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ネットで投票して! 茨城応援マスコット

【大志万容子】茨城を応援するために、地域の人々がアイデアを出し合ってマスコットをつくる「プルプルたまごプロジェクト」が、マスコットの投票を公式サイトで募っている。候補は3体。同プロジェクトは「それぞれのキャラ設定にも注目して選んでほしい」と呼びかける。投票は20日まで。 候補は、A=相方の「スケ」「カク」を車輪にした原付きで諸国を漫遊する「茨城を愛するワンダフルボーイ」▽B=ガマリュックを愛用する「茨城の魅力をしりたがり!ばあちゃん」▽C=わらづと納豆の髪型をした「いばらき食の伝道師 Yo-sei!」。 同プロジェクトはサッカークラブ「つくばFC」(つくば市稲岡)が、茨城を盛り上げようと昨年11月に立ち上げた。120人以上が参加した3回のワークショップを通じて、茨城を応援するマスコットにふさわしいキーワードを集め、生い立ちや物語などのキャラクターを設定。実用性や長く愛されるかどうかなどの視点から3体に絞り、つくば市のイラストレーターふるやまなつみさんがデザインした。 マスコットのプロフィールやキャラ設定についてはサイトで詳しく紹介している。同プロジェクトメンバーの藤井志保さんは「ワークショップで地域の皆さんと作り上げたマスコット。じっくり目を通して選んでほしい」と述べた。 投票で1番になったマスコットは、21日に「いばらき応援マスコット」としてデビュー。県内のご当地マスコットにそれぞれの地域のインタビューを行ったり、地域の企業や団体を紹介したりと、茨城の魅力アップのために幅広く活動する予定。藤井さんは「投票後のマスコットの活躍にもぜひ注目して」と話している。 ▼投票は下記サイトで開催中。 https://sites.google.com/view/purutama

平安時代にタイムスリップ 「ひな人形になったよう」 土浦

【谷島英里子】平安貴族の正装とされる女性の十二単(ひとえ)と男性の束帯(そくたい)の着付けを実演するひな祭りのイベントが3日、土浦市桜町のすがた美容室で行われ、みやびな世界に包まれた。 衣紋者(えもんじゃ)と呼ばれる特別な技術を持つ着付けの木村恵子さんらが、来場者の目の前で、五衣(いつつぎぬ)、上着、唐衣(からぎぬ)、裳(も)まで、衣を一枚一枚重ねていく様子を披露した。 体験した埼玉県の藤野紀子さん(61)は「タイムスリップしたような気分。ひな人形になったようでうれしい」。千葉県の神保弘さん(41)「ずっしりとした重量感があった。ちょうどひな祭りの3日に着ることができて感無量です」と話していた。 木村さんは、歴史ある土浦で和文化を継承したいと、毎回、一般から参加を募って無料で体験会を開いている。今回の十二単と束帯の体験のほか、5歳になるころ健やかな成長を祈って行われる「着袴(ちゃっこ)の儀」、平安時代の成人式「着裳(ちゃくも)の儀」と「加冠(かかん)の儀」の着装実演も行っている。

マリンウイーク優秀活動に 「誰でも楽しもう霞ケ浦」

【鈴木宏子】土浦港のヨットハーバー、ラクスマリーナ(土浦市川口)で年4回程度開催されているカヌーやヨットなどを体験するイベント「誰でも楽しもう霞ケ浦」が、日本マリーナ・ビーチ協会(東京都千代田区)の2017年度マリンウイーク優秀実施団体に選ばれた。8日、パシフィコ横浜で開かれる「ジャパンインターナショナルボートショー」で表彰される。 障害者も、健常者も、初心者も、だれでも水上スポーツを楽しめるイベントとして2005年にスタートした。地元高校のヨット部OBや、ヨット愛好者ら約60人のボランティアが、自分のヨットやカヌーなどを無料で貸し出し、漕ぎ方を教えたり、参加者の安全を見守るなどしてイベントを支えているのが特徴だ。県内のほか東京、千葉、埼玉など首都圏から毎回50~300人近くが参加している。 セイラビリティー土浦(代表・秋元昭臣ラクスマリーナ専務)が主催する。ヨットハーバーのバリアフリー化に取り組んでいた同マリーナが、初心者でも操縦できる転覆しないヨット、アクセスディンギーの存在を知り、障害者にも水上スポーツを楽しんでもらおうと導入したのがきっかけ。イベントを通して、水上スポーツのバリアフリー化のノウハウを一つひとつ蓄積している。 これまで10年以上継続して開催されてきた活動が「多くのボランティアの支えで、国籍、年齢、性別、障害の有無にかかわらず、幅広い市民や子どもたちにマリンスポーツの楽しさを伝えている」として評価された。17年度の表彰団体5団体のうちの一つ。 秋元代表は「毎回60~65人のボランティアが来てくれる。そういう人たちに支えられてやってこられた。その人たちに感謝すると同時に、今後もだれでも水に親しめるイベントとして続けていきたい」と話している。

