土曜日, 10月 24, 2020
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《吾妻カガミ》89 つくば市議会の愚かな選択

【コラム・坂本栄】前回のコラム(8月17日掲載)では、4年前の市長選挙で五十嵐さんが掲げた看板公約「運動公園問題の完全解決」について検証しました。今回はその関連ということで、この問題のプロセスで節目になった市議会の動きを取り上げます。結論を先に言ってしまうと、議会は「愚かな選択をした」ということです。

運動公園問題を整理すると、市原前市長が計画(陸上競技場など3施設をUR都市機構から買った土地に305億円かけて建設)を発表多額の建設費に反対する市民運動(住民投票を求める署名活動)が活発化議会が住民投票実施とその要領を可決建設反対が多数を占め前市長は計画の推進を断念「運動公園問題の完全解決」を目玉公約に掲げた五十嵐市長が誕生それから4年経った今「問題の完全解決」は完全未解決―といった流れになります。

こういった経緯から、運動公園問題は、市民の反応に気落ちして4期目への出馬を断念した前市長にとっても、前回選挙で公約の目玉にして当選した現市長にとっても、とても重い案件であった(ある)ことが分かります。前市長は不出馬で失政の責任を取りましたが、看板公約を実現できなかった五十嵐さんはどうするのでしょうか?

現実策を封じた2択住民投票

話がそれましたので元に戻します。節目の動きは、2015年5月12日、「議会が住民投票実施とその要領を可決」した際に起きました。投票用紙の設問を、執行部が推す3択(計画に賛成、反対、見直し)にするか、市議側が提案した2択(賛成、反対)にするかで、議会が紛糾。採決の結果、2択方式が採用されました。これによって、当初の運動公園計画を見直すという、現実策を探る議論は封じられたわけです。

ところが今になって、公式競技ができる陸上競技場が欲しい、空き地になっている運動公園予定地に造ったらどうか―といった声が市議や市民の間から出ています。これは、当初計画(予定地に公認陸上競技場+サッカー兼ラクビー場+総合体育館を建設)のスケールダウン(予定地に陸上競技場だけを建設)ですから、3択の「見直し」そのものです。

もし住民投票が3択で実施されていれば、見直し+賛成が多数を占め、優先度が高かった陸上競技場はすでに完成、今ごろ利用されていたのではないでしょうか。5年前の議会は、スポーツ施設の是非という議会本来の仕事よりも、反市長会派(グループ)の政治的な思惑に支配され、賢さに欠ける選択をしたことになります。この愚かな行動により、市民の利益が大きく損なわれました。(経済ジャーナリスト)

<参考:市議の投票行動>

▼2択方式に賛成した現市議:久保谷孝夫(自民つくばクラブ・新しい風)、五頭泰誠(同)、小久保貴史(同)、神谷大蔵(同)、黒田健祐(同)、北口ひとみ(つくば・市民ネットワーク)、宇野信子(同)、皆川幸枝(同)、滝口隆一(日本共産党)、橋本佳子(同)、金子和雄(新社会党)、塩田尚(山中八策の会)=敬称略

▼3択方式に賛成した現市議:塚本洋二(つくば市政クラブ)、柳沢逸夫(同)、鈴木富士雄(同)、高野進(同)、須藤光明(同)、大久保勝弘(同)、小野泰宏(公明党)、浜中勝美(同)、山本美和(同)、木村清隆(つくば政清会)=同

31 コメント

  1. > 見直し+賛成が多数を占め

    とうのが、どういう根拠でおっしゃってるのでしょう?

    反対6万3482票、賛成1万5101票の反対の半数近くが、見直しに回るというのは、ちょっとありえなかったんじゃないでしょうか?

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  2. 当時の反対論の多くは建設費が
    巨大であったことにあったと思います。
    300億でなく、半分とか3分の1とかになれば、
    見直してもいいのではという声は多かったように思います。
    でも議会がその道を閉じてしまいましたので、
    飽くまでもIFの議論ですが。

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  3. 見直しの方は反対票を!って今の市長を筆頭に日本共産党や悪夢の民主党の流れをくむ市民ネットワーク連中が散々洗脳活動してたからな。

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  4. (ご参考) 浦安市運動公園陸上競技場 (ブリオベッカ浦安競技場)の概要
    総工費 11億円程度

    ・日本陸上競技連盟第4種公認の陸上競技場兼球技場
    ・日本サッカー協会公認人工芝 縦107m×横72m
    ・サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどのフル規格に対応

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  5. 空前の巨大事業である366億円の総合運動公園基本構想は、市民無視で策定され、市議会での審議もありませんでした。2014年3月の市議会では、パブコメの募集中に、66億円の用地購入を1票差で強引に可決しました。

    ***

    これが最大級の『つくば市議会の愚かな選択』でした。そうは思いませんか?

