ホーム スポーツ 【あと一勝の壁】8 社会人野球で必ず壁破る

【あと一勝の壁】8 社会人野球で必ず壁破る

【伊達康】新日鐵住金鹿島のセレクションを受けた際は「晴海君」にお世話になったという。社会人野球のセレクションは数社受けたが、合否の結果が出る前に河原井監督に薦めてもらった北海道ガスに決めた。

昨年4月から北海道野球連盟に加入し部員16人でスタートしたばかりの若いチームだ。12月17日には札幌で内定式を終えた。野球の戦力としてはもちろん正規の総合職として採用され、社業にも期待をかけられている。上野のほかに大学で主力級の活躍をした6人の選手が入社するそうだ。東都リーグから3人、東京六大学と千葉、神奈川、関西から1人ずつ。中には大学ジャパンに選ばれた選手もいる。このメンバーを加えて来春からの都市対抗野球予選に挑む。

卒論は「ゲルマン民族」について2万字以上をやっとの思いで書き上げた。時間のある現在は取手リトルシニアのグラウンドでトレーニングを続けながら、シニアの後輩の指導にも当たっている。

「高校でも大学でもあと1勝というところで負けてしまった。2月には北海道に引っ越す。次に関東の地を踏むのは都市対抗野球に出場するときだという覚悟で臨む。結果を残してあと1勝の壁は必ず社会人野球で破ってみせます」

上野は恐らく高校時代に日本一悔し涙を流したのではないだろうか。悲劇のヒーローのままでは終わってほしくない。この先の社会人野球で1勝の厚い壁を破ってほしいと願わずにいられない。北の大地からの吉報を心待ちにしている。

=終わり

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