アトレ(本社・東京都渋谷区、一ノ瀬俊郎社長)が運営する「プレイアトレ土浦」(JR土浦駅ビル)は、JR東日本水戸支社が16日に運行するJR常磐線団体臨時列車「いばらきサイクルトレイン」の運行を記念し、筑波山ヒルクライムなどが楽しめるサイクリングイベント「石岡~土浦ワンウェイツアー」を開催する。
同トレインは16日と11月27日、上野駅から常磐線の友部駅を通り、水戸線の岩瀬駅まで運行する団体臨時列車。輪行袋なしで、自転車のまま乗車できる。
16日のワンウェイツアーは、JR石岡駅発プレイアトレ土浦着のサイクリングイベント。コースは、石岡駅から石岡フラワーパークを通り、筑波山の不動峠ヒルクライムを体験、平沢官衙(かんが)遺跡に立ち寄り、土浦駅まで約50キロのコースとなる。サポートライダーの案内により、ヒルクライム初心者でも安心して参加できるそう。
当日はゲストに、いばらきサイクルナビゲーターのもえさんを迎える。もえさんは、自転車を活用し、徒歩以上、車未満の視点で、町や地域の魅力を探求し、見知らぬ土地を訪れ「だれもが真似できるサイクルツーリズム」を広げる活動を実践している。
ツアーにはサイクルトレインを利用せずとも申し込め、参加費は3000円(税込み)。特設サイトからの申し込みとなる。定員50人。
いばらきサイクルトレインの運行区間と時間は10月16日、11月27日いずれも▽往路=上野駅8時13分発~土浦駅9時21分着~石岡駅9時39分着~友部駅10時着~岩瀬駅10時32分着▽復路=友部駅15時59分発~石岡駅16時29分発~土浦駅16時51分発~上野駅17時56分着。旅行代金は大人4300円、子ども3200円(いずれも税込み)専用ページからの申し込みとなる。

土浦駅ビル内のホテル「星野リゾート BEB5土浦」では11月21日まで、宿泊者を対象に茨城県の名産品、干し芋をテーマにした「BEBほしいもフェス」を開催している。イベント期間中、パブリックスペースには「ほしいも神社」(ひたちなか市)の分社も設けられる。
ほかに干し芋セットを購入してさまざまなトッピングと組み見合わせて食を楽しむなど、ユニークなイベントが企画されている。(山崎実)