観客200人募集し避難訓練 つくばカピオで27日

【谷島英里子】コンサート中に火災が発生した―と想定した「避難訓練コンサート」が27日、つくば市竹園のつくばカピオホールで実施される。観客200人を募集し、演奏者やスタッフと一緒に避難する。観客が参加する避難訓練は同施設で初めて。 カピオを管理するつくば文化振興財団が実施する。スタッフの危機管理対応能力の向上と、観客にも災害時の心構えや行動を考えてもらうことが目的。同財団によると、今回は火災を想定するが、大地震や弾道ミサイルの落下・通過に伴う全国瞬時警報システム(Jアラート)など緊急事態にも役立てたいという。 訓練は、つくば市消防音楽隊=メモ=のコンサート中に火災が発生したという想定。演奏が中断され、観客はスタッフの誘導に従い、屋外に避難する。その後ホールに戻り、消防の講話を挟んで演奏が再開される。コンサート終了後には水消火器や煙体験なども行う。 参加費無料。2日時点ですでに約150人の申し込みがあるという。参加申し込みは、つくばカピオの窓口かファクス029・851・2851。問い合わせは電話029・851・2886まで。 ※メモ 【つくば市消防音楽隊】1990年結成、隊員31人。火災予防の普及と消防隊員の士気の高揚、市民に愛され親しまれる音楽隊を目指し、市内のイベントに出演している。

事業手法や採算性調査へ、大手会計事務所を選定 筑波大アリーナ

【崎山勝功】筑波大学は、スポーツの試合やイベント開催などを行うアリーナの建設をつくば駅近くの同市吾妻2丁目、同大職員宿舎敷地に計画している。同大は2月28日、事業手法や採算性などを調査・検討する民間事業者(アドバイザリー業務事業者)に、大手会計事務所「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」(東京都千代田区)を選定したと発表した。 同大によると、アドバイザリー業務事業者を公募したところ4事業者から応募があった。各事業者の企画提案書を元に同大の選定委員会で審査が行われ決定した。契約期間は2月23日から7月31日までの約半年間。予算は3000万円。 アリーナを活用した新たなビジネスモデルの創出、地域経済の活性化など同大の事業ビジョンを実現させ、さらに民設民営など民間出資を可能にする同大と民間事業者の連携方法の開発など、具体的な事業の枠組みについて調査・検討を行い、ビジネスモデルの判断資料を作成する。 同大財務部は「どのような事業手法がいいのか、今年の7月までに報告書を出してもらう」と述べ、アドバイザリー業務報告を踏まえて学内で事業について検討を行い、18年秋ごろに結果を公表したいとしている。 建設予定地の職員宿舎は敷地面積約3.34ha。18年度末に廃止し、19年度に解体する予定。つくば駅に近く中心市街地の活性化が期待されるものの、一方で周囲に住宅が多く、騒音や来場者の車による交通渋滞が懸念されている。同大は「駐車場の確保や騒音規制なども含めて調査検討していく」としており、「事業推進に変わりはない」とアリーナ事業を進める方針を示した。 アリーナは、大学スポーツやプロスポーツの試合、イベント開催など多目的に使用でき、収容規模は7000~8000人。20年度のオープンを目指している。

