日曜日, 10月 24, 2021
ホーム つくば 「活性化はエスカレーターでは解決できない」 つくばセンタービル改修めぐり市民団体討論

「活性化はエスカレーターでは解決できない」 つくばセンタービル改修めぐり市民団体討論

プリツカー賞を受賞した磯崎新氏の代表作といわれるつくばセンタービルに、つくば市がエスカレーターを設置するなどの改修を計画している問題で、「緊急討論 つくばセンター広場にエスカレーターは必要か」と題した市民団体による講演とシンポジウムが27日、同ビル内のつくばイノベーションプラザで開かれた。講演した鵜沢隆筑波大学名誉教授は「広場の活性化はエスカレーターでは解決できない」などと指摘した。

市民団体「つくばセンター研究会」(冠木新市代表)主催し、約50人が参加した。センター広場にエスカレーターを2基つくる計画をめぐっては、市が22日、2基のうち1基をとりやめる方針を議会に示したばかり。

鵜沢名誉教授は、つくば市が計画しているリニューアルに対して「磯崎新氏の意匠を評価するとうたいながら、十分に評価したものになっていない」と批判した。

ポストモダン建築の代表作と世界的に評価されているつくばセンタービルの特徴を示した上で、センター広場について「広場に降りる目的がない人はあえて通る必要がない設計になっている」とし、「広場の活性化はエスカレーターをつくるかつくらないかの問題ではない」と指摘した。

磯崎氏の設計の意図については「1階の広場と2階のペデストリアンデッキの視線の交差、劇場広場のようなものとしてつくったと理解できる」とし、建設当初は、広場に引用されているミケランジェロ設計のカンピドリオ広場の床のパターンや流れる水、噴水などが、ペデストリアンデッキから見られる対象だったが、時間が経つと新鮮さがなくなって、主役が不在になっているという。

シンポジウムの様子=同

その上でセンター広場の活性化について「(現在のやり方は)まちづくり会社が提案し、実施して、市民が享受する図式になっているが、図式を変えて、コンペを開いて市民からアイデアを募り、つくば市やまちづくり会社が市民のアイデアを実践し、享受するのは市民としたらどうか」と提案した。

具体的には、欧米の各都市の取り組みを例に挙げ、段ボール迷路、ヘッドフォンを付けて楽しむ野外映画会やサイレントディスコなどを提案した。さらに「中央広場にクラシックカーを置いても日常と違う風景になる」とし、「改修計画では4メートル幅の通路が2メートルになるが、中央広場の活用のためにはルートの確保が重要だ」と強調した。

水戸芸術館にはキューレーター

続くシンポジウムでは、筑波大学の加藤研助教が、つくばセンタービル建設時の磯崎氏のコンペ案を紹介し、つくばセンター広場がローマのカンピドリオ広場を反転した空洞の形になっていることについて「国家がつくった都市の中心をあえて空洞にしたのは、痛烈な筑波研究学園都市批判があった」と話した。

神奈川大学の六角美瑠教授は、同じ磯崎氏が設計した水戸芸術館とつくばセンタービルを比較し「水戸はプログラムを運営する組織ができあがっている。つくばは市民のアイデアを引き上げるキュレーターが必要」だなどと話した。

主催者の冠木共同代表は「(市のリニューアル計画に対して)話し合う場がない、意見を言う場がないことが問題。本来、こういう場は、つくば市がつくるべき」だなどと述べた。

「市民の文化度に対する挑戦状」

参加者からは「体の不自由な人がいる。エスカレーターはあった方がいい」という意見が出て、鵜沢名誉教授は「体の不自由な人には、エスカレーターよりエレベーターの方が安全」と説明し、「屋外にエスカレーターを付ける場合、雨天時に滑らないよう屋根を付けることが必要になる。エスカレーターの屋根が現状の景観になじみにくい」などと話した。

市のリニューアル計画を磯崎氏がどう受け止めているのかの議論もあった。鵜沢名誉教授が「つくば市が公開している磯崎氏のインタビューをみると、ベラスケスの絵画『ラス・メニ―ナス』を引用するなど難解な話をあえてして、ノーともイエスともとれる言い方をしている」と話すと、参加者から「磯崎さんがはっきり言ってないのは、つくば市民の文化度に対する挑戦状だと思う」「拙速にリニューアルをやる必要があるのか」などの意見が出た。

鵜沢名誉教授はその上で「あと10年ほどで登録有形文化財になるのに、大がかりな改修をするとその資格すら手放すことになる」「筑波研究学園都市は世界的にもまれな国家プロジェクトがつくられ、研究機能が根付いている。1987年に世界遺産になったブラジリア(ブラジルの首都)は規模は大きいが、貧困や犯罪などの問題が内部にある。つくばセンタービルは筑波研究学園都市の中心にある象徴的な建物。その辺も射程に入れてリニューアルを考えるべき」だなどと話した。(鈴木宏子)

