日曜日, 9月 19, 2021
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新たなステージへ 贈る言葉は「おいあくま」 筑波学院大学で卒業式

【伊藤悦子】筑波学院大学(つくば市吾妻)の2020年度卒業式が12日、行われた。経営情報学部ビジネスデザイン学科と経営情報学科の留学生を含む123人が卒業した。 新型コロナ感染拡大の影響で、昨年と同様、式は卒業生と教職員のみで行われた。全員がマスクを着用、検温、アルコールで手指の消毒をしたあと入場した。スーツやはかま姿の卒業生らは1席ずつあけて着席した。今年は壇上の演台にもアクリル板が設置された。 告辞で望月義人学長は、新型コロナ感染防止の観点から特別な方式で卒業式が実施されたことに触れ、「わが国でもワクチン接種が始まり、暗く長いトンネルの先に明るい光が見えてきた。感染を抑えながら前向きに、新たな道を開くときを迎えつつある」と述べた。 その上で「はなむけの言葉として、かな文字5文字で呼び掛けたい」と「おいあくま」という言葉を紹介し、「おごるな、いばるな、あせるな、くさるな、まけるなの頭の一文字をとった。壁にぶつかったときや得意になっているときに思い出してほしい。日本や母国の新しい時代を切り開く志を抱き、新たなステージに臨んでほしい」とエールを送った。 卒業生代表として答辞を述べた里館泉帆さんは「新型コロナに負けず2020年を乗り越えたことを自信に変え、自分らしくたくましく生きていく。仲間や教職員と共に過ごした時間は今もこれからもかけがえのないもの。感謝と敬意を胸に、これからも精進したい」と述べた。 式では成績優秀者として、塚原太一さんに大学の創立者である大江スミさんの名前を冠した大江賞が、加瀬晃大さんに学長賞、根本あやさんに理事長賞がそれぞれ贈られた。

グランプリは「KA.TA.MI.」 つくば短編映画祭

【池田充雄】つくばからの文化発信と次世代の才能発掘を目指したムービーフェスティバル「つくばショートムービーコンペティション2021」(つくば市、筑波学院大など主催)の審査結果が2月27日発表された。10分以内の短編映像が対象となるグランプリには「KA.TA.MI.(カタミ)」(監督・脚本・編集/タイム涼介)が選ばれ、賞金10万円と副賞を獲得した。8回目となる今回は計148作品の応募があった。 受賞作の「KA.TA.MI.」は、新人女優が映画のオーディションに挑み、審査員の発する「言葉の銃弾」にさらされるが、大切な人たちからもらった「言葉の形見」に守られ、審査を乗り切るという話。互いに言葉の銃弾を撃ち合うシーンや、形見の品が銃弾を弾き返すシーンなどの、斬新な特殊撮影も見どころの一つだ。 制作者のタイム涼介さんは映像作家であると同時に「日直番長」「セブンティウイザン」などの作品で知られる漫画家でもある。今回の受賞については自身のツイッターで「中村義洋監督のコメントに感涙しました! コロナ禍においての私たちなりの作品作りをご理解いただきこんなにうれしいことはありません! ありがとうございました!」とコメントしている。 「コロナと正面きって向き合う」 審査員長の中村義洋さん(映画監督)は受賞作について「この作品の面白さは時間・空間を行き来するところ。コロナ禍になって窮屈な世の中だからこそ、そういう自由自在なものを、自分自身が見たかったんだなあと思った。このコンペティションでは毎年、やりたいことをやってほしいとずっと言ってきた。コロナはあるが、それとは別に自分のやりたいことがある。それで正解じゃないか。自分のこの1年の仕事を達観できるような感想を持てて、感謝したいくらい」と総評で述べた。

