映像や立体作品で迫る 1日まで筑波学院大地域デザインセンター展

筑波学院大学の教員4人とゲストアーティスト6人による「MEDIA DESIGN」=つくば美術館

【伊藤悦子】筑波学院大学地域デザインセンター展「メディア・デザイン(MEDIA DESIGN)」が27日、つくば市吾妻のつくば美術館で始まった。9月1日まで。今年で4回目となる展覧会には、同大学の教員4人と、つくば周辺で活躍するゲストアーティストら6人の映像作品や立体作品24点が出展された。また17日に開催された子どもワークショップで作った鳥笛「バードコール」も、映像と写真で観ることができる。

大学教官4人+ゲスト6人

同センターはデザインを通じて地域と連携する活動拠点として大学が設けた。同大学の高嶋啓教授は自らもガラスアートを出展、「アーティストとしての活動を学生たちに触れて欲しいという気持ちで展覧会を開いている。また筑波学院大学を地域に根差した大学として、市民の方々にも知ってもらいたい」と話している。

同大学の堀聖司助教は、スクリーンでもVR(バーチャル・リアリティ)でも楽しむこともできる映像を手掛けた。「仕事の合間に制作時間を作り、2~3カ月かけて制作した。ストーリー性はないが、頭や心もからっぽにして、車窓から景色を眺めるような気持ちで観ていただければ」と語る。

「MEDIA DESIGN」に展示された作品=同

展覧会では同大学の学生が、搬入や受付などを手伝い関わっている。「飾り付けなどを前日から手伝った。美術品の展示には気を遣ったが、実物は迫力がある。照明を当てる角度を細かく調節して、影の出来具合もチェックした。影も含めてひとつの作品であるということを知った」と4年生の滝沢里奈さん。

受付をしていた4年生の大和田圭吾さんは「昨日の搬入から手伝っている。普段見ることのできない先生方のアート作品に触れられて勉強になった。卒業制作にちょっと行き詰っていたが、とてもいい刺激になった」と話した。

たまたま通りかかり、入ってみたという同市の嶋田史さんは「現代アートはおもしろい。製作途中の映像が流れていたり、音が鳴っていたりするのも良い」と作品一つひとつに見入っていた。

◆入場無料。開館時間は午前9時30分から午後5時まで。(最終日9月1日は午後3時終了)
8月30日(金)、31日(土)は午後1時から中田真由美さんと夏秋文彦さんの演奏パフォーマンスが予定されている。