【震災7年】参加者減、支援の在り方模索 筑波大生が福島避難者交流会

【崎山勝功】東日本大震災から7年を迎えるのを前に、福島第1原発事故による福島県避難者交流会が25日、つくば市松代の松代交流センターで開かれた。被災地支援に取り組む筑波大学の学生団体「Tsukuba for 3・11」が主催し、避難者や筑波大生など約20人が参加した。筑波大生からは、7年経ち支援の在り方を模索しているという声が聞かれた。 「ありがとアート~日常へ感謝をこめて」と出した交流会で、避難者が身の回りの出来事や感謝のメッセージを折り紙などに書いて、貼り絵のように大きな木の形をつくる「ありがとうの木」作りと、使用済みの食用油でつくったロウソクを用いた「エコキャンドル」作りが行われた。 「ありがとうの木」は4グループに分かれ、チラシなどを使って貼り絵をしたり、折り鶴を貼るなど制作に取り組んだ。さらに葉っぱの形に切った折り紙に感謝のメッセージを書いて模造紙に張り付けた。完成した「木」は、3月1日から4月下旬まで筑波大学第3エリアA棟1階に展示される。 午後に行われたエコキャンドル作りでは、さいの目に切られたさまざまな色のロウソク原料が用意され、参加者らは空き瓶や卵の殻に詰めてロウソクを自作した。エコキャンドルは例年3月11日、土浦市の震災イベントで点灯されてきたが、今年は主催者の都合により開催されないため、参加者が各自持ち帰った。 参加した福島県南相馬市出身の主婦(62)=つくば市在住=は「ありがとうの気持ちを手作りのもので表現できるのは素晴らしい。私たちはいろいろな人のお世話になって現在まできている」と話した。南相馬市にあった自宅はすでに解体し、つくば市に永住する予定という。 学んだこと「日常は当たり前じゃない」 同団体メンバーの池田花於里(かおり)さん(19)=同大1年=は「3・11から学んだことは、日常は当たり前じゃないということ。参加者と一緒に日常を振り返り、何に感謝しているか、何に感謝すべきかを改めて確認するイベントにした」と狙いを語った。交流会のコンセプトを決める際「復興支援を手伝っているが、震災から7年も経って復興支援と言い続けることに疑問を感じた」という意見が出たことから日常を振り返るイベントにしたという。一方で「避難者の参加が減っている。どういう方向で進めていったらいいか悩んでいる」と話し、支援のあり方を模索していると述べた。 代表の小林彩香さん(20)=2年=は、7年経ったが移住先の環境になじめずに周囲から孤立する避難者がいるとした上で「震災から時間が経っていくと、逆に心の傷や、福島に帰れないという思いが募って、交流会に出てこられなくなってしまう面があるのかなと思う。どこまで避難者を支援していけるのかがこれからの課題」と話した。「震災から7年も経つのにふるさとに帰る目途が付かない、帰るに帰れないので、つくばに永住しようか迷っている人もいる」と避難者の複雑な心境を明かし、「当事者に寄り添う姿勢を大事にしていく」との姿勢を改めて明確にした。

妻の竹島由美子さん、出版引き継ぐ STEP廃業2年

【橋立多美】NEWSつくばのコラムニストの一人、先崎千尋さんが1月に出版した書籍『邑(むら)から日本を見る』は、『筑波の友』で知られた「STEP」(つくば市松代)が発行所になっている。創業した竹島茂さんが他界し、2016年12月に会社を廃業したが、妻の由美子さんが装丁と発行を引き受けた。 出版業界から退いたことで書店へ出版物を流通することはできなくなった。同書は限定800部の自費出版で流通ルートに乗せる必要のないことから、校閲などを通して親交のあった先崎さんからの依頼に応えた。 同書は、暮らしに直結した事柄を題材に、40年間自らの考えや情報収集を交えて元常陽新聞に連載した記事やコラムをまとめてある。増え続ける遊休農地と農村の過疎化、後継者問題など、農政の在り方をしぶとく「おかしい」と表明し続けている。 由美子さんは「巻頭を飾った元美浦村長市川紀行さんの贈る歌、前東海村長村上達也さんの序文に、先崎さんとの共通点が読み取れて興味深い」と語る。 「STEP」は科学万博開催の1985年、東京生まれの速記者・竹島茂さんが創業した地域出版社。翌年には月刊誌『筑波の友』を発刊。研究学園都市として変貌する自然環境や人々の営み、まち、歴史を切り取り、多くの問題を提起した。一方、筑波山や霞ケ浦に関する書籍の出版やこの地に住む人々が著した本の刊行にも尽力した。地域のオピニオン誌を目指した『筑波の友』は03年6月発行の201号を最後に休刊となり、12年8月に竹島さんが他界した。廃業後は在庫のある同社出版物の注文に応じている。 「STEPが稼働したころは研究者や芸術家、営農者たちが集う異業種交流会が盛んで、生きざまに感銘を受ける人たちとの出会いがあった。新天地を求めてつくばに来た竹島にとって良い巡り合わせだったと思う。あれから30年余り経ち、住宅地とマンションの無味乾燥なまちになってしまった」と振り返る。そして「編集を介して知りあったり廃業を惜しんで下さる人たちとの縁は続いている。竹島は社会との繋がりという遺産を残してくれた」と由美子さんは語った。    

