木曜日, 4月 25, 2024
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筑波学院大学 八千代町 -検索結果

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日本一のハクサイ産地、八千代町を活性化へ 筑波学院大学生らが挑戦

日本一のハクサイ産地として知られる八千代町の活性化に、筑波学院大(つくば市吾妻)の学生らが挑戦する。第一弾として1日、学生約20人と高藤清美学部長らが同町をバスで訪れ、ハクサイの収獲作業や露天風呂などがある八千代グリーンビレッジを見学した。今後さらに意見交換会などを開いて町おこしのアイデアを提案していくという。 同大と町商工会が9月に町活性化を目指す協定を締結。協定に基づき1日、町商工会地域活性化推進委員会(高塚幹夫委員長)の案内で、町役場、町歴史民俗資料館、平将門ゆかりの山川不動尊(結城市)などを回った。ベトナムやモンゴルからの留学生も参加した。 役場では町まちづくり推進課の馬場俊明参事が町の強みと弱みを説明。強みはハクサイのほかキャベツ、レタス、ナスなどが全国屈指の生産量を誇るほか、家族1世帯当たりの人数が3・14人と県内1位(県平均は2.56人)だと話した。弱みは、公共交通が少ない、病院が少ない、雇用の場が少ないなどと説明した。 ハクサイ畑では、根元を包丁で切って外側の葉を取り除く収獲の様子を見学。約10haの畑で栽培する大久保真宏さん(45)は「今年は(秋冬ハクサイの出荷の)出だしが1箱(6~8個入り)200円にしかならなかった。収入が不安定」などと課題を話した。特産のハクサイと県産の豚肉を使った町オリジナルのキムチ鍋なども味わった。 参加した3年の鈴木光介さん(21)は「町の弱みとして若い女性の転出が多いと聞いたので、八千代町ならではの若い女性が働きやすい環境づくりを提案できれば」などと話した。 商工会活性化推進委の高塚委員長は「これからの社会を担う若者たちに、地域の経済やこれからのビジネスの在り方を勉強してもらえれば」と期待を話し、高藤学部長は「交流しながら活性化の提案をし、未来志向の産業創生に貢献する人材を育てていければ」と語っていた。(鈴木宏子)

小学生や高校生も提案 筑波学院大と商工会が八千代町アイデアコンテスト

【鈴木宏子】町を活性化させるアイデアを募集しようと、筑波学院大学(つくば市吾妻)が共催して20日、「八千代町の未来を創るアイデアコンテスト2018」(同町商工会=諏訪善作会長=主催)が同町役場で催された。地元の小学生や高校生も参加し、特産品の白菜、メロン、梨などの魅力をSNSで発信しようと提案する姿が目立った。 同大の学生や町民から、計69件の応募があり、最終審査に残った10組のプレゼンテーションが行われた。 温泉やレストランがある八千代グリーンビレッジ憩遊館(けいゆうかん)のレストランでインスタ映えする白菜やメロンのメニューを提供したり、ユニークなイベントを開催して、若者に注目される施設に作り換えようと提案した同町立下結城小6年の中茎星夏さん(12)さんが最優秀賞に輝いた。 中茎さんは、インスタ映えするオブジェを展示するなど特産品の玉ネギの新しい魅力を次々に発信している兵庫県淡路島の取り組みを例に、八千代町特産のメロンを使った「メロン丸ごとジュース」や、白菜を使った「白菜豚肉ミルフィーユ キムチ鍋」などの新メニューを提案した。 ほかに川西小6年生からは、梨でジャムを作り米パンにはさんだ新メニュー「八千代サンド」の提案などがあった。電気や機械を学ぶ八千代高校の高校生からは、自分たちができる優しいまちづくりとして、高齢者宅を訪問し、埃が付着したコンセントを掃除したり、電球を交換する活動をしたいという提案があった。筑波学院大の学生などからは、白菜漬けを使ったSNSによる白菜のり巻きコンテストの開催、小中一貫校の設置と廃校の活用などのアイデアも出た。 同商工会地域活性化推進委員会の高塚幹夫委員長は「大学の指導を受けながらアイデアコンテストを開催し、小学生からもアイデアが出た。町をどうしたらいいか、どのような資源があり、活用できるかを皆で考えることが一番の活性化になる。今後も何回か開催し、一歩でも実現につなげたい」と話した。 同大と同商工会は2017年に町の活性化を目指す協定を締結し、これまでも学生らが活性化策を提案してきた。今回は同大のほか町民からも広くアイデアを募集した。高塚委員長は「集まったアイデアを実現できるようにしたい」と話している。 ➡筑波学院大学と八千代町の関連記事はこちら

