金曜日, 3月 29, 2024
ホーム検索

%E5%9C%9F%E6%B5%A6%E8%8A%B1%E7%81%AB -検索結果

If you're not happy with the results, please do another search.

土浦花火弁当 お披露目

11月4日開催の「第92回土浦全国花火競技大会」で販売される土浦花火弁当がこのほどお披露目された。地元の飲食店が土浦の食材を使って作った料理を、花火の打ち上げ筒に見立てた3段重ねの容器に詰めた花火大会限定の弁当だ。昨年は飲食の制限があり300個ほどしか販売できなかったが、今年はコロナ禍前と同じ3000個の販売を目指す。 今年は日本料理店やレストランなど飲食店6店と1組合が提供する。販売するのは▽ふぐ・あんこうの「喜作」(同市神立中央)▽老舗料亭の「霞月楼」(中央)▽弁当・ケータリング・会食の「さくらガーデン」(宍塚)▽和食の「蓮の庭」(阿見町実穀)▽「寿司の旦兵衛」(大和町)▽つくだ煮とうなぎの「小松屋」(大和町)▽土浦飲食店組合。 土浦のレンコンや霞ケ浦のシラウオなどの地元食材や、常陸牛、アンコウなど茨城の食材をふんだんに使った炊き込みご飯、天ぷら、ローストビーフ、煮物などを提供する。花火大会は肌寒くなる季節に開催されることから、釜めしは観覧席で容器に付いたひもを引っ張ると加熱され熱々の状態で味わうことができるなど心づくしのメニューを用意する。 土浦花火弁当は、飲食店などでつくる「土浦市食のまちづくり推進協議会」(堀越雄二会長が、土浦名物の花火弁当をつくって全国から訪れる見物客に味わってもらおうと2006年から販売を始めた。同弁当部会の嶋田玲子部会長は「食を通して土浦の良さをPRしていきたい」と意気込みを話す。市観光協会の中川喜久治会長は「土浦の食材を使って腕によりをかけて提供する。去年はコロナの制約があったが、今年は何とかコロナ禍前に戻って、土浦のお店の力を全国に発信したい」と話す。 弁当の価格は物価高の影響で昨年より若干高くなり、2000円台から4000円台になる見込みという。 ◆花火弁当は事前予約が必要。花火大会当日、桟敷席近くで受け取ることができる。市観光協会のホームページ(HP)と各飲食店のHPで案内し、事前予約を受け付ける。詳しくは電話029-824-2810(市観光協会)へ。

業者ごみやら粗大ごみまで 土浦花火大会明けて、市民ら清掃活動

【崎山勝功】2年連続で事故が起きた第88回土浦全国花火競技大会から一夜明けた27日早朝、土浦市佐野子の桜川河川敷周辺では、小中学生や地元住民などの市民ボランティアが手分けして放置ごみの回収に当たった。例年臨時ごみ置き場には、見物客の置いていったごみだけでなく、露天商が出した産業廃棄物や、花火大会と関係ない家庭の粗大ごみが出されており、市商工観光課は露天商らで組織する外商組合に廃棄物の持ち帰り協力を口頭で依頼しているほか、粗大ごみ不法投棄対策として「家庭ごみを出さないように、との看板を出すことを含めて検討する」としている。 27日午前7時ごろの桜川河川敷の無料観覧場所には、ビニールシートやテーブルなどが散乱していた。現場は25日に降った大雨で地面がぬかるんでおり、一部の清掃ボランティアは長靴を履いてビニールシートの撤去に当たっていた。清掃ボランティアの男性は「今年は大雨でぬかるんでいるの片づけは大変そうだ。ビニールシートとか持ち帰ってくれればいいのに」と話した。 JR土浦駅西口の歓楽街・桜町では、清掃ボランティアたちが吸い殻や空き缶などを回収していた。同町内の飲料水自動販売機横のごみ箱には、見物客らが捨てたごみであふれていた。 相変わらずの「便乗不法投棄」 花火大会の複数の臨時ごみ置き場には、可燃ごみの他に、段ボール紙や廃食用油、野菜くず、売れ残りの焼きそばなどの産業廃棄物や、家具や廃家電などの粗大ごみが捨てられていた。 このうち、同市生田町の臨時ごみ置き場には、可燃ごみに混じって廃食用油などの産廃をはじめ、テレビや空気清浄機などの廃家電製品が見られた。 同市田中のごみ置き場には、露店の売れ残り商品や段ボール箱などが捨てられており、近くを通りかかった住民は「ここの住民は(花火大会の)前日にごみを出している。段ボールは指定の日に出している。ごみの半分以上が業者のごみではないか」と、不快感を示した。清掃ボランティアの女性は「毎年のように業者が捨てていく。売れ残りのベビーカステラもある」と明かした。 市商工観光課の担当者に臨時ごみ置き場の写真を見せたところ、担当者は「花火大会前に外商組合と打ち合わせをしているが、その中で『ごみは持ち帰りいただきたい』と協力依頼を口頭でしている」と述べた上で、「今後も外商組合に協力をお願いしていく」と引き続き露天商に向けて協力要請する方針を示した。 ➡土浦花火大会の過去記事はこちら

