来年1月21日まで
つくば駅前のオフィスビル「T.S BUIL」(同市吾妻、旧ライトオンビル)が、今月1日からイルミネーションで彩られ、道行く人たちの目を楽しませている。昨年同ビルを取得し本社を移転した不動産業の都市開発(塚田純夫社長)が駅前を明るくしたいと飾り付けた。
同ビル1階ショーケース内とペデストリアンデッキに面する2階のガラス張りの壁面はLEDのイルミネーションライトで装飾され、自動ドアの中にはサンタクロースや雪だるま、モミの木のクリスマスツリーなどの飾りが展示されている。通りがかった人は華やかな飾りに足を止めて見入ったり、撮影したりしていた。クリスマスシーズンが過ぎた後はお正月用のディスプレイを予定しているそうで、イルミネーションは来年1月21日まで点灯する。
同イルミネーションをスマートフォンで撮影していた市内に住む大学生は「前にライトオンのビルだった時にもここのイルミネーションを友人と見ていた。通りが明るくなってきれい」と話した。
同社は同ビルに本社を移転した昨年からイルミネーションを点灯している。昨年は同社が専門業者に依頼し、大小のボールの飾りやツリーをフロア内に設置した。今年は設置から点灯まですべてを同社の社員で行い、ボールの他にツリー、サンタクロースや雪だるまなどの飾りも加えた。どの角度から見ても彩りが豊かに見えるよう工夫して設置したという。
同社の塚田純夫社長は「昨年からイルミネーションを飾っている。旧ライトオンビルから4年ぶりに明かりが灯り、通りがかった子どもたちには大変好評だったと思う。今年もイルミネーションをクリスマスから新年まで飾る。より良い街づくりを目指していきたい」と話している。(田中めぐみ)