日曜日, 7月 5, 2026
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宇宙人とのつきあい《くずかごの唄》119

【コラム・奥井登美子】大学病院の救急救命室から運よく生還した夫は、いつの間にか日本人でもフランス人でもない、宇宙人になってしまっていた。読む本は「素粒子論のランドスケープ」(大栗博司著)、「ニュートリノで探す宇宙と素粒子」(梶田隆章著)、「時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け」(ホヴアート・シリング著)。

宇宙関係の講習会があると、東京、つくば、どこにでも出かけてしまう。家に帰ると、気に入った文章を、墨をすって、ありあわせの紙の裏に筆で書いている。

新聞などの書評に重力波天文学などが載っていると、「読みたいので、すぐほしい。今日中に買ってきてくれ」と言いだす。まちには本屋さんが少なくなってしまって、私は探すのも大変なのだが、こちらの都合は一切考えてくれない。私は宇宙人と付き合っていると考えるしかないのだ。

奥井清の講演タイトル

属していた日本山岳会・茨城支部では、2カ月に1回、市民公開講演会を開いている。その会の彼の演題は、以下のようなものだった。

1.免疫化学について 抗原と抗体(2007年11月)
2.パーキンソン病とその脳科学(2009年1月)
3.ダーウィンの種の起原期限と人類の誕生(2011年1月)
4.ナノテクノロジーの科学と技術について(2011年11月)
5.今までに分かった宇宙の神秘 神の素粒子・ヒッグス粒子の発見(2013年1月)
6.宇宙は無数にあるのか?(2015年9月)
7.天文学の夜明け 重力波の発見(2018年4月)
8.ブラックホールの初撮影 ノーベル賞級の快挙(2019年4月)

合成化学を専攻し、中外製薬の研究所を経て、日本ルセルの研究所長を務めた彼は、合成化学が専門職である。1と2は専門を生かしての講演だが、後は彼自身が分かっているのかいないのか、わからない。

「自分でも分からないことをテーマにしてどうするの?」「提案して、みなで宇宙のことを考えてもらう。それでいいんだよ」。宇宙人の宇宙論だ。(随筆家、薬剤師)

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土浦三、8回コールド発進【高校野球茨城’26】

第108回全国高校野球選手権茨城県大会は2日目の5日、1回戦が行われ、J:COMスタジアム土浦の第1試合で土浦三が牛久栄進と対戦した。土浦三は8-0のスコアで8回コールド勝ちを収めた。 5日第1試合、J:COMスタジアム土浦土 浦 三 00001106 8牛久栄進 00000000 0 土浦三が落ち着いて初戦の難所を乗り切った。竹内達郎監督は「苦しい展開だったが野手陣がしぶとく我慢し、バッテリーが力を合わせて無失点に抑えることができた」と選手たちを称えた。 序盤は走者を出しながら、あと1本が出ない展開。初回は2死一・二塁から内野フライに倒れ、2回も2死一・二塁としたところで降雨により1時間21分の中断をはさみ、再開後にフライアウトになった。「相手の坂本くんは軟投派の投手。打ちあぐねることも考えられロースコアの展開を予想していた」と竹内監督。 土浦三の先発はエースの星加塁。「内野ゴロを打たせて取る自分のスタイルで最後まで押し切れた。今日は気合いが入って球威もあり、しっかり腕を振る意識で、過去最速の134キロを記録することができた」との振り返り。「昨年夏までは二遊間を守っていたが、肩の良さと器用さを買って秋から投手に抜擢。内野手ならではの体の横回転を使ったスローイングを生かし、サイドスローに挑戦させた」と竹内監督。 野手陣も好守備で盛り立てた。2回裏の牛久栄進の攻撃では、1ヒット1エラーで2死一・三塁とされた場面でダブルスチールを仕掛けられた。まず一走が二塁を狙い、塁間に挟まれたところで三走が本塁を狙うという作戦だ。だが三走がハーフウェーでタイミングをうかがっている間に、一塁手が突如三塁へ送球し、相手の裏をかいて三走の挟殺を成功させた。 流れが大きく変わったのは5回の攻撃から。「浮足立つと上半身から突っ込むような打ち方になる。下半身をしっかり溜めて打ち込みに行こう」と竹内監督の指示。これに応えて先頭の8番・蓮田暖人が中前打、9番・倉田琉生が送りバントを決め、1番・浅倉陽向の中前打で1死一・三塁。ここで2番・小林蓮司が左前打を放って1点を先制した。「打ったのはアウトハイのまっすぐ。前の2人がつないでくれ、いいところでいい仕事ができた」と小林。 続く6回は代打の武田蒼東が内野安打で出塁し、蓮田の左翼線への三塁打で1点を追加。「前の打席のヒットでいい感触をつかんだ。インコースの緩い球をしっかり引き付けて打てた」と蓮田。 8回、牛久栄進は先発の坂本をあきらめ救援投手3人を送り込むが、いずれもコントロールが定まらない。この回だけで満塁押し出しの4点と、倉田の適時2塁打による2点を加え、コールド勝ちが決まった。土浦三の2回戦は11日、ひたちなか市民球場の第2試合でBシードの鹿島学園と対戦する。(池田充雄)

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人のために頑張る、目に見えない力がチーム支えている 土浦日大・小菅勲監督【高校野球展望’26】㊦

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