コロナ禍 オンラインで学園祭 筑波学院大

【鈴木宏子】筑波学院大学(つくば市吾妻)で24日、オンライン学園祭「ガクサイ2020」(前村怜希実行委員長)が開かれた。コロナ禍、動画共有サイト、ユーチューブを使って、実行委員会のメンバーらが教室の特設スタジオから生配信し、新入生たちにサークル活動を紹介したり、双方向でクイズを楽しむなどした。 実行委のメンバー約30人が8月からオンライン会議を通して準備を進めてきた。当初は中止という選択肢もあったが、コロナ禍で自分たちに何かできることはないか、新入生たちに本来楽しめたはずの大学生活やサークル活動を知ってもらいたいと企画し、オンラインでの開催にこぎつけた。 当日は実行委員の半数が大学に来て、特設スタジオから生配信した。 コロナ禍でなければ楽しめたはずのキャンパス生活や、大学周辺のお店などを紹介する動画「大学生の1日」を実行委のメンバーがあらかじめ制作して紹介したり、ジャグリング、軽音楽バンド、テニス、アニメ制作などのサークル6団体の活動の様子を撮影した動画を配信した。 ほかに、日本人学生と留学生が画面上で一堂に会して、日本語と英語でクイズを楽しんだり、ボードゲームの遊び方を紹介したり、学生のボランティア活動を紹介するコーナーもあった。 実行委員長で経済情報学部ビジネスデザイン学科3年の前村さんは「学園祭のKVA祭では例年、各サークルがいろいろなイベントを企画したり出店したりして、先輩たちとつながりができる場となるが、今年はコロナで新入生たちはサークル活動を1日も経験していない」と話し「新入生たちに、こういう先輩たちがいることを知ってもらえれば」と話していた。

【気分爽快 りんりんロード】4 ヒルクライムに熱中 志賀旭さん

【田中めぐみ】筑波学院大3年の志賀旭さん(21)は、昨年4月、兄の大海(ひろみ)さんに誘われたのがきっかけでつくば霞ケ浦りんりんロードを走り始めた。休日の早朝、つくば市内の自宅から出発して土浦駅まで行き、りんりんロードに入って平沢官衙遺跡(つくば市平沢)まで走る。そこから、つくば市と石岡市の境にある標高294メートルの不動峠、筑波山南東の尾根に位置する標高412メートルの風返し峠、つつじが丘駐車場に上るヒルクライムコースが特にお薦めだそうだ。 坂を上りきる達成感 「ヒルクライムはとにかく体力勝負。余った体力を坂にぶつけている。頂上まで上り切った時の達成感が最高」と志賀さん。「ギアを軽くして上る人もいるが、自分は軽くせず、一度も止まらずに強い踏み込みで上っていく。動いている、確かに前進していると感じられるのがヒルクライムの楽しさ」と顔をほころばせる。 不動峠の平均勾配は7%。途中10%を超える急傾斜もある。風返し峠を過ぎると標高は500メートルになる。兄の大海さんと、どちらが早く着くか競い合うこともあるそうだ。 つつじケ丘駐車場から筑波山神社に向かいダウンヒルで下りてきた後、りんりんロード沿いの筑波休憩所近くにある「松屋製麺所」(つくば市沼田)で食べるラーメンは感動の味だそう。「サイクリスト向けに駐輪用の自転車スタンドが置いてあり、席数もメニューも少ないが、安くてめちゃくちゃおいしい」