74 コメント

衆院選にあたり、当選させない目的で候補者に関する虚偽の事実の投稿、あるいは名誉毀損や侮辱等に当たる投稿を行った場合には、法令違反となり刑事罰に問われる場合があります。

74 Comments
フィードバック
すべてのコメントを見る
名無しの市民
3 months ago

ポストモダン建築を話し合うのに「権威性」にすがるとは。フラットな市民同士で語り合いましょうよ。Fラン市民かよ。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

権威性にすがるとかいいながら市民をランク付けしてますね。矛盾してますよ。

名前があるけど市民
3 months ago

「あと10年ほどで登録有形文化財になるのに、大がかりな改修をするとその資格すら手放すことになる」。だから何なの、といった感じですかね。プリツカー賞を受賞したのは磯崎さんであってセンタービルではありません。

名無しの市民
返信する  名前があるけど市民
3 months ago

>プリツカー賞を受賞したのは磯崎さんであってセンタービルではありません。

プリツカー賞を受賞した磯崎さんの代表作として『公式サイトで』つくばセンタービルが紹介されています。 selected works の4番目。

https://www.pritzkerprize.com/laureates/arata-isozaki

普通の市民
返信する  名前があるけど市民
3 months ago

有形文化財登録でなにか良いことあるんですか?
観光客や見学者が大勢訪れて経済活性化に繋がるんですか?

世界遺産登録の富岡製糸工場でも一時的ブームが終わって観光客はピーク時の1割、基金も底を尽きそうな勢いだと報じられてますが、限られたマニアや専門家に知られるのみの磯崎作品を後生大事に保存してなにか良いことありますかね?

名無しの市民
返信する  普通の市民
3 months ago

> 有形文化財登録でなにか良いことあるんですか?

登録有形文化財に登録されたところで文化庁からの補助金はわずかです。それだけで維持費がねん出できるものではないらしい。民間所有のものの場合、維持できずに解体の道をたどる建物、相続時に更地になるものも多いそうです。つくばセンタービルはホテルオークラ(民間)と筑波都市整備株式会社(UR)、つくば市の3者の区分所有となっているので、その面でも将来の問題は大きいです。

名無しの市民
返信する  普通の市民
3 months ago

エスカレータを作るとなにか良いことがあるんですか?
> 観光客や見学者が大勢訪れて経済活性化に繋がるんですか?

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

推進してる一部は本気でエスカレーターが観光資源と思ってるかもしれない
そもそもセンター広場を行政主導でオフィス作れば賑わうとか寝言言ってるし

名前があるけど市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

観光資源と思ってる市民団体「つくばセンター研究会」とまちづくり会社がともにつくると言い出したら恐ろしいなあ。あの場所はずっとガランドウのままきれいに掃除されている姿が一番いいと思います。

名無しの市民
返信する  名前があるけど市民
3 months ago

そういう風に思っていたとは知りませんでした。
どうなんでしょうか?研究会の人たち!

”観光資源と思ってる市民団体「つくばセンター研究会」”

名無しの市民
3 months ago

行かなくなった理由。
シェーキーズが無くなったから。
月一の楽しみが無くなって、行く理由も無くなった。

普通の市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

重要なご指摘だと思います。
施設や設備のハードも大事ですが、そのなかで何が出来るかという中身、コンテンツ、ソフトウェアこそが、そこへいく理由になり得るのではないでしょうか。

名無しの市民
3 months ago

水戸芸術館は年間9億円の予算を使っているので、水戸とつくばに格差があるのは当然。つくばセンター(ノバホール)にアートの責任者がいれば、例えばアンブレラスカイはもっと違ったものになったとは思います。

大規模なイベントなら、クリスト&ジャンヌ=クロードのようなスタイルの、つまり自費による(拝金主義なプレッシャーを受けることを拒否する)アートイベントが開催出来れば素敵だと思う。そのようなアートイベントの最中でも、広場でビールを飲んだり、子供が水場で遊んでいたりする、そういうつくばの風景が好きです。

小さな地域密着イベントなら100本のクリスマスツリーやランタンアートなど、子供たちが参加したアートも復活させたいです。大道芸もいいし(大音量じゃなければ)シンガーソングライターやバンドもいいんじゃない? BiVi でも時々やってるけど。音楽はクラッシックだけじゃない。クラッシックもいいけど。障碍者アートも積極的に取り組んでよいかと思う。冬のライトアップも悪くないよね。というか、好きです。クリスマスは、もうちょっと派手にやってもいいんじゃない?(ご批判、受け付けます)

鵜沢先生の広場活性化案であるサイレントディスコや映画上映等などの「人を大勢集める」イベントは、ちょっと違うと感じた。ああいうのは東京に任せましょう。僕の個人的な考えですよ。当たり前ですけど。ただ、いろいろと毛色の違ったイベントがあるのは、それはそれで素晴らしいことなので否定するものではないです。その是非で論争が起きることも、全ては磯崎新のシナリオ通り。