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    • 市議会無視でもボロクソ言われ、市議会が拒否してもボロクソ言われる。
       
      そんな市議を選んだのも市民なんだから、結局は市民が良く考えないで投票した結果。それ以上でも以下でもない。

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  6. コラムを執筆した坂本です。
    最初の中村さんの疑問にお答えします。
    ご指摘の「賛成+見直しが多数を占め……」ですが、もちろん根拠はなく、私の推測です。

    当時、多く方からヒアリングしたところ、
    運動公園はあった方がよい、しかし予算が巨額すぎる、したがって反対という方が多かったようです。
    300億円かけて3つの運動施設を造るのに、YESかNOの選択肢しかなかったのですからそうなります。

    こういった方(仮に全体の35%)の選択先(見直し)があれば、開票結果は変わっていたでしょう。
    コラムの主題になりますが、つまり、市議会が選んだ設問の仕方が間違っていたということです。

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    • 坂本さん
      返信したいコメントの下部にある「返信」というところを押せば、そのコメントのすぐ下に返信することができます。このコメントのようにです。

      • 教えていただきありがとうございます。
        もうひと方への感想、下に書いてしまいました。
        今後、気を付けます。

  7. 匿名さん(12:10PM)のコメントへの感想

    確かに、土地を66億で買うことに議会がOKを出したのが、迷走の始まりです。
    URはつくばから撤退しようとしていましたから、市が買ってくれて助かりました。

    ご指摘のように、こちらも「つくば市議会の愚かな選択」のひとつと思います。
    今後も愚かな選択が続くでしょうから、市民の市議会(市議)監視が必要です。

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    • 賛成です。市長選挙、市議会議員選挙には、必ず投票したいと思います。

      つくば市が土地を買ったこと自体は、私、個人的には、必ずしも悪いことばかりとは思っていないんです。

      議決のプロセスは、納得できるものではないです。市議会での審議時間が短すぎる(唐突)、66億円という価格の妥当性が怪しい(=実際には40億円ぐらいで買えたかも)、パブコメが終了する前に購入を議決するなど、些細とは到底言えない瑕疵がありました。

      それでも、つくば市がフリーハンドで使えるまとまった土地を手に入れた意義は大きい。なので、この土地を活用する方法を見つけていくのが、これから決まる新しい市長、市議会議員の皆さんの、とても大事な仕事だと考えています。

      目的のない大規模な公共事業の計画は、次から次へと出てくるでしょう。経済を回すことで利益を得る人がいる以上、巨額の税金の使い道は迷走しがちです。2014年の当初の(=2015年に見直す前の)つくば市総合運動公園計画では、なんと 35,000人を収容するスタジアムを建設する予定でした。鹿島スタジアムに匹敵します。公共交通機関もないのに。駅から 8km もあるのに。そういうあからさまに無理な計画じゃなく、ちゃんと根拠のあるしっかりとした計画を、市民の納得を得たうえで進めていきましょう。

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  8. 私は反対に投票しました。その一方、仮に『300億円もの総合運動公園を「見直し」て、10億円で陸上競技場を作る』という選択肢があれば、その「10億円見直し案」に賛成したと思います。

    坂本先生の見解を伺いたいのは、ここです。仮に「賛成+見直し」の合計で過半数となり「見直し」が行われたという IF の世界線があった場合、「見直された」計画は、どの程度の金額になると想定されていますか?また、その金額に「見直された」総合運動公園は、市議会、市民にすんなりと受け入れられ、実際に建設に漕ぎつけることは出来たと考えますか?

    現実を見てみると、66億円の土地購入に賛成した市議会議員 ≒「見直し」に賛成した市議会議員です。『親市長会派(グループ)の政治的な思惑に支配され』ていたのです。実際、当時の市長も「見直し」という選択肢に期待していました。

    その状況では、とても「見直し」に投票することは出来なかった。つまり具体的な見直しの代替案が提示されるのでなければ、賛成することはできなかった。見直しが形式だけのものに終わり、実際の工事費は最終的に膨れ上がる(公共事業では、良くあることです)ことは目に見えていましたから。

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    • 仮に見直しになったとき、どのくらいの事業規模が現実的かとのことですが、
      3施設で300億、3施設とも同じ額(実際はあり得ませんが)であれば、
      1施設(公認陸上競技場?)100億ぐらいになると、頭の体操はできます。

      問題は、これを1市だけの負担で造る必要はないわけで、
      周辺の市町村もこのプロジェクトに誘うとか(利用権を認める)、
      基本施設を県営にして(笠松運動公園のように)県の予算を引っ張るとか、
      国から施設補助(筑波大の通常利用を大幅に認め)を引っ張るとか
      ー負担軽減策(仮の100億からマイナスされる)はいろいろ考えられます。

