【鈴木宏子】土浦市議会全員協議会が18日開かれ、空席となっている副市長人事について安藤真理子市長は、元市都市整備部長の東郷和男氏(64)を提案することを明らかにした。12月議会最終日の24日、追加議案として提案し同意を求める。
東郷氏は、市職員を定年退職後、市産業文化事業団常務理事を歴任した。
全協で安藤市長は、土浦市は、財政再建、インフラ整備、地域産業の活性化、農業の振興など多くの課題に直面している。独自性を発揮したまちづくりが求められるなどとして東郷氏が適任だと強調した。
同市では中川清前市長と共に市政を担ってきた五頭英明副市長が、中川氏の任期満了に合わせて退任し、副市長が空席となっていた。
一方、11月の市長選では最大会派の郁政会と公明党が中川前市長を応援した。副市長人事について郁政会の内田卓男代表は取材に対し「大変いい人材だと思う」と話している。
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