【池田充雄】バレーボールVリーグ2部(V2)男子のつくばユナイテッドサンガイア(SunGAIA、本拠地つくば市)は1月16・17日、ホームゲームつくば大会2試合を、同市竹園のつくばカピオアリーナで開催した。16日は大同特殊鋼レッドスター(愛知県知多市)にセットカウント3-1、17日は東京ヴェルディ(東京都稲城市)に同3-0で連勝。昨年11月からの連敗を4で止め、今季通算成績を5勝6敗とした。順位は11チーム中5位。
2020-21 Vリーグ2部男子(1月17日、つくばカピオアリーナ)
つくば 3-0 東京
25-21
25-20
25-21
1月8日に新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が発令されたことを受け、前節は急きょ中止され、今節はリモートマッチ(無観客試合)として開催された。本拠地つくばでの試合に地元ファンの姿がないのは寂しくもあるが、ネット配信による画面越しの応援や、SNSを通じて寄せられたメッセージなどを力に変え、今季最後のホームゲームを2連勝で締めた。
「リモートマッチと決まった時点で、自分たちにできるのは勝利の報告をすることだけだと思っていた。良い報告ができてよかった」と阿部航平主将。「雰囲気が変わる難しさはあるが、バレーに懸けるわれわれの思いはリモートでも発信できる。その思いでモチベーションを落とさずに戦うことができた」と五十嵐元監督。

17日の東京V戦は、第1セット序盤からつくばが5連続得点と波に乗り、途中相手の勢いに押される場面もあったが流れは渡さず、先に3セットを取りきった。土井友登のバランスの良いトス回しから、上場雄也や瀧澤陽紀らのスパイクはもちろん、阿部のブロックや曹海倫のサービスエースなども要所要所で決まった。

特にこの試合で輝いたのは曽田一也。本来は守備的な選手だが、「周りに大きい選手が多い中、速い攻撃で相手を惑わし、みんなの負担を減らすことを心掛けた」と、レフトからも13得点を挙げ、アタック決定率は63.6%に達した。相手ブロックの脇を打ち抜く巧みなスパイクは、普段からの練習の成果だそうだ。リベロの新垣東麻と共にレシーブでも中心的役割を果たし、「サーブの強い選手はうちにもいるので、目や体も慣れていて対応できた」と心強い。
五十嵐監督は「うちは身長も特徴もさまざまで個性的な選手が多いが、うまく組み合わせることで面白いバレーができる。各自が役割を果たし、いい流れで相手を圧倒できた」と胸を張った。
次節は1月23日、兵庫県西脇市総合市民センターで兵庫デルフィーノと対戦する予定。