんも、いつかよくなるとずっと待ってたらしいです。選挙にも投票してたらしいですよ。ですが、全く良くなってない。もう88歳になってしまった。今回の選挙にはもう行かないよ、もう良くならないからと私に訴えてきたんですよ。でも私はもう、今回の選挙で必ず政治を、日本人を大切にする、日本を大切にする政治を取り戻し、いい日本を築いていくから、もうちょっと、お母さん、頑張って楽しい暮らしをしていきましょうよって言ったんです。希望ある日本を必ず築いていくからと、頑張って一緒に生きていこうよと言いました。なので、私はこの選挙、全身全霊で闘って参りました。必ずいい日本をつくっていきたいからです。 我々参政党には宗教団体からの献金、宗教団体からお金や企業からのお金、一切いただいておりません。いただいてないから組織票や団体票などないんです。国民一人一人の一票が大事な一票となります。そしてその一票が、政治を変える一票となるんです。どうか我々参政党とともに声を上げ、この政治を変えていってください。この選挙が日本の政治を変えるターニングポイントとなっているんです。我々参政党の代表もこの選挙がターニングポイントといって、190人、190人の候補者を挙げてこの選挙を闘っているんですよ。失われた日本経済30年が40年になって、増税増税増税ばかりになり、増税大国となって、働いても働いても報われない社会にしたくないから。そして、移民大国にしたくないから闘ってます。私は、今の子どもたち、孫たち、未来の子どもたちのために、この日本をどうしても命をかけて守っていきたいんです。80年前、命をかけてこの日本を守ってきた英霊たちがいるからです。次は私たち大人がこの日本を守るべきではないでしょうか。 そしてこの茨城県にはですね、不法労働の外国人の労働者がたくさんいるんですよ。数を優先して、経団連の言いなりになって、安い賃金の外国人の労働者をこのままどんどんどんどん入れ始めると、茨城県の不法労働の数がどんどんどんどん増すだけではなく、日本人の賃金が上がっていきません。そして今のヨーロッパ見てください。移民が10%を超えた国は明らかに治安が悪くなっているんです。先ほど池田(悠紀)議員がお伝えした通り、レイプの件数が恐ろしく多いんですよ。日本の外国人の犯罪件数も毎年毎年上がってきてますよね。それはなぜか、東南アジアにある国には犯罪歴抹消法というのがあります。犯罪を犯しても1年後、3年後、5年後には犯罪歴が消えてしまうんです。そういった人たちが日本に普通に労働者として入ってこれてしまっているのが今の制度なんです。我々参政党は外国人を差別しているわけではありません。日本が大好きで、日本の文化や伝統、ルールをきっちり守ってくれる外国人なら歓迎すべきでしょう。ですが、数を優先してこのまま外国人を受け入れ続けると、日本の治安が明らかに悪くなってしまうんですよ。そして、35年間、日本経済が停滞したことによって、ここ日本には180万人の失業者がいるんです。去年1年間だけでも7万人増えました。去年1年間だけでも倒産件数が1万件増えたんですよ。我々参政党はまずここにいる日本人の雇用支援をすべきだろうと言っているんです。本来政治とは国益を守り、誰もが豊かに過ごせる国をつくるものではないでしょうか。 財源がない財源がないと国は言ってますが、5年連続国の税収は最高値を達してます。毎年毎年最高なんですよ。ですが国民一人一人の暮らしは良くなりましたか。良くなってませんよね。ですが今の政権与党は、外国人を雇うと企業に最高72万円の助成金を渡してるんです。そして年金もですよ。日本人の年金は10年間払わないと65歳から受け取りができませんよね。ですが外国人は5年間年金を払った分、100%近い返金がされるんです。一時帰国をすると100%近い年金5年分払った年金が返金できるんですよ。そしてまた1、2カ月したら日本に入国して新しい年金番号をもらって、また年金に加入します。また5年間払ったら帰国をして5年分の年金をもらっているんです。だだ漏れじゃないですか。なぜ日本人、それって日本人の税金ですよね。そして年金制度とは付加制度なんです。今の高齢者を支えるために我々日本人が払ってるんじゃないでしょうか。私はこういった外国人に優遇されている制度を直したいと思っています。