      こういった組み合わせを考え、各方面と駆け引きできる市執行部、
      そういった提案を建設的に協議できる、賢い市議会メンバー
      ーが必要と思います。

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      • 国の予算をひっぱる、県の予算をひっぱる、周辺の市町村の予算をひっぱるというのは斬新なアイディアですけど、それは「見直し」の範疇ではなかった。(当時の市の執行部からは、根拠の不確かな「国の補助金がもらえる」という話はありました)

        このような「見直し」が市の執行部から提案されていない以上、見直しという選択肢を排除した市議会の決定を愚かとすることはできません。

        繰り返しになりますが、具体的な見直し案のない「見直し」という投票行動はできません。あくまでも反対です。漠然とした、具体的な計画なしでの「見直し」では、投票結果を市の執行部が都合よく全権委任と解釈するに決まっているからです。総合運動公園の唐突な提案、議論の矛先をかわすための若干の規模縮小、66億円の用地の強引な取得など、非民主主義的な手法が繰り返された後に、「見直し」という白紙委任状を渡すことはできません。

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        • 「意直し」という選択肢をどう考えるかという問題かと思います。
          匿名さん(6:45PM)さんは、見直しの中身が示されてない状況では、
          判断しようがないと言われています。このことは市にも言えることで、
          住民投票の結果を見ないと判断できないということだったと思います。

          仮に、市側が見直し案を提示、これの賛否(2択)を取ろうとした場合、
          住民投票の署名活動を進めたグループは、これを受けなかったでしょう。
          当時の状況としては、
          3択が最も現実的な市民の意見聴取の手段だったのではないでしょうか。

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          • 「見直し」という選択肢のつくば市執行部側の行動を縛る必要がありますよね?当時の市議会に贈るアイディアとしては、以下のような感じでしょうか?

            a) 賛成 2015年版で事業を進める
            b) 反対  候補地の選定レベルから抜本的仕切り直し
            c) 見直し 候補地はそのままに設備の規模などを見直し、公聴会などを開き、改めて住民投票を行う

  9. 陸上競技場はわざわざ高エ研南の土地に作らなくても、上郷高校跡、筑波西中跡、茎崎運動公園等に作るので良くないですか?、高エ研南の土地だって、市の北の端の方なので、不便さはそんなに変わらない。
    広い土地なので、一括で売って、価値を高めるのはそんなに悪いアイデアではなかったのに、反対してしまったのも市議会の愚かな選択かもしれませんよね。
    そもそも66億も出して買ってしまったのが失敗なので、それよりも高く売れるなどという夢を見てはいけない。
    66億はサンクコストなので、その額自体は忘れてしまったほうが良い。

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    • 確かに、場所については、旧URの用地にこだわる必要はないと思います。

      しかし、五十嵐市長がこの4年間、陸上競技場建設を主公約に掲げてきながら、
      まだ実現していないということは、用地選びの難しさを教えてくれます。

      66億で買った土地を40数億で売って、その資金で他の場所を買うとなると、
      また、何年も時間がかかってしまうのではないでしょうか?

      市議会の議論の中で、URの土地を候補にしたらとの提案が出ているのは、
      市議もこういった難しさを理解しているからなのかと、推測しています。

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  10. 旧総合運動公園用地は、面積が広大で、一部を陸上競技場などに
    するとしても、それが、必要最小限なコンパクトなものであれ、
    ある程度しっかりしたものであれ、敷地のどこに作るのかや、残りの
    敷地をどのように処理していくのかなど、いろいろな考慮点があるので、
    時間もかかるので、いったん仕切り直しということで、私は、当時、
    2択3択問題は、確信をもって2択で思っていました。(さらに前市長は
    一回見直して投資額を減額されたので、総合運動公園計画としての
    計画の見直しはあり得ないと思っていたことも大きいです。)
    議会が僅差で2択にされたとき、無駄な議論が少なくなるので
    本当によかったと思いました。

    (付言しますが、住民投票日までに、「見直しは反対に」と主張された方々が
    いましたが、残念で苦々しく思っていました。「見直し」というものは、
    状況が変われば、市民の大多数が賛成できるような素晴らしいアイデアがでれば、
    いつでも、起こるものなのに、あの主張では元々の計画の見直しともとられ、
    舌足らずで誤解が、多々生じると思ったからです。ただ、投票結果に決定的な
    違いが生じるものではないと、近隣の人のお話から、確信しています。)

    今、あの土地に陸上競技場を作るプランを提案されるなら、どの部分に
    どれだけの面積を使うのか、アプローチの道路をどう考えるか、アクセスは
    どうするのか、など考える必要があります。いずれにせよ2択3択問題の
    見直しと関連して議論するのは無理があるような気がします。