街全体で子育て支援、仕掛け作りへ50人がアイデア つくばで意見交換会

【大志万容子】つくばの子育てを支援者や親が共に考える「つくば子育てコミュニティワーク キックオフ・イベント」が24日、つくば市吾妻のつくばイノベーションプラザ大会議室であった。約50人が参加して、同市の子育てに関する課題や提案について「自分たちで何ができるか」という視点から熱心に意見を出し合った。 初めに「NPO法人せたがや子育てネット」代表理事の松田妙子さんが講演。子育て当事者や支援者、行政がフラットな立場で話し合う「区民版子ども子育て会議」など、東京都世田谷区で子育ての課題解決に向けて実践するさまざまな取り組みを紹介しながら、「直接支援には限界があり、街全体を温かくウェルカムな場所にしなければ。そのためにも、街の中で小さな仕掛けを作ることが大切」と呼びかけた。 続くワークショップで、参加者は数人ずつのグループに分かれて、つくばの街についての課題や、「こんな街になったらいい」理想の姿、そのために何ができるかについて活発に意見を出し合った。卓上の模造紙には「高齢者や子育てママが集う月1回の『みんなのリビング』」「学校の通学路で立ち寄れる場所」など、さまざまなアイデアが集まった。 参加した県地域活動連絡協議会会長の谷川原奈都子さんは「グループワークでは、自営業などふだん出会えない方の声も聞けて支援者として有意義だった。いろんな団体と手を取り合って支援を届けるためにも、このような場が必要」と感想を述べた。30代の母親は「異なる世代の方も同じ思いを持っていることに気づけたことがよかった」と話した。 同イベントは、子育てに関わる人や団体がつながり、協働できる場をつくりたいと、同市の子育て支援者や助産院院長、市議、大学准教授ら10人が実行委員会を立ち上げ、昨年夏から準備を進めてきた。実行委員長を務めた筑波大学の飯田浩之准教授は「予想以上に和気あいあいと活発な話し合いができた。それぞれの子育てに関する『気づき』を、具体的な『築き』につなげるきっかけづくりの場として今後も継続していきたい」と話した。

消える小学校 「小田祇園祭は残す」

【鈴木萬里子】3月末で閉校となるつくば市立小田小学校(土田雅一校長、児童数104人)で24日、閉校記念のお別れの会が催された。学校は閉校になるが地元の祭りは残していきたいと、地区住民らが校庭で地区祭り「祇園祭」を再現し、子どもたちが祭りを体験した。 小田小は明治7(1874)年に創立、143年の歴史を刻む。つくば市北部の2中学校と7小学校が統廃合し、つくば市北条に今年4月、小中一貫の秀峰筑波義務教育学校が開校するのに伴って閉校となる。 24日午後、校庭には地元、東部囃子保存会の「神輿(みこし)」、中部大獅子保存会の「大獅子」、西部青年同志會の「山車」が勢揃いし、小田八坂神社の「小田祇園祭」が再現された。 子どもたちは3グループに分かれ順番に祇園祭を体験した。大獅子を支える竹ざおを高く持ち上げ、大人顔負けの大きな歓声を上げながら、伝統行事の「顔合わせ」を楽しんだ。 PTA会長で東部お囃子保存会の山田吉広さん(47)は「学校は閉校になるが小田祇園祭は残していきたい。今日は子どもたちと一緒に祇園祭を再現して、地域の人たちに恩返しがしたい」と話した。 見学していた男性(36)は「小田小には祖父から私の子どもまで4世代が通った。閉校になるのは寂しいが、新しい学校で子どもたちの世界が広がるのも良いと思う」と感慨深げだった。自宅が近所で孫が通っているという80代の女性は「子どもたちの声が消えると寂しくなる。4月からスクールバスで通うことになり朝が早いので心配」と話していた。 お別れの会は学校とPTAが合同で主催した。午前中は子どもたちが学年別に4ブロックに分かれ合唱や合奏を披露した。菊地勇二教頭は「地域やお世話になった方々の協力があって素晴らしい学校となった。新しい学校、新たな未来に期待や希望を持って歩んでほしい」と子どもたちにエールを送った。

