水曜日, 9月 22, 2021
ホーム スポーツ 【気分爽快 りんりんロード】3 自転車好きとラーメン好きのクロスロード

【気分爽快 りんりんロード】3 自転車好きとラーメン好きのクロスロード

【伊藤悦子】サイクリストのためのラーメン店「カフェと迷ってラーメン屋」が20日、霞ケ浦総合公園のすぐ近く、土浦市大岩田にオープンする。店を切り盛りするのは柴沼政寛さん(53)と律子さん(51)夫婦。ともに水戸市で公立中学校の教員をしていたが、自転車好きとラーメン好きが高じて、職を辞し、土浦に転居してきた。

ユニークな店名は、政寛さんの「その瞬間に一生懸命なら、貫かなくてもいい、諦めたっていい、迷ったっていい」という思いから付けた。政寛さんは大学時代、自転車競技に打ち込んでいた。しばらく乗ることがなかったが、5年前子供が独立したのをきっかけに久しぶりにロードバイクに乗ってみたそうだ。自転車はのんびり漕ぎながら景色を眺める楽しみもあれば、筑波山や愛宕山に登り体を鍛えることもできる。

平坦なスプリントを走る自転車競技とは異なる楽しみを見つけたという。水戸からよく、つくば霞ケ浦りんりんロードを訪れた。霞ケ浦も筑波山にもアクセスがいい土浦には特に心惹かれたそうだ。自転車は1人で楽しむこともできるし、仲間で走ることができることも魅力的だと話す。

律子さんが初めてロードバイクに乗ったのは3年前。その楽しさにすっかり虜になったという。「初めて乗った時、その軽さに驚いた。漕いでも漕いでも疲れないし、私にもできるんだと思った。何十キロ走っても疲労感がない。夜少し疲れたかな? と思う程度。景色が見ながら漕ぐのが本当に気持ちよかった」

土浦の食材を使ったラーメン

政寛さんのもうひとつの好物がラーメン。10年前から独自に麺の研究をしてきた。開業の地を大岩田にしたのは、「霞ケ浦総合公園がすぐ近く、岩瀬(桜川市)から土浦へのコースと霞ケ浦一周のポイント地点。サイクリストに休憩してもらうのにちょうどいい場所だから」と話す。

ラーメンには柴沼醤油醸造(土浦市虫掛)のしょうゆ、市川蓮根(同市手野町)のレンコン、佐藤畜産(同市板谷)の県産豚バラチャーシューと、土浦の食材を使っているのが特徴だ。

カラフルな6色麺に土浦産のレンコンをトッピングしたメニュー

自家製の手打ちつけ麺は、目を引くカラフルな6色。「6という数字が好きだから」がその理由。カボチャやトマト、ホウレンソウなどの野菜で色付けされていて、着色料は使用しない。化学反応で色が落ちてしまうため、かんすいの使用も避ける。かんすいは麺にコシを出す働きがあるため、代わりにお酒を使用している。「試行錯誤を重ね、お酒を入れるとコシがでることを発見した」

つけ麺の出汁は、メーンにサンマ節を使用、カツオなど魚介のみで肉類の出汁は使っていない。「濃厚な出汁はサイクリングで疲れた体にほどよい」と政寛さんの自信作。店舗近くに高校が2校あり「高校生も食べて欲しい」と、サイクリスト割のほか、学割、SNS割なども用意した。

◆「カフェと迷ってラーメン屋」土浦市大岩田1287-1 電話:090-8800-0546
営業時間:午前11時30分~(20日、21日、22日は午前11時オープン)定休日:毎週月曜日
お店のTwitterはこちら

0 Comments
フィードバック
すべてのコメントを見る

市内の陽性確認者数

直近30日の感染者数推移

このグラフは土浦市・つくば市の過去30日の陽性確認者数を表しています。

これまでの推移(つくば市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から取得した最新日までの推移を表しています

これまでの推移(土浦市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から取得した最新日までの推移を表しています

コンピュータプログラムによる自動取得です。正確性を保証するものではありません

スポンサー

注目の記事

最近のコメント

最新記事

秋最大のごちそう 新米 《県南の食生活》29

【コラム・古家晴美】ようやく猛暑の盛りを過ぎ、実りの季節が到来する。採れたての栗や落花生を目にされた方も多いだろう。今回は秋最大のごちそう、新米を取り上げてみたい。 現在、米といえば新潟県や北海道、秋田県を思い浮かべるが、令和2年の水陸稲収穫量を見ると、茨城県は全国7位で、堂々ベストテン入りしている。県南地域でファンが多い地域ブランド米と言えば、「北条米」だろう。 筑波山麓の桜川沿いに広がる平野には、筑波山の岩石のミネラル分をたっぷり含んだ水も注ぎ込んでいる。つくば市北条、筑波、田井、小田の4地域で生産されているこの米は、適度な粘りと甘み、冷めても照り輝きと旨(うま)味が失われないことから、最上ランキング特Aと評されるのもうなずける。 この地域の明治時代の記録によれば、米は農業産出額の7割以上を占めていた。そして、様々な野菜、果物、畜産が生産経営されている現在でも、つくば市の農業産出額を見ると、2位の野菜を大きく引き離し、米が1位に輝いている。立派な米どころだと言える。(令和元年市町村別農業産出額=推計=) 生産者に敬意を表していただく ところで、この時期、何段階かで収穫の労をねぎらうご馳走が作られてきた。稲刈り開始にあたり、赤飯や混ぜご飯を食べる(土浦市、つくば市、麻生町)。また、稲刈り完了を祝うのに、赤飯やぼたもちを作り、神棚や仏壇に供え、手伝ってもらった家には重箱に詰めて配る(土浦市、つくば市、牛久市、麻生町)。あるいは、新米で油揚げ、人参、かんぴょうが入ったカリアゲメシを炊き、神棚、仏壇、オカマサマに供えた(つくば市)。

