木曜日, 5月 14, 2026
ホームスポーツアストロプラネッツ、巨人との交流戦に敗れる

アストロプラネッツ、巨人との交流戦に敗れる


ラミレスさんの障害児野球教室も

プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツは7日、土浦市川口のJ:COMスタジアム土浦で、NPB(日本野球機構)との交流戦として読売ジャイアンツ3軍と対戦し、1-5で敗れた。試合に先立って、横浜DeNAベイスターズ前監督のアレックス・ラミレスさんによる障害児向けの野球教室も開かれ、約20人の子どもたちが直接指導を受けた。

茨城アストロプラネッツ-巨人3軍(6月7日、J:COMスタジアム土浦)
巨人 003100001 5
茨城 000010000 1

茨城は要所で守備にほころびが出て、要らぬ失点を重ねた。3回表、ショート寺嶋祐太の捕球ミスなどで2死一・三塁とされ、中堅への適時打で1点を先制される。次打者の右前打では、土田佳武が処理に手間取るうちに2者が生還、0-3と引き離される。4回にも2死からエラーがらみで走者を出し、さらに1点を追加された。

先発の二宮衣沙貴は「エラーでランナーを出しても、自分が踏ん張って抑えていれば結果は変わっていた。そこが今日の反省点。自分の能力を高め、三振で切り抜けられる力をつけたい」と悔やむ。

二宮は熱投実らず(同)

5回裏、茨城が1点を返す。2死から一番・土田がショートゴロで出塁、二番・瀧上晶太の右翼への当たりは、野手が目測を誤り適時打となる。こちらもエラーがらみの得点だった。

しかし9回、投手は5人目の浅野森羅のとき、2死一・二塁からショートゴロを送球ミス。この間に1点を追加され、ダメ押しとなった。

「投手は頑張ってくれたが、守備の乱れや走塁で相手と差があった。今季は見た目ほどの実力差はないが点差がついた残念なゲーム。今季はこうしたミスが多く、それが成績に直結している」と、伊藤悠一監督も渋い表情。

土浦市内の約20人が参加

子どもたちと交流するラミレスさん(同)

試合前に催された野球教室は、ラミレスさんが「スペシャルニーズ」のある子どもたちを支援する一般社団法人VAMOS TOGETHER(バモス・トゥゲザー)を主宰していることがきっかけ。茨城アストロプラネッツの運営会社「アドバンフォースグループ」が障害福祉サービスを提供していることから、その趣旨に賛同し開催に至った。

スペシャルニーズとはラミレスさんの造語。ほんの少しの手助けがあれば、障害があっても自立して個性や才能を発揮しながら生きることができるという考えだ。「彼らに夢と笑顔と、生きる力をつける機会を与えていきたい。そして、彼らを支える家族もサポートできたら」と、思いを語る。

今回は、放課後デイサービス「アストロ土浦真鍋」の利用者など、土浦市内の障害児施設に声を掛け、約20人の参加者が集まった。

「素晴らしいコラボをさせていただいた。多くの子が楽しんで参加し、ベストを尽くそうとする姿を見せてくれた。中には将来野球選手になりたい子もいるのでは」とラミレスさん。

茨城アストロプラネッツとしても今後もラミレスさんと協力し、このようなイベントを引き続き開催して地域貢献の機会としていきたい考えだ。この日伊藤監督が、直近3試合で集めたVAMOS TOGETHERへの支援金7万460円をラミレスさんに手渡した。(池田充雄)

支援金をラミレスさんに手渡す茨城アストロプラネッツの伊藤監督(右)=同=

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