名無しの市民
3 months ago

エスカレータに賛成の方のコメントは貴重です。ただ「歳を取って足腰が弱ったのでエスカレータ」という意見は、あまりにも見当はずれだと思った。実際、エスカレータでの高齢者の事故は増えています。
現在のエレベータにも問題はあります。広場に直接に出られる構造にはなっていない。広場のデザインに極力、溶け込むような形で新設のエレベータを設置できないか、あたりを考える余地はあるかと。2021年のプリツカー賞が「壊さない建築」のラカトン&ヴァッサルが受賞したのも神様のくれたヒントじゃないでしょうか?

SDGs の大好きな五十嵐市長なら、このトレンドは理解しているよね?エスカレータの設置は、いったん保留してくれますよね?

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

対話が大好きな五十嵐さんは来たん?
イベントクリエーターの小林専務も来たん?

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

二人とも来てません。

ニャースつくば
返信する  名無しの市民
3 months ago
名無しの市民
返信する  ニャースつくば
3 months ago

仕事ばかりしないと生きていけない市民も沢山いるというのに、挑発してんのか?

流石お坊ちゃん育ちで母親の地盤引き継いで議員になれた人の余裕は違うなぁ。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

そもそも市の職員は誰か来たんですか→参加者。
一人か二人くらいは来てたんじゃないですか?

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

来てませんでした

5年前
返信する  名無しの市民
3 months ago

>「仕事ばかりしているといい仕事はできないので、…」

発言が軽い! 

彼が言いたかったのは、
「自分はいい仕事ばかりしている!そういう自信に溺(おぼ)れている。」
だと推察します。
(すいません変な日本語で、でも意味わかります?)

名無しの市民
返信する  5年前
3 months ago

中央図書館を、より古いクレオに移転するみたいな無駄な仕事で、五十嵐市長は忙しいだけ。しかも20億円もかけて。電子図書館を併設する方が先でしょう。エスカレータの設置も無駄な仕事の典型。やらなきゃいいだけ。こっそり進めようと考えたみたいだけど、絶対に阻止してやる。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

市の予算を無駄遣いして、ついでに文化財(候補)も破壊する。一石二鳥。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

五十嵐市長は自己の利益、取り巻きの利益のために「いい仕事」をしているだけ。「働きすぎ」も自業自得。例えば、つくばまちなかデザインは沼尻産業会長(=五十嵐市長の後援会長)への利益供与であろう。この先、ずっと休んでいろと言いたい。それが納税者の利益になるので。

名無しの市民
3 months ago

どうやったらエスカレータを止められるのか?

アイディア: パブリックコメントを実施していないので手続きの不備がある

エスカレータの設置に関連しているのは、令和元年実施の下記の基本方針だけだと理解しています。

『視認性が低く、動線がわかりにくい空間であるため、アクセスをスムーズにする工夫が必要』のところですね。

コメントをしようにも、そもそも「視認性が低い」ことを解決するため「アクセスをスムーズに」という論理自体がまったく理解できません。日本語としておかしいレベル?

視認性の向上はエスカレータでは解決できない、というシンポジウムを開くべきだったのでしょうか?(笑)

01-13 つくば中心市街地まちづくり戦略(つくば駅周辺基本方針)(案)

つくばセンター広場のフォーラムやモニュメントプラザは、視認性が低く、動線がわかりにくい空間であるため、アクセスをスムーズにする工夫が必要です。

https://www.city.tsukuba.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/010/079/01-13matizukurisenryaku_an3.pdf

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

「視認性の向上は必要か」というシンポジウムだったら顔を出したと思う。そんなテーマだったら司会者の力量が試されおもしろかったと思う。権威性にすがる文化芸術論は市長も専務も聞きたくないと思う。

名前があるけど市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

吊るし傘は視認性の妨げになります、と
小林専務に言ってやって下さい。

名無しの市民
返信する  名前があるけど市民
3 months ago

傘の費用はどこから出たのでしょう?
センター地区活性化協議会?会員企業はそれでいいの?HPのブログに載ってた。誰が更新してるの?つくば市の協議会事務局員か?

小林、もっとマシなこと考えなよ。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

傘に目が移っている間にアイアイモールの解体工事が進みまし。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

聞きたくない話は聞かない?対話を拒否する?五十嵐市長の基本ポリシーに触れていませんか?権威性にすがる文化芸術論(これ自体も主観だが)にも、それなりの意味はありますよね?

そもそも、市長や専務の想いを忖度する、あなたは何者?