SNSで白菜のり巻きコンテストなど 筑波学院大生 八千代町活性化へ提案

【鈴木宏子】日本一の白菜産地、八千代町の活性化に取り組む筑波学院大学(つくば市吾妻)学生による初めての成果発表会が22日、同大学で開かれた。①SNSを活用し白菜のり巻きデザインコンテストを開催する②キャンプ場がある八千代グリーンビレッジでセグウェイ体験ツアーを開く③使わなくなった施設などに日本語学校を設立する―の三つの提案が出された。 昨年、同大と連携協定を締結した町商工会地域活性化推進委員会(高塚幹夫委員長)のメンバーらを招いて開いた。昨年12月、同委員会の案内で八千代町を見学した3、4年の学生と留学生10人が、3グループに分かれて提案した。 白菜のり巻きは、ご飯ではなく塩抜きした白菜漬けを使って、生サーモンやソーセージ、卵などをのりで巻き、花びらや子どもの笑顔などの形をつくる太巻きずし。白菜のしゃきしゃきした歯ごたえが特徴だ。 若い人の間で、ツイッターやインスタグラムなどのSNSに写真を投稿して見栄えを競う「インスタ映え」が人気なことから、若者に八千代町の白菜をもっと知ってもらう方法として、町ホームページのSNSでコンテストを開催し、地元高校生などに審査してもらったらどうかと提案した。 参加した同町まちづくり推進課の馬場俊明参事は「昨年10月、町のホームページでインスタグラムが始まったのでさっそくコンテストをやりたい」と即座に応じ、メンバーからは「白菜の産地に住んでいるが白菜のり巻きを食べたのは初めて」「酒のつまみにしてもおいしい」などの感想も出た。 提案した経営情報学部3年の志賀瑞歩さん(21)は「かわいい形にしたいと思った。まさか本当にコンテストを開いてくれるとはびっくり。若い人たちがツイッターなどで白菜のり巻きを目にしてくれるようになればうれしい」と話していた。 セグウェイ体験ツアーの提案に対しては、今年11月開催の「八千代の秋まつり」に同大が出店しセグウェイ体験ツアーを開催する、日本語学校については、手始めに町民が同大留学生をホームステイで受け入れるなどの方向が示された。 高塚委員長は「我々では考えつかないアイデアを提案していただいた。(白菜の加工・販売まで手掛ける)6次産業化できれば雇用の場も広がるので、提案をベースに進めていきたい」と話し「日本語学校の提案は、留学生が八千代町で日本の技術を学び、帰国して会社を起こしたとき、技術を教えた八千代町の企業が海外で活躍する機会にもなるのでは」と可能性の広がりに期待を寄せていた。

250インチ大型スクリーン寄贈 筑波学院大に 学生や市民の作品上映

【鈴木宏子】筑波学院大学(つくば市吾妻)に18日、縦3.3メートル、横5.3メートルの250インチ大型スクリーンが寄贈された。同大には映像コンテンツの制作を学ぶメディアデザインコースがあることから授業などで活用する。市民も利用できるようにし、学生や市民が制作した映像コンテンツを上映したり、名画を鑑賞するミニシアターを開くなどの構想もあるという。 環境保全サービス会社、安田(八千代町塩本)の安田忠司会長(66)から100万円の寄贈を受け、同大が大型スクリーンなどを購入した。 安田会長は八千代町商工会地域活性化推進委員会の副委員長を務める。特別履修生として同大で国際経済を学んだことが縁で、同大と商工会は2017年、八千代町の活性化を目指す協定を締結した。 協定に基づいて今年2月、商工会が同大と共催し、町を活性化させるアイデアを募集する「八千代町の未来を創るアイデアコンテスト2018」を開催したばかり。コンテストには地元の小学生や高校生からも応募があり、小学6年生が最優秀賞を獲得するなど、10代の活躍が目立った。 安田会長は「コンテストの開催が刺激になって、町の小学校からは来年もぜひ開催してほしいという声が掛かっている。思ってもいない結果が出ている」と話し、「大学にお世話になったことへの感謝の気持ちと、4月から大学に地域デザインコースが新設されることから、大学の飛躍を願っての寄付。ぜひ役立てていただければ」と語る。 スクリーンは本館2階の講堂などで使用する。同大はつくば市などと共催して毎年、つくばからの文化発信と次世代の才能発掘を目指す短編映画祭「つくばショートムービーコンペティション」を主催している。同大で開催する際はこれまで、専門業者から大型スクリーンを借りて上映などしてきたが、これからは寄贈品を活用する。移動式のため屋外でも利用可能だという。

日本への関心高まる インドネシア中学生 着付けや茶道体験 筑波学院大

【橋立多美】研修で来日しているインドネシアのジョグジャカルタ第5中学校の中学生20人(男子12人、女子8人)が18日、つくば市吾妻の筑波学院大学で着付けと茶道を体験した。 男女に分かれて着付け体験が行われ、男子生徒は紺色や茶色の着物に角帯、兵児帯を締めた 。女子生徒のための教室は色とりどりの着物と帯が並べられ、好きな色と柄を選んで初体験を楽しんだ。着付けが終わると鏡に映る姿に喜び、お互いにスマホで撮影する様子が見られた。着付けは、つくば市在住で着物に詳しい佐々木悠紀子さんらが担当した。 着物姿の生徒たちは和室「さくらの間」に移動し、土浦在住の宮本昌子さんと同大卒業生たちのお点前による抹茶の接待を受けた。表千家に精通した宮本さんの「お茶碗の正面に口をつけて汚さないよう、左へ2回まわして飲み干します」など、作法の説明に神妙な面持ちで聞き入った。 男子生徒たちは「緊張したけど日本の文化が分かってハッピー」。女子生徒たちは「着物はきれい。お茶はおいしかったけど、足がしびれて困った」と口をそろえた。 研修は、同大国際別科と交流協定を結んでいるインドネシアの日本語機関が企画し、同大が支援している。来日した一行は、日本に興味のある人を対象にした同中学のジャパンコースを選択した生徒たち。日本人と交流し、多様な経験をしてもらうと共に、日本語学習に対する意欲を高めてもらい、将来日本へ留学を希望する若者を増やすことが目的だ。 同大の金久保紀子教授は「インドネシアからの研修を受け入れるのは今回で10回目。インドネシアの生徒さんたちの日本への関心の広がりに驚いている。本校学生や日本語教員養成プログラムの方たち、卒業生の方たちの研修と集いの場にもなっていることがうれしい」と語った。 13日に来日後、八千代町立東中学校での生徒との交流や、同大でパソコンを使ったアニメーション作成を体験するなど見聞を広めた。同大の研修は着付けと茶道体験で修了したが22日まで滞在し、BiViつくばの交流サロンで開催される筑波大学の「インドネシアウィーク」 に出演してパフォーマンスを披露する予定だ。

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