【崎山勝功】女子サッカー3部のチャレンジリーグで戦う「つくばFCレディース」のホーム戦が、19日午後1時、本拠地のセキショウチャレンジスタジアム(つくば市山木)で行われ、ノルディーア北海道(北海道)と2度目の対戦を迎える。ホームゲームに来てもらおうと同チームの選手らが7日、筑波学院大学(同市吾妻)の1、2年生に向けてPR活動を行った。

同FCは19日、同大の学生と教職員を無料招待する。授業の空き時間に教室を訪れた同チームDFの藤井志保選手は「大学を卒業してからつくばFCに就職して、働きながら活動している」と自己紹介し、チームの活動紹介や19日のホームゲームへの観戦呼び掛けを行った。

この日の呼び掛けで同FCを初めて知ったという学生も多く、チームのパンフレットや特別招待のチラシなどを手に、選手たちの話に耳を傾けていた。

DFの菅原明香選手は「1人でも2人でも来てくれたらうれしい。ぜひ応援してもらえれば」と話していた。

同チームの今季の成績は1勝3敗1分けで現在5位と厳しい状況。対戦相手のノルディーア北海道とは4月29日の試合で0―3で敗れており、同チームとしては挽回したい一戦だ。

同FCと同大は、2015年6月につくば市を交えて「スポーツのまちつくば」に関する協定書を締結。16年4月に同大に人工芝のサッカーグラウンド「Tフィールド」を整備し、地域スポーツの振興拠点となっている。また、同FCは同大コミュニティカレッジ内にスポーツ系の講座を開講するなど連携を深めている。