【谷島英里子】全国各地のご当地カレーが味わえる「第15回土浦カレーフェスティバル」(土浦市など主催)が10日、土浦駅東側の同市川口2丁目、J:COMフィールド土浦で開幕した。多彩なカレーやB級グルメの店など計68店が出店し、大勢の人たちが詰めかけた。11日まで。
会場は、全国カレーエリア、カレーのまち土浦エリア、全国グルメエリアの3つに分かれている。毎年出店している北本トマトカレー(埼玉県)や門司港発祥焼きカレー(福岡県)、昨年グランプリの土浦ぢんぎすスープカレー(土浦市)、飯村牛のビーフシチューカレー(土浦市)には、開始早々の午前10時から長蛇の列ができた。一杯500円前後のメニューが多い。
今回、県内から初出店の磯原シーサイドホテルは、あんこう唐揚げとあん肝入りの「鮟鱇(あんこう)カレー」を販売。ホテル代表の萩原丈太郎さんは「あん肝の濃厚さがたっぷりなので、あんこう好きにはたまらないと思う。ぜひ食べていただきたい」と話す。
カレー以外にも、串焼きソーセージや富士宮焼きそば、三埼まぐろラーメンが販売され、にぎわった。
同フェスでは、来場者の投票でナンバーワンを決める「Cー1グランプリ」が催されている。昨年までは、主菜、麺、創作の3部門からグランプリを決めていたが、今年から、全メニューからグランプリを決定する。表彰式は11日午後2時ごろを予定している。
モール505で産業祭にぎわう
同駅西側の同市川口1丁目、ショッピングモール、モール505では第42回市産業祭が催され、地元の商業・工業・農林水産品を紹介する全41団体のブースがずらりと並んだ。JA土浦の野菜直売コーナーには、レンコンやダイコン、ネギなど旬野菜が販売され、多くの人たちが手にしていた。11日まで。カレーフェス、産業祭いずれも午前10時から午後3時まで。