日本の子どもたちのためにも、孫たちのためにも、未来ある、未来の子どもたちにも、どうか今の日本の社会、そしてこの外国人の受け入れ制度を、我々参政党と一緒に、堀越麻紀と一緒に見直しをお願い致します。 そして我々参政党には企業からの献金、宗教団体からの献金、一切ございません。なので、組織票はないです。団体票がないです。一人一人の票が大事な一票となります。どうか参政党と一緒に未来ある国づくり、希望ある国づくり、働いたら報われる社会を作っていきましょう。今回の選挙が最後のチャンスなんです。失われた30年を40年にしたくないんですよ。働いたら報われる社会をどうしても作っていきたい。今の子どもたちのために安心安全な社会、安心安全な国、希望が溢れる日本を作っていきたいです。どうか思い出してください。初めて抱いた、子どもを抱いた瞬間を、そして守りたいと思った気持ちを。お願いです。日本を守っていきましょうよ。今回の選挙がラストチャンスなんです。日本が変われるかどうかの選挙です。一人一人の一票が日本の未来となります。どうか力をお貸しください。参政党、堀越麻紀に力を貸してください。未来あふれる日本をつくって参ります。ご清聴ありがとうございました。

国光あやの氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

皆さんこんにちは。お忙しい中お出かけいただきありがとうございます。また、この桜町4丁目公民館で、ときには、国立医療センター整備のお話をさせていただいたり、お祭りに参加させていただいたり、たくさんの思い出が、地元の皆さん、いらっしゃっていただいておりますが、本当にありがとうございます。そしてまた、今日、土浦で高橋(直子)先生、伊沢(勝徳)先生おっしゃっていただいたように、こう、長い12日間の選挙戦で、土浦で最後の訴えになります。私は、先ほど、伊沢先生が力強く、そして高橋先生が、私の気持ちを温かく代言をしてくださいました。 私は8年前に丹羽雄哉先生の後継としてこの土浦、茨城6区、候補者としてやってまいりました。私は医療センターで、昔医師として働いたことはあったけど、おっしゃったように、同級生はいません。親戚もいません。知っている方もほとんどいない、そのような中で、私を8年間、皆さんに、いろんなことを教えていただきながら、育てていただきました。そのご恩は、私は一生忘れることができません。 私は確かに地元ではないけれど、皆さんがこんな私でも受け入れ、そして育てていただいている、小坂市議はじめ地元の市議団の皆さん方、そしてここ桜町からもお近くの滝の園さんはじめとした介護政治連盟の皆さん方や、地域の皆さん方、そして、お手伝いいただいている皆さん方、今日はメディアの皆さんもいらっしゃいます。連日寒い中お疲れ様です。 こんな私でも8年間、皆さん、支えてくださいました。私は、そのご恩も、地元ではないけれど、地元の課題を、しっかり寄り添って、仕事でお返しをしたい。それをずっと思ってきた8年でした。確かに生まれも山口で、茨城ではありません。でも地元の方にもっともっと溶け込んで、皆さんが悩んでいることや、こうなってほしいということや、そして国づくりを体現していきたい、その思いで、少しずつ光が見えてきました。 長年かかってしまいましたが、コロナでちょっと遅れてしまいましたが、皆さんの悲願の国立病院も、やっと先週工事が正式に決定をして、3月から大規模な改修が始まるようになります。皆さんの夢ですよね。大好きな医療センター。土浦の市民病院のようなもの。先生もすごくレベルが高くていい病院です。でも本当に古いところを何とかして、切実なお声、形にやっとすることができます。それをぜひ完成するまで、皆さんと一緒に完成する光を見届けたい。 他のいろんな課題も皆さんと一緒に伴走して、一人暮らしが増えてしまう、単身世代の方へのご不安への取り組み、また、子育て世代や現役世代が、なかなか手取りが増えなくて苦しいという悩み、国でもできることを最大限、高市総理と一緒に、働いて働いて働いて働いて働いて働いて働いていく。新しい光を一緒に作っていきたい。そのために身を粉にして働く覚悟です。 物価高対策も、皆さん、年金をもらっていらっしゃる方も、そして働いている方も、所得税約5万円程度、1家4人分で減額する。