つくば市は25日、酒気帯び運転により、市財務部の40代女性職員を、同日から6カ月間の停職処分にしたと発表した。
市人事課によると職員は、昨年10月27日午前7時52分ごろ、車で出勤途中、市外で民有地のフェンスと接触する物損事故を起こし、警察の調べで酒気帯び運転が分かった。
市の調査によると職員は、前日の夜9時40分ごろから350ミリリットル入りのハイボール缶を6本未満飲酒した。翌朝は体調が不調ということはなく、車で出勤途中、助手席に物が落ちたため拾おうとしてハンドル操作を誤ったと話しており、酒気帯び運転については認め、罰金と免許取り消しの行政処分を受けているという。その後、市職員分限懲戒審査委員会を開いて処分を決定した。
五十嵐立青市長は「飲酒運転が大きな社会問題となっている中、これまで再三の注意を喚起してきたにも関わらず、このような不祥事を起こしたことは誠に遺憾。市民の信頼を裏切り多大なる迷惑をお掛けしたことを心からお詫びします。今後再発防止に万全を期し、市民の不信を招く行為を厳に慎むよう綱紀の保持を徹底させます」などとするコメントを発表した。