水曜日, 4月 22, 2026
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移動用小型車をシェア つくば駅周辺で実証実験始まる

歩く速さで走行し歩行を補助する1人乗り移動用小型車のシェアリングサービス「つくモビ」の実証実験が10日からつくば駅周辺で始まった。駅周辺の7カ所で貸し出し、返却用もできる。だれでも無料で借りることができ、最大4時間まで貸し出す。実証実験は3月24日までの約6週間。

つくばスマートシティ協議会(会長・五十嵐立青つくば市長)と関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)、つくばまちなかデザイン(茨城県つくば市吾妻、内山博文社長)が実施する。

貸し出すのは、いずれもトヨタ製の立ち乗り用「C+walkT(シーウォークティー)」2台と、座り乗り「C+walkS(シーウォークエス)」4台の計6台。つくば駅から半径3キロ圏内での利用を推奨している。

トヨタ製の立ち乗りの1人用モビリティ「C+walkT(シーウォークティー)」(左)と座り乗りの「C+walkS(シーウォークエス)」=つくば市提供

移動用小型車は昨年4月の道路交通法改正で新設され、歩道を走行できるようになった。電動車いすに準じて歩行者扱いとなり、車道は走行できない。最高時速は6キロで、運転免許は不要、ヘルメット装着の必要はない。電動のためボタンの操作で簡単に運転することができる。利用対象は身長140~185センチ、体重100キロ以内であれば年齢制限もない。

今回の実証実験では、シェアリングサービス「つくモビ」のサービス向上に向け、利用時間、利用経路、滞在場所などのデータをGPSなどで取得し、検証するのが目的。データは、つくば市でのシェアリングサービス実装に向けたニーズ調査や、ビジネスモデル構築の検討のために活用する。

つくば市は、政府が進めているスーパーシティ国家戦略特区に指定され、先進的サービスを実装して課題解決や新たな価値の創出につなげる「つくばスーパーサイエンスシティ」の実現を目指している。つくば駅周辺を「スマートモビリティエリア」とし、鉄道、バス、タクシー、次世代モビリティなどの乗り物がつながり、次世代モビリティや自動運転バスが途切れなく走行する未来図を描く。シェアリングサービス「つくモビ」の実証実験は、市民やつくばを訪れた人が快適に移動できる環境を実現する一歩として開始した。

貸出場所で運営を担う、つくばまちなかデザインの小林遼平専務によると、今月1日から予約を開始し、10日、11日で25件の利用があった。12日以降も60件の予約が入っているという。「つくば市は車社会ということもあり、公共交通で移動しづらいという声もかなりある。若者の車離れや高齢化を考えると、ストレスなく移動できる環境を作ることが重要。たくさんの方に使ってもらい、たくさんの声をもらい、サービスのブラッシュアップにつなげたい」と小林専務は利用を呼び掛ける。

予約は事前であれば、当日受け付けも可能だという。(田中めぐみ)

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