筑波学院大学(つくば市吾妻)は、学生たちが地域に出て社会貢献活動をする「オフ・キャンパス・プログラム(OCP)」に取り組んでいる。同大経営情報学部ビジネスデザイン学科2年の池田梨花さんは9月から12月まで、OCP活動の一環でNEWSつくばの取材現場に同行したり、映像素材の編集などに取り組んだ。

筑波学院大学
経営情報学部ビジネスデザイン学科 2年
池田梨花さん

 

―NEWSつくばを選んだ理由は?

私は映像制作関係の仕事にもともと興味があります。それが体験できる場所を選びたいと思っていたところ、NEWSつくばを担当の先生に紹介してもらいました。

―実際に取材に同行してみてどうでしたか?

私は3本取材に行きました。1本目は美浦村の戦争遺跡、鹿島海軍航空隊跡地(8月15日付16日付)をドローンで撮影する取材に同行しました。ドローンが実際飛んでいる様子を初めて見ました。ドローンによる空撮の操作を見せていただいて、撮影方法を勉強することができました。

ドローン撮影に同行した鹿島海軍航空隊跡地の取材=8月、美浦村

県南の小学校の校庭にある、二宮金次郎像の左手がなくなっていることについて取材に同行したのが2本目です9月11日付)。学校の方の話を伺ったところ、結果的には左手がない理由はわかりませんでした。でも取材に行ったことは面白かったです。二宮金次郎像そのものも、見たのは初めてです。

3本目はつくば市の防災科学技術研究所で行われた耐水害住宅実証実験の取材(10月2日付)に同行しました。ちょうど大雨による川の氾濫などで各地が大変な時期だったので、水害対策は本当に大事だと思いました。かなり大規模な公開実験で、テレビ局や新聞社など報道の方がたくさん取材に来ていました。私の隣で取材していた民放の方のカメラなどの装備がすごかったです。

この取材から戻ってから動画を編集する方法も勉強し、ナレーションも入れました。声を入れるのはタイミングなどがとても難しかったです。

NEWSつくばの編集会議に参加する池田さん(左)。右は坂本栄理事長

どの取材のときも楽しくていい経験ができました。でも記者の方がその日のうちに記事を仕上げるのを見て大変だなと思いました。OCPは終わってしまいましたが、時々またお話を伺いに行けたらいいなと思っています。

―大学生活はどうですか?これから大学ではどんな勉強をしたいですか?

龍ケ崎市に住んでいて学校まで結構遠いのですが、バスと電車を乗り継いで通っています。2年生までと違って、3年生になると専門的なコースに進めます。私はメディアデザインに進んで、映像の専門的な勉強をしたいと思っています。

―今はまっていることありますか?

スマートフォンのアプリゲームが好きなんです。「グランブルファンタジー」や「アイドル育成ゲーム」に今はまっています。

―将来はどんなことをやりたいですか?

テレビ局などマスコミ関係に進みたいです。映像制作の仕事をしたいと思っていましたが、NEWSつくばでの取材もすごく楽しかったので記者の仕事にも興味が出てきました。

(聞き手: 伊藤悦子)