土浦駅前の商店街通りにある理髪店sora(ソラ、同市中央)を経営する理容師の斎藤真也さん(45)が、栃木県で10月に開催される国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の公開競技パワーリフティングに茨城県代表として出場する。コロナ禍により国体の開催は2019年のいきいき茨城ゆめ国体から3年ぶり。
パワーリフティングの公開競技=メモ=は、開会式前の9月17日から19日に行われ、斎藤さんは19日に出場、ほかの出場者10人と記録を競い合う。
斎藤さんは同市真鍋出身、2006年から市内で理髪店を経営している。住まいは石岡市。
元自衛官で、現在も、災害時などに現職自衛官と共に活動する即応予備自衛官として年間30日の訓練に参加している。
パワーリフティングを本格的に始めたのは2021年7月。新型コロナで外出の機会が減り、体力の衰えを感じ、2020年からパーソナルトレーニングジムに通い始めた。そこで初めてパワーリフティングを知ったという。「中学から柔道をしていたが格闘技は実はあまり好きではない。パワーリフティングは記録と向き合う競技なので自分に合っていると思った」と話す。

今年の4月に第41回県パワーリフティング選手権大会に出場。男子92キロ超級で、472.5キロの記録を出して2位に入賞した。7月に開催された第77回国体公開競技パワーリフティング関東ブロック予選大会では、男子120キロ級で490キロを記録し6位に入賞し、国体出場を決めた。
パワーリフティングは、3種目の競技で持ち上げたバーベルの合計挙上重量で順位を決定するスポーツ。3種目とは、バーベルを肩に担いでしゃがんで立ち上がる「スクワット」、ベンチ台にあおむけになって、胸の上でバーベルを持ち上げる「ベンチプレス」、床に置かれたバーベルを垂直に引き上げる「デッドリフト」。
斎藤さんは大会に備え、週に6日はトレーニングを行っている。「国体に出場できるだけでもうれしい。目標は520キロ。ベストを尽くしたい」と意気込みを語る。(伊藤悦子)
【メモ】公開競技は、都道府県対抗の天皇杯・皇后杯の競技得点の対象となる正式競技(37競技)とは別に行われる競技で、得点対象にはならない。とちぎ国体ではパワーリフティングを含め5競技が公開競技となっている。