    本題とは、離れますが、単に、陸上競技場を作るだけなら、茎崎運動公園に
    トラックが既にあるのに、なぜそこの改良を検討しないのかは、疑問に
    思っています。

    • 茎崎運動公園のトラックを改良して日本陸連の公認を取るのは、良いアイディアですよね。5億円ほどで可能かもしれません。ぜひ、市の執行部で提案してほしいです。牛久運動公園多目的広場は公認の陸上競技場がないので、連携することも出来るかもしれません。

      つくば駅周辺では、公認記録の取れる陸上競技場の必要度は低いというのもポイントです。筑波大学の陸上競技場では、年に5-6回ほどの公認記録会を開かれています。公認記録を取るためには、公認審判員を手配する必要もありますが、それも不要ですから。(今年度は covid の影響で筑波大学の外部からの参加は出来ないそうです) 筑波大学の陸上競技場は、2018年に日本陸上競技連盟の第3種公認を更新しています。

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  11. 本来なら8年前の選挙で、候補者が総合運動公園構想を提示し、市民の審判を受けるのが本筋である。
    ところが前市長は、大型公共工事である総合運動公園構想などを提示することもなく、選挙後に突如打ち出し、市民の怒りを買った。
    また議会も、その手続きの不当性を市長に忠告することもなかった。

    要するに前市長派のダマシ打ちにほかならない。
    市民は、選んだ市長や議員に、フリーハンドを与えたわけではない。

    したがって住民投票は、だまし討ちの総合運動公園構想に「ノー」の意志表示をするか、前市長派の暴走を容認するかの二択であり、三択はありえない。

    そもそも総合運動公園構想や土地購入について、前市長や市議会が、任期切れ近くに強引に進め、その土地も購入してしまったことにある。

    金融機関から借り入れた土地購入費66億円の利子返済は毎年4000万円近くあり、市財政の負担となっている。
    お荷物となった土地の処理・活用については、総合運動公園構想の否決後にゼロベースでの論議にほかならない。

    総合運動公園構想ストップの住民投票の成功は、市政を私物化させた市長や議員への怒りであった。

    旧総合運動公園用地の利活用については、つくば市・つくば市議会とも任期中に結論が出なかった。
    これにより、10月に投開票される市長選挙、市議会議員選挙の争点となり、各候補者は自らの考えを有権者に提示し、市民の審判を受けることとなった。
    これこそが「民主主義の学校」としての地方自治の姿である。
    市政への関心が高まることで、責任を持った一票を行使できることにつながるのではないか。

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  12. 市議の五頭です。

    この記事を読んで、一理あることは事実。しかしながら、2択案と3択案の後に、原案の採決を行った結果は、ほとんどマスコミ各社も報道していませんね。

    以下に、表記しておきます。

    <参考:住民投票の原案の投票行動>
    ▼住民投票に賛成した現市議:久保谷孝夫(自民つくばクラブ・新しい風)、小久保貴史(同)、神谷大蔵(同)、黒田健祐(同)、北口ひとみ(つくば・市民ネットワーク)、宇野信子(同)、皆川幸枝(同)、滝口隆一(日本共産党)、橋本佳子(同)、金子和雄(新社会党)、塩田尚(山中八策の会)、塚本洋二(つくば市政クラブ)、柳沢逸夫(同)、高野進(同)、須藤光明(同)小野泰宏(公明党)、浜中勝美(同)、山本美和(同)、木村清隆(つくば政清会)=同、木村修寿(同)、

    他に、松岡嘉一、飯岡宏之、古山和一、田中さとえ(4人は、当時、議員)

    賛成23名

    ▼住民投票に反対した現市議:五頭泰誠(自民つくはクラブ・新しい風)、鈴木富士雄(つくば市政クラブ)、大久保勝弘(つくば市政クラブ)

    反対3名。

    住民投票の原案の投票行動の時に、一番先に反対の意見を述べたのが私でした。当時は私は野党側でした。
     『議会の愚かな選択』とありますが、当時の与党派のほとんどが、住民投票に賛成に投じている事実は、不可解です。しかもマスコミも報道していません、解説もしていませんね。

    たぶん、私のSNSだけでの発信力では、多くの方には、知り得ない状態ですが。

    問題なのは、議会が自らを否定する住民投票を可決してしまったことに、『議会の愚かな選択』があります。

    《吾妻カガミ》89 つくば市議会の愚かな選択 https://newstsukuba.jp/26190/07/09/ @NEWS_Tsukubaより

    • 五頭さん、コメントありがとうございます。
      原案採決があまり伝えられなかったこと、ご指摘の通り、残念です。
      当時「NEWSつくば」は不存在でしたが、メディアも自覚が必要です。

      「議会が自らを否定する住民投票を可決してしまったこと」、誠に残念です。
      選挙で選ばれた議会がきちんと機能することが、とても大事だと思います。

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