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筑波大お笑い集団 「放課後定期ライブ」展開中!
2020年1月29日
【山口和紀】筑波大学の学生サークル「つくばお笑い集団DONPAPA(ドンパッパ)」は、漫才やコントなど「お笑い」を中心に活動している。およそ月に1回のペースで「放課後ライブ」と称した定期ライブを行う。「つくばにお笑いの場を」―を理念に掲げ、お笑いの場が少ないつくばで、様々なお笑い企画を展開している。 メンバーは約15人。理系から文系まで幅広い学類のメンバーが集まる。2018年4月に結成され、今年で2年目になる。現代表は川合福太郎さん(社会学類2年)。 24日には「第6回放課後ライブ ガチンコお笑いライブ」が行われた。およそ30人の観客が集まり、8組のネタが披露された。このライブの企画・運営を担当した同団体の桑田和哉さん(生物学類1年)は「今回のライブから、私の発案で、サークル内で事前にオーディションを行い、披露するネタを厳選することにした。序盤から観客の皆さんに盛り上がってもらえて良かった」と話した。 今回のライブでは上級生だけではなく1年生も活躍した。桑田さんと根本遥隆さん(比較文科学類1年)のコンビ「禅問答」だ。2人のコントの設定はコンビニ店員と買い物客のやりとり。根本さんは「ネタのコンセプトとして、よくいる『迷惑な客』をテーマにしたかった」と話す。なぜか異常なまでにスナック菓子の「うまい棒」を買っていくお客さんと、それに対する店員のリズミカルなツッコミで、会場は大いに盛り上がった。桑田さんは「僕は飲食店でアルバイトをしている。レジの担当ではないが、迷惑な客とのやり取りをイメージしてみた」とネタ作りの経緯を語る。次回のネタは「飲食店で、お冷だけで長時間しのぐ客」をテーマにしたいと話した。 この日の観客の多くは学生だったが社会人も来ていた。ライブを見に来た市内に住む社会人の男性は「代表の川合君を見に来た。よくDONPAPAのライブには来ている。若い子たちがどんな風に社会を見ているのかが分かって面白い」と話していた。 DONPAPAは同大の落語研究会のメンバーが「お笑いを通じて、サークルや専門科目の垣根を越えた大会を作りたい」と、14年にお笑いグランプリ「T-1グランプリ」を企画、開催したのが始まり。その後、全国の大学生にも参加を募って投稿型大喜利「お笑いモジュール期末試験」(現在は「全国統一大学生お笑いテスト」に名称変更)を開催したり、筑波大の学園祭で大喜利の参加型展示企画「つくば大喜利ランド」を開くなどしている。 ◆次回ライブは3月15日。ライブハウスFROG(つくば市天久保1丁目6-7)で催される。DONPAPAのツイッターアカウントはこちら。ライブの告知もツイッターで行っている。定例ライブは月に1回程度。学外からの参加も歓迎。 ➡筑波大学関連の過去記事はこちら
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