市民会館を大規模改修 土浦市新年度予算案

【鈴木宏子】土浦市の中川清市長は23日、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初と比べ5.1%減の510億8000万円。主な事業として、老朽化している市民会館の大規模改修を実施するほか、土浦港周辺にサイクリング愛好者向けの拠点施設を整備する。 特別会計を合わせた総額は同6.2%減の909億6000万円。市立図書館、川口運動公園野球場、新治学園義務教育学校建設など大規模事業が一段落したことによる減額という。 歳入は市民税は1.3%の増加を見込んだが、3年に1度の固定資産税の評価替えなどから市税全体では同比0.2%減とした。10月からスタートする家庭用ごみ袋の有料化により、ごみ処理手数料収入を2億2500万円計上する。17年度がピークだった市債(借金)は、大規模事業の完了により減額に転じるという。 新年度の主な事業は、1969年に建設された市民会館の耐震補強と大規模改修を実施し、大ホールの座席幅を広げるほか、エレベーター設置、トイレ改修などを実施する。完成は2019年度で全体事業費は23億円。合併特例債の活用可能額167億6000万円のうち残り1億800万円を財源の一部に充て、使いきる。 土浦港周辺の拠点施設は、2010年にプロパストから取得し暫定広場になっている「つくば霞ケ浦りんりんロード」沿いの用地に、総額2億3000万円でサイクリング拠点施設とイベント広場、100台分の駐車場などを整備し、民間参入の呼び水とする。土浦駅ビルに3月オープンするサイクリング拠点施設「りんりんスクエア土浦」は鉄道利用のサイクリング愛好者向け、土浦港周辺はマイカー利用者の拠点になるという。 ほかに、今年10月6日に開催予定の土浦全国花火競技大会のブランド化を図ろうと、土浦駅前のビル壁面に花火を題材にした映像を投影するプロジェクションマッピングを実施するほか、東京・品川駅自由通路44面で花火大会の映像を上映する(1600万円)。 老朽化した第1・第2給食センターを統合して新治庁舎跡地に建設する学校給食センターは18年度に着工する。完成は20年度で全体事業費は37億2900万円になる。

女子プロ野球入団の岡田桃香さん 東風高でネット確定申告を体験

【崎山勝功】土浦市出身で4月から女子プロ野球球団・レイア(京都府)に入団する岡田桃香さん(17)=つくば国際大学東風高校3年=が21日、かすみがうら市上土田の同校で確定申告を体験した。インターネットでの確定申告(e-Tax)普及促進のため、土浦税務署が岡田さんを「e-Tax推進大使」に委嘱し実施した。 岡田さんが「プロ野球選手として収入を得た」との想定で、事業所得を申告する確定申告書の作成を体験。税務署職員から操作方法を教わりながら、パソコン上で確定申告書を作成した。体験した岡田さんは「(職員に)聞きながらだったけど、ワンクリックでどんどん進めるし、自分で計算しなくても(確定申告が)できる」と感想を話した。 塩田義道署長は「わざわざ申告会場に来なくても、自宅のパソコンで24時間いつでも申告ができる」とメリットを説明した。 3月21日、名古屋ドームでデビュー 岡田桃香さんは、3月21日にナゴヤドーム(名古屋市)でのリーグ開幕戦でデビューする。 同校男子硬式野球部に所属し、17年夏の高校野球県大会の開幕式に参加。同年11月のプロテストに合格し、女子プロ野球球団に入団を決めた。レイアは選手育成が目的の球団で、優秀な成績を収めると現在3球団ある女子プロ野球のトップチームのいずれかに所属できる。岡田さんは身長163㌢、右投げ左打ち。同球団では背番号36番で内野手を務める。 岡田さんは「これからプロになって、まずはけがをしない身体を作り、トップチームの球団に入って、新人王と三冠王を取りたい。女子プロ野球の普及に努めたい」と抱負を述べた。 塩田署長は「岡田さんには子どもたちの『憧れの的』になって、女子プロ野球を大いに盛り上げていただきたい」とエールを送った。 ◆自宅パソコンで確定申告をする「e-Tax」の方法は、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスして申告書を作成する。申告書の提出方法は①作成コーナーから「e-Tax」でデータ送信(事前にマイナンバーカードと電子情報を読み込むICカードリーダライタが必要)②プリンターで印刷して税務署に郵送(マイナンバーカードやICカードリーダライタが無い人向け)―の2種類がある。同署によると、2017年分の確定申告では全申告者の49・1%がネットでの確定申告(郵送での提出含む)という。2019年1月からはIDとパスワードがあればe-Taxを利用できるようになるという。