>「誰一人取り残さない」という思いを胸に、対話を重ねながら「​市民第一の市政」

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

この「視認性」という言葉にもう少しこだわって議論したらいかかでしょうか。つくば市の戦略とか戦略案の文章はライターがひとりなんでしょうか。特徴的な論理が見受けられます。

普通の市民
3 months ago

「活性化はエスカレーターでは解決できない」のは同感ですが、プリツカー賞でも有形文化財登録でも活性化は期待できません。

世界遺産登録の富岡製糸工場でも一時的ブームで終わって今や財政難だというのに、建築界や周辺マニアにしか知られてない磯崎作品に過度な期待はいかがなものかと。

名無しの市民
返信する  普通の市民
3 months ago

ささやかな期待しかないけど?

ニャースつくば
3 months ago

「人が来なくて終わっている廃墟」というのが磯崎さんの意図なのだとしたら、なにやっても無駄でしょう。それ含めての作品性なので、市との折り合いがつくわけないです。

名無しの市民
3 months ago

正直、無料の平面駐車場がない駅周辺はクルマで行きづらくて足が向かない。水戸とか東京とかの、住んでるところから徒歩や公共交通機関で中心部に行ける都市と、つくばみたいな地方都市を同じ次元で語られても困る。

5年前
返信する  名無しの市民
3 months ago

>「無料の平面駐車場がない駅周辺はクルマで行きづらくて足が向かない。」

100パーセント!同感です。

名無しの市民
返信する  5年前
3 months ago

話題のロピアでさえ、行きづらいから行ってない。

名無しの市民
3 months ago

市の職員が一人も来てなかったのマジで草

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

すぐ下に小林専務いるから、引きずり出せばよかったのに。

ガラスのエレベータ
3 months ago

どうやったらエスカレータを止められるか?

(アイディア)エレベータの代案を用意する

デザインコンペを開いて、つくば市民の納得のもとにエレベータのデザインを決定する。

例えば、金沢21世紀美術館の透明ガラスの油圧押上式のエレベータみたいなものを考えています。

センター広場に降りているときは、広場に放置されたガラスの箱のように見える。
ペデストリアンデッキに上がっているときは(センタービルのデザインにマッチした)4本の柱で支えられたガラスの箱に見える。

コンペをすると、さらに画期的なアイディアが出ると思う。

5年前
返信する  ガラスのエレベータ
3 months ago

アイデアを一つ

広場が視認性を欠くのは、高く吹き上がる噴水がないから。
噴水では電気代が高くなる!というのであれば
噴水の代わりに、ミストを高いところから出す。

ミストならば、水の量は桁違いに少ない!ので、
電気代も桁違いに安い!多分。
ミストを出せば、夏は涼しくなる。
冬の寒い朝には、ミストが雪になる(かも?)。
ミストや雪が立ち登れば視認性は間違いなく高くなる!

これは我ながら画期的なアイデアだ!自画自賛!
以上です。

名無しの市民
返信する  5年前
3 months ago

傘が吊るしてあるあたり、夏にはタイマーでミストがでるはず。小林、撤去してないよな。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

ミストは視認性の妨げになります、と
小林専務に言ってやって下さい。

名無しの市民
返信する  ガラスのエレベータ
3 months ago

どうやったらつくば市民の納得を得られるか?現にエスカレーターは画期的なアイデアなのに一部の市会議員を除くと市民の納得は全く得られない。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

エスカレータは必要なんですか?設置費用に見合うような利用者が得られるのですか?責任者は誰ですか?

エスカレータは不要です。誰も使わないので年に 2000万円という費用にまったく見合いません。五十嵐市長、小林専務が責任者だと思いますが、B/C 比について説明していないのは、あまりにも無責任だと思います。

画期的かどうかは、どうでもいいことです。誰も使わないエスカレータを設置するのは画期的とか、地元業者が潤うエスカレータは画期的とか、そういうやつでしょうか?ほんと、しょうもない。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

小林専務はたえず画期的である。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

小林専務は天才なのに、一部の市会議員以外の市民はそれを理解できない馬鹿という風にも読めますが、そうなのですか?

ニャースつくば
3 months ago

1基つくってもらって、一揆する

ニャースつくば
3 months ago

もういっそのこと、東西南北にエスカレーターを1基ずつつけろ!と主張するのはどうでしょうか。

2基を1基にして落ち着くくらいなら、それくらいのやけくそを主張しないとバランスが取れません。

名無しの市民
3 months ago

ムクドリ、なんとかして!小林専務。
去年はセンター地区活性化協議会の事務局長が夜に、鳥よけのスピーカー持って追い払ってたよ。マンションの広告に出るくらいセンター地区を愛してるなら、できるよね?え?やらないの?

