つくば市は9日、市役所に対し、13日に爆破を行うと予告があったと発表した。
市は、警察と協力して点検や不審物の捜査を実施し、安全対策を徹底した上で、通常通り業務を行うとしている。通常通り開庁し、木曜夜の延長窓口も実施する。
市危機管理課によると、8日午後11時過ぎ、市役所ホームページの問い合わせフォームに「爆薬を仕掛けた。爆破は5月13日」などの予告があった。時刻などの記載はなかった。
9日出勤した市職員が気付き、危機管理課がつくば警察署に相談した。
市は9日から、不審物の捜査や点検、巡回などを実施しており、同日午後7時30分時点で不審物の発見はないという。13日まで、繰り返し不審物の捜査や点検などを実施する。
同市役所には3月3日にも爆破予告があったばかり。その際も市役所ホームページの問い合わせフォームからだった。予告された時間を過ぎても異常は無かった。
「異常なかった」
【13日午後7時追加】13日の爆破予告に対し、つくば市は13日午後5時30分過ぎ、異常はなかったと発表した。市は、つくば警察署の協力を得て、庁舎内や敷地の点検を行うなど警戒態勢を敷いてきたとし、今後も市民の安全を守るため、できる限りの対策を行っていくとしている。