壁一面に春呼ぶ手作り作品 アートカフェでひな祭り つくば

【鈴木萬里子】つくば市天久保のアート&カフェ「サンゴミズキ」でひな祭りが開かれている。館内は春を呼ぶ手作り作品が所狭しと飾られている。中でも12点の大きなつるしびなが壁一面に飾られ、ひな祭りを盛り上げている。 つるしびなには古布を縫い合わせて作った小物が飾られている。草履(ぞうり)は早く歩いてほしい親心、トウガラシは虫がつかないように、ネズミはくるくる働けるようにという由来があり、女の子の成長を願う親心を託しているという。 同カフェで開かれている講座の一つ「和物」(糸賀幸子講師)の生徒が1年間かけて作り上げた。糸賀さんが京都まで出向いて仕入れ、時には色染めもした古布を縫い合わせた。今年はつるしびなのほか、運をかき込む縁起物の熊手を制作した生徒らもおり一角に展示されている。サンゴミズキのオーナー五十嵐とし子さん(75)が毎年作りためたつるしびなもある。 土浦から初めて訪れたという70代の女性2人は「知人に勧められて初めてこちらに来た。すてきな空間につるしびながあでやかで、見るだけで楽しくなる」と感心していた。五十嵐さんは「生徒さん達が丹精込めて作った作品をたくさんの人に見てほしい。見てもらうことは作る楽しみになる。作品を見るだけで春が来る感じがしますよ」と笑顔になった。 同カフェにはレンタルスペースが併設され、専門の講師が和裁のほか、カリグラフィ、陶芸、油絵など14の講座を教えている。 ◆雛祭りは28日(水)まで。午後1~4時、入場無料。「和物」教室は第1,3木曜午後1時から。問い合わせは090・4548・9740(五十嵐さん)http://sangomizuki.tsukuba.ch/

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つくばの高齢者施設でさらに5人感染 新型コロナ

つくば市内で新型コロナウイルスの感染が確認された同市北条、介護老人保健施設アレーテルつくば(運営・恵仁会)の40代女性職員の濃厚接触者について、県は1日、調査の結果さらに5人の感染が確認されたと発表した。5人は80代から90代の施設入所者。同施設での感染者は計10人になる。 5人は、つくば市在住90代男性、つくば市90代女性、桜川市80代女性、つくば市80代女性、つくば市90代男性。3人に熱などの症状があるが、2人は症状がないという。 1日は入所者14人と職員16人の計30人にPCR検査を実施した。25人は陰性だった。県は濃厚接触者をさらに調べている。 県内初の死者、70代の2人 県は同日、県内で新型コロナウイルスによる初めての死者が発生したと発表した。県内の医療機関に入院していた70代女性と、12月から別の病気で入院していた70代男性の2人で、遺族の意向で詳細は公表しないとしている。 新型コロナウイルスの関連記事はこちら...

《ことばのおはなし》20 私のおはなし⑨

【コラム・山口絹記】サイドテーブルに妻の電波時計と、私のメモ帳とペンケースが置かれていた。寝ている間に妻が届けてくれたのだろう。 深夜0時。失語発症から約7時間。文庫本に書かれた文字は全く認識できない。とにかく、今は勉強だ。寝ている場合ではない。 左手人差し指を挟んでいた脈拍測定器を右手に付けかえ、左手で鉛筆を持ち、少し考えて文字を書いた。 “Cogito ergo sum. I think therefore I am.”

つくば-水戸高速バス 1日から平日20便に

【山崎実】研究学園都市つくばと県都水戸を直結する高速バス(TMライナー)が、4月1日から増便され、通勤や通学、出張、レジャーなどさらに利便性向上が図られる。 TMライナーは昨年10月から増便が行われ今年3月までは平日が16便(8往復)、土日祝日は8便(4往復)だった。4月から平日に4便(2往復)増やし20便(10往復)となる。 朝夕の時間帯は現在、30人前後が利用している。「今回の増便でつくば-水戸間の通勤・通学、観光など多方面の利便性向上と、都市間連携の相乗効果が期待できる」と県交通政策課。 その裏付けが今回のダイヤ改正で、つくばセンター発では朝6時55分発を新たに増便し、朝6~7時台が2便から3便に増える。水戸駅南口発では午後8時台を増便し、午後5~10時台が3便から4便に増える。 つくば-水戸間の通勤・通学などを意識した改正になっており「交流人口の拡大と、地域全体の活性化につながれば」(同課)と増便の意義を話している。

つくばの高齢者施設で新たに3人が感染 新型コロナ

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