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

マンションの広告の件だけど、あれは画期的。公務員の匿名性を内側から打破したという点で。

名無しの市民
3 months ago

https://twitter.com/AShibahara/status/1410875030196559877

ついに明日(7月3日土曜日)15時~!
特撮の聖地、つくばセンター広場からお送りする「#特撮の地球科学」トークイベント(配信版チケットあり)。

いつもより3D・VRマシマシでお送りします。
あの大内ライダーさん、そしてなんとつくば市長、五十嵐さんもご出演いただきます。

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

あの五十嵐市長が参加されるんですね!
屋根かけようとしてましたけどね笑

up tsukuba でトークイベント 15:00
返信する  名無しの市民
3 months ago

特撮の聖地にエスカレータは邪魔ですww

up tsukuba でトークイベント
返信する  名無しの市民
3 months ago

芝原さんは、筑波大学から産総研の人だけど、エスカレータの話は知っているのかしら?

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

聞かれちゃいけない愚痴話すから有料なのかな?

これじゃみんな取り残されちゃうね。

up tsukuba でトークイベント 15:00
返信する  名無しの市民
3 months ago

https://twitter.com/AShibahara/status/1403638453384974336

7/3(土)『#特撮の地球科学』著者オンライントークイベント開催!
特撮と科学の街 #つくば から配信。
会場はスタートアップの拠点up Tsukuba、戦隊やライダーで毎週のように映るつくばセンター広場にあります!

名無しの市民
3 months ago

決め方を決めるのが先だろ、どうせ何をやったって反対意見は出るのだから。

edspense
3 months ago

センタービルを、一建築物から、磯崎新の「芸術作品」ととらえる鵜沢教授さんらによる、充実した催しだったようですね。6月1日には、市役所市長宛、エスカレーターの見直しを求める、等の立派な内容の文書が案内されていながら、当日関係者の出席者ゼロ。

五十嵐市長はじめ知的に低いレベルの取り巻きの方々にはなかなか理解できないのでしょうが、これが「芸術作品」となれば、五十嵐さんらの計画:センタービル改変(改竄)は、必然的に「著作権侵害」という犯罪に発展する可能性があります。

つくば市の勇士18人による、10億円を超える工事費に対する監査請求が提出されていますが、この著作権侵害問題は、もっと深刻で、五十嵐市長がこの計画をいったん白紙に戻さなければ、市長は、著作権侵害の犯罪者として提訴されかねません。敗訴するでしょう。

up tsukuba でトークイベント
返信する  edspense
3 months ago

なるほど。例えば、以下のような裁判を考えることはできますね。

磯崎新さんが、著作者として有する著作者人格権(同一性保持権)に基づき、本件工作物(エスカレータ)の設置工事の続行を禁止する仮処分を申し立てる

(概要)
著作権法は、20条2項2号は、建築物の所有者の経済的利用権と著作者の権利を調整する観点から、一定の範囲で著作者の権利(同一性保持権)を制限し、建築物の増築、改築、修繕又は模様替えによる改変を許容している。

(争点)

(1)著作物性
(2)同一性保持権侵害の成否
(ア)意に反する改変(著作権法20条1項)に当たるか
(イ)著作権法20条2項各号の適用の可否について

(考察)
プリツカー賞の受賞の際の代表作として紹介されているわけですから、著作物性が認められることは確実です。エスカレータが意に反する改変というのも、磯崎新さんがそのように主張ならば通りそうです。

なので、問題の所在は、建築物における著作者の権利と建築物所有者の利用権を調整する場合に相当すると思われます。以下の考察から、裁判に勝つことは可能じゃないかな。

(1) エスカレータが屋根の存在によって景観に大幅な変更を加える
(2) エスカレータの設置は不要で無益であるので利用権の主張はかなり弱い

(判決の例)

東京地決平成15年6月11日  ノグチ・ルーム事件(希望の壁事件)
大阪地方裁判所 平成25年9月6日決定 平成25年(ヨ)第20003号 新梅田シティー事件

(著作権法)

著作者人格権の同一性保持権(著作権法第20条)とは、著作物(作品)を著作者に無断で修正されない権利です。

(同一性保持権)
第二十条 著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとする。

2 前項の規定は、次の各号のいずれかに該当する改変については、適用しない。
一 …
二 建築物の増築、改築、修繕又は模様替えによる改変

5年前
返信する  up tsukuba でトークイベント
3 months ago

誰が訴えるんですか?

up tsukuba でトークイベント 15:00
返信する  5年前
3 months ago

『磯崎新さんが … 仮処分を申し立てる』 です。

この訴え(著作人格権、同一性保持権の行使)は、磯崎新さんしか起こせないのです。理由は以下の通り。

「著作者人格権」とは、クリエイターの「名誉」や「作品への思い入れ」を守る権利です。こういった感情的な部分についての権利であり、作品の財産的な価値についての権利である「著作権」とは別の権利です。

著作者人格権は、著作者にあります(著作権法第17条)

著作者人格権は法律上譲渡できない権利です(著作権法第59条)

「著作者人格権」が、クリエイターの名誉や作品への思い入れを守る権利であり、名誉や思い入れは人に譲渡できるものではないから。

5年前

>「2 前項の規定は、次の各号のいずれかに該当する改変については、適用しない。
一 …
二 建築物の増築、改築、修繕又は模様替えによる改変」

なので、
増築、改築は問題ないのでは?