半年遅れで入学式 筑波学院大

【鈴木宏子】筑波学院大学(つくば市吾妻)で23日、入学式が催された。コロナ禍、4月の入学式を取り止め、半年遅れとなった。2020年度の新入生203人はこの日初めて一堂に会した。 前期はすべての授業がオンラインで行われた。後期から対面での授業が始まるのを前に、式典が挙行された。 感染防止対策として、会場の窓を開け、新入生は座席を1席ずつ空けて着席した。父母らの参加は断わった。 望月義人学長は「皆さんは自宅やアパートでパソコンやスマホに長い時間向き合ってきた。早く大学に行って友達と話がしたい、退屈で仕方ないという声もあった」と話した。さらに300年前、ペストが流行して大学が休校になった1年半の間に、万有引力の法則などを発見したニュートンの創造的休暇について触れ、「やがては陳腐化する知識や技術を単に受け入れるのではなく、課題は何かを考え抜いて、正解のない問題を解決に近づけるにはどうしたらいいか、突き止める力を養ってほしい」と式辞を述べた。 橋本綱夫理事長は「後期からは皆さんを大学でお迎えしたいという思いで、多くの教職員が様々な準備を重ねてきた。大学としても検温システムや学内のネットワークの整備を行い、学食にもパーテーションを設置し、安心安全に過ごせるようさまざまな準備をした。ぜひ安心して勉強に励んでいほしい」とあいさつした。 これを受けて新入生代表の堀江紅音(あかね)さん(下妻二高卒)は「前期は思わぬ形での大学生活スタートとなり、オンライン授業にとまどうことも多かったが、何とか前期を終えることができ、一つの自信となった」と述べ、「これからの情報化社会を生きていくため、正しい情報を選択する力を身に着け、建学の理念である知識、徳、技術を体得し、社会に貢献できる人間として羽ばたけるよう日々精進していきたい」などと宣誓した。

コロナ禍困窮の受験生を応援 学費を最大4年間免除 筑波学院大

【鈴木宏子】コロナ禍で家計が困窮し大学進学を断念せざるを得ない受験生に、進学をあきらめないでほしいと、筑波学院大学(つくば市吾妻、望月義人学長)は来年度から、学費を最大で4年間免除する新たな特待生制度を開始する。 ①高校の推薦を受けた成績優秀な生徒に、最大で入学金20万円と4年間の学費436万円の計456万円を免除する「指定校特待生推薦制度」と、②情報技術と英語の資格試験合格者にそれぞれ、最大で入学金のほか1、2年次の授業料を半額免除する「資格特待生制度」を創設する。 同大は現在も、入試の成績が優秀な学生を特待生として、初年度の授業料(71万円)の半額を免除する「一般特待生制度」を実施している。2021年度からはこの制度を大幅に拡大する。新制度は、経済的に困窮している家庭の生徒だけでなく一般の成績優秀な学生も対象となる。 「指定校特待生」は、同大が指定する県内外の167校の生徒が対象。同大を第一志望とし、校長が推薦する成績優秀な生徒に入学金や授業料を免除する。ただしテキスト代などは必要で、3年生に進級する際、成績等による再審査を実施する。 「資格特待生」は、新たな情報社会、Society(ソサエティ)5.0時代とグローバル化時代に活躍する人材を育てるため、情報処理技術者試験のITパスポート試験と、英検2級の合格者にそれぞれ入学金や1、2年次の授業料の半額を免除する。対象は各資格試験とも10人程度を見込んでいる。 同大は、経営情報学部ビジネスデザイン学科に「グローバルコミュニケーション」「ビジネスマネジメント」「地域デザイン」「メディアデザイン」「情報デザイン」の5つの履修コースがある。募集人員は計200人で、入試は学校推薦型選抜(推薦入試、募集人員50人)、一般選抜(一般入試、70人)、総合型選抜(AO入試、80人)がある。

