文化と観光で平和の種まきを 20日、つくばでスリランカを紹介

NEWSつくばチャンネルに出演したスリランカ出身のニルマール・ペレラさん

【谷島英里子】つくば市吾妻のBiViつくば2階交流サロンで20日、外国人が自国の文化や歴史を紹介する「世界お茶のみ話」が開かれる。土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」は19日、第32回の講師を務める、スリランカ出身のニルマール・ペレラさん(41)をゲストに招いてインタビューした。

「世界お茶のみ話」はつくば市国際交流協会主催。毎月第3土曜日に各国の講師が自国を紹介しながら、自国のお茶を振る舞うのが特徴で、参加者全員で語り合う。今回は紅茶の国スリランカのミルクティーが登場する。

ペレラさんは、宝石の町として名高い町ラトナプラで生まれた。子どものころからスリランカを走る日本車やテレビドラマを目にしていて、叔父が日本の大学で教授になったことから、日本にあこがれがあった。2005年に来日し、東京都内の日本語学校を経て、龍ケ崎市にある流通経済大学国際観光学科を卒業。その後、旅行業を手がけるセイロン興業を立ち上げた。現在はつくば市に妻と子ども2人の4人で暮らしている。ボランティア活動にも積極的で、東日本大震災の際にはスリランカ大使館の職員とともに、仙台などに行き3日間、がれきの掃除や炊き出しを行ったという。

旅行業も順調だったとき、痛ましいニュースが入ってきた。4月にスリランカで発生した連続爆弾テロ。258人が犠牲となった。ペレラさんは、「スリランカは30年間ほど内戦状態にあったが、それ以来10年は平和が続いていた。内戦やテロのことを忘れかけていた。世界中から観光客が訪れ、観光ランキングも上位だった。本当に大変なこと」。今回、日本人や他国の人にスリランカの話をたくさんしたい。「『文化と観光で平和の種まき』という気持ちで仕事をしているので、世界お茶のみ話がそれのきっかけになれば」と話している。

会場では妻のナディーシャさんによるスリランカ舞踊も披露もある。時間は午後3時45分~午後5時15分。参加無料。