up tsukuba でトークイベント 15:00
返信する  5年前
3 months ago

『建築物の所有者の経済的利用権と著作者の権利を調整する観点から』

著作者の権利(そのままにする権利)と、経済的利用権(エスカレータを作る権利)を調整する必要があるわけです。この事件では、エスカレータの設置に合理性がまったくないので、同一性保持の権利が優先する可能性があります。

(ご参考) 新梅田シティー事件の判決文の抜き出し

建築物の所有者は建築物の増改築等をすることができるとしても、一切の改変が無留保に許容されていると解するのは相当でなく、その改変が著作者との関係で信義に反すると認められる特段の事情がある場合はこの限りではないと解する余地がある

up tsukuba でトークイベント 15:00

実際には、つくば市側は磯崎新さんと連絡を取っているようですし「著作者との関係で信義に反すると認められる」ことはなさそうです。

https://www.city.tsukuba.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/833/210118tokubetuiinnkaisiryou.pdf

つくばセンタービルリニューアルの検討を行うにあたり、磯崎氏に意向を確認している。
〇訪問日 :2019年3月17日(磯崎氏の事務所に直接伺った)
〇訪問者 :つくば市学園地区市街地振興室 小林
HEAD研究会 松永氏、新堀氏、宮崎氏
〇意見内容
・建築については、都市全体が成長していく中で、設計の時点をプロセスの中で「切断」することで、設計として成り立つ。
・当時は、どういうテナントが入るかの計画も存在しなかった。想定したものと異なるテナントが入ってしまうようなこと
が、商業部分には起きている。またホールも「多目的」という要求条件であり、それでは「無目的」ホールとしてしか設
計できない。日本のホール音響技術も未発展だったその中で音響の性質を変化させる天井を工夫した。
・公共建築として発注者が官であったことから、官僚的な性質と、設計者の意図、建築へのビジョンとのせめぎあいの中で、
苦闘した。
・センタービルは、文化的な事件として世界的な議論が行われた。メディア的な建築、建物が初めてここで出てきた。
ベラスケスの「ラス・メニーナス」という絵画を構成する視線としての王=不在の王を引き合いに出すと、この「にわ」
の不在はその視線が作り出す建築として、各所に多くの建築の部分が引用されている。それを「読み解く」ことを建築と
いうものが(書物のように)作ることができるということを示したことが事件であり、この建築のメディア性だった。
・中庭は「広場」(カンピドリオ広場)を反転することによって出来上がっている。それは何かといえば「にわ」として考
えられる。
・この建物が「転用されていく」ことについて。それは建築の宿命。そこで自分は「にわ」について考えたい。歴史的に建
築建物が壊れたとしても、中庭は祖型として500年ぐらい残っていくであろうし、そうあるように考えていた。それは
アートの領域として考えてきたものだった。
・兵馬俑やローマのように、またメトロポリタンのセンター部、神殿の上にかかっている屋根の下の空間のように、この中
庭が覆われたとしたら、建物以上に覆うことで皇族の儀式や世界的なイベントを開くにふさわしい空間としてつくばを代
表する空間になるようなことぐらいのスケールで考えてほしい。
・そういった公共建築についての「事件=事例」が建築としていまも使い続けられていることに、設計者としてはよろしく
お願いしますという気持ちである。

up tsukuba でトークイベント 15:00

『この中庭(センター広場)が覆われたとしたら、建物以上に覆うことで皇族の儀式や世界的なイベントを開くにふさわしい空間としてつくばを代表する空間になるようなことぐらいのスケールで考えてほしい。』

これは、センター広場に屋根を付けるという、最初のアイディアに対するコメントです。ちゃっちい屋根なんか付けないで、センタービル+センター広場のすべてを覆って『皇族の儀式や世界的なイベントを開くにふさわしい空間』を作れと言ってます。

まぁ、ある意味、屋根なんか作るなと言っているわけですね。

磯崎新さんは丹下健三事務所お祭り広場の装置設計を担当しましたが、それが念頭にあったのかもしれません。

『1970年大阪万博のイベント会場、お祭り広場を覆う大屋根は建築家、丹下健三氏の代表作の一つ。 鋼管を三角形に組んでつなげた立体トラス構造の大屋根は東西108メートル、南北291.6メートルに及び、重さは約5000トン。 これを6本の柱で支え、直下に3ヘクタール超の広大な空間を生み出した。』

5年前

>「エスカレータの設置に合理性がまったくない」
ことを証明しなければならないのは、訴えた人になると思います。
その証明をどうやってするのか?見当もつきません。

名無しの市民
返信する  5年前
3 months ago

エレベータの前に行列が出来たことなど一度もないことを証明すれば良いかと思います。現在だと簡単なカメラをエレベータ前に設置して AI で解析することでエレベータの稼働状況を調べることも出来ます。
本気で取り組めば、やれることはたくさんあると思いますよ。

5年前
返信する  名無しの市民
3 months ago

「エスカレータ設置の合理性」の定義が明らかでない。
ので、
定義が明らかでない「合理性」が「まったくない」ことを証明する(裁判官に納得してもらう)ことは不可能。

そもそも、「エスカレータ設置の合理性」とは何ぞや?