そして、電気、ガス、水道や、さらに子どもさん、子どもさんがいるとお金かかりますよね。よくわかります。私も高校生の子どもがいますから。なので、皆さんのまず賃金を上げることが第一。でも物価高があってなかなか賃金に追いついてない。なので今回、高市総理と一緒に、子ども一人当たり、子どもさん一人当たり2万円の手当も出させていただく。そうやって、何とか賃金が、物価高の上昇を上回る賃金上昇が叶えられる、これを第一としながら、それも今過渡期で、あと少し、しっかり皆さんの現役世代の方の手取りを増やしていく。しっかり一緒に高市総理と取り組んでいきます。 そして私はやはり皆さんからの切なるお声、政治がポピュリズムに走るのではなくて、責任を持つ。今回いろんな補正予算でも、ガソリン暫定税率廃止でも、財源がかかる、そしてニュースでも連日、円安や金利が大丈夫かというお話があります。確かにそれは経済学的には正しい。あまり財政、どんどんどんどん進んでいると確かに金利や円安に大きな影響を及ぼします。しかし皆さん、自民党として責任ある積極財政に取り組んでいく。そのために、今、一番皆さん、苦しんでいる方々のために、一番ゆとりがある方々からもしっかり所得の再分配をしていく、それが国家の役割です。一番ゆとりがあるところ、それはやはり大企業の皆さん方、特に輸出企業の皆さん方、今、過去最高の内部留保、それほどあるんだったら、もちろん儲かる儲けることは大事だけれども、やっぱり国民生活にしっかり還元していただく、法人税収を伸ばしていくことだけでなくて、法人税をしっかり皆さんに還元していく。価格転換をしていく。これを全力で取り組んでいきます。 実際一つ年末に、あまり報道はなされてないけれども、取り組んだんです。責任ある積極財政、ガソリン暫定税率の廃止で、7000億、8000億程度の予算が、税収が減ります。それを代わりに責任ある形で確保する必要がやはりあります。なぜならば、その財源でこの道路をつくっていたり、また国から市に、県に税収を、お渡しをして、市や県が一生懸命予算を使って、この道路をきれいにしている。そのために、大企業の法人税をいただいて、法人税を増税させていただいて、上げさせていただいて、それで7、8千億の予算を作って、ガソリン暫定税率の廃止に当てている。こういうことも責任ある積極財政として取り組んでいるんです。 私は全ての責任を取っていきたい。積極財政も大事、でも責任ある形でしっかり未来に、次世代に、この素晴らしい土浦や国家を引き継いでいくためにも、今さえ良ければいいだけではなくて、未来への責任、一緒に作っていく、そのような本質的な本物の政治を皆さんから、皆さんの声の下で取り組んでいきたいと思います。 外交もいろんな課題がある中で、私も自分の原点が、有事に苦しむアフリカや中東で、実際にミサイルや弾に怯えながら医療活動をしていたことが原点です。それが今、日本を取り巻く現状。伊沢県議がおっしゃっていただいたように、本当には厳しい中で、外交でまず平和構築をしていく。外交が失敗するから戦争になります。そして防衛力も、霞ケ浦自衛隊駐屯地、日本の補給所の要です。しっかり装備品も、やはり必要。国民の皆さんに責任ある形で、この防衛も外交もご理解をいただく。そして、皆さんの本質的な生命と財産を守り抜く。国光あやのは、高井総理と一緒に責任ある積極財政、責任ある外交、責任ある防衛、責任ある持続的な社会保障や財政政策、全力で取り組んでいきます。 皆さん、このような私ですが、皆さんが8年間育てていただいたおかげで、政治活動を続けさせていただいております。まだまだ至らないところは叱ってください。育ててください。ぜひ皆さん、厳しい戦い、皆さんの負託をぜひいただいて、国立病院の完成も、そして責任ある未来も、一緒につくっていこうではありませんか。ありがとうございます。ぜひ皆さん、期日前投票やってます。今ちょうど雪が止みました。朝から降っていた雪が、桜町4丁目で止みました。ぜひ皆さんこの後、期日前投票行かれてください。そして携帯に入っているお知り合いにもぜひ、今だよ、チャンスとお声掛けください。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。