《学生インタビュー》31 日系ブラジル家族と5歳で来日 総代で卒業し大江賞受賞

筑波学院大学(つくば市吾妻)の2019年度卒業式で、経営情報学部ビジネスデザイン学科4年の菊地フエリペさんは、卒業生代表として卒業証書を受け取った。また成績優秀者として同大の創立者である大江スミさんの名前を冠した「大江賞」を受賞した。 筑波学院大学 経営情報学部ビジネスデザイン学科4年 菊地フエリペさん ―大江賞を受賞していかがでしたか? 驚きました。1年のときは特待生だったのですが、2年、3年のときは1位を取れなかったので、選ばれるとは思いませんでした。やはりうれしかったです。大江賞に選ばれるのは学年に1人。記念品をもらいました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で両親は卒業式に出席できなかったので、写真を撮りたかったと残念がっていました。 ―菊地さんはブラジル生まれだそうですね。 はい、生まれたのはブラジルですが、5歳で日本に来ました。父が日系、母はブラジル人です。両親は日本語が得意ではないので、家ではポルトガル語を話します。でも私は日本語の方が得意ですね。 ―大学ではどんな勉強をしましたか? パソコンのプログラム系の勉強が多かったです。システムエンジニアになりたかったのでプログラミング言語の勉強や、組み込み系というハードウェアに関するプログラミングを勉強しました。小型のコンピューターにセンサーを取り付けて、音を出すようにしたり、人を感知したりするコンピューターも作りました。 卒業研究は電子工作をしました。姿勢を改善するシステムを作ったんですよ。パソコンで作業しているとどうしても猫背になりがちなので、姿勢が悪くなると「姿勢崩れています」「猫背になっていますよ」と言ってくれる機能を持たせました。 ―趣味は何ですか? 両親が映画を見るのが好きなので、その影響で子どものころから映画が好きです。ジャンルは問わずなんでも見ます。子供の頃、怖くて見ることができなかったホラー映画も大丈夫になりました。一番好きなのは子供の頃にみた「トイストーリー」です。ピクサー映画が好きです。あとはテレビゲームも好きです。アクション、RPG(ロールプレイングゲーム)など何でも好きです。 ―大学生活で大変だったことや苦労したことはありますか? 1年生のときに、勝手がよくわからずたくさん講義をとってしまったことです。特待生維持の条件がGPAという成績評価で3.0以上を取ることだったのですが、どこまで勉強すればいいのかわからず、とにかくひたすら勉強しました。 ―筑波学院大学ではOCP(オフキャンパスプログラム)という学生たちが地域に出て社会貢献活動をする授業をしています。どのような活動をしましたか? 1年生の時は、文化祭のアイスクリームを売る模擬店のリーダーとして活動しました。2年生で森林ボランティアに参加したのですが、久しぶりに山に入ったという感じでした。とにかく蚊がたくさんがいたのが印象的です。体中刺されて大変でした。3年生の時はインターンシップを行いました。 ―大学生活で楽しかったことはどんなことですか? 気の合う友達2人と大学で過ごした日常が本当に楽しかったです。講義が終わったら一緒に昼ごはんを食べて、また講義に出て。そして講義が終わったらお勧めのゲームやマンガの話をして、という毎日が楽しかったですね。週末は、時々遊びに出かけていました。 ―卒業後の夢や目標を教えてください。 幅広く対応できるシステムエンジニアになりたいと思っています。システムエンジニアは、お客さんがどのようなものを作りたいか、要望をしっかり聞くコミュニケーション能力が必要です。 プログラマーに渡す依頼書の作成も、システムをどういった技術で、どのような言語を使うかなど細かく書く必要があります。自分でプログラミングをしなくても、高いプログラミング能力が重要です。またスケジュール通りに仕事を進めるマネジメント能力も要求されます。 土浦市にあるITのシステム開発会社に就職が決まっているので、会社の人たちと協力して仕事をしていけるようになりたいです。 (聞き手:伊藤 悦子) ➡筑波学院大学の過去記事はこちら