名無しの市民
返信する  5年前
3 months ago

実際に争うのであれば、例えば、以下の主張をしたい。

『エスカレータの設置は「実用的ないし経済的な必要性から求められる建築物の増築などによる改変」とは言えないため、(磯崎新さんとしては)同一性保持権が行使できる』

合理性がまったくない=実用的ないし経済的な必要性から求められる建築物の増築とは言えない、と言い換えることで、あとは同じ議論となります。

エスカレータが設置されてしまってからでは被害回復が難しいので、まずは仮の地位を定める仮処分によってエスカレータの設置工事の差し止めを申し立てたい。

(ご参考)

https://www.hanketsu.jiii.or.jp/hanketsu/jsp/hatumeisi/hyou/201504hyou.pdf

同号はあくまでも経済的ないし実用的な見地から当該建築物の公用の増大を図った結果として行われる著作物の改変を許容するという観点から、実用的ないし経済的な必要性から求められる建築物の増築などによる改変でなければならないとする見解

建築物の増築などに伴う改変の必要性とその改変によって損なわれる著作者の人格的利益の衡量を行い、改変の必要性に照らして相当と認められる範囲内での改変でなければならないとする見解

同号は住居たる建物の使用の便に役立つことを主眼として認められており、生活に用いない美的要素の強い建築物に係る同号の適用は制約を受けるとする見解

名無しの市民
返信する  名無しの市民
3 months ago

五十嵐さんが好きそうな方法ですね。

名無しの市民
3 months ago

うーん、とはいっても、ブラジルまで延伸ってのはさすがに。

つくば市議の施設観と文化センス 《吾妻カガミ》110
3 months ago

[…] 加えて、「センタービル改修めぐり市民団体討論」(6月27日掲載)中で紹介された加藤研さん(筑波大助教)の発言を読み、広場には思想性もあることを知りました。「国家がつくった […]

名無しの市民
3 months ago

猫だなぁ

スポンサー

注目の記事

最近のコメント

最新記事

成果高い施策に重点化 最終年度の森林湖沼環境税

茨城県独自の県民税として2008年度から徴収し、県内の森林保全・整備や霞ケ浦など湖沼・河川の水質保全事業に活用しててきた森林湖沼環境税が今年度で最終年度を迎え、開会中の県議会で与野党の論戦を呼んでいる。 すでに県内の林業や浄化槽など水質保全関係業界などから「継続」を求める陳情書が提出され、県議で構成する県森林・林業・林産業活性化促進議員連盟も歩調を合わせている。 同税は県民均等割超過課税方式により、県民1人当たり年間1000円を徴収(県民税均等割が非課税者は除く)している。08年度から今年度当初予算までの税収は約235億円となり、基金により他の税収と区分して管理している。 県議会の質疑応答の中で大井川和彦知事は、同税は当初、間伐など森林整備・管理の推進などに重点を置いていたが、知事就任後の18年度から方針を転換し、経営規模の拡大に意欲的な林業経営体への支援等を通じ、森林経営の集約化を推進してきた、結果、集約森林は17年度末の約2300ヘクタールから20年度末には約1万ヘクタールまで拡大した、自立に向けた規模拡大が進む成果がいわれてきていると、成果を強調している。 一方、湖沼、河川の水質保全では、特に霞ケ浦の水質浄化に関連し、高度処理型浄化槽の設置、下水道・農業集落排水施設への接続などに、重点的に活用したと強調。さらに小規模事業所の排水対策として、基準超過に対し罰則や改善命令ができる水質保全条例を改正、今年4月1日の条例施行前に、霞ケ浦沿岸の小規模事業所を立ち入り検査による指導で強化し、霞ケ浦のCOD(化学的酸素要求量)値は税導入前の1リットル当たり約9ミリグラムから約7ミリグラムに低下したとしている。 しかし近年は横ばい状態にあり、知事自ら「従来の枠組みにとらわれず、成果の高い施策にさらに重点化が必要なのではないか」と問題提起している。

