【鈴木宏子】スマートフォンで情報を得る人が増えている中、地域限定のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)「ご近所SNSマチマチ」を活用して土浦市が、市の広報紙やイベント、子育て支援情報、防犯・防災情報など市政情報の発信を始めた。県内では水戸市に次いで2市目。
マチマチは、ご近所限定のSNSで、東京都目黒区に本社があるマチマチ(六人部生馬社長)が運営する。住まいや勤務地、出身地など地域を限定して、半径10キロ程度の子育てや医療情報、評判の店の情報を受け取ったり、口コミの評判を確認したり、情報を投稿するなど、地域の利用者同士が無料で情報交換できる。自治会や地域団体、地域チームなどメンバーを限定することもでき、オンライン回覧板としても利用できる。現在、首都圏を中心に月約150万人に利用されているという。
土浦市は9月17日から情報発信を開始した。同市広報広聴課は、市の情報を得る機会を増やすと共に、地域コミュニティーの一層の活性化を図ることができればとしている。