高校生、街なかでアピール 土浦キララまつりに10校集結

【谷島英里子】土浦市内にあるすべての高校(土浦特別支援学校を含む10校)が集結するイベント「学祭TSUCHIURA2019」が3日、土浦キララまつり会場内の土浦駅西口うらら大屋根広場などで開催された。部活動の披露や各校の特色を示したパネル展、ビブリオバトルがあり、多くの来場者が訪れて高校に関心を持つ機会となった。 昨年から始まり、内容を拡充して2回目の開催。メーンとなった部活動紹介は、特設ステージ上で、土浦二高書道部の書道パフォーマンスのオープニングから始まり、各校の鉄道研究サークル、剣道、バドミントン部などが日ごろの活動の様子を実演してみせた。パネル展示では、各校のブースが並び、直接生徒が学校の歴史や年間行事などを来場者した中学生らに説明していた。 5校対決のビブリオバトル、土浦工の狩谷さん優勝 本を紹介し、どの本が一番読みたくなるかを投票で競う書評合戦「ビブリオバトル」には、土浦二、常総学院、土浦工、土浦日大、土浦湖北の5校の代表が出場し、本の魅力をアピールした。「私の好きな本」をテーマに、5分間の制限時間のなかで熱弁をふるい、質疑応答を経て投票で優勝者を決める。 ラブストーリーの「君は月夜に光り輝く」(佐野徹夜著)、ミステリーの「スガリさんの感想文はいつだって斜め上」(平田駒著)など幅広く、若者らしい選択の書籍が並ぶなか、「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル著)を紹介した土浦工3年狩谷燎亮さん(18)が優勝をさらった。第2次世界大戦中ナチスによって強制収容所に送られた体験を書いた1946年の文学作品で、一般参加者36人による投票で17票を獲得した。狩谷さんは「難しい本だったが、人生について考えたところがあったのだと思う。自分にとっての生きる意味について深く考えるきっかけになってほしい」と話していた。  

マスコットで地域を盛り上げよう つくばFCがプロジェクト開始 学院大でワークショップ

つくば市を拠点に活動しているサッカークラブ、つくばFC(同市稲岡)が、同市やその近隣地域を盛り上げるために、地域の人々がアイデアを出し合ってマスコットをつくろうというプロジェクトを立ち上げた。30日に筑波学院大学(つくば市吾妻)で開かれた第1回ワークショップには、地元企業関係者や学生ら約30人が参加。自由に意見を出し合った。 プロジェクトは「うちのクラブだけでなく、応援してくれる地域や企業、ファンの魅力度を共に上げていくことが狙い」と、つくばFC代表の石川慎之助さん(38)。誕生したマスコットは、地域の企業が自社をPRしたりするなど、公序良俗に反しなければ誰もが使えて親しまれるものにしたいという。そのためにも「地域ぐるみでマスコットを育てていくことを大切にしたい」と石川さん。 この日、ファシリテーター(会議で発言を促し、議論をスムーズに進める人)を務めたつくば市在住のイラストレーター、ふるやまなつみさん(29)は、マスコットについて、性格、似合う色など9つの項目を上げて「思いついたことをどんどん発言してください」と呼びかけた。参加者は「宇宙に住んでいる」「SNS映えする色」など、自由な発想でアイデアを出し合い、それを元にグループごとにマスコットのストーリーを考え、発表した。 「5年間魅力度ランキング最下位の茨城県の魅力度をUPさせるために助けに来た宇宙人が、ハス田に落下、県内で出合った魅力をSNSで発信して成長する」というユニークなストーリーをグループ代表で発表した筑波学院大2年の石嶌紅葉さん(20)は「いろんな人と話し合い、マスコットについて企業側から見た意見も知ることができて、よい経験になった」と述べた。 マスコット制作のワークショップは来年1月11日まで一般向けのヒアリングを含めて計3回開催。そこで出た案を元にふるやまさんがデザイン案を作成、一般に投票を募った後、来年3月21日にマスコットが誕生する予定。(大志万容子)