宇宙天気防災戦略 《食う寝る宇宙》96

【コラム・玉置晋】災害は忘れたころにやってくる。地球物理学者の寺田寅彦先生の言葉と言われておりますが、宇宙天気による災害は忘れるどころか、経験したことがある方はほとんどおりません。 ただ、2003年のハロウィンの時期に宇宙業界で働いていた方は、痛い目に遭われたと思います。同年10~11月の地球周辺のプラズマ環境の悪化は、日本の人工衛星1基の息の根を止めるとともに、動いていたミッションの総点検が入ることになり、日本の宇宙開発が止まる事態となりました。 ただでさえ就職氷河期であった上に、宇宙業界の採用がほぼなくなり、当時、就職活動を控えていた僕は翻弄(ほんろう)されたものです。だから、僕はハロウィンが嫌いだし、宇宙天気を甘く見るのも嫌いです。宇宙天気は因縁の相手だと思っています。 英国の宇宙天気準備戦略 9月に英国で「UK Severe Space Weather Preparedness Strategy(英激甚宇宙天気準備戦略)」というドキュメントが出版されました。出版したのは英ビジネス・エネルギー・産業戦略省です。

自国の文化、価値観など語る 筑波学院大オンライン学園祭で海外出身教員

筑波学院大学(つくば市吾妻、望月義人学長)の学園祭、第30回KVA祭が23日、「No Rain, No Rainbow」(ノーレイン、ノーレインボー=雨が降らなければ虹は出ない)をテーマにオンラインで催された。学院大の池口セシリア教授らによる国際交流委員会主催のクロスカルチャーフォーラムでは「グローバル世界に必要な新常識の発見」をテーマに、海外出身の大学教員がそれぞれの国の文化や価値観について英語と日本語で話した。 ベルギー出身で筑波大学教員のヴァンバーレン・ルートさん、カナダ出身で茨城キリスト教大学教員の沼館ジェニーさん、ネパール出身で筑波学院大教員のパンダ・ボーラさんの3人がそれぞれ話した。 ヴァンバーレンさんはベルギーについて、公用語がフランス語、オランダ語、ドイツ語と3つあり、それぞれの地方の方言もあって、ポスターや道路標識も複数の公用語と方言で表記されているなどと紹介。その上で、常識とは何かについて話し「日本人はかぜをひくとマスクをするが、ベルギーではかぜをひいてもマスクをしない。しかし新型コロナでベルギーの人もマスクを着けるようになったり、日本ではコロナ禍でハンコを押す押印文化が変わりつつあるなど、常識は変わる」などと話した。 沼館さんはカナダについて「平等主義で、多文化、多様性をすごく大事にしている国。同性婚を2005年から認めている。多文化主義を法律で定め、守っている」などと紹介し、カナダ人について「カジュアルだが、日本と似ていて礼儀正しい」と話した。「毎年30万人近くの移民があり、いろいろな人、いろいろな文化があるので互いに尊重、尊敬しないとうまくいかない」「消費税は13%と高いが、学校や医療は無料」などと紹介した。 視聴した学生からは「ベルギー、カナダ、ネパールに将来行きたい。お薦めの場所を教えて」「ベルギーはサッカーが強い印象があるがサッカー以外で人気のスポーツは何か」などの質問が出た。

動き出す次世代がん治療法「BNCT」 10年目のつくば国際戦略特区

つくば国際戦略総合特区事業の1つ、次世代がん治療法「BNCT」(ホウ素中性子捕捉療法)の開発実用化プロジェクトで、筑波大学と高エネルギー加速器研究機構は11月から、いばらき中性子医療研究センター(東海村白方)に設置した照射装置・実証機で非臨床試験を開始する。 同特区事業は2011年12月にスタートしており、プロジェクトは10年目にして、ようやく装置の薬事承認申請を行うために必要となる「治験」の前段階にたどりついた。iAc、ステラファーマ、日立製作所、千代田テクノル、NAT、新日本科学の関連各社が協力する。 コンパクトな加速器、安全性確保に腐心 BNCTは、がん細胞に選択的に集まる特性を有するホウ素薬剤をあらかじめ患者に投与し、中性子線を照射して、がん病巣を選択的に破壊する放射線治療。がん細胞内のホウ素は中性子と核反応を起こして、アルファ線などを発生する。発生した粒子は人間の体の中では10マイクロメートル(細胞1個分の大きさ)以下しか飛ばないため、ホウ素を取り込んだがん細胞だけが破壊され、正常細胞は温存されるという原理による。 難治性の頭頸部(とうけいぶ)がんや悪性脳腫瘍などの治療法として有力視され、長年研究されてきた。2011年3月以前は中性子の発生源に、東海村にあった実験用原子炉などが用いられたが、実用化に向けては病院にも設置できるよう、小型化と安全性が求められた。特区事業では加速器ベースの中性子源の導入が図られた。 リニアック(線形加速器)で陽子を加速し、標的にぶつけて中性子ビームを発生させる。設計の段階から開発に携わったのが、筑波大学陽子線医学利用研究センター、熊田博明准教授(医学医療系生命医科学域)だ。加速器を一式組み立ててから、非臨床試験に使える状態まで改良した装置は、つくば型BNCT用照射装置・実証機(iBNCT001)と名付けられた。