火曜日, 4月 20, 2021
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「調査する状況にない」TX県内延伸問題で知事 91年合意に言及

【山崎実】懸案のつくばエクスプレス(TX)県内延伸問題が県議会第4回定例会(15日閉会)で議論に上り、基本調査の見通しについてただされた大井川和彦知事は「現時点では、基本調査を実施する状況にはないものと考える」との見解を示した。ハードルが高く視界不良といえる。

大井川知事は、延伸の実現が、ポストコロナ時代にふさわしい新たな働き方や、質の高い暮らしが実現できる本県発展の起爆剤になることは認めつつも、「秋葉原から東京への延伸を除く路線の延長の場合は、請願者がその建設に係る費用の全額を負担する、との1991年(平成3)年当時の関係都県間での合意がある」と言明し、仮に全額を茨城県だけで負担するということになれば、事業費を支えるには財政力上、かなり厳しいものがあるとした。

TX県内延伸をめぐっては、前回2017年8月の知事選で橋本昌前知事と大井川和彦現知事が共に公約に掲げ、初当選した大井川知事は、同年12月に策定した「新しい茨城づくり政策ビジョン」に「TXの県内延伸に向け検討を進める」と明記した。

こうした動きを受けて翌18年5月、TXをつくば駅から茨城空港(小美玉市)まで延伸しようと、地元のつくば、土浦、かすみがうら、石岡、小美玉、鉾田、行方7市の市議会議長がTX茨城空港延伸議会期成同盟会を設立した。

その後、18年11月に策定された県総合計画「新しい茨城への挑戦」では、2050年頃の将来像として、TX延伸ルートの一つに〝茨城空港ルート〟が描かれた。

一方、同期成同盟会は設立から1年半後の19年9月、県総合計画に記載されたTXの延伸ルートについて、▽茨城空港への延伸を要望する▽県が主体となって国、関係機関連携による調査・研究の早期着手を要望するーを知事に要望していた。

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5 コメント

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匿名さん
3 months ago

知事答弁は、「茨城県だけの負担が大きくならないよう、調査などの動きをとる前に91年合意を見直す交渉などを関係者とする必要がある。」の意味とポジティブに解釈しました。8両化や東京延伸で関係者と足並みをそろえる必要があり、91年合意見直しは当分言い出しづらそうなので、今はつくば~土浦・水戸などのバス定着、充実に期待。コロナで地方公共交通が崩壊寸前なので、国がもっと公共交通活性化に責任を果たすよう、働きかけにも期待。

名無しの市民
3 months ago

茨城空港へ延伸お願いします!東京駅の延伸は反対!東京駅何て無理!深すぎて大変!

nyoromo
3 months ago

茨城県以外が延伸を要望することはまずないだろうから、これは事実上の延伸断念ととるのが自然でしょう。かつての鹿島鉄道が百里基地への燃料輸送で鉄路を持っていたものの、それを活用しなかった(BRTにしてしまった)事実がある以上、茨城空港延伸論は誰にも相手にされません。
茨城県民ですが、知事のこの判断は賢明なものだと思いますし、公約との整合性を問われないようにしれっと軌道修正する強かさも感じます。

つくば市の人
2 months ago

新交通システムで試算した際でも採算が取れずに諦めた土浦延伸は無謀ですね。
仮に延伸したとして土浦到着時間は常磐線と時間で大差がない上に、TXは運賃が高額なので全く優位性がない。

TX茨城空港延伸を再度要望 7市議会の期成同盟会 「91年合意」言及後初
1 month ago

[…] かかる費用の全額を負担する「91年合意」をクリアするには、財政力上厳しい条件だとして、「現時点では基本調査を実施する状況にはない」と否定的見解を示した(2020年12月22日付)。 […]

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