あなただけの「地域新聞」作ろう 筑波学院大で1月~3月公開講座

自分が暮らしている地域を題材に、あなただけの「地域新聞」を作る。そんな公開講座が筑波学院大学(つくば市吾妻)のコミュニティカレッジ講座の一つとして2018年1月~3月に開かれる。自分で「ネタ」を決め、取材し、執筆、校正、編集作業までこなしてオリジナルの紙面を完成させる。定員は10人、受講申し込み締め切りは12月8日。受講料の振り込みが終わった順に受け付けし、定員になり次第、締め切られる。 足元の話題や課題を拾い上げ、独自の視点でわかりやすく伝えることを目標にし、PTA会報や自治会新聞、家族新聞作りなどのヒントにしてもらう。取材から編集まで一連の作業を通して体験することで、発想力や企画・構成力、コミュニケーションの力、聞く・書く・伝える力も養える。 講師はNPO法人NEWSつくばの坂本栄理事長(元時事通信社経済部長、元常陽新聞新社社長)、米内隆副理事長(元朝日新聞東京編集センター次長、元常陽新聞編集委員)、鈴木宏子理事・事務局長(元常陽新聞記者)らが務める。新聞を身近に感じてもらおうと、あまり知られていない「新聞の裏話」も披露される。 講座は計10回で、いずれも午前10時40分~午後零時10分。日程は①1月9日(火)「新聞を知ろう、楽しもう」②1月16日(火)「取材って? 原稿はどう書く? 編集こそ中核」③1月23日(火)「ネタを決め、アポをとり、取材しよう」④1月30日(火)「同」⑤2月6日(火)「同」⑥2月15日(木)「原稿を書こう、書いたら点検しよう」⑦2月22日(木)「同」⑧2月27日(火)「同」⑨3月6日(火)「紙面を編集しよう」⑩3月15日(木)「同」。テキストは講師側が用意する。 受講料は1万2000円、60歳以上はシニア料金で1万800円。問い合わせ、申し込みは筑波学院大学コミュニティカレッジ係まで。以下の6項目(①講座番号112・講座名「自分だけの『地域新聞』を作る」②氏名、ふりがな必須③郵便番号、住所④電話番号、メールアドレス=緊急時に連絡がつくもの⑤年齢⑥性別)を明記して、はがき(〒305-0031 つくば市吾妻3-1)、FAX029-858-7388、TEL029-858-6341、Eメールkouza@tsukuba-g.ac.jpで。    

10月1日スタートを発表 NEWSつくば、編集拠点の筑波学院大と会見

NPO法人NEWSつくば(坂本栄理事長)は9月27日、筑波学院大学(大島愼子学長、つくば市吾妻)と共同記者会見を開き、10月1日からウェブニュースの発信を開始すると発表した。今年3月末に休刊となった県南の地域紙、常陽新聞の元記者ら8人が中心となって準備を進めてきた。地域貢献という趣旨に賛同した同大学から、施設の一室の無償提供を受け、編集室とする。 同大学を拠点に、つくば、土浦市の地域ニュースを日々発信する。合わせて、同大学で公開講座を開き、新聞の読み方、取材の仕方、記事の書き方などを市民や学生に講義する。 坂本理事長は「スタートはウェブニュースの発信と公開講座の授業の二つが柱になる。FM放送ラヂオつくばへのニュース配信など活動を広げ、将来は地域を限定した超ローカル新聞の発行などもやりたい」と話した。 大島学長は「常陽新聞休刊後、地域の新聞を存続させたいという声が挙がった。常陽新聞は、学生が地域に出て活動する大学のオフ・キャンパス・プログラムの活動報告を月2回掲載し10年以上協力してくれた。自由に地域のニュースを書いてもらえたら」などと期待を寄せた。 市民や企業から寄付などを募って運営し、市政、暮らし、教育、文化、スポーツなどの記事を発信する。一般紙では掲載されないような地域ニュースを主に取り上げ、市民にもコラムや記事の執筆を呼び掛ける。閲覧は無料。

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黄色のリュック型も選択可能に 土浦市 新1年生にランドセル贈呈

土浦市では、市立小学校や義務教育学校に入学する子どもたちのために、1976年から毎年、入学祝品としてランドセルを贈呈している。来年度から、従来の赤と黒のランドセルに、黄色のリュックサックタイプが加わり、3種類の中から選べるようになった。 従来の赤と黒のランドセルは人工皮革で、重さ約1キロであるのに対し、黄色のリュックサックタイプは850グラム。軽量化のニーズに応え、選択肢を増やした。 同市教育委員会学務課の担当者は「実際に背負い比べた子どもたちは軽いと言う。子どもにとって150グラムの差は大きいのではないか」と話す。 ファスナーを開いた状態のリュックサック=同 黄色のリュックサックタイプは、ポリエステル製。出し入れしやすいようにファスナーが大きく開き、教科書やノート類は、中のベルトで固定できる。 背中は汗をかいてもべたつきにくいメッシュ仕様。背負いひもにはランドセルと同様にフック(ナスカン)があり、防犯ブザーを付けることができる。

