水曜日, 1月 27, 2021
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生誕100年の李香蘭から新民謡まで 2日に新春つくばおどり

【橋立多美】人生100年時代を元気に踊って長生きしよう―をテーマにした「新春つくばおどり」が2月2日、つくば市小野崎のホテルグランド東雲で開催される。

地元の名コンビが手がける

さまざまな踊り手の共演が楽しめる集いを目標に、昨年発足した「つくばおどり実行委員会」が主催。同市天久保の舞踊スクール、国際美学院学院長で実行委員長の恩田鳳昇さん(88)が舞台制作と振り付けを担当。同市在住の脚本家で副委員長の冠木新市さん(68)が企画・構成した。

つくばおどり実行委員会の恩田鳳昇委員長㊧と副委員長の冠木新市さん=同

幕開けは「李香蘭誕生百年を舞う」で、今年生誕100年(1920年2月12日満州生まれ)の歌姫、李香蘭こと山口淑子の代表曲「支那の夜」「蘇州夜曲」など11曲を、中国舞踊を取り入れた振り付けで17人が踊る。

第二景「おんなの朧(おぼろ)月」は、俳優松平健の新曲「マツケン・アスレチカ」と同市出身の演歌歌手、北条きよ美さんが歌う「きよ美の元気節」が繰り広げる人生賛歌のステージ。

続く第三景「夢二憂愁」は、人生100年を全うするには平和であることが必要との考えで構成された。太平洋戦争末期、旧陸軍の特攻基地が置かれた知覧を舞台にした曲「知覧の母」を演歌歌手、黒岩安紀子さんが熱唱。また竹下夢二をモチーフにした曲「夢二憂愁」も登場して歌と踊りで独特の憂愁と叙情を表現する。

最後の第四景「春夏秋冬花をどり」は民謡が流行し歌い継がれるのは、戦後75年平和が続いているからと構成された。同市北条を舞台とした新民謡「筑波節」や「水戸春秋」「長生きよさこい」などの民謡と踊りが披露され、民謡グループが華やかに踊って終演となる。

恩田鳳昇さんは、日本舞踊はもとより太極拳やフラメンコも教えるマルチな舞踊家。「格式を重んじつつ、振り付けと衣装は枠にとらわれず自由にイメージした」と話した。

つくば、土浦地域のまちおこしを目的に冠木さんが立ち上げた演劇集団「桜川芸者学校」の出演者、ぼたんさんは今回のつくばおどりにも出演する。「恩田先生の教え『心を込めて踊る』を実践したい。舞台は何度経験しても体が震えます」と、稽古の汗を拭いながら笑顔で話してくれた。

チケットは完売も続演決定

冠木さんは「中国で4000年前から続く健身気功やフラメンコ、太極拳とコラボした。つくばおどりは多彩な舞踊がつながる舞台。参加希望の舞踊家や舞踊教室はぜひ連絡を」と話す。また新春つくばおどりはすでに満席となり、年内に次回つくばおどりを開催するという。

問い合わせは、同実行委員会(Eメール:casatakenoko@meil2.accsnet.ne.jp)まで。

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