つくば駅周辺 商業地、住宅地とも7年連続県内1位 21年地価調査

茨城県は21日、2021年の地価調査結果を発表した。県内で最も地価が高かったのは商業地、住宅地いずれもつくば市吾妻のつくば駅周辺で、7年連続1位となった。商業地は上位5位のうち2地点をつくば市内、住宅地は4地点をつくば市内が占めた。 つくば市(調査地点46地点)全体では、全用途平均変動率は前年より0.8%上昇し、0.1%下落となった前年から上昇に転じた。0.8%上昇は、守谷市と並んで県内で最も高い上昇率となる。 市全体の平均価格は1平方メートル当たり8万900円で、前年同様、守谷市に次いで県内で2番目に高い価格となった。 用途別では商業地(7地点)の平均価格は16万9400円で、2.9%上昇(前年は1.2%上昇)、住宅地(36地点)の平均価格は6万8900円で、平均変動率は0.3%上昇(20年は0.3%下落)した。工業地(2地点)は2万2600円で2.8%上昇(同0.7%上昇)した。 順位はいずれも昨年と同じ。1位は7年連続 商業地は調査地点7地点のうち6地点で地価が上昇した。上昇地点について県は、TX研究学園駅及びつくば駅から徒歩圏内の商業地域に位置しており、研究学園駅から徒歩圏内は、宅地分譲が進展し、背後住宅地の人口が増加していることに加え、新規店舗の立地が見られ、繁華性、集客力が向上していることから土地需要が高まっているとしている。つくば駅から徒歩圏内については、クレオに商業施設がオープンしたほか、駅近隣エリアにマンションが建設中で、背後住宅地人口の増加、繁華性や集客力の向上が見込めることから土地需要の高まりが続いていると分析している。

「合理的配慮」義務づけに民間向け助成 障害者差別解消法改正でつくば市など

今年5月に改正された障害者差別解消法の学習会が18日、市民団体「茨城に障害のある人の権利条例をつくる会」(事務局・水戸市)主催でオンライン開催された。障害者への「合理的配慮」を民間事業者にも義務づけたことを受け、参加者からは「民間事業者が合理的配慮を提供することを支援する制度がつくば市にもある。うまく活用してもらえれば」という意見が聞かれた。 市民団体がオンライン学習会 学習会には県内の障害者や支援者、県議会議員、つくば市議会議員など、約50人が参加した。内閣府障害者政策委員会の委員長である石川准さんが、障害者差別解消法の改正点や残された課題について解説した。 今回の改正では、民間事業者も「合理的配慮」を提供することが義務化された。合理的配慮とは、障害者が他の者と同等の生活を営むために必要な環境の調整である。例えば、車いすでも店に入れるように、入り口にスロープを付けたり、聴覚障害者に筆談で対応すること。2016年施行の障害者差別解消法で、行政機関等は、過重な負担でない限り、合理的配慮を提供することが義務化されたが、民間事業者は努力義務とされていた。 改正法が実際に適用されるのは「3年以内」という。自治体や事業者の準備期間が必要との理由だが、民間事業者は配慮の必要な範囲を見定め、計画的に進める対応が求められる。 合理的配慮を提供するには、スロープや筆談ボードの購入などの設備投資が必要だ。「―つくる会」では2018年に、当時から民間事業者等の合理的配慮提供にかかる費用を助成する独自制度があった兵庫県明石市の職員を呼び、内部向け学習会を行った。その後、加盟する障害者団体が各市町村に呼びかけた結果、2018年につくば市で民間事業者等への合理的配慮助成制度がつくられたのを皮切りに、現在は県内5市で同様の助成制度が実施されている。

また中止された土浦の花火を考える 《吾妻カガミ》116

【コラム・坂本栄】11月第1土曜日に予定されていた土浦全国花火競技大会が中止になりました。コロナ禍の収束が読めない今、2カ月先の催事にGOは出せないとの判断です。昨年もコロナ禍を受けて中止。2年前と3年前は事故で途中取り止め。花火好きの私にとって、中止はもちろん事故も残念です。大音量スピーカーで来観者に挨拶できない土浦市長もさぞ残念でしょう。 桟敷で観るのが正しい作法 中止に至った経緯については「無念の中止決定 土浦の花火 第90回記念大会」(9月6日掲載)をご覧ください。土浦の花火は、地域住人の秋の娯楽であるとともに、全国の花火ファンに楽しんでもらう観光事業であり、煙火会社の意匠と技術を競うコンテストでもあります。競技花火は、伊勢神宮の花火(三重県伊勢市、8月上旬)、大曲の花火(秋田県大仙市、8月下旬)もありますが、土浦大会に参加する会社が最も多く、競技花火の締め役を担っています。 大相撲や歌舞伎と同じように、私は土浦の花火を家族や知人と桟敷席で観るようにしています。日本酒とウイスキーを持ち込み、重箱に詰めた肴(さかな)をつまみながら、大音をお腹に感じ、大声で讃(さん)を送る。これが正しい作法です。 湖面にも映る霞ケ浦打ち上げ