プライドと劣等感 《続・気軽にSOS》93

【コラム・浅井和幸】①周りを低く見る言動をする。②自分は素晴らしいという評価を周りに押し付ける。ちょっとでも悪く言うと怒りだして、①や②の言動で周りを攻撃してくる。程度の差はあれ、誰にでもある性質です。ささいなことならば、子どもっぽくてかわいいで済みますが、程度がひどく、繰り返す場合は、厄介な人で、できれば関わりたくない人ですね。 関わらずに済むのなら簡単な話ですが、それが家庭、教室、職場でいつも顔を合わす人だと大変。気を使いすぎて、抑うつ状態になって、相談室を訪れる人もいるぐらいです。 DV、児童虐待、いじめ、パワハラなど、「自分のことをきちんと評価してほしい」という願望の持ち主(加害者)によって、弱者が苦しめられるという構図がしばしばあります。 「自分のことをきちんと評価してほしい」という願望は、「周りの評価が気になる」という性質と、「自分は正当な評価を受けていない」という気持ちが強ければ強いほど、大きくなります。これらの性質は、つまりは劣等感だと言うことです。 パワハラ上司と付き合う方法 自分とパワハラ上司という関係で考えてみてください。「自信満々で、自分のことを責めてくる上司が、劣等感を持っているなんて信じられない。大きな声で怒鳴られて、縮こまって苦しんでいる自分の方が劣等感の塊だ」と考えますよね。

オンラインお見合い開始 いばらき出会いサポートセンター

少子化対策のカギは若者の未婚化・晩婚化対策にあるといわれる中、いばらき出会いサポートセンターは9月から、コロナ禍でもスマートフォンやパソコンでお見合いができる「オンラインお見合い」サービルを開始した。県外からも幅広く入会できるよう入会条件を緩和し会員の出会い強化に乗り出した。 同センターでは、すでに4月から新AIマッチングシステム(スマートフォン対応・AI診断機能搭載)の運用を開始し、男女の出会いと結婚を支援している。その結果、新規入会者数やお見合いの実施組数等が大幅に増加しているという。 AIマッチングシステムの特徴は、会員個人のスマートフォンやパソコンからお相手を検索したり、お見合いの申し込みが出来、価値観診断テストの結果からAIが相性の良い相手を紹介する。加えて9月からは、対面によるお見合いのほか、オンライン上でのお見合いが選択できるようになった。 入会の条件は、結婚を希望する人で、インターネットが利用できる人。 入会登録料(2年間有効)は県内在住か在勤、親が県内に在住か、あるいは県内への移住に関心がある人は1万1000円(消費税込み)。 9月からはこれらの条件以外の希望者も入会できるようになった。入会登録料は2万2000円(税込)。

コロナ禍での認知症 《くずかごの唄》94

【コラム・奥井登美子】 「コロナが心配で、心配で、朝まで眠れないんだ。睡眠薬5ミリではだめなので、今度10ミリにしてもらった」 近所に住むAさんが処方箋を持ってやってきた。ゾルビデム5ミリグラムが10ミリグラムなっている。この薬は向精神(こうせいしん)薬で、認知症を促進するデータがあるといわれている薬である。Aさんと高校時代からの同級生で仲良しのBさんに聞いてみた。 「このごろ、2人で散歩していないわね。けんかでもしたの?」 「けんかなんかしていないよ。けれど、A君このごろ、ちと、おかしい。いつもと同じ道を歩いているのに、違う道だ、なんて言うんだ」 「困るわね」