子供たちに体験と交流の場を
筑波山麓の廃校で手作り品などを販売するマルシェ「魔女のフェスタ」を開催してきたアロマテラピー教室「魔女の学校」(いしざき緑子さん主宰)が、クリスマスの25日、山麓のつくば市国松で地元有志の協力を得て、子供たちのための「魔女の学校 シリウス音楽祭」を開催する。
会場はいしざきさんが「筑波山天国」と名付けたガソリンスタンド跡地。数年続いたコロナ禍で、生の音楽や地域住民との交流が希薄になった地域の子どもたちに、地元住民がサンタクロース役になって、豊かな体験と地域住民との温かい交流の場をプレゼントしたいという。
「魔女の学校」は2019年4月から独自に、いしざきさんやアロマテラピー教室に通う生徒らが、いずれも廃校となった石岡市柴内の朝日里山学校やつくば市国松の旧筑波小学校でオーガニックな手作り品などを販売するマルシェを6回ほど開催してきた。今回は地元住民有志と、地域と一体となったイベントを開く。
シリウスは冬の空に輝くおおいぬ座の1等星。主催者は「暖かい薪ストーブの火を囲み、シリウスの光を浴びながら、多彩な音楽と素敵な魔法を持ち寄ったお店屋さんたちと豊かなクリスマスのひと時を過ごそう」と参加を呼び掛ける。
音楽祭では、アフリカン太鼓、生バンド、ピアノや弦楽器の演奏が無料で聞ける。当日は地元陶芸家による、陶芸体験も無料で開催。好きなことや得意なことを仕事にしている飲食、クラフト、占い、セラピーなど多彩な出店者が、イベントを盛り上げる。

主催するいしざきさんは「激変する社会でいま子供たちに必要なのは、多様な人との出会いや体験が重要であると思い企画した。多様性を拒む現代の教育からはみでた子供たちに豊かな体験をプレゼントできたら」と語る。
地元区長の岡田実さん(72)は「少子高齢化と言われる中、子供たちが外で遊ぶ姿が見られなくなった。筑波山麓という自然環境に恵まれた地域で、元気に遊ぶ子供たちの姿を見たいと思う。子供たちのためという趣旨に賛同し、シリウス音楽祭を大いに応援したい」と語る。
◆「魔女の学校 シリウス音楽祭」は25日(月)午前11時~午後8時、つくば市国松162-1、筑波山天国で開催。入場無料。音楽祭ステージの出演者は▷ケイタモモ(栃木県・アフリカンジャンベ奏者)▷beee(千葉県・ドラム、ギター、ベースの生バンド)▷もっさん(茨城県シンガーソングライター)▷塚T&kiki(筑波山麓元シンガーソングライター)▷meiko(埼玉県・祈りのピアニスト)▷河村英之(千葉県・墨絵画家。ライブペインティング)▷村上忠(茨城県・魂の絵画家。ライブペインティング)など。