土浦花火大会でまた事故 不発の花火が落下し破裂 男性1人が軽いやけど

【崎山勝功】26日午後6時35分ごろ、第88回土浦全国花火競技大会が開かれていた土浦市佐野子、打ち上げ会場の桜川河川敷付近の側道に、不発の花火1発が落下して破裂する事故が発生した。土浦警察署や市消防本部によると、破裂の際に近くにいた男性(43)が、花火の火の粉で右小指と首の右側に軽度のやけどを負ったほか、女性(44)が耳鳴りや吐き気などの症状を訴えた。2人は会場の救護所で手当てを受けたが、医療機関への搬送は無かった。 市消防本部によると、さらに事故現場近くにいた女性(43)と男児(6)の衣服が焦げたが、けがは無かった。 事故現場は、会場近くの学園大橋から約100メートル北側の路上で、一般の立ち入りが制限されていた保安区域の外だった。事故当時は複数の花火見物客がいたという。 花火大会実行委員会がある市商工観光課によると、事故発生を受けて打ち上げを一時中断し、安全確認をした上で次の打ち上げを再開した。交通機関への影響から、予定通り午後8時30分には打ち上げを終了した。打ち上げたのは、予定されていた89作品のうち3分の2の58作品だけだった。 事故から一夜明けた27日午前9時ごろ、花火打ち上げ場所の一誠商事市民運動広場(同市佐野子)には、県警の捜査員ら約10人が、花火の打ち上げ筒を調べたり、関係者から事故当時の状況を聞き取るなどしていた。 同市では昨年10月の大会でも、不発の花火が地上付近で破裂して見物客ら10人が軽傷を負う事故が起き、途中で大会が中止となった。このため、事故再発防止策として、現場に風速計を設置して、風速が打ち上げ場所で毎秒10メートルを超えるやや強い風が10分間平均で吹くときは大会を中断するほか、スターマイン花火の打ち上げ筒を観客席より離したり、打ち上げ筒が水平を保ち傾かないように水準器でチェックするなどの対応を取っていた。 市商工観光課は「事故原因は警察と協力して調査している」という。 ➡土浦花火大会の過去記事はこちら

豪華!「土浦名物花火弁当」予約開始

【鈴木宏子】10日26日実施される第88回土浦全国花火競技大会を前に、恒例の土浦名物花火弁当の予約が始まった。市観光協会土浦名物弁当事業者部会の8店1組合が、地元土浦の特産品を生かし、工夫を凝らした三段筒の豪華な弁当やオードブルなど16品を販売する。 販売店は▽うなぎ・佃煮の「小松屋」(電話029-821-0373、ファックス029-822-8075) ▽霞月楼グループの日本料理店「茶寮かげつ」(電話029-869-8416、ファックス029-869-8418) ▽和洋レストラン「さくらガーデン」(電話0120-396-014、ファックス029-896-8255) ▽すし・和食店「蓮の庭 にぎりや松」(電話029-842-4481、ファックス029-842-4432) ▽土浦中華組合 福来軒(電話029-821-1162、ファックス029-821-1162) ▽フランス料理店の「ル・タブリエ」(電話029-857-8110、ファックス029-857-8110) ▽明治22年創業の料亭「霞月楼」(電話029-822-2516、ファックス029-822-2518) ▽ふぐ・あんこうの「喜作」(電話029-831-7472、ファックス029-831-7657) ▽レストラン「つくし」(電話029-821-2195.ファックス029-823-1728) 三段花火筒弁当の価格は1800円~3000円(消費税込み)。 花火弁当は、戦後直後まで花火大会の日に、土浦の芸者衆が馴染みの旦那衆を招いてお重を振る舞いながら花火を見物した歴史を、「土浦食のまちづくり検討委員会」委員長の堀越雄二さん(75)がひもとき、例年80万人が集まる花火大会で土浦を全国に発信しようと15年ほど前にスタートした。昨年は計約3000個、約700万円の売り上げがあり、毎年販売額は1割ほど伸びているという。 予約方法は、販売数量限定の弁当もあるため、各店に電話して在庫を確認の上、所定の用紙に必要事項を記載してファックスなどで申し込む。料金は前払い。弁当は当日午後2時から7時の間、桟敷席近くの引き渡し所で受け取る。 詳しくは市観光協会のホームページ。 ➡土浦全国花火競技